切り立った崖コバルトブルーの海さてここがどこだか覚えていますか?杉浦太陽さんだってらよ!
(杉浦)じぇじぇじぇ〜!いや〜びっくりした!うわ本物聞いた!訪れたのは連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台となった岩手県久慈市。
東北の春を彩る食材を探します。
名物みたいなんがあれば…。
そうですね。
ここだけのおいしいものとかあればねそれ楽しみです。
旅をするのはトルコ宮廷料理のメフメット・ディキメンさん。
世界三大料理の一つトルコ料理。
14世紀に始まるオスマン帝国に花開いた宮廷料理は豪華絢爛。
多彩なスパイスを使った世界に類のない味のハーモニー。
レシピの数は何と4,000種類。
ディキメンさんはその伝統を守る数少ないシェフです。
何か雪景色になりましたね。
そうねホントに冬と春と冬みたい感じですね。
ほんまや。
やっぱ東北なんですね。
この雪の積もり方は…。
わ〜…でも山の生活やっぱ違うんでしょうね。
違うねこの山でおいしいものあるかな。
ありますかね…。
北上山地は雪。
果たして春は見つかるんでしょうか?お!あれ?動物がいるぞこれは何だ?何がいますかこれ。
牛さん?すごいねこれは。
ちょっとこれもう行くしかないですよこれ。
そうですね。
雪が積もってるよ!雪も降ってるよ。
あいらっしゃった…。
すいませ〜ん。
こんにちは。
こんにちは。
どうも。
いや雪国ですねここね。
牛さん飼われてるんですか?はい?牛さん飼われてるんですか?はい。
あ〜どうもこんにちは。
息子さん?ちょうど牛の世話が終わった時間。
牛舎を案内してくれました。
牛さんこの寒さは平気なんですか?寒さには強いんだ。
赤い牛?黒毛じゃないんだ…。
(中屋敷)黒じゃないです…きれいね色ね。
珍しいですよね。
(稔)そうですね非常にこううまいというか何か牛本来の味を感じるようなと僕は思いますね。
黒毛なんかとは違うのは…サシ系じゃなくて赤身系。
(稔)とは真逆の…。
いいっすね最近赤身ブームですからね。
そうですね健康のために。
じゃあもう飼い方とかだから違うんですか?
(稔)冬牛舎にいるんですけど夏山冬里方式っていいまして…放牧されてんのか君たちは。
短角牛はこの地方の特産。
5月からおよそ半年間牛たちは北上山地の放牧地で暮らします。
牧草を食べ伸び伸びと動き回るため余分な脂がつかないといいます。
出会ったのは代々畜産農家を営む中屋敷福男さんと息子の稔さん。
牛舎の外はそろそろ春。
放牧の準備が始まっています。
(稔)おとといまで晴れてたんですけどね。
ここは何のスペースですか?お!お〜い!子牛たち。
ダニがついたりとか…。
あとこの地域は寒暖の差がすごく激しいのでそれに耐えられないと死んじゃったりするんで。
じゃあこういう所でちょっと慣らすわけですか?
(稔)はい。
練習みたいな感じですか。
(稔)練習です練習です。
(中屋敷)結構自然放牧といっても日替わりで監視に行くんですよ。
心配?
(中屋敷)や〜もう心配ですよ。
(稔)すごく山連れていくと放牧する瞬間にもう走って喜んで走っていくんですよ。
待ちわびてるんだ。
ずっとロープでつながれて牛舎にいるのが山に行くともう大地の上で…。
自由になるですだからそれも全然違うですね。
(稔)だからストレスは少ないと思います。
この辺地域自体が裕福ではないというか…この地で短角牛の飼育が始まったのは明治時代。
当初は荷物の運搬に使われました。
自然放牧で育てるため寒さに強く丈夫だと全国から買い付けにくるまでに。
この地の暮らしに欠かせない家畜になっていきます。
やがて時代の変化とともに肉牛に。
赤身のうまさが評判となり岩手県を代表するブランド牛となりました。
ここの地域にあったおやじが代々やってきたのを生活の事もありましたんでここで私のうちでやっていくには…お父様たちの意志を継いで?はい。
自慢の肉を食べさせて頂きます。
(稔)じゃあどうぞ。
はいお邪魔します。
中屋敷さんのおすすめはもも肉。
レアが最高だといいます。
いただきます。
一口サイズ。
うわさっぱりしてる!このかめばかむほど肉汁がうまみが出てきますね。
赤身の肉汁が。
やわらかくておいしいです。
(稔)そうですか。
でもこれが肉本来の味なんですね昔からの。
ああやっぱおいしいな残したいなって思ったんですよ。
もう一つ稔さんが食べてほしい料理があるといいます。
牛の事を「べご」って言いますもんね。
(稔)「べご」って言いますね。
昔から家々に受け継がれてきたべご汁。
すねや首などの硬い部分をにんにく入りのみそで煮込みます。
大切な牛を無駄なく調理する感謝の気持ちを込めた郷土料理です。
いただきます。
お〜!何か焼くと繊細なんですけど煮るとパンチが出るんすね。
初めて食べた!いけますか?おいしく頂きます。
ありがとうございます。
いろんな部位が入ってるから一口一口味違いますね。
うまい!は〜…ホントですね。
ディキメンさんも感動の温かさ。
中屋敷さんが大事にしている一枚の写真。
家族で放牧地に向かう時の情景です。
(中屋敷)中学校高校…。
4人きょうだい?
(稔)妹ですね。
へ〜幼少期の思い出ですね。
2時間3時間かけて十何頭…。
春になると放牧地まで牛を送り別れを惜しんだ一家。
雪深い冬は一つ屋根の下で一緒に暮らしていました。
1階と2階分かれた感じじゃなくて?
(稔)はい平屋で…。
平屋で…はい。
3分の1が牛たちみたいな…。
妹たちがお風呂入ってる時にそこに牛が顔を出したとか。
お風呂入ってて台所に私たちがいる時に入ってくるんだって。
お風呂入ってて牛に会う事あんまないでしょう?人生で。
今思えばまあ…そういうのがあったからこう牛を好きになったっていうのもあるだろうし…。
例えば普通の家族だと子供とかが「ちょっといつもより元気がないな」っつったらやっぱり親とかは心配しますけど牛もホントにそうでそれを…守っていきたいしおいしいお肉として届けていきたいなっていうのはありますね。
いつも家族と歩む短角牛。
分けて頂きました。
北上山地から北三陸の海辺へ。
果たして春の食材に会えるでしょうか。
さあやってきましたね。
そうですね。
岩手の海ですよ。
いいですねこれは。
訪れたのは久慈市で最も大きい港です。
おっきい船だなこれ。
こんにちは!これは何取ってる船ですか?定置網?今の時期何がおいしいですか?サクラマス。
サクラマス。
春一番の魚!いいね発見しましたね!春一番の魚とは一体…。
お〜でっか!すごいねこれは。
魚体がきれいですね。
どこ見たら分かります?ここがこうねせっぱって…あの出っ張ってっからね。
出っ張ってんのがいいの?ぼこってなってるんですね。
サクラマス…だから春一番じゃねえかね恐らく。
そっか桜の時期に来るからサクラマス。
久慈に春を告げるサクラマス。
地元の人にとって特別な魚だといいます。
います?トルコに。
いますねはい。
お!いますか?どんな魚で?同じ魚いますよ。
ホントですか?サクラマス?何ていうんですか名前。
どこっすか?それ。
トルコ語ですすいません。
うわあ出た!これは立派なものですね。
いいものです。
これは脂ついてすごくおいしいじゃないですか。
皀健一郎さんは漁師一筋60年。
この日は息子の信一さん貴信さんとこの春初めての漁を終えたところでした。
そんなそんな量取れるわけでもないんすけどおやじが魚好きで好きで…。
だてに60年やってないっすね。
数も少ないんですけどこの時期から網立てて。
やっぱしこれ待ってるからね春はね。
そっか春が待ってるんだ。
このデッキにおろした瞬間に…桜が舞うように?舞いますね。
サクラマスのウロコだからね。
いいですねそれは。
銀色の桜っすね。
(貴信)そうですねはい。
サクラマスは春になると産卵のためふるさとの久慈の川へ戻ってきます。
一年間栄養豊富なオホーツク海を回遊してくるため脂はたっぷり。
皀さん親子は春の味を届けたいとどの船よりも早く3月半ばから漁に出ています。
しかし唯一漁ができない3月がありました。
震災のころ大丈夫でしたか?
(貴信)全て流されましたね。
船から網から。
やっぱ全部ここもきましたか?
(貴信)全部でしたはい。
これ震災後にできた船なんですか。
だから新しいですね。
新しくてしっかりしてますもんね。
東日本大震災後は北海道の漁師から安く譲り受けた船で漁をしていた皀さん。
去年念願の新しい船を完成させました。
まあおかげさまで。
船も大事にしながら…。
この春初のサクラマス。
お味は?お〜いった!いったね。
いった!うお〜…桜色。
(皀)きれいですね。
きれいですねハラスもあります。
お父さんさばきながら…。
(皀)うまそうだね。
これはうまそうですね。
おすすめはやっぱり塩焼き。
(皀)脂あるでしょ。
脂あるねこれは。
すっごいな〜。
よいしょ!もうぶりんぶりんですね身がね。
(皀)いや最高ですね。
脂飛んでるね今。
(皀)そうですね最高ですよ。
身がふわっふわだな。
うんおいしいね。
これはおいしいわ。
これはおいしいわ!甘みあるね。
脂ののりといい…。
おいしいなこれ。
しっとりしてる!これはうまい!誰もが笑顔になる味だこれ。
(皀)うまいでしょ?うまいです。
これうまいで!お父さん良かったね。
脂のってるけどそのさっぱりさとはあと自然な甘さすごかったですはい。
この味を待ちわびてる方がたくさんいらっしゃるんでしょうね。
この春を。
真新しい船で乗り出す男たちの春。
頂きました!ありがとうございます。
季節のおいしい自然の魚ありがとうございます。
楽しかったねお父さん。
おいしい魚頂きました。
おいしかったな〜。
何か海の豊かさが分かりますねあの味で。
すごいわ。
ディキメンさんが生まれたイスタンブールも海の町。
地中海やエーゲ海の新鮮な魚介類に恵まれた大都市です。
そのため魚料理はディキメンさんの得意分野。
来日して18年。
積極的に日本の魚介類を使ってきました。
ただ一つだけトルコとは違う事があるといいます。
更に旬の味を探すキッチンワゴン。
海岸で見つけたのは…。
うわ出たさすが!ディキメンさんこれ「じぇじぇじぇ」と書いてます。
「じぇじぇじぇ」はい。
じぇじぇじぇ!じぇじぇじぇびっくりしました!ここは北限の海女の愛称で知られる小袖海岸。
まだ海が冷たいこの季節。
海女さんに出会えるのでしょうか。
あ!何かやってる!やってる!やってるね。
あ〜みんな集まって今日何されてるんですか?海藻?海藻!・んだんだ!うわ出た!本物や!いました!海女さん!今日は海藻取りですか?
(大下)あなたや誰?杉浦太陽と申します。
え〜!そうか!じぇ〜!これ!杉浦太陽さんだってらよ!
(欠畑)じぇじぇじぇ〜!じぇじぇじぇ!いや〜びっくりした!うわ本物聞いた!うわ何かいろんな海藻がある!これ何種類ぐらい生えてるんですか?
(大下)この岩に?はい。
すごいねびっくりしました。
じぇじぇじぇです!久慈の海女さんが潜るのは7月から。
春の間は岩場に出て海藻取りに精を出します。
中でもこの時期最も取れるのが布のり。
洗濯のりの原料としても有名ですが地元では春の食卓を飾ってきました。
これのりなの?
(大下)いや布のり。
このままで食べれるですか?これ。
(大下)これ酢物にして食べたりねあとみそ汁にして食べるとおいしいですよ。
昔から食べてるんですか?昔から食べてるよ。
ちょっと取ってみてもいいですか?取り方ってあるんですか?
(大下)ただむしるだけですのでただや。
ホントに手摘みでいいんですか?
(大下)うん手摘み手摘み。
草むしりみたい!
(大下)雑草取りだ!面白いですねこれは。
畑ですねこれ…自然の海の畑。
(大下)そうそれは布のりなの。
食べ放題ね。
食べ放題!取り放題!何でみんな潜ってないんですか?
(大下)今ね潜らないの。
寒くてね水が冷たいんだもの。
ここが最北端。
最北端…海女の最北端ってね。
女性の仕事なんだ。
(大下)やっぱり雪解け水が入ってそれにこれ!このように水がきれいでしょ?きれい!水がきれい!
(大下)きれいでしょ?だからこういうとこで育ってるからおいしいんですよ。
こっちには布のり。
こっちには松藻。
こっちにはほら…何かって。
そしてこういうふうに持って歩くの。
何個かほら皆さんほらね。
ホントだ!これ取るのも地道な作業ですけど大変ですよねこれね。
みんなそういうのにして何個かぶらさげなきゃね。
おなかがねおっきい時もこうやってさげるのね。
(大下)妊娠中だって海で子供出した人もいるんだよ!え〜!ホントですか?女性のパワーありますね。
お父さんなんかいればおっきくいっぱい取ってね見せたいのね褒められね。
あ〜うちの嫁母ちゃんがいっぱい取ってきたなと思うよ。
あいっぱい取ったら褒めてもらえるんすね?そうですね。
旦那が?これだって旬のものだからね…トルコにはこういう海女さんっているんですか?ないですね。
あ〜やっぱ日本の文化…。
奥深い文化思います。
これはね。
じゃあじっかいそうも取りに行くか?じっかいそう食べさせっから。
じっかいそう?って何ですか?あの…やっぱりね海のや…それ春の海藻なの。
春の海藻?じっかいそうっていうの。
幻?海女歴50年の大下さんが語るとっておきの海藻とは?船に乗って行かないと。
そうなんだ。
向かったのは船でしか行く事のできないごつごつとした岩場。
これ?
(大下)そこで水…。
これだ!これだこれだ!お〜…。
お母さんこれ全部じっかいそう?
(大下)そうそう。
じっかいそう。
なかなかほら取れるような場所にないもんだから。
あ〜ホントだ。
これは取りづらいですね。
うわ〜…でも圧巻だな。
この波の浮き沈みが…。
うわ〜出た出た出た出た…。
すごいすごい。
(大下)そういうとこで取れる。
大体はや。
ギリギリの所取るんすね。
じっかいそうが生えているのは強い波が打ちつける岩場。
取れる量も限られています。
お母さん!危ない危ない。
危ない…うわ…。
大丈夫?
(大下)はい大丈夫です。
お〜きたきたきた…。
じっかいそう…。
いっぱい取ったね。
またわかめとは違うし昆布でもないし。
初めて見たこれ。
私も初めて見た。
生のままだと硬いため食べるにも一苦労。
しかしこの季節には欠かせない味だといいます。
海藻版春の七草みたいな。
そう。
取れたての海藻を食べさせてもらいます。
まずは布のりから。
今からみそ汁作ってあげるからね。
おいしそうですね。
絶対おいしいですよ。
いや〜どうかな。
作るのはみそ汁。
たっぷり入れるんですね。
結構ドバッといくんすね。
(大下)ドバッと入れて…。
色きれいになるねこれは。
(大下)もういいと思うよ。
いいかな?こういうふうにしておいて。
漁で冷えた体を温める海女さんのみそ汁です。
(一同)いただきま〜す!
(大下)はい食べてみて下さい。
あ海エキス出てる。
あ〜しみる…。
海の…やんわりとね海藻のエキスが出るんですね。
体温めるですねこれは。
むっちゃやわらかいですねこれ。
(大下)やわらかいんですよ。
布のりね。
生だと結構しっかりしてますけど…のりっぽくなるんですね。
おいしいね。
海藻の甘みね。
海の畑においしいもの発見しました。
ホントに。
ほんまや。
続いてはじっかいそう。
取ったあと煮込んでやわらかくしたものを一晩置いて食べやすくしています。
昔からの保存食でもありました。
ずっと前から食べてますね。
先人の知恵ですね。
そうですよね昔の方ね。
それにねうにをのっけて。
添えるのは塩漬けしたうに。
これぞ久慈の味。
っていうかこれうにがドレッシングになってるって事ですか?
(大下)そうそうそうそう。
海女さんのパワーやなこれは。
海女さんしかできないですよこれ。
う〜ん。
ちょっと食感ありますけどでもすごくおいしいです。
何かのりと昆布の間。
わかめと昆布の間ですね。
これおいしいですね。
春…春だこれ。
(大下)ホントだよ。
春しか食べられない。
春が来るとうれしい?そうそう。
春が来ればもう少しすれば夏になるっていう気持ちがあるからね。
夏になればお客さんが来てくれるしまた潜らなきゃならない。
それまで体力をもう維持して…。
こういう自然のおいしいもの食べてそれで力みんな集まってその力でお客さん来た時あの笑う笑顔を見た瞬間の皆さん一番幸せな気分じゃないかな思っています。
海女さんたちの元気のもと磯の恵みを分けて頂きました。
これで食材探しの一日は終了。
今日非常に面白い旅でしたね。
トルコの春を吹かせましょう。
はいはい。
初体験の連続だったディキメンさん。
どんな料理で春を咲かせるのか。
お披露目会の朝。
海風が生まれたての春を運んできます。
いよいよ調理開始。
トルコ伝統の技と心で久慈で出会った食材に挑みます。
まずは布のり。
トルコでは食べない海藻を使って宮廷料理に新たな1ページを。
うわ〜…色が出ますね。
あいいですね。
このみそ汁おいしかったですよね。
あそこの岩場宝の山でしたよね。
海女さんたち幸せですね。
ゆでた布のりをミキサーに。
何作るんすか?トルコに春巻きってあるんですか?春巻きみたいなものいっぱいあります。
いろんな種類あります。
春巻いちゃいますか!春が練り込まれた…。
トルコではボレッキと呼ばれる春巻き。
生地に布のりを練り込む事でもちもちの食感に。
更にこの生地で巻くのはじっかいそう。
生のままだと硬くて食べられないって教わりませんでした?使うのはやわらかい周りの部分。
真ん中の硬い芯を取り除きます。
磯の仕事で疲れた海女さんのために食べるまでに2日かかる手間を省こうというディキメンさんのアイデアです。
低温でじっくりと揚げるのがトルコ流。
具材にたまねぎとチーズを入れたのは甘みとコクをプラスするため。
中国の春巻きとはまた全然違うんですね。
違いますはい。
トルコ料理なんだ。
お〜いい色。
海女さんの春が詰まった海藻尽くしのトルコ風春巻き。
完成です。
次はサクラマスをメインにした料理。
春一番の魚を届けたいって言って。
お父さんの力パワーすごい思います。
漬け込むのはトルコ風のマリネ液。
宮廷料理の中でも魚のおいしさを引き出す代表的な料理法です。
そしてここからがポイント。
何とじっかいそうをサクラマスに巻き始めました。
面白い。
はい。
これで巻いてもう一回マリネやればオーブンの蒸し焼きになります。
海藻で魚を巻き蒸し焼き風に。
これでうまみを逃しません。
久慈の海が育む春の味覚。
そのおいしさを1品で味わってもらいます。
じっかいそうの硬い芯も生まれ変わります。
ちょっと丸いやって…無駄にしない。
中の方も。
じっかいそうのソースの上にサクラマス。
漁師と海女さんにささげる魂の1品です。
これで完成…よっしゃ!続いての主役は短角牛。
牛とともに生きる中屋敷さんのために肉のうまみを引き立てるトルコの技をつぎ込みます。
このぐらいで切ってこれで大丈夫で…。
ブロック状にした短角牛に合わせるのはヨーグルトとトマトペースト。
肉をおいしくする決め手はスパイス。
シナモン入れますか。
トルコ料理には欠かせないスパイス。
オスマン帝国時代から続く伝統の味付けです。
これが付いたまま焼くんですか?そうです。
今日何作るんすか?出た!トルコの伝統料理シシケバブ。
ケバブはどんな時に食べるんですか?向こうで。
あと親戚たち集まってる時とか。
みんなで食べるって事はまあこっちで言う…昨日のそれべご汁おいしいべご汁頂きました。
だからそれの思い出でこういうのいいじゃないかな思いました。
短角牛の赤身の味を堪能したディキメンさん。
うわ〜…うまそう!トルコを代表する家庭料理シシケバブで出会いの感動を表現します。
ここで一役買うのが海の幸。
布のりとスパイスを合わせてソースにします。
肉とこれで食べるんすもんね。
はい。
海の味覚を取り入れたオリジナルのソース。
新しいシシケバブの完成です。
できました。
オーケー行きましょう!これで全ての準備が完了。
お披露目会に集まってくれたのは…。
はいできました〜。
お待たせしました〜。
どうぞ。
お待たせしました。
(拍手)はいはい。
はいどうも〜。
お待たせしました。
これはあまちゃんの春巻きです。
あまちゃん春巻き!1品目は海女さんたちに贈るトルコの春巻き。
布のり入りの生地に包まれたのは風味豊かに仕立てたじっかいそう。
春の磯の香りが口いっぱいに広がります。
昨日海女さんたちのみんなの力と頑張りのいろいろ見て感動しました。
それの思い出で。
中華風の春巻きとはまた全然違うと思う。
食べた事ない味。
(大下)ないない。
このじっかいそうはどういうふうにしました?生のままやったんじゃなくて…。
生のままです。
(大下)何でこんなにやわいの?え〜…!ほれ!聞いた?新しい発見!そうだよ。
すごいね。
福男さんもどうですか?こういうお味は。
いや初めてですけどおいしかったんでもうあったかいうちにと思って。
おいしく頂きました。
(大下)そしてこれに布のりも入ってるの?中に。
入ってるです。
ちょっとこう茶色くなってるんでもう少しサクサクするかなと思ったら…
(美紀)初めて。
でもちょっとやってみようかなって。
ありがとうございます。
こういうなかなか全然考えつかなかった。
どういうの出してくれるのかなと思っていました。
まだまだいっぱい出てきますけどね。
2品目はサクラマスをじっかいそうで巻いてジューシーに焼き上げたひと皿。
じっかいそうのソースにはサクラマスのだしが。
春の海のコラボです。
うちの建て網さ入ったのですからおいしいっすから。
うん!
(稔)パリパリ。
うん!合います。
ありがとうございます。
はいおいしいです。
昨日は皆さんで塩焼き食べてあれはあれでおいしいと思ったんですけどこういうふうにアレンジしておいしいっすね。
だって高級だもの。
数が少ないって聞きました。
(大下)なかなか買って食べるのが…。
食べれないから味わって食べてます。
稔さん。
(稔)ソースがおいしい。
見た目もそうだし。
つけてまたおいしくなるし。
(大下)そしてこの輪っかがじっかいそうの茎?そう軸。
(大下)すごいね。
フリットにして。
ありがとうございます。
(大下)こういうやり方もあるんだ。
天ぷらだよね?天ぷら。
もっと食べたいくらいっす。
ホントですか?ありがとうございます。
サクラマスの新しい食べ方どうですか?
(信一)おいしかったです。
まあホントに345月しか食べれないんで。
あと海藻もやっぱり今の時期だけだと思うんで貴重です。
海女さんとコラボですね。
海の男と海の女!男女の皿ですねこれね。
海女さんに負けます負ける…。
パワーありますからね。
最後は短角牛のシシケバブ。
700年前から伝わる調理法でよりやわらかく仕上げました。
スパイスの香りが赤身のうまみを引き立てます。
布のりソースも合わせたシェフこん身の1品です。
レアになってます?美紀ちゃんどう?
(美紀)おいしいです。
(欠畑)初めて食べたね。
脂が少ないから女性がすごい何か食べやすいと思います。
ソースつけるとまた…変わりますね全然ね。
ねっとりした感じがコーティングしてすごくいいですね。
海と山出会いましたね。
出会ってしまいましたね。
おいしい!海藻と肉を食べる事ってなかなかないんじゃないですか?
(大下)ないですないです。
(信一)すっと口の中に入ってきますね。
いやおいしいっすね。
まさかこういうふうにしてね料理して頂いて食べるっては思わなかったんですけども。
(稔)かんだ時にやっぱりこうジュワッてきますよね。
それは周りにコーティングやって肉のうまみ外いかないです。
ありがとうございます。
つながりましたね。
海って世界中つながってるから。
ホッとする感じです。
何か分からないけど昨日…
(大下)もしかしてふるさとを思ったりしてトルコの方。
あるかもしれないね。
外の海とか潜ってみたいと思います?思いますよ。
じゃあいつかトルコに潜らなきゃね。
あったかいでしょ?向こうも。
(大下)いや本当にそう思う。
久慈はいいとこですよ。
山の幸あり海の幸あり。
住んでみてそういった事…
(稔)僕が一番感じたのは生きてるっていう感じがするんですよ。
山で海で空気を吸って…そこに僕の場合は短角だし皆さんの場合はそれぞれあるし。
それぞれの何か深さもっと感じた。
皆さんじぇじぇじぇな出会いをありがとうございました。
ごちそうさまでした。
ありがとうございました。
(拍手)北三陸厳しい風土だからこそ輝く春。
生産者たちの熱い思いが海と山の眠りを覚まします。
2015/04/21(火) 15:15〜16:00
NHK総合1・神戸
キッチンが走る!「北三陸 トルコの心で東北の春を演出!〜岩手県・久慈〜」[字]
三陸海岸と北上山地の恵みで豊かな食が育まれてきた岩手県久慈市。トルコ料理シェフのメフメット・ディキメンが春の食材に出会い、生産者への感謝を創作料理に凝縮させる。
詳細情報
番組内容
BSプレミアム「あまちゃん」再放送で注目される岩手県久慈市。三陸海岸と北上山地の恵みで豊かな食が育まれてきた。春の久慈は東北らしい食材の宝庫。産卵で川に帰ってくるサクラマス、海女さんイチ押しの海藻、そして、南部藩の伝統をひく自然放牧の和牛。春の兆し漂う久慈をトルコ料理のメフメット・ディキメン(52)シェフが訪問。厳しい風土で食材作りに打ち込む生産者への感謝を込めてトルコ伝統の技で斬新な料理を披露!
出演者
【出演】トルコ料理…メフメット・ディキメン,【リポーター】杉浦太陽,【語り】高橋克実
ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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