2015年4月27日11時44分
統一地方選後半戦で行われた高松市議選の開票作業が27日未明までずれ込んだ。高松市選挙管理委員会は2013年参院選の開票作業で、白票の水増しなど票を不正に操作したとして当時の職員が有罪判決を受けている。今回は票数が合わなくなり、一部の票を数え直したためだ。
定数40の市議選には50人が立候補した。市選管によると、27日未明になって投票者数より2票多いことが判明。全ての候補者の端数票と白票、無効票を数え直したところ、1人の候補の票を3票多く集計していたことが分かった。
今度は1票足りなくなったため再点検すると、自動読み取り機の中に有効票が1票残っていた。最終的に予定より約1時間遅い午前2時31分に票が確定した。
市選管の東原博志事務局長は「票数を多く集計していたのは、計数機の表示を職員が見間違えたか、疑問票を有効票に足す際に間違えた可能性がある」と話した。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!