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東京・渋谷区長選 長谷部健氏が初当選
4月27日 2時23分

東京の渋谷区長選挙は、無所属で新人の長谷部健氏が初めての当選を果たしました。
渋谷区長選挙の開票結果です。
▽長谷部健(無所属・新)当選、2万5326票
▽矢部一(無所属・新)2万2812票
▽村上英子(無所属・新)2万1267票
▽今城陸人(無所属・新)728票

現職の区長の支援を受けた元渋谷区議会議員の長谷部氏が、民主党、維新の党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちが推薦する元東京都議会議員の矢部氏や、自民・公明両党が推薦する元東京都議会議員の村上氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。

長谷部氏は43歳。広告代理店の元社員で、平成15年に渋谷区議会議員に初当選しました。
今回の選挙は、3期務めた現職が引退して無所属の新人4人による争いとなり、長谷部氏は、現職から後継候補として支援を受けたほか、同性のカップルに結婚に相当する証明書を発行する全国初の条例の制定を推進してきた実績などを訴えて支持を広げ、初めての当選を果たしました。

長谷部氏「一生懸命汗を流したい」

長谷部健氏は「皆さんのおかげでここまで来られました。トライアンドエラーを恐れずに、渋谷区のために一生懸命、汗を流したい」と述べました。そのうえで、長谷部氏は「最新の乳幼児教育の導入や、同性婚を認める条例の手続きを進めながら、いろいろな世代が交流できるような場を作り、『渋谷が変われば東京が変わる』という思いで頑張っていきたい」と話していました。

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