あの屈辱から1年。
今宵再び、夢の3階級制覇に挑む井岡一翔。
井岡の前に立ちはだかるのは8連続防衛中の絶対王者、ファン・カルロス・レベコ。
その全盛期、36戦35勝19KO。
史上最強の敵が井岡に襲いかかる。
さらに、日本で初めて4団体を制した高山勝成が初防衛戦。
≫IBF世界ミニマム級タイトルマッチ、12回戦で行われます。
チャンピオン、仲里ジム、高山勝成。
挑戦者、タイ、ファーラン・サックリンJr.です。
世界4団体制覇を成し遂げてそしてIBFのベルトとしてはこれが2度目のタイトルマッチです。
≫歓声は聞こえてきますが、熱気はまるで嘘のように消え失せて、同じ場所とは思えないほどピリッとした控室です。
その中で黙々と準備を進める井岡一翔。
彼の周りだけゆっくりと時間が動いている、そういった感じがあります。
ただひたすら、その時を待ちます。
≫チャレンジャーのタイ、ファーラン・サックリンJr.の右ストレート。
リーチでは12.4cm、身長では8.1cm、高山を上回っています。
ファーラン・サックリンJr.はライトフライ級というこの階級よりも1つ上の階級を主戦場にしています。
したがって体格面ではファーラン・サックリンJr.が上回っています。
IBF世界ミニマム級タイトルマッチ高山勝成の防衛戦です。
≫リングサイドでは、高山勝成が返上しましたWBOの世界王座決定戦に5月30日に臨みますプロ5戦目で世界タイトル奪取を狙います田中恒成が見つめています。
1ラウンドから今日はエンジンの回転数を上げている高山勝成。
IBFミニマム級の防衛戦です。
≫鬼塚さん、第3ラウンド終盤に見せました高山のラッシュ、これが高山らしさですよね。
≫小気味いいテンポですよねただ、ファーラン選手は一発一発ありますよ。
≫日本人との対戦が4回ありますので日本人の特性を非常によく知っているタイのファーラン・サックリンJr.。
≫高山がボディを小まめに打って、そして右でズドンといきました。
ロープに詰めるシーンは先ほどよりも数多くなってきています。
≫ちょっと変化を見せました高山。
大きなロングレンジからのフックぎみに打っていった右です。
この右のパンチは第5ラウンドには何回か見せました。
≫このカウンターでした。
水しぶきと汗が飛び交いました。
ファーラン・サックリンJr.が頭を下げたところに伸びてきた高山勝成の右でした。
≫まだ警戒が必要なファーラン・サックリンJr.の右カウンター。
入っていった高山勝成に合わせています。
タイで衛星中継されているこの試合を父・ファーラン・サックリン、ミニマム級、このベルトのチャンピオン。
7回防衛した父が見つめています。
≫8ラウンド両者の打ち合い詰めていく高山。
カウンターをそれでも返し続けるファーラン・サックリンJr.とどまることなくパンチを打ち続けました高山です。
リングドクターのチェックが入っています。
傷口が深く、血が止まらない場合には試合続行が不可能かどうか。
≫土井さん、傷口の様子なんですが、大きさは右左ともに1cmほどということです。
ちょっと両目ともに見づらそうだとドクターは話をしています。
≫問題は深さですね。
ここは試合続行可能と判断されました。
≫またここで傷口が開いたことによるリングドクターによるチェックが入ります。
高山勝成の鮮血、止まりません。
ここでレフェリーが試合を止めました。
偶然のバッティングにより続行不可能な場合にはここまでのジャッジによって勝敗が決まります。
≫負傷判定ですよね。
≫まだ勝ったかのように喜んでいますが負傷判定、偶然のバッティングにより傷口が開いて続行不可能な場合、4ラウンド終了後は負傷判定、これまでのジャッジペーパーそして行われてきた第9ラウンドのジャッジも集められてここまでの合計点で勝敗が決まります。
≫ただ今の試合、両者偶然のバッティングによって赤コーナー、高山勝成選手、右まぶたの傷がひどく、ドクターのメディカルアドバイスによって、レフェリーはこれ以上、試合続行不能と見てレフェリーはストップをかけました。
なお、ストップしたラウンドが9ラウンド2分19秒、試合全体の後半でのストップでございますので、この試合は9ラウンドを含めました採点によって勝敗を決定いたします。
≫これまでのジャッジペーパーが集められてこれまでの採点で試合が決まります。
9ラウンド、傷口が深くなりましたが、もともとこの傷口は偶然のバッティングによって開いたものでした。
ファーラン・サックリンJr.の伸びてくる左、右というカウンターか、手数で上回った、スピードで上回った高山勝成か。
ジャッジは3人です。
3人によるジャッジペーパーが集められて現在集計されています。
IBFミニマム級タイトルの防衛となったか、高山勝成。
父と同じIBFのミニマム級のタイトルを持って帰ることができたか、タイ、ファーラン・サックリンJr.。
≫IBF世界ミニマム級世界タイトルマッチ、採点の結果を発表いたします86−85。
90−81。
87−84。
以上、3−0の判定により勝者、IBF世界ミニマム級チャンピオン、高山!≫試合続行不可能、ここまでの判定で高山勝成が判定3−0で勝ちましてIBFミニマム級のタイトル防衛に成功です。
≫第9ラウンドまでのジャッジで高山が3−0で勝利をし、防衛を成功しましたが、鬼塚さん、今日の試合どうでしたか?≫高山選手としては、前半から距離、つぶしにきて高山選手、全力を出していい試合だったと思います。
≫3−0をもって高山勝成の防衛でした。
内藤さん、高山が1ラウンドから仕掛けていったスピードしかしファーラン・サックリンJr.も怖い左、右のカウンターがありましたね。
≫作戦としてはカウンターをもらうのがもしかしたら怖かったかもしれない。
1ラウンドから全開でいこうという作戦。
結果論になるかもしれませんが、功を奏したと思います。
≫高山が3−0の判定で防衛に成功。
4団体制覇の男、次は何を狙うのか。
階級を上げてのベルトか、≫IBF世界ミニマム級タイトルマッチ、壮絶な決着、勝利を収めました高山勝成選手です。
おめでとうございます。
≫皆さん、ありがとうございます。
≫まずは今日の試合振り返っていかがでしたか?≫やっぱし戦う前からわかっていまして、ファーラン選手、懐が深くて僕が入ったところにフェイントを入れてフック、アッパー当ててくるというのはわかっていたんですがやっぱしうまくアジャストできなかったです。
でも中盤からしっかりファーラン選手のパンチを見切ってきて自分の距離で戦えてきたところだったんですけどどうしても距離詰まったら頭がぶつかり合って流血してしまうから、今日はすいません、皆さん、堪忍してください。
申し訳ないです。
≫ただ今日はたくさんの応援が駆けつけています。
高校2年生に4月からなって同級生たちもたくさん来てますね。
≫菊華高校の皆さん、ありがとう。
野球部のみんなありがとう。
あと近大ボクシング部の皆さん、ありがとうございます。
最後に、勝ったぞ、やったー!ありがとう。
≫もう見どころが次々と押し寄せてくるすばらしい試合でした。
≫壮絶な打ち合いを制しました高山選手です。
偶然のバッティングがありまして9ラウンド負傷判定という結末でしたけど。
≫何度もロープ際に追い込んで見ている方がハラハラドキドキが止まらなかったですよねこんばんは、すばらしい試合でしたけれども、内藤さん、いかがでしたか?≫いや〜、相変わらず高山チャンピオンの手数、手数、手数ものすごいスタミナと手数でしたね。
≫止まらなかったですね。
≫すごかったです。
≫そしてゲストは俳優の鈴木亮平さんです、よろしくお願いします。
鈴木さん、高山選手の試合ご覧になっていかがでしたか?≫感動しましたね。
もちろん勝ったのは高山選手結果的になんですけれども、両選手の戦いを見ていてこの日のために2人が積み重ねた努力の量というのを想像すると、泣きそうになりました。
≫鈴木さんにはこの後、井岡選手のリングアナも務めていただきます。
今、振り返りが出ていますけれども、内藤さん、この勝負を分けたポイントは何だったんでしょう?≫スタミナかな、気持ちとスタミナ。
ファーラン選手、途中切れましたね。
その差がどんどん出て、開いていってましたよ。
僕、間近で見て、すぐわかりましたね。
わかるんですよ、やっぱり自分もやってた側なんで。
スタミナ切れたな、そこから落ちてたな。
≫やっぱり高山選手は初めのラウンドから変わらずというところが強みなんでしょうか?≫ほんと、あれには脱帽ですわ、あれはすばらしい、よく練習やってます。
≫無尽蔵のスタミナ、まさにその差が出たということですね。
≫ここで試合前の表情を見てみましょう。
井岡選手の控え室です。
≫ただ勝ちたい、貪欲に勝利を目指す井岡一翔選手。
戦いの時間が近づき、いつも以上に眼光は鋭く、表情は引き締まっています。
部屋全体を緊張感が包んでいます。
今回は珍しく、周りの仲間にも絶対勝って王者になると口にしてきました。
3階級制覇という大きな壁をその拳でこじ開けられるのか自ら正念場と語る運命の一戦で今日の一勝を目指します。
≫ファン・カルロス・レベコ選手の控室前です。
中ではラテンミュージックを大音量でかけ、そのリズムに合わせて、小気味のいいステップを踏んでウォーミングアップをしていましたが、グローブをつけ、この扉を閉めたときから臨戦態勢が整っています。
先ほどまで、この扉を中からドンドンたたいて太鼓のような音を鳴り響かせまさにフットボールのスタジアムのサポーター席のように太鼓のリズムを刻みながらいけ、チャンピオンという大きな声が響いていました。
いよいよリングに向かう、気持ちも体も準備は整っています。
≫2011年に47.6kg、ミニマム級、2012年に48.9kg、ライトフライ級の世界王座を手にし、今宵、50.8kg、フライ級のベルトをつかめば世界で43人目の3階級制覇6階級を制覇している2人、オスカー・デラホヤでさえマニー・パッキャオは51戦目にして43階級井岡はこれがプロ18戦目、勝てば世界最速の大記録をかけての生中継です。
≫挑戦し続ける限り、やっていく限りはその夢をかなえたいし…≫あの悪夢の敗北から1年。
井岡一翔が世界王座返り咲きへ。
世界最速での3階級制覇に挑む。
だが、立ちはだかるのは史上最強の敵。
チャンピオン、ファン・カルロス・レベコ。
その戦績、36戦35勝19KO。
2階級制覇を成し遂げ、現在8連続防衛中の絶対王者。
その強さは、同じフライ級で世界を制した内藤大助も舌を巻く。
アルゼンチン・メンドーサ。
ここで最強の男は牙を研いでいた。
繰り出されるパンチはフライ級離れしたパワーとスピードを兼ね備えている。
己を極限までいじめ抜き、つかんだ栄光。
絶対王者に1mmの慢心もない。
打倒井岡に全力を尽くす。
世界最速3階級制覇へ。
井岡一翔、最強の敵を倒し、夢をつかむことができるのか今年最大のビッグマッチが今始まる。
≫これから井岡一翔選手が最強のチャンピオンを相手に夢の3階級制覇に挑みます。
内藤さん、井岡選手はあの敗戦から1年、再び、この大きな舞台までたどり着きました。
≫軽量もきちっとクリアしてまた世界戦の舞台に立ってきたというのはやっぱり普段からの行い、自己管理もやって、練習もよくやってるということですねさすがですね。
≫ゲストの俳優の鈴木亮平さんにはこの後、リングアナウンサーも務めていただきますが、今のお気持ちいかがでしょう?≫非常に光栄ですね。
とにかく両選手のあの気合いに失礼にならないように全力で読み上げたいと思います。
≫鈴木さんのドラマの役柄でボクサーのトレーニングをして、20kg減量しましたね。
≫ボクサーの減量方法を勉強してやらせていただいたんですけれども、さらにボクサーの方はそこから戦うわけじゃないですか。
僕だったらあの水も抜いた状態で戦うなんて考えられないですね。
尊敬します。
≫それほど過酷な状況の中で試合に臨むというのがわかると思います。
≫世界で一番ストイックな職業なんじゃないかなと思います。
≫そして内藤さん、絶対王者といわれるレベコ選手の印象を教えてください。
≫パンチもあり、スピードもありますね。
要所、要所、カウンター、カウンターも打てる選手なんですよ。
突進力があって、あとラッシュ、とにかく戦いにくい選手でありますね。
ボディー打ちも上手です。
≫その選手を相手に、どういうポイントがありますか?≫井岡選手としては…僕の見解です。
カウンターが有効なんじゃないかと。
一発狙いのカウンターじゃなくて、とにかく前に前に出てきますので要所要所でカチンカチンと迎え撃つように打つカウンターが有効なんじゃないかなと。
ですが、そんなに簡単に持ち味出させてくれるわけではないですがでも井岡選手も2階級制覇したものすごいチャンピオンですからこれは本当にいい試合になると思います。
楽しみです。
≫カウンター対決も制して、井岡一翔選手が夢を果たすのかということですけれども、歴史に新たな1ページを刻めるのか。
≫井岡一翔選手、夢の3階級制覇達成なるのでしょうか。
いよいよ両選手、入場です。
入場の前に、まだ緊張感が漂っている大阪府立体育館です今か今かと控室でも選手を待っているということですがカウンターという話がありましたが、やはりレベコ選手もカウンターというのは考えている、想定にある中でどのように崩していくかですよね?≫黙っていてもレベコ選手はどんどんどんどん出てくる選手ですので、カウンターパンチャーではないんですね。
ただ、カウンターも打てる選手という。
基本は前に出て接近戦に持ち込んでブワーッと手を出してKOするのが得意な選手ですので、黙ってても前に出てきますから、それに合わせたいですよね。
井岡選手はファイターじゃないので、どちらかといえば足を使うアウトボクサーに近い戦い方、距離をとって戦う選手ですので、上手に合わせたいですよね。
≫めりはりのある距離感というんですかね、その辺りがまた1つのポイントでは。
≫距離、大事ですね、この試合も。
どちらが自分の距離で戦うかレベコ選手は接近戦ですよ、井岡選手は中間距離ですよねどちらがつかむかですね。
≫心臓の高鳴りが止まりませんが、いよいよです。
≫ここが人生の正念場と思うんで、ここで勝つのと負けるのと、大きな違いだと思うんで、このチャンスは絶対に逃せないです。
≫持たざる者と持つ者との戦い。
≫すべてのプレッシャーだったり怖さに打ち勝ってこそチャンピオンになれると思うのでこの勝負は絶対に落とせない≫勝者と敗者を隔てるもの、それは勝利への思いか。
欲望か、執念か、力か。
欲しいなら、つかみ取れ。
≫ただいまより本日のメインイベント、WBA世界フライ級タイトルマッチを行います。
まずは、青コーナーより、屈辱のプロ初黒星からおよそ1年再び訪れた3階級制覇へのチャンス。
夢のベルトは目の前にある。
さあ、その拳で今度こそ奪い取れ。
チャレンジャー、井岡一翔選手の入場です。
≫悪夢の敗戦から350日。
今、再び井岡一翔の3階級制覇への挑戦が始まります。
決勝戦の舞台、大阪府立体育会館から生中継です。
アマチュアエリートとして高校6冠を達成。
日本最短、プロ7戦目で世界王座を獲得。
八重樫東との史上初の統一戦を経て、プロ11戦目で2階級制覇をなし遂げました。
2階級制覇、父であり、トレーナーであり、ジムの会長でもある一法さん。
その心は1つ、いざ3階級制覇へ、いざ、3階級制覇へ。
WBA世界フライ級3位、チャレンジャー、井岡一翔。
数々の栄光を築いてきた井岡の自信はアムナット戦の敗北で崩れ去りました。
何が足りなかったのか、ボクシング界のサラブレッドがもがき、苦しみ、悩んだ果てに見つけた答え。
それはもう一度世界チャンピオンになりたいという心の底からわき上がる強い思いでした。
その井岡は今回、初めて青のリングシューズを選びリングに向かいます。
ボクシングの世界戦において赤はチャンピオン、青はチャレンジャーの色を表します。
そして燃える炎は赤よりも青の方がその熱が高いといいます。
勝利への渇望をその色に込めて、過去のキャリアはすべて捨てて、未来のために新たなストーリーをつくる。
待ちに待った世界戦、勝てば世界最速プロ18戦目での3階級制覇。
父・一法さん、弘樹さんの4回にわたる3階級制覇への戦いをすべてセコンドで支えました今宵、一翔のセコンドとして歓喜の瞬間を迎えるか。
その一法さんからもらったボクシングへの情熱と弘樹さんから受け継いだ才能を力に変えて、93年、弘樹さんの初挑戦から7971日、当時4歳だった一翔は26歳になりました。
井岡家にとって6度目の3階級制覇への挑戦。
幾度も阻まれた、その高い壁を拳で打ち破れ、チャレンジャー・井岡一翔リングインです。
≫続きまして、赤コーナーより、南米アルゼンチンの英雄が日本上陸。
36戦35勝、現在8連続防衛中の絶対王者、チャンピオン、ファン・カルロス・レベコ選手の入場です。
≫日本とアルゼンチンの拳闘の歴史は1954年、白井義男とパスカル・ペレスという試合から始まりました。
ペレスは白井から世界王者を奪い通算9度防衛。
9度目の防衛は59年のここ大阪、日本人が相手でした。
時はめぐり、2015年4月22日、そのペレスと同じアルゼンチンのメンドーサから来日、第74代WBA世界フライ級チャンピオン、ファン・カルロス・レベコ。
56年の時を経て、レベコはペレスと同じ世界フライ級王座をかけて同じ9度目の防衛戦。
日本とアルゼンチンの選手によるボクシングの世界タイトルマッチは30回を数えます。
運命に導かれた日本とアルゼンチンの両雄が今宵、拳を交えます。
守る王座、目指す階級、上がる舞台、戦う相手、背負う国、帰る故郷、レベコにとって重なり合う過去と現在。
しかし、その未来までもが同じ結果になるとは限りません白井は27代目、ペレスは28代目、レベコは74代目のフライ級王者。
井岡一翔がその栄光の系譜に名を刻むのか。
WBA世界フライ級タイトルマッチ。
いよいよ始まります。
井岡一翔が勝てばこれまでの記録を2試合上回る世界最速プロ18戦目での3階級制覇です。
ジャッジは第三国の4人で行われます。
WBAの主なルールです。
≫これより両国国歌の吹奏を行います。
皆様、国旗に向かい、ご起立願います。
初めにアルゼンチン国歌吹奏続いて、日本国国歌「君が代」吹奏。
≫今の自分から未来の自分へ≫ただ今より本日のメインイベント、WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦を行います。
赤コーナー、112ポンド、アルゼンチン、WBA世界フライ級チャンピオン、ファン・カルロス・レベコ!≫母国の英雄、パスカル・ペレスに並ぶ9度目の防衛をかけて、チャンピオン、ファン・カルロス・レベコ。
≫青コーナー、挑戦者、112パウンド、WBA世界フライ級3位、第27代WBA世界ライトフライ級チャンピオン、元WBA・WBC世界ミニマム級統一チャンピオン、井岡一翔!≫ただ勝ちたい、そう語ったWBA世界フライ級3位、チャレンジャー、井岡一翔です。
井岡の3階級制覇とレベコの9回目の王座防衛かどちらにとっても偉大な記録をかけての一戦になります。
WBA世界フライ級50.8kgタイトルマッチです。
井岡の3階級制覇か、レベコの9連続王座防衛か。
井岡のホーム、大阪府立体育会館。
運命の試合を迎えました。
≫解説は鬼塚勝也さん、内藤大助さんです。
鬼塚さん、まず井岡選手の第1ラウンドの入り、いかがでしたか?≫相手にテンポをとられる前に、先にテンポとろうという意識がすごい見られるいい1ラウンドだったと思います。
≫内藤さん、レベコ選手は小柄なんですが、非常に圧力を感じました。
≫やはり力強いですね。
パンチもありますよ。
≫チャンピオン、31歳のレベコとチャレンジャー、25歳の井岡一翔。
≫第2ラウンド、残り10秒を切ってからの井岡の左。
鬼塚さん、これはどうでしょう、レベコにとって。
≫効いたと思いますよ、ヒヤッとしたと思いますよ。
でも1ラウンドから井岡選手距離もつかんでますしパンチもよく見えてますし。
≫一瞬ぐらついたチャンピオンのレベコ。
≫効きましたよ、これ。
今日調子よさそうですよ、井岡選手。
≫3ラウンド中盤、井岡の右、レベコがそのパンチに合わせて返してきました鬼塚さん、ともに2階級制覇のチャンピオン、非常にハイレベルな攻防です≫やっぱりレベコ選手としては出入り使いながらパンチを打ってくるし、井岡選手はコンパクトにパンチ打ってますね。
≫4ラウンド中盤、井岡の左アッパーからのボディー。
的確に鬼塚さん、とらえてますね?≫決して強いパンチを打ち込んでいる感じではないですけど、リズム、距離感はつかんできてますね。
≫WBA世界フライ級タイトルマッチ。
≫5ラウンド中盤、チャレンジャー・井岡のワン・ツー。
鬼塚さん、きれいなワン・ツーこの5ラウンドに初めて決まりました。
決まった要因は?≫距離感が合っている、決して流れていなく、距離感がきちんとつかんでますね。
≫右のパンチが伸びきったところで当たる。
その距離感をつかんでいる井岡。
≫第7ラウンド序盤のチャンピオン・レベコの連打。
内藤さん、これにはちょっとヒヤッとしました。
≫本当にこれは当たれば当たるほど勢いついてきますからね、クリーンヒットはもらいたくないですよね。
≫しかし内藤さんの解説でうまく真ん中を攻めたというショートアッパーも当たっています。
≫プロ18戦目、プロ最速の3階級制覇を狙うチャレンジャー・井岡一翔、右ストレートがチャンピオン・レベコの顔面をとらえている。
相手を向こうにしてパンチをもらいながらカウンターを当てた井岡です≫このままボクシング中継を延長して大阪府立体育会館からお伝えしてまいります。
さて鬼塚さん、井岡がここまでペースを握っているように見えていますが、残り3ラウンド、レベコの余力はどうでしょうか?≫ローカル選手なので、まだまだ力が残ってると思いますがただ焦っているのは確かです攻撃が雑になると思うので、井岡に突いていってほしいですね。
≫内藤さん、焦ると攻撃が雑になるという鬼塚さんの解説ですが?≫それを井岡選手、見逃さず、上手に突いてますね。
これから残り3ラウンドですが、もしかしたらですけど、捨て身でガッと来る可能性もありますね。
またここで気を引き締めてほしいですね。
KOを狙ってくる可能性十分にあり得ますから。
≫プロ18戦目の井岡一翔、プロ37戦目のレベコ。
倍のキャリアを持つチャンピオンです。
≫残すところ2ラウンドですほとんど、内藤さん、井岡選手の顔、傷がついていませんが?綺麗な顔してますね。
≫一方の鬼塚さん、レベコの顔ですが、かなりパンチ当たってます。
≫的確にとらえてますね。
≫レベコも自国での試合よりアウェーで戦う方がアルゼンチンを代表して戦うという気持ちが強くなる、残り少ないキャリア、最高のボクサーたちとビッグマッチをしていきたいとレベコも語っていました。
アルゼンチンから乗り込んできたチャンピオンのレベコ。
そしてレベコを破り、世界王座をつかむか、井岡。
残すは6分間です。
≫いよいよ両者の決戦は残り3分間です。
最終12ラウンドです。
第74代WBA世界フライ級チャンピオン、ファン・カルロス・レベコと、チャレンジャー・井岡一翔です。
鬼塚さん、最後の3分間です。
≫レベコ選手としては分が悪いと思っているので必死でラスト来ると思いますよ。
≫内藤さん、出てくるレベコを井岡はどうでしょう、仕留めたいという思いはあるでしょうか?≫それより勝ちにこだわると思いますよ。
ただチャンスがあればもちろんKOは狙うかもしれませんが、恐らく、勝ちにこだわると思いますよ。
≫初めての3階級制覇に向けてアムナットに挑戦して負けた井岡。
その後、2戦のノンタイトルマッチ、ノックアウトを意識して戦ってきました。
そして迎えた最終12ラウンドのゴングを聞きました。
≫健闘をたたえ合ったチャレンジャー・井岡。
チャンピオンのレベコ。
9度目の防衛か、3階級制覇か。
両者の決着は判定に委ねられます。
まずは鬼塚さん、この12ラウンドをどうご覧になりましたか?≫井岡選手は間とか駆け引きがすごくうまい選手なんですけど今回は自分から1ラウンドから左を先に当てて相手にペースを握らせないように勝とうという意識がすごい出た試合だったと思います。
≫内藤さん、そのチャンピオンの動きを封じながらパンチを打った井岡でした。
≫井岡選手は最後まで集中力高くて、ガードもしっかりして、今日は僕が見る限りパーフェクトな試合でしたね。
ただ微妙なラウンドありますからね。
採点はどうなっているか、結果聞くまでわからないですかね。
よかったんじゃないかと思いますけども。
≫ボクシングでどうしても越えられない壁という体重、その複数階級制覇。
1つ目はミニマム級、2つ目はライトフライ級、そして3つ目は、このチャンピオン、フライ級のレベコから奪うことになるのか。
≫顔がきれいですね、井岡選手。
≫レベコはこの表情です。
戦い抜いたという表情か。
果たして、どんな決着になるでしょうか。
採点の発表です。
≫ジャッジ、114−114。
115−113。
116−113。
以上2−0の判定により勝者、WBA世界フライ級新チャンピオン、井岡一翔!≫父、一法さんと、おじ、弘樹さんと涙の抱擁!プロ18戦目、世界最速の3階級制覇。
偉業をなし遂げた、WBAの黒のベルトを初めて世界王座をとったとき以来の涙の勝利。
おじ、弘樹さんが泣いています。
弘樹さんの初めての3階級制覇の挑戦から実に7973日、成し遂げたのは26歳の井岡116−113、115−113、114−114。
2−0の判定、勝ったのは井岡一翔でした。
あの黒星から立ち上がって、そしてつかんだ王座。
涙の戴冠、3階級制覇を成し遂げました。
光る汗と涙。
この後、10時11分から「水曜日のダウンタウン」をお伝えします。
≫涙の、そして悲願の3階級制覇、井岡一翔選手です、おめでとうございます。
≫皆さん、世界チャンピオンになって本当にカムバックできました。
ありがとうございます。
3階級、とったぞ!≫井岡家にとっても、そしてご自身にとっても悲願だったこのベルトだと思います。
今、肩に巻いている感触いかがですか?≫おじさんと僕で合わせて今回が6回目の挑戦なんで、本当に自分も崖っぷちというか、本当に正念場だったんですけど、本当にここに来てもらってる会場の皆さんもそうですし、皆さんの応援があって、本当にこの試合よりもプレッシャーというのがすごかったですけど、乗り切ることが、打ち勝つことができました。
ありがとうございます。
≫会場の皆様にもぜひメッセージをお願いします。
≫僕は、ボクシングをしてから、井岡家に生まれてからずっとサラブレッドと言われてきました。
でも皆さんもご存じのとおり去年の5月に負けてから積み重ねてきたものが本当に音を立てるように崩れていきました。
でもそこから本当の地方馬になって、入場から、この3階級、制すことができたのは本当に日々戦っている皆さんや頑張ってる皆さんに何かメッセージ、与えれたと思うんで、この先もどうなるかわからないですけど、自分がつかみ取りたい夢は何がなんでも、何を代償にしても挑戦し続けて真っすぐ真っすぐ、生きていくんで、これからも皆さん楽しみにしててください。
今日は本当にありがとうございました。
≫井岡のまっすぐな思いがこの黒のベルトをたぐりよせました。
井岡は井岡家に生まれ、この3階級制覇という大きな挑戦。
本人は「呪縛」とポロリとこぼしました。
2015/04/22(水) 19:59〜21:56
MBS毎日放送
ボクシングW世界戦井岡3階級制覇へ「レベコ×井岡一翔・高山勝成×サックリンJr」
[字] 世界王者返り咲きを目指す元二階級王者・井岡一翔が三階級制覇に再挑戦! そして昨年末、悲願の4団体制覇を達成した高山勝成が初の防衛戦にいどむ!
詳細情報
番組内容
世界王者返り咲きを目指す元二階級王者・井岡一翔が三階級制覇に再挑戦!対するのはWBA世界フライ級王者のファン・カルロス・レベコ 現在8度防衛中の最強王座だ! この王者からベルトを奪い、プロ18戦目で世界最速三階級制覇を狙う!
もう一つの試合は…。 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ!
昨年末、ミニマム級4団体制覇を達成した 高山勝成が初の防衛戦に挑む!対するのはファーラン・サックリンJr。
出演者
【解説】
鬼塚勝也・内藤大助
【MC】
小島瑠璃子
赤荻歩(TBSアナウンサー)
【実況】
土井敏之(TBSアナウンサー)
伊藤隆佑(TBSアナウンサー)【リポート】
杉山真也(TBSアナウンサー)
【ゲスト】
鈴木亮平
公式ページ
■番組HP
http://www.tbs.co.jp/sports/boxing/
動画公開中!
ボクシングW世界戦 井岡3階級制覇へ! 4/22(水)「レベコ×井岡一翔・高山勝成×サックリンJr」動画公開しました!
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
福祉 – 文字(字幕)
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