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原発避難区域で大量の骨とう品盗んだか
4月27日 15時43分

原発事故の避難区域に指定されている福島県大熊町の住宅に侵入し、骨とう品を盗んだとして44歳の会社員が警察に逮捕されました。
自宅からはおよそ470点の骨とう品が押収され、警察は、避難区域に許可を得て立ち入り、仕事の合間に盗みを繰り返していたとみて調べています。
逮捕されたのは、福島県いわき市草木台の会社員、松崎泰弘容疑者(44)です。
警察によりますと、松崎容疑者は先月26日、原発事故の居住制限区域にある大熊町の住宅に侵入し、皿やきせるなど骨とう品4点、2万9000円相当を盗んだ疑いが持たれています。
住民が一時帰宅した際に家の中から逃げる男を見つけ、防犯カメラの映像などから犯行が明らかになったということです。
警察の調べに対し容疑を認め、「骨とう品が好きで泥棒しながら集めた。平成24年10月ごろから大熊町の帰還困難区域などで、回数を覚えていないくらい盗みを繰り返していた」と供述しているということです。
自宅からは、つぼやよろいなど、およそ470点の骨とう品が押収されていて、中には数百万円するブロンズ像もあったということです。
警察は、松崎容疑者が、修理関係の仕事で原発事故の帰還困難区域に国などの許可を得て立ち入り、仕事の合間に盗みを繰り返していたとみて裏付け捜査を進めています。

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