・「お腹空かせたカラスがいた」・「なんとか餌にありつきたい」・「このくちばしがもっと長ければ」・「あの餌がもっとこっちに来れば」・「カラスは考えるカラスは考えるカラスは考えるカラスは考える」・「考える考える」
(斎藤)観察し仮説を立て実験をし考察する。
科学の考え方を学べ。
(山本)まずは「考える観察」から。
今日は電車の音を観察してみる。
(電車の音)このガタンゴトンという音はどこで鳴っているのか。
電車からおりて観察する。
ここではガタンゴトン鳴っていない。
移動してみる。
(電車の音)ここではガタンゴトン鳴っている。
さっきの場所と何がちがうのか?2つの場所をくらべてみる。
レールに注目してみると…。
こっちにはレールに何か付いている。
ここに注目して音を観察してみる。
(電車の音)車輪がここを通るたびに…。
(電車の音)音が鳴っている。
一体これは何なのか?よく見てみると…。
レールに切れ目が入っている。
真横から見るとすき間が空いている。
この切れ目を車輪が通る時に音が鳴っているのか?
(電車の音)家で机をずらして切れ目を作ってみた。
(切れ目の上を通る音)たしかに鳴った。
(蒼井)さて今日は風船とパイプを使った問題です。
パイプの両側に大きな風船と小さな風船が付いていますがこの2つの風船はもともと同じ物です。
このパイプは中が空どうになっています。
でもここに弁が付いていて中が仕切られています。
なので2つの風船の中の空気は自由に行き来する事ができません。
ここをひねる事で中の弁が開いて2つの風船の中の空気が自由に行き来できる事になります。
さてここからが問題です。
この弁を開いた時風船はどのように変化するでしょうか?1大きい風船がさらにふくらみ小さい風船はしぼむ。
2大きい風船がしぼみ2つの風船が同じ大きさになる。
3このまま変わらない。
答えは番組の最後で発表します。
みなさん考えておいて下さいね。
観察仮説実験そして考察。
科学の考え方…では先ほどの答えです。
みなさんちゃんと考えましたか?1大きい風船がさらにふくらみ小さい風船はしぼむ。
2大きい風船がしぼみ2つの風船が同じ大きさになる。
3このまま変わらない。
ではやってみましょう。
風船がどうなるかよく見ていて下さいね。
(空気の音)大きい風船はさらにふくらみ小さい風船はしぼんでしまいました。
もう1回見てみましょう。
答えは大きい風船がさらにふくらみ小さい風船はしぼむでした。
どうしてでしょう。
そのひみつは風船の中の空気のあつ力にあります。
大きい風船は中の空気のあつ力が低く…。
ここから先は自分で考えよう。
これからはみんなが「考えるカラス」。
2015/04/23(木) 23:45〜23:55
NHKEテレ1大阪
考えるカラス〜科学の考え方〜(5)[字]
小学校高学年〜中学生を主な対象とした新しい科学教育番組。科学の知識ではなく、「考え方」を、歌やアニメーション、実験映像など様々なコーナーを通して伝える。
詳細情報
番組内容
今回の「考える観察」は、電車が走るときのガタンゴトンという音のヒミツについて。比べてみると意外な法則が。「デデニオン」は、土管についてさらなる考察を。「蒼井優の考える練習」では、1本のパイプの両側につながった風船を使った実験。番組を見た後に、どうしてそうなるのか、またどんな実験をすればその仮説は実証できるのか考えてみてほしい。【番組ホームページ】www.nhk.or.jp/rika/karasu/
出演者
【出演】蒼井優,市原尚弥,【語り】斎藤工,山本晃士ロバート
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
趣味/教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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