統一地方選後半戦は26日、小樽市長選、市議選、後志管内の11町村議選でも投開票日を迎える。市長選はいずれも無所属の現職、新人2人の3候補による争いが、激戦のまま最終盤に突入している。各陣営は、前回61・50%だった市長選の投票率を60%前後から63%とみている。(届け出順)

 元市議の森井秀明氏(42)は24日、遊説や個人演説会で子育て支援や高齢者福祉、経済活性化などの政策を訴え、市民目線での市政改革を主張した。陣営は投票率を「前回並み」と予想。25日は午後6時半から小樽市民センター・マリンホールで総決起大会を開く。

 現職の中松義治氏(68)は24日、高齢者施設などを回り市立病院開院など1期目の実績を強調、教育や子育て支援重視の施策を訴えた。陣営は投票率を「前回より上がって63%程度」とみる。25日は午後6時半からサンモール一番街商店街で最後の街頭演説を行う。

 元市議の吹田友三郎氏(65)は24日、自家用車で市内十数カ所を回って街頭演説し、人口減少対策や子育て支援策、教育の充実や空き家の有効活用などを訴えた。投票率は「60%前後」と予測。25日は早ければ午後7時半にJR小樽駅周辺で最後の演説を行う。

全文はこちら