自動改札機に対してSuicaを接触させるのが甘かったのか、ピンポーンとゲートが閉まる。すると後ろに居たビジネスマンが『チッ』と舌打ち。
別の日。私がスーツケースをコロコロと引いている時に、前から来た同じくスーツケースを持った男性とケース同士が接触。こちらがすいませんと言ったその瞬間に、相手の男性が『チッ』と舌打ち…。
そんな感じで誰かに舌打ちを浴びせられることって誰しもあると思いますが、される側からするとその全てのシーンで激しく不快な印象が残るんですよね。たぶん、舌打ちをする側はそんな深い意味もなくチッってやるんでしょうけれども、ほんと、喧嘩っぱやい人だったら、舌打ちされた瞬間に口論になってしまってもおかしくないと思います。
なぜ舌打ちするのだろうか?
私自身、舌打ちする癖がまったくないので、心のなかでチッと思ったとしても舌打ちをすることはありません。しかし、舌打ちが癖になってる人だと、携帯を見てもチッ、歩いていてもチッ、スポーツをしてもチッと、常になにをしててもチッチッやってますよね(苦笑)
しかしなぜ彼らはチッチッやってるんでしょうか?舌打ちはその人が持つイメージをネガティブにしてしまうだけでなく、周りを不快にさせるのでほんとやめてほしいな…と思ってしまいます(個人的には唾吐きと同じくらい、悪い印象…)。
あっ、試しに調べてみたらWikipediaにもこう書かれてました。私だけが感じてる印象じゃないんだなと一安心…。
日本では歯がゆいことがあった時や悔しい時など、何らかの不快なことがあった時に行われることが多い。このため、多くの場合他人にも不快感を与え、安易に多用すると周囲との人間関係を悪化させる可能性が高い。
中国や韓国では悪いイメージがない?
ちなみにそんな嫌な印象しかない舌打ちですが、中国や韓国だと決してネガティブなイメージで使われないこともあるそうです。感動した時に舌打ち…ってイメージがまったくつきませんが、これも文化による違いといったところなんでしょうね。
中国や韓国ではちょっと感動した時や賞賛する時、シリアでは同情した時、インドでは「うん」「ううん」「へぇ」「そう」のような相槌代わりなど、国や文化によってこの動作の意味は大きく異なる。
以上、舌打ちをする癖がある人たちは、ほんとやめて欲しい…という話でした。願わくば少なくとも、日本における舌打ちは絶滅してほしいなと思います。