報道ステーション 2015.04.23


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫ドラマ「アイムホーム」から直結で「報道ステーション」ということになります。
今日のコメンテーターをご紹介いたします。
おなじみになりましたショーン・マクアードル川上さんです。
経営コンサルタント。
よろしくお願いいたします。
つい先ほど飛び込んできた情報なんですが後ろに、東京・豊島区池袋本町とありますがこの池袋本町に電車に見える公園というのがあります。
ここなんですけれども。
ここに2つ滑り台が組み合わさっている遊具があるそうなんですがその1点、地表から1時間あたり480マイクロシーベルトという高い数値の放射線量が観測されました。
その周辺は低いということなんですがその1点が高いということで土の中に何か放射性物質が眠っているのではないかということで立ち入り禁止になりました。
これについてまずはお伝えしましょう。
≫詳しい情報をお伝えします。
高い放射線量が検出されましたのは豊島区池袋本町の区立池袋本町電車の見える公園で20日、月曜日に地元の住民から放射線の値が高いと通報がありました。
更に、豊島区で調べたところ公園内にある、滑り台などを組み合わせた複合遊具の階段の中ほどの部分で1時間あたり2.53マイクロシーベルトを検出。
更に、今日午後区で詳しく調査したところこの遊具の階段の向かって右脇にある地面の部分から480マイクロシーベルトという非常に高い放射線量を検出しました。
このため、区では今夜遊具をフェンスで覆うとともに公園全体を立ち入り禁止にして人が近づかないよう監視をしています。
豊島区では非常に高い放射線量を検出した地面の下に何か埋められている可能性があるとして明日朝から本格的に調べることにしています。
≫異常に高いですね。
普通ではありえないし東京で福島の放射能が飛んできたからといってそんなに雨とかで放射能がたまりやすい地形だったとしてもそこまでいくことはないと思いますね。
公園になってるけど前に、学校があったり大学があってそれで放射線を扱うような施設。
昔、そういうのがあって捨てるのに困って埋めてしまったみたいなのがひょっとしたら今ごろ発見されているのかなと。
≫まだ、はっきりとしたことは当然断定できないんですが車で向かっていた社会部の郭晃彰記者がちょうど、その公園の前に到着したところのようです。
郭さんそちらからわかっていることを今、着いたばかりだと思いますが情報はどうでしょう。
≫毎時480マイクロシーベルトの非常に高い放射線量が観測されたのはあちらの今、囲われている滑り台の辺りだと思われます。
あそこの滑り台の階段の右脇部分の地面から、毎時480マイクロシーベルトが計測されたということです。
この場所は東武東上線の下板橋駅のすぐそばにありまして付近も住宅が広がっています。
この周辺は、情報を聞きつけて周りの住民の方々も不安そうに集まっています。
そして、この公園は実は2年ほど前にできたばかりの非常に新しい公園だということです。
住宅街があることからおよそ20年ほど前から地域の住民の方からこういった公園を作ってほしいとの声があったことで作られたということです。
こちらからは今のところ以上です。
≫郭さん、着いたばかりでイヤホンもつけてないようなので私の声が聞こえていないようですね。
もうちょっと詳しく聞きたいところでしたが現場の雰囲気を。
しかし一方で、池袋の保健所はこの件に関する健康相談を受け付ける窓口を設置するという情報も入ってきております。
詳しいことはわかりません。
どういう物質どういうものなのか。
しかしながら、かなり1時間あたり480マイクロシーベルトというのは大変高い数値を観測しているので非常に不安ではありますね。
さて、次のニュースです。
これも今日夕方以降で俄然、出てきた話なんですが実は、千葉県の船橋数日前に18歳の女性が友達と道を連れ立って歩いていたようです。
そこに複数の男性が乗った車が来てその18歳の女性1人が車の中に乗ったということなんです。
以降、行方がわからなくなっていた。
おとといだと思われますが地元の警察にある成人男性ということですが電話が警察にありましてもしかして女性は埋められたようだというような通報があったようです。
まだ断定はもちろんできない詳細も、まだわからないんですがとりあえず伝えられることを。
≫本当に埋められたのか。
千葉県船橋市に住む18歳の少女の行方がわからない。
発端は、おととい船橋東警察署にかかってきた成人男性からの1本の電話だった。
≫通報を受けた警察が調べたところ19日の夜に18歳の女性と一緒にいた女性の話を聞くことができたそうです。
その女性によりますと道路を歩いていたときに車がやってきてその車に18歳の女性は乗っていったということです。
≫今のところ、これが少女の最後の目撃情報となっている。
このとき一緒にいた女性によると車には複数の人間が乗っていたという。
18歳の少女が自ら進んで乗ったのか無理やり乗せられたのかはわかっていない。
車に乗った場所は千葉県内だが船橋市内ではないという。
その後の調べで、その車には成人の男性や複数の少年が乗っていたとみられる。
警察に電話した男性と車に乗っていたとみられる男性は別人で互いに面識はないという。
警察は、車に乗っていた人間と関係のある少年らから監禁の疑いで話を聞いている。
少年らの中には少女を印旛沼のほうに埋めたと話すものもいるが話が二転三転している。
具体的な話については言及していない。
また車に乗っていたとみられる成人男性と18歳の少女当人とは連絡がつかない状態が続いている。
≫今日はこの知らせを聞いて急遽、船橋に富川悠太アナウンサーが向かって取材しております。
中継です。
富川悠太さん、お願いします。
≫成人男性から情報提供があったのがこちらの船橋東警察署です。
その情報をもとに警察が調べたところ複数の少年らが浮上したということなんですね。
その少年らは現在ここ以外の警察署で今、事情を聞かれているんですが中にはここから車で40分ほどの印旛沼に18歳の女性を埋めたと話す者もいるようです。
ただ、話は二転三転しているということなんですね。
その少年らがどういった人物かといいますと19日の夜に18歳の女性が車に声をかけられ乗っていった。
そこに一緒に乗っていった人物だそうです。
その車には成人男性も乗っていた。
これは通報したのとは別の成人男性なんですが車の所有者でもない成人男性が乗っていたそうです。
警察が連絡を取ろうとしたところその成人男性とは連絡がつかずに現在も行方を追っているということなんですね。
なんらかの情報を知っているとみて、警察は行方を捜しています。
私たち、今日取材を進めたところ当該の18歳の女性と同じかどうかはわからないんですが同じく、18歳のある女性と連絡がつかないと複数の方が話していらっしゃったんです。
その女性の勤務先周辺の防犯ビデオを警察は押収しているようです。
更に、その女性の周辺の人物知人らからも警察は話を聞いているようなんですね。
そのうちの1人、ある女性知人から話を聞いたんですがその女性は非常に交友関係が広くて男性女性問わずに友達が多い方だそうです。
ただ、改めて申しますがその女性と当該の18歳の女性が同一人物かどうかはまだ、わかりません。
≫富川さん、非常に微妙で間違っては当然いけませんし我々も慎重に決して決め付けることなくお伝えしなければいけないんですけどこれは確認なんですが富川さん、やっぱり取材しててもそうなのかなと思うのは車に18歳の女性が乗ったということでその車の中に乗り合わせていた複数の男性のうち誰かと女性が知り合いであったのかそうじゃないのかというのはちょっとまだわかりませんか?≫そのとき、知人の女性と18歳の女性が2人でいたと。
それで、声をかけられたのが18歳の女性だけで18歳の女性が声をかけられたときに別に抵抗するわけでもなくすっと車に乗っていったということで知り合いじゃないかとみられるというところまでですかね。
≫もう1点、富川さん。
通報してきた成人の男性いやな表現ですけど埋められたかもしれないと物騒なことを通告した人と車に乗り合わせていた誰かとはやっぱり知り合い関係なんですかね?≫それは知り合いではないと警察はみているようですね。
更に、その車に乗ったあとにある成人男性のもとに行ったという話も出てきていますのでそれがまた2人、3人という成人男性の姿もちらついてはいるんですがそれがどういった人物なのかはまだ全くわかりません。
≫ありがとうございました。
小川さん、次のニュースにまいりましょう。
≫昨日、官邸で見つかった小型の無人機ドローンですがこちらは、その現物と同じ機種のものです。
このような状態で官邸で見つかったんですね。
もともとは、この機種白色をしているんですがこうして黒く塗られていました。
このように小豆色をした容器がくくりつけられていて放射性物質を示すマークがつけられていたんですね。
これ、実は裏返しの状態で正対するとこのようになります。
結構重いんです。
こういうふうに飛ぶ小型の無人機のようです。
≫これは昨日、総理官邸で見つかった小型無人機ドローン。
プロペラやそれを保護するガード部分など本体のほとんどが黒い。
中心部、左側には茶色い筒状の物体がくくりつけられている。
その横には小型のデジタルカメラ。
その上には銀色に光る四角い箱がある。
細く伸びる赤い線はリード線だろうか。
4つあるプロペラのうち、右上のプロペラガードが折れている。
捜査幹部はドローンが着陸したのではなく落下したものとみている。
このドローン。
市販の製品を改造したものだった。
捜査幹部によるとドローンは中国のメーカーDJIが8万8000円で販売しているファントム2だった。
このメーカーの社長が取材に応じた。
≫社長が指摘した改造を整理する。
まず機体の色。
白から黒。
そして機体の位置などを知らせるLEDランプもごく一部を残して黒く隠している。
販売時にはついていないプラスチック製のボトル。
更には搭載したカメラの映像を送る装置も付けられていた。
これらのことから改造した人物の意図そして、ドローンの飛行範囲が見えてくるという。
≫捜査関係者はファントム2を操縦できるのは最大でも300m離れた地点までとみている。
しかし、メーカーによれば搭載されていた映像を送る装置を使えば信号が届くようになるので1.2km先からも操縦することが可能だという。
≫総理官邸から1.2kmといいますと例えば、この日比谷公園の一部も含まれます。
総理官邸の周辺は警備が厳重ですがこの辺りは夜になりますと全くといっていいほどひとけがありません。
こうした場所でしたら人目につかずにドローンを飛ばすことも可能だと思われます。
≫更に機体が見えなくなっても送られてくる映像を見ながらの操縦が可能になる。
では、このドローン。
いつごろ官邸に侵入したのか。
捜査関係者によるとドローンを運び出す際に機体から水が滴ってきたという。
これがもし雨水だとすれば雨が降っていたときかそれ以前に官邸に侵入したことになるのだが…。
官邸周辺の天気を振り返る。
ドローンが見つかったのが昨日午前10時27分。
天気は晴れだった。
それ以前に雨が降ったのは20日夜からおととい午前1時ごろまでだ。
つまり、ドローンが雨に濡れたとすれば遅くともおととい午前1時までには官邸に侵入していた可能性がある。
徐々に明らかになってきた情報から見えてくる犯人像は…。
見つかったドローンのメーカーはこう見る。
≫ドローンに搭載されていたプラスチック製のボトルの周りからは自然界には存在しないセシウム134と137が検出されている。
中には放射性物質が入っているのか。
≫ボトルの中身はまだわかっていない。
警視庁は今後ボトルを都内の専門施設に送り詳しく調べるという。
≫早く中身のことを知りたいですし誰が、どこからどんな目的でということをどんどん突き止めなきゃいけないということなんですがショーンさんに伺いたいのはこのドローン無人の、この機に関して一方向で捉えてばーっとやるってことは必ず反面も出てきちゃうので、いろいろ考えないといけないですよね。
≫昨日おっしゃっていたように文明の進化に対してルールの進化が必要だということ本当に重要だと思うんですけど4つ整備されていかなければいけないことがあるのかなと思います。
特に今回は公機関が狙われたということで予測し得る危機だったと思うんですね。
例えば警察や防衛省や官邸が公安といったところがこういった予測しうる危険に対してどの程度の危機感を持っているのか。
ガスを持っていて空調ダクトに入っていたらどうするのか。
あるいは原発に入っていったらどうなのか考え得ることに対してどうするのか。
あれは航空法ではない新たな整備。
場合によっては許認可ということも必要なのかもしれません。
あと、3つ目は社会。
使う側の規律の問題ですが私は誕生日におもちゃのドローンをもらったんすが使う側の規律が大事だと思います。
≫ちゃんとした心構えがあればあるほど怖いですね。
≫本当に広い場所に行かなきゃいけないとかいろんな危険性があるということを感じるので使う側の成熟が必要なのと新技術に対応する制御というものも必要で例えばGPSを使えるなら飛行禁止区域の中を飛ばないようにすることも可能なわけでこれは、いろんなメリットのある新しいデバイスであるということになるので健全な自由とメリットを毀損しないさまざまな整備が急務ですというところな気がしますね。
≫こういう無人のもので例えば、災害が起きた道路が寸断した孤立しているというところに薬や食料をとりあえず運ぶなどもう考えれば効能は限りないんですけどそういう考えの一方でロボットの普及今後、介護ロボットも含めて。
でも、そのロボットは殺人兵器になるかもしれない。
それとAI・人工知能ね。
人工知能が搭載されていくということになるすばらしさと怖さ。
我々はじっくり考えなければいけないですね。
ものすごいスピード感で開発されて進展していくことと逆にゆっくり考えるとここ、股裂き状態ですね。
≫人工と知能の前に知能が先にこないとだめですよね。
≫私はこういう病歴があるこういうものが好きでしょっちゅうこういう買い物をする。
駅は最寄りのこの駅から乗って必ず仕事先のこの駅で降りるとか膨大な個人情報、電子情報がありますね。
これを称してビッグデータ。
これが宝の山であると第2の石油資源だなんていう例えもあるようで成長戦略でもあるわけですね。
確かに、これはある特定の企業にこういうビッグデータが渡ればこれは、経済発展ということが想像できるわけですが個人情報の保護はどうなるのという不安がありますよね。
これ匿名加工をすれば第三者にこのビッグデータを渡すことができるようになりそうだという動きに至って、そうじゃなくて我々、丸裸にされてる感がある中で、不安もありますね。
≫今日の国会個人情報保護法の改正案が審議入りした。
本格的な改正は2003年に法律ができて以来初めてとなる。
≫今回の改正案が成立すると企業は個人情報を加工して個人が特定されないようにすれば情報を第三者に提供できるようになる。
わかりやすく例えるとこういうことだ。
お店や企業が会員カードを作るためなどに集めた個人情報。
このうち、氏名や生年月日住所など個人が特定できる情報を完全に削除したり一部加工する。
これを、匿名加工情報として企業は客の同意がなくてもほかの会社に提供できるようになる。
きっかけの1つはおととし6月JR東日本がIC乗車券Suica利用者の乗り降りした駅や生まれた年月性別などの情報をデータ分析会社に販売。
利用者から苦情や批判が寄せられその後、販売を見送るということがあった。
≫企業は購入履歴など膨大な個人データ、いわゆるビッグデータを持っている。
しかし、どこまでの範囲なら利用が許されるのか基準があいまいで企業は躊躇している。
そこで政府は今後、基準を明確にしてビッグデータの活用を経済の活性化につなげたい考えだ。
安倍政権は成長戦略の1つにも掲げている。
データを持つ企業が活用を本格化させれば経済効果は年間7兆7000億円という試算もある。
例えば、政府は新しい機関を作って全国の病院から電子カルテの情報を患者個人が特定できないようにしたうえで集める。
それを、製薬会社や大学に販売する方針だ。
新薬や、新たな治療方法の開発に役立てる。
更には携帯電話の位置情報。
これを使えば、時間ごとの街の人口構成がわかる。
都市開発や商業施設の出店時のマーケティングに利用できる。
街の人は…。
≫ビッグデータの活用に向けた個人情報保護法改正案。
個人を識別できないように加工するとしているが具体的には詰められていない。
例えば生年月日なら生まれた年や月までなら提供できるのか。
住所なら都道府県や市区町村までなら提供できるのかなどもこれからの議論になっている。
どこまでプライバシーが守られるかが課題だ。
≫携帯電話の番号はとかまあ、これは問題山積だと思うんですけど、どうでしょう。
≫まずビッグデータという言葉がこのお仕事をされてる方はかなりなじんでいらっしゃると思いますが一般の方はわかりづらいと思いますので、こちらに用意してみました。
ビッグデータという言葉自体は2000年から使われ始めた。
アメリカの経済学者が大きくなってきていると3つの要素が著しくビッグになってきていると彼は言っている。
3つの要素というのは1つ目は量です。
もう1つは多様性種類が大きくなってきた。
最後は速度、ものすごいスピードでデータが動き出すということなんですがまず、量に関していうとそのすさまじさを表す例としてはグーグルの会長さんが文明が始まってから21世紀初頭までのデータ情報量を例えば表すと5エクサバイトという。
5エクサバイトというのはちょっとわかりづらいと思いますが10の18乗です。
これはメガ、ギガ、テラ、ペタエクサというんですけどこれは非常に面白くて今日現在、1日で実はその半分が生み出されている。
人類が始まって21世紀の初頭までが5エクサバイトなのに今日現在では今日1日で半分がそれが生み出されてるぐらいの量が起きていると。
その量を支えているのが多様性ということなんです。
私たちの購買の履歴だったりインターネットの検索履歴。
電力の使用もあるし公共機関の利用歴というのもありますがそういったものものが企業が持っているプライベートなデータとオープンデータとだんだん連携をしながら多様性が更に膨らんで大きくなって、それを解析、分析する技術も追いついてきてということなんです。
従って私たちにいろんなメリットがあるんですがただ、プライバシーというところは早く整備されていかなければいけないということで非常に示唆に富む話があってアメリカのミネアポリスにある大きな量販店でそこにある女子高生のお父さんが乗り込んできてふざけるんじゃないと。
うちの女子高生の娘に対して妊婦用のカタログを送ってくるんじゃないと怒ったんです。
よくよく見るとこのお嬢さんは量販店で妊婦用の妊娠初期になりますと例えば、ローションを買うとかマグネシウムとかカルシウムとか亜鉛を買っていきます。
出産前になると大きめのパフ、コットンを買い始めますというデータが残っていたんです。
それにしたがってビッグデータが解析をしてカタログを送ったところ実際に妊娠してたんですね。
これは実に示唆に富む話で顧客の満足度を上げる話なのか余計なお世話なのか非常に難しいところでして企業が個人情報を守るというのは当たり前でコンプライアンスは当たり前で、更にコンプライアンスから先にいった配慮というものが必要になってくるのと皆さん、おっしゃってましたがデータをとるにあたってどの範囲でとるのかということとそれから、なんの意図でとるのかということあとは、それをとったときのメリットというのをきちんと説明して承認してもらうことが必要なんです。
説明と承認とそれに対する配慮というものがとても必要でただ、配慮というのはコンピューター上ではできないんですね。
やっぱり先ほどの話とつながりますが人間の知性企業としての理念であり道徳観といったところにもなってくるんですがそういう意味では非常に大きなビジネスチャンスを持ったビッグデータあるいはそれを取り巻くいろんな技術があるんですけどもこれは世界中が今いろんなことを整備しつつある段階です。
≫経済発展はしなくちゃいけないと思いますし当然だし、特定の企業が既得権を持って大儲けをする可能性があるなとかいろいろ考えますが反面で私は、例えば古臭い人間多いと思いますが真っ裸で外を歩きながらああ、便利だ、便利だってのはいやだよって。
≫個人の特定する情報は出ませんので。
例えば、健康医療データなんかになりますと今、厚労省が特定検診電子化の報告義務といわれてますがこれをとることによって社会保障だったりあるいは医療の問題いろいろなものにメリットがあるということでそれ、説明が足りないということですね。
≫あとは良識のほうもきっちり磨かないとだめになりますよね。
≫インテリジェンスが大事ですね。
≫ここで地震の情報ですか。
≫はい。
先ほど10時15分ごろに東北地方で地震がありました。
最大震度4を観測しています。
この地震による津波の心配はありません。
震源は青森県の下北地方。
震源の深さはごく浅いということです。
地震の規模を示すマグニチュードは3.9。
最大震度4はむつ市で観測されました。
そして、震度3東通村で観測されています。
日本原電の六ヶ所村の再処理施設は異常なしという情報が入ってきています。
≫リコール問題で苦境に立たされるホンダですが創業者の本田宗一郎氏の悲願として開発されてきた小型のジェット機が日本の空を初めて飛びました。
復活の起爆剤となるんでしょうか。
≫人々が見守る中その機体が姿を現した。
ホンダが自動車会社として世界で初めてエンジンと機体両方の開発を手がけた6人乗りの小型ジェット機ホンダジェット。
≫ホンダジェット最大の特徴がこの部分。
業界でタブーとされてきた主翼の上にエンジンを設置したのだ。
これにより機体後部の両脇に取り付ける従来機と比べて、およそ2割機内の空間を広くできたほか燃費も2割近く向上したという。
価格は日本円で5億4000万円。
すでに欧米で100機以上の受注があり安全性で認可が下り次第顧客への納入を始める。
市場の小さい日本での販売は当面ないという。
主力車フィットのリコールやタカタ製エアバッグ問題で苦境に立つホンダ。
巻き返しの起爆剤となるのか。
≫経済産業省は2030年時点の最適な電源構成いわゆるベストミックスについて原発の比率を20%から22%再生可能エネルギーを22%から24%とする原案を固めました。
今日、総理官邸に菅官房長官や宮沢経済産業大臣など関係閣僚が集まり電源構成について協議しました。
関係者によりますと今後の原発再稼働の見通しが明確ではないため2030年時点での電源構成については原発比率を20%から22%再生可能エネルギーを22%から24%にするという幅のある案になったということです。
今後は来週28日の経産省の有識者会議で原案を提示し与党との調整を経て来月中にも政府案をまとめる方針です。
2030年の温室効果ガスの削減目標案も30日に取りまとめられる方向です。
≫これは原発の比率がこうだとすると、やっぱり40年以上延長していくとかそれから、やっぱり建て替えとかそういうことも視野に入ってくるんだと思います。
新規増設まで入るんじゃなかろうかという気がしますね。
これは、やっぱりいろんな意見を言う方の中で専門家の中でも再生エネルギーを30%にしてそして、原発を15%というふうに減らしていくということが政府のいっている実は徐々に原発を減らして再生エネルギーを増やしていくということにもなっていくはずなんだけどそれは、できるはずだと言っているんですがそういう方もいます。
しかし、これだとかなり原発比率ってのは今言ったような構成になるんですよね。
もう1つ、ニュースいきますか。
≫もう1つお伝えします。
地面が揺れたという証言もあったようです。
南米チリで火山が大噴火しました。
≫空が異様な色に染まった。
南米チリ火山が22日、大噴火したのだ。
離れたところから見るとその規模の大きさがよくわかる。
火口から立ち上る噴煙は上空20kmにまで達し、空を覆った。
その雲の中では激しい稲光が何度も走る。
これだけの大噴火は1972年以来43年ぶりのこと。
チリ政府は火口から半径およそ20km以内に退避勧告を出しおよそ4000人が避難した。
航空各社は飛行に危険があることなどから火山に近い空港への運航を停止している。
≫今日は各地で今年一番の暖かさになりました。
こちら富山の砺波市では国内最多の250万本のチューリップが見ごろを迎えています。
ここ数日は天気もよく気温も高かったので一気に咲いたということなんです。
目が覚めるほど鮮やかですね。
明日もこの青空の下でチューリップを楽しめそうです。
今日、気象庁から異常天候早期警戒情報という耳慣れない情報が出されました。
これは極端な天候が予想されるときに早めに心構えができるよう出されるものなんです。
今回は高温についての情報です。
北海道から中国・四国にかけて真っ赤に染まりました。
平年よりかなり気温が高くなる予想です。
期間が来週28日から来月の7日まで。
まさにゴールデンウィーク中なんですね。
≫スポーツまいりましょう。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
まず、テニス錦織圭選手。
連覇を目指すバルセロナ・オープンの3回戦。
今日の相手は去年、この大会で決勝を戦った世界ランキング31位ヒラルド選手です。
≫錦織圭、ベスト8進出へ。
相手はクレーコートを得意とするコロンビアのヒラルド。
ラリーを得意とする2人が序盤から打ち合う。
錦織が決めると…。
ヒラルドも決める。
これも長いラリー。
錦織、前に出る。
このショットを決めると、錦織が2つ目のブレークに成功。
そして迎えたセットポイント。
第1セットはラリー戦を制した錦織が6ー2で奪う。
勢いに乗る錦織は第2セット。
バックハンド。
更に…。
前に出てきた相手の横を抜くパッシングショット。
≫サッカー、ヨーロッパチャンピオンズリーグ準々決勝。
スペイン勢同士の対戦です。
レアル・マドリード対アトレティコ・マドリード。
この注目のマドリードダービー。
試合前からものすごい盛り上がりです。
第1戦は0対0。
ベスト4をかけた第2戦。
激闘となりました。
≫レアル・マドリードのホームに7万8000人が詰め掛けた第2戦。
レアルは前半32分フリーキックをクリスティアーノ・ロナウド。
エンドが変わった後半4分。
スペイン代表イスコからメキシコ代表エルナンデス。
今シーズンアトレティコを相手に7試合で一度も勝てていないレアル。
ゴールが遠い。
0対0で迎えた試合終了間際。
ハメス・ロドリゲスの股抜きパスからロナウドにつないでエルナンデスがゴール。
最後の最後でようやく決めたレアルが5シーズン連続で準決勝進出を決めた。
そのほかベスト4にはメッシ擁するバルセロナ。
ドイツ王者バイエルンそしてイタリア王者ユベントス。
組み合わせは明日の抽選会で決まる。
メジャーリーグドジャースのカーショー。
去年リーグMVPとサイ・ヤング賞に輝いた左腕と青木が対戦。
3回ワンアウト2塁3塁のチャンス。
3塁ランナーをかえし最低限の仕事を果たす。
6回、第3打席。
カーショーとの競争。
青木がわずかに早く駆け抜け4試合連続のヒットをマーク。
その直後こんな場面が。
≫試合は同点の9回ジャイアンツはサヨナラ勝ち。
同じ地区のライバルドジャースに連勝だ。
≫中日は4回チャンスで6番、高橋周平。
スリーボールワンストライクからストライクを取りにくると思ったと甘いストレートを右中間へ。
先制の2点タイムリースリーベースで2対0とリードを奪う。
先発は吉見。
持ち味の抜群のコントロールを武器にヤクルト打線を抑え込む。
7回まで0を並べこれで開幕から20イニング無失点。
中日、大勝だ。
≫これで試合のなかった巨人とヤクルトが同率首位。
中日もゲーム差なしの3位です。
明日からは巨人とヤクルトの3連戦が始まります。
≫ここからは日本の自衛隊の海外の動きが変わろうとしている。
日本の自衛隊は具体的にどういう動きをしたらいいのか皆さんが考える、皆さんと一緒に考えるきっかけを作りたい≫日本の自衛隊のPKOの活動は現在まで、ずっと動くにしてもすごい縛りがあるわけですよね。
例えば、道路を作るとかあるいは学校を作るとか給水システムで水を運ぶとかいろんなことを自衛隊はやってきているわけですね。
立派な貢献をしてきている。
そして、局面変わりまして今後はというとこれはアフリカのコンゴ民主共和国のワンシーンですがやはり、国連のPKF部隊が住民保護のもとにこのいわゆる治安維持活動をやっているわけですね。
武装勢力。
これは村の人たちを武装勢力から守るということで場合によっては武器行使ということも視野に入ってくるわけですね。
武力行使も入ってくる武器使用基準も自衛隊から見ると変わってくる。
ここに自衛隊も同じく参加する道筋が、法的に見えてこようかという流れになっているのは事実ですね。
そして、このコンゴに伊勢崎賢治さんというかつて武装解除。
これはシエラレオネで国連の派遣団として行かれたりアフガンにも行かれたりという本当に、その道の専門家の方が我々の取材に同行してくださいました。
≫垂れ込めた雲を避けるようにヘリコプターが険しい山々の合間を縫って低空で飛行する。
アフリカコンゴ民主共和国の東部地域。
PKO・国連平和維持活動が世界最大の2万人規模で展開されている一帯だ。
≫コンゴ東部には国連平和維持軍の拠点が70あります。
現在、その拠点の1つに向かっています。
≫小高い丘の上に最前線の基地が見えてきた。
南アフリカから派遣された兵士150人が駐留し、周辺の武装勢力から住民を守る任務を行っている。
毎日行われるパトロールを取材した。
目指すのは25km先にある村だ。
今回、取材に同行したのは伊勢崎賢治氏。
国連職員として紛争後の国の立て直しに携わってきた。
アフガニスタンでは日本政府の特別代表として武装勢力と紛争解決のため交渉にあたった。
PKOの現場を熟知する人物だ。
コンゴ東部では40もの武装勢力が互いに支配地域を広げようと衝突を繰り返している。
政府には治安を維持する十分な力はなく国連に頼らざるを得ないのが実情だ。
基地から5kmの村。
この小さな村に差し掛かったところで地域の置かれている現状が明らかになる。
≫数人の男たちと民家の前に座る白い帽子の男。
武装勢力のメンバーで司令官の側近だという。
すでに彼らが実効支配する地域だった。
≫武装勢力のメンバーは普段、軍服を身に着けず住民の中に紛れ込むように潜む。
武装勢力と住民とを見分けることは困難だ。
パトロールは突然、攻撃される危険と隣り合わせのリスクの高い任務だ。
≫基地を出発して1時間ほど経ち次の村へとさしかかろうとしたとき兵士が異変を察知する。
≫急にパトロールが止まりました。
≫監視されるパトロール部隊。
動向が筒抜けになれば武装勢力に襲われるリスクも高まる。
実際、任務中の国連平和維持軍が待ち伏せ攻撃に遭い殺害される事件も相次いでいる。
2時間後、目的の村に到着した。
まず、周囲の安全を確保する兵士たち。
取材陣は、一定の距離を置くように指示を受けた。
≫非常にこの周辺は複雑な情勢です。
反政府勢力、周辺は支配しているわけですけどもここの住民は反政府勢力の支配を拒否して、その2つの勢力の間で衝突が起きているということなんです。
≫コンゴ人警察官3人が村に駐在しているというが…。
≫制服を着ている男性は自らを警察官だと名乗っていますが本当に警察官なのかどうか今、チェックされています。
≫誰が敵か味方かわからない中行われる任務。
コンゴではPKOが開始されてからの14年間で毎年のように犠牲者を出している。
伊勢崎氏は日本が国連平和維持軍に参加すれば戦後70年の間、避けてきた戦場に足を踏み入れることになると警鐘を鳴らす。
≫これまでPKOでの武器使用を正当防衛に限ってきた日本。
しかし、安倍政権は住民を保護するという目的でも武器を使うことを認めようとしている。
実は今PKOの任務は拡大し続けている。
自らが戦闘を行わなければならない状況に置かれているのだ。
アフリカ史上最大540万人もの死者を出したコンゴの紛争。
PKOは2万人近くの部隊を展開したが当時、武装勢力を鎮圧する権限はなかった。
武装勢力は中心都市を一時占拠するなど組織的な虐殺やレイプを繰り返した。
このとき、PKOは目の前の悲劇を止められなかった。
国連は国内外から批判を浴び方針を大きく転換した。
それまでPKOは武装勢力だけでなく現地の政府にも肩入れせず中立を重んじてきた歴史がある。
だが、おととし安保理は武装勢力を無力化するためコンゴPKOにそれまで禁じ手だった戦闘部隊の導入を決めたのだ。
コンゴPKOに特殊部隊として初めて派遣されたグアテマラ軍の基地。
人質となった住民を奪還する訓練ではスナイパーによる先制攻撃や突入して武装勢力を制圧することも行われていた。
戦闘部隊の登場で失われつつある中立の原則。
≫日本政府は戦闘部隊へ自衛隊を派遣しないとしている。
日本が果たすべき役割とはなんなのか。
伊勢崎氏はコンゴでのPKO活動の中で中立性が重要視されるある役割に注目している。
それが国連軍事監視団だ。
最大の特徴は非武装であること。
コンゴ東部にある事務所を訪ねた。
軍事監視団は多国籍の軍人で構成される。
メンバーは部隊を指揮する資格のある将校クラスの軍人だけだ。
彼らは日々、住民とも武装勢力とも話し合い紛争を未然に防ぐのが任務だ。
この映像は、おととし11月コンゴ東部の町で軍事監視団のメンバーが武装勢力と交渉を行った際の映像だ。
町を占拠した武装勢力に丸腰で向かい合うのが軍事監視団だ。
ここで戦闘になれば住民への被害が免れないと説得を重ね撤退させることに成功した。
実際の活動を取材した。
武装勢力が出没するという村に武器を持たずに入っていく。
襲われた際のリスクは高くこれまで3人が犠牲となった。
しかし、住民と信頼関係を築くためには非武装であることが重要だという。
≫村人たちは口々に深刻な治安状況について訴える。
普段は武装勢力の報復を恐れ外部の人間に情報を話すことはない。
武装勢力とも交渉ができる軍事監視団だからこそ得られる情報だ。
≫それでも事態が改善されなければ武装勢力とも直接、話し合い解決を目指すという。
≫軍事監視団の強みは非武装で中立を守り抜くことだった。
日本が戦後70年間海外で敵に向かって一発の銃弾も発砲したことのない事実を生かすことのできる場でもある。
≫ショーンさん、やはり丸腰で非武装で行く監視団。
自衛隊の方が加わるとしたらこれは自衛隊の方に死者が出たらどうなんだということも十分議論したうえでじゃなければいけないと思うんですが簡単ではないと思うんですがこういう具体的な…。
普段から反対ばかりしてないで具体案を出しなさいといつもテレビをご覧の方から叱られているんです。
具体的にこういう形はどうだろうという提案なんですが。
≫軍事監視団、私も初めてですがこういう立ち位置という彼はプレゼンスと言いましたがこういうプレゼンスの中から日本は主体的な選択の中から何をするか決めることがとても大事だと思うんですね。
今は何ができるようにするとか火力を使う、使わない。
その射程距離はどのぐらいかあるいは現場とのギャップあるいは国内法、憲法の整備だったりあるいは国連、国際社会との連携という中から非選択的にというか消去法的に何をってなっていると思うんですがこういう選択肢があるのであれば私は積極的にやっていくべきだし特に国連の動きということで言うと、部隊の任務の防衛というものと部隊の自衛というものがだんだんクロスオーバーしてきている中でやはり日本の立ち位置プレゼンスで何をって主体的な選択というものの中に軍事監視団といのは積極的にやっていいんじゃないかなと私は思うんですけどね。
≫今までの日本は武器を使わない2015/04/23(木) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

緊迫地域に展開するコンゴPKOパトロール部隊に密着取材…求められる日本の貢献とは▽総理官邸ドローンどこから▽国産小型ジェット初飛行

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP

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ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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