米国分析:北朝鮮、核搭載可能ミサイルを実戦配備

毎日新聞 2015年04月08日 20時58分

 【ワシントン西田進一郎】北米大陸を防衛する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)のゴートニー司令官は7日、国防総省で記者会見し、北朝鮮が小型化した核弾頭を搭載することのできる移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)「KN08」を既に実戦配備しているとの見方を示した。発射前に探知するのは難しいとしたが「米国に向かってくれば撃墜できると確信している」と語った。

 KN08は、北朝鮮が開発中の米本土にも到達可能とされる新型のICBM。北朝鮮の軍事パレードで登場したが、発射実験などは確認されておらず、能力や信頼性は不明だ。

 ゴートニー氏は「北朝鮮が核兵器を(小型化して)KN08に搭載し、米本土を狙って発射する能力を持っているというのが、われわれの評価だ」と語った。既に運用可能な状況だと分析し、米軍として発射に備えていることも明らかにした。

 一方、米ジョンズ・ホプキンズ大の米韓研究所は同日、北朝鮮の核ミサイル能力などに関する報告書を出し、北朝鮮が日本や韓国を射程圏に収める弾道ミサイルを約1000基保有しているとの分析を発表した。同研究所は最悪の場合、2020年までに北朝鮮が100発の核弾頭を保有する可能性があると警告している。

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