兵庫県内で行方がわからなくなっている80代の女性の遺体の一部である可能性が高いことがわかりました。
両腕などは死後に切断されたとみられ、警察は、遺体発見現場の近くに住む男が事件に関わった可能性があるとみて、けさ任意同行をし聴取を始めています。
(物集高量)「私はね昔のハンサムボーイ」「あなたは現在のハンサムボーイ」
(物集)「なんでだろうね」今のはちょうど『徹子の部屋』が1000回記念の時に物集高量さんという本当に素晴らしい国文学者においでいただいた…。
あとでまたお目にかけますけど今日の特別なお客様冨士眞奈美さんそして矢崎泰久さんです。
こんにちは。
色々なお話を伺います。
こんにちは。
『徹子の部屋』はもうじき1万回というところでございますが先ほどの物集さんゲストにいらしていただいた時は1000回目でございました。
あの時が104歳かなんかでそれで…100歳ですよね。
104歳105歳とずっと出ていただいて残念なんですけど106歳で亡くなったんですけど。
あの方がお出になった時は本当にトーク界のすごいスターが現れると新聞に出たぐらいの面白い方でして。
またその方が矢崎さんの…。
おじです。
おじ様ですってね。
私おかしな方がいるなと思ったら矢崎さんのおじさんだっていうからねやっぱりねそういうふうなんだなと…。
冨士眞奈美さん。
そしてこちら『話の特集』という大変一世を風靡した雑誌をお作りになりました矢崎泰久さんと本当はいうんですけどみんなは「たいきゅう」さんと言いまして…矢崎泰久さんでいらっしゃいます。
どうも。
よろしくお願いします。
それでその『話の特集』はもう懐かしいとお思いの方もいらっしゃる…。
20年前ですかねなくなったのは。
そうです。
ちょうど創刊から今年が50年。
そうなんですか。
じゃあ30年はやってらっしゃるのね。
それでその時の作家の顔ぶれが…。
すごかったですよね。
すごかったわね。
五木寛之さんとか野坂昭如さんとか井上ひさしさんとか…。
吉行さんもいらしたわね。
永六輔さん吉行淳之介さん。
そしてこのお二人の女優さんにも女優さんとしてではなくね執筆者として参加…。
私も小説書かせていただいて…。
眞奈美さんは小説を書いて…。
そうだったわね。
黒柳さんは随分連載をしてくれた。
そうですねエッセイ書きましたね。
ニューヨークに行ってる時やなんかもね。
それから篠山紀信さんとね一緒にほら写真…。
そう篠山さん…。
これあれなんですってね。
なんか対談したんですって?渥美清さんがいる。
渥美さんとね黒柳さんは…。
これは黒柳さんがニューヨークから帰ってきてそれで『話の特集』に…あれですよ「チャックより愛をこめて」っていう連載をした…。
あれ?あれ誰?私です。
本当?私ね当時あんな頭してたの。
えー可愛いじゃん。
だってうんと若いんだもん。
そうじゃないのそうじゃないの。
ニューヨークから帰ってきた時ああいうふうに頭たらかしてたの。
でもこういう番組をやる時たらかしてると邪魔でしょ。
だから今上へ上げてんだけど。
1人の時はああいうふうに…。
あの頃はね『13時ショー』っていうのの司会やってた。
そうですそうです。
そのために戻したんだもん僕。
あっそうそうそうそう。
戻したっていうかニューヨークにいた時にね。
『13時ショー』…。
これニューヨークにいた時ですね。
これは何?裸?私。
裸じゃないけど当時こういうね裸みたいなのがはやってたらしくて。
昔はやってたこういうの。
ブラジャーと下のパンツみたいなのをちょっと低くはくっていうね…。
ニューヨークからね毎月原稿を送ってもらってね。
そうです。
それは「ニューヨークから愛をこめて」っていう題。
「チャックより愛をこめて」は帰ってから。
そうそう。
そうでしたね。
ニューヨークの時の原稿が素晴らしいの。
もうね本当にねバーッとねホテルのねなんか便箋とかねそれからレストランのメニューの裏とかねそういうのに書いちゃうの。
勢いがあるの?違うのよ。
もう締め切りが間に合わないから。
あの時一緒にドラマに出てたんじゃん。
『繭子ひとり』って…。
そうそう。
行く直前行く直前。
朝の連続ドラマに…。
そうそう。
私が家政婦さんで。
あなたも家政婦さん…?私芸者さん。
ハハハッ!あそこに芸者さん出てたんだね。
随分違うわね。
ハハハッ!私すごい子持ちの家政婦さんだったのにあなた芸者さん?そうですよ。
まあそういう昔からのもう50年来…。
本当に50年来のお友達なんですよ。
だからああ言えばこう言う…。
今日はなんでこんなことになってるかっていうとまず一つには物集さんという素晴らしい方がいらしたのをお見せしたいと思ってどなたに連絡すればいいかしらってみんな思ってたのよ。
係累がないんじゃないかと思って。
そしたらこの方のおじ様だっていうことは前から私は知ってたから。
もう本当にね物集さんってね面白い方でした。
享年106。
この方ねお父様がすごいんですよね。
そうです。
お父さんが大学者で東大の名誉教授。
物集高見といってね…。
いくつなの?そのお父様は。
お父さんはとっくに死んじゃった。
お父様は『広文庫』というもう作家じゃなきゃ使わないような『広文庫』っていうのをお作りになったんですって。
すごいんですよ。
井上ひさしさんなんかねそれをあんちょこにしてましたから。
そうでしょ。
それを見るとすごく面白いことがいっぱい書いてあるわけね。
それで物集さんっていう方は…。
飲む打つ買うの男で大体女好きでもう大変なんですよ。
全部それは…飲む打つ買うあなたのところにも受け継いでるじゃないの。
全然受け継いでない…。
ねえ。
そのお元気だった物集さんが100歳の時と…もうちょっとあとかな?まあ来てくださった…。
とにかく面白い方です。
ちょっとご覧いただきたいと思います。
物集高量さん。
「おめでとうございます」「ありがとうございます」「大変ですよ1000回っていうのは」「久米さんという方は今もう本当に当代人気随一…」「そうです」「私はね昔のハンサムボーイ」「あなたは現在のハンサムボーイ」「これからね私のライバルはあなた」「ハハハッ!本当に…」「100歳長生きする秘伝もちょっとここではね…」「そんなに…。
ライバルにほらライバルに聞かせたくないって。
でも一応ちょっと…」
(久米宏)「ちょっとだけ。
このぐらい」「ちょっと少しはね…」「恋をすることです絶えず」「それが秘伝?」「ええそれが秘伝。
ね」「人間のみならず全ての動物は恋をする時に一番元気が出る」「水でも流れていく水はいつでも腐らない」「たまり水は腐る」「好みのタイプの女性っていうのはどういうタイプの女性がお好きですか?」「女のタイプですか?」「はい」「恋人のタイプ?」「どんなんでもいい。
それはもう」「ハハハ…!」私笑っちゃって…。
「どんなんでもいい」…。
久米ちゃんが出てるのが気に入らない…。
そう。
私といつも2人の時はねすごい機嫌がいいの。
一応1000回なんで久米さんに来ていただいたでしょ?もうライバル視しちゃってね久米さんを。
大変だったの。
まだ続きがありますので…。
ずっと怒ってましたね。
終わってから怒ってました。
なんで久米さんいるんだって?ちょっと矢崎さんはああいう方がおじさんなもんですから血筋かなってちょっと仰ってますけど。
またそのあと面白い話してらっしゃるので物集さんちょっと見ていただきますね。
「ご結婚申し込まれたって」
(久米)「本当ですか?」「いや…それはね…」
(久米)「嘘でしょ?」「いや…本当なんです」「何だかわからないんですよ。
もう…」「だってあんまり私今結婚考えていない」
(物集)「なんでだろうね」「結婚しましょうって仰った方はおいくつぐらいの方でしたか?」「それはねまあ…」「それが情けないんですよ。
あんまり言いにくい…」「これもあなたのご存じないこと」「ご存じないんですよ」「年を取るほど若い女が好きになる」「あっそうですか」
(物集)「ところが僕に申し込んだんだから七十ぐらいのおばあさん」「それでも30違うわけでしょ?」「だから…御の字だと思ってる」「あちらはもう30も若いんだから…」「こっちは鼻つまみ」「物集さんのところにお年を召していらっしゃるっていうこともあるし前は生活保護…」「だけども私の…来るのはねみんなおばあさんが多いの」「みんなね向こうからだと御の字だと思うの」「あちらは…あっそうか…」「御の字だと」「物集さんがそうやってお年を召していらっしゃるとか前生活保護を受けていらしたというので都とか色んなところから女の人がお家に訪問してくるでしょ?」「ええ不作。
みんなおばあさん」「そう。
それでねそれが気に入らないって電話かけてもっと若いのをよこしてくれって仰ったっていうけど本当なんですか?」「いやだけどね…若い人は来ませんよ」あのねちょっとわからなかったかもしれないんですけどね。
初めに100歳でお出になってね独身だって…。
奥様亡くなったっていうことがわかったら80歳の人とか70歳の人がね「私はどうです?」っていうふうに連絡があったっていうの。
でもね30とか20とか若ければ向こうはいいと思ってるかもしれないけどこっちはお断りっていうことになったわけ。
もっとずっと若い…。
でね「最終的にいくつぐらいがいいんですか?」って言ったらね「まあ…45ぐらい」とかって仰ってましたよ。
男の人ってそういうものかなと思いましたよ。
そんなのかしらね。
介護の人がね来てくれるでしょ定期的に。
そうするとね玄関のところでねこうのぞいてね帰れって言うんですよね年寄りだと。
若い人が来ると大喜びでね。
それでもう…何するわけじゃないんだけどねとにかくね若い子が好きね。
もうね自分の年どうなってるのかね?ご結婚は何回?いや1回ですよ。
1回ですよね。
前の奥様は亡くなったんで。
八重さんっていうのがいとこ同士で私の父親の姉なんですけどね。
その人が…八重さんっていうのがもう大ばくち打ちで。
女の人が?女が。
それで奥さんだったの?奥さんで。
それで相撲取りの巡業を追っかけて行っちゃう人。
いわゆる相撲の谷町やってたわけ。
そうするともう嫉妬に狂って毎晩泣いてるわけ。
あの物集さんが?うん。
それでもう嫉妬に狂うことがすごくいいんだって。
快感なわけね泣くのが。
第一元々なんかさ市谷にあった市谷御殿っていうお家があったぐらいの素晴らしいお金持ちの家族だったのね。
あの方のお父様が。
あの方の時代に何にもなくなって生活保護までいっちゃったっていうんだから相当すごいでしょ。
金が入ると何をしたいかっていうと馬券買いに行きたいんです競馬の。
自分で行くんです。
自分じゃないと当たらないって。
「買ってきてやる」って言うとね「お前は飲むに決まってる」って言うんですよ。
信用しない人のこと。
でもとにかくね4回ほど出ていただいたんですけどね毎回もう本当に抱腹絶倒でしたね。
でも私のことねとても好きでいてくだすってね。
そう。
大好き。
大好きだったの。
のべつね会いに行くって言うんだから困るんだよねこれも。
でもね私は死なないような気がするって仰っててね人間はね140だか160になるともう一回折り返してかえってくるんだからね140か160までは生きるって仰ってたのにね106歳で亡くなっちゃいましたね。
そうなんです。
だからね本人は元気だったんだけど結局は機能がもう駄目だったんですね。
だから最期は老衰なんだけど。
でも3日前にね…。
そうそうそう。
若い女の人よこしてくれって言ったりね。
幸せだったんじゃないですかね本人は。
それでテレビにお出になったんでものすごくみんなからわいわい言われたんでね。
本もねいっぱい売れましてねお金いっぱい入ったんです。
本も売れたの…?売れたんです。
残ったの?あなたのところに。
僕のおやじのところだからね会社は。
『話の特集』は関係ない。
僕はおやじに勘当されるわけだから『話の特集』出したために。
あなたは?うん。
あなたの家もぐちゃぐちゃ。
とにかくおたくはぐちゃぐちゃなんですけど眞奈美ちゃんはとにかく旦那様と別れて娘と…。
なんで私のほうへ飛び火するのよ。
だってあなた出てるんだから…ご出演。
眞奈美ちゃんが結婚する時は大反対したの俺たちは。
来たのよこの人たち。
なんて?やめろって。
伊丹十三と僕と浅井慎平で徹夜で口説いたのよ。
夜中にやって来てやめろって言うの。
林さんっていう…林秀彦さんっていうね劇作家と。
面食いだからねこの女は。
あっ「この女は」ってごめんね。
つい…つい普段の調子が出ちゃう。
言うこと聞かないでさ…。
でも言うこと聞いてればよかったね。
いやそんなことないじゃない。
でも子供生まれたでしょ?んっ?子供が生まれて…。
そうなの。
あれが宝物だよ。
1人じゃ生まれないもんね。
だから離婚して立派だったね。
あなたは何回結婚したの?それは今ここで言うのは具合悪いですよ非常に。
公の席上で。
3〜4回?そうですねまあ大体そんな感じ。
まあ色んな方がいらっしゃるので私のお友達の中にはね…。
ごめんね。
このみんなは一緒に俳句を作っております。
今日矢崎さんがいらっしゃったことの一つは私どもが俳句をやっておりましてですねこちらは非常にお上手。
私はね五・七・五に入れるのがやっとっていうね。
初めは字余り字足らず何だかわからないみたいだったんですけど。
三十幾文字ね。
でもこの句会もとうとう46年。
まだやってます。
46年。
今もまだやってますけど…。
今お話を伺っておりましたところさっきの物集さんという方は朝日新聞にお勤めで夏目漱石と森外の原稿を受け取りに行く?元々は朝日新聞の懸賞小説に当選するんですね。
『罪の命』っていうんで。
それで朝日新聞としてはせっかく懸賞小説の第1回の受賞者だからちゃんとしてほしいわけですよ。
物集さんがね。
ところが遊び狂ってるんでうちの会社へ来てくれって言って新聞記者になるんです。
それで原稿取りに行かせると…。
朝日新聞ね。
うん。
漱石とはうまくいってたんだけど…。
漱石とはうまくいった。
外とはうまくいかなくて。
謹厳実直だもんね。
そううん。
それだから外にね原稿遅いってお茶かけたりしたらね結局はクビに…。
すごいわね。
めちゃくちゃね。
そういう具合でめちゃくちゃな方なんですけど。
ちょっとその話は置いておいて。
俳句の会を。
はい。
俳句の会はもう50年に…46年でしたっけ?今。
46年。
46年になるんですけど。
あっこれはね…。
小沢昭一さんがいる。
これはね暮れのね福引句会っていうのがあってね昭ちゃんの隣に眞奈美さんいるでしょ。
左があなたね。
眞奈美ちゃんなの。
でね右がね私なのなんかね。
えっ?あれチャック?うん。
そうそうそうそう。
全然わかんない。
うんわかんない。
でもこれはそんなに古くはないんですよね。
そうそうそうそう。
みんなこのメンバーがいて…。
斎藤晴彦があそこに立って…。
あっ本当だ。
その隣に山藤章二が…。
山藤さんだ。
和田誠さん。
ねえ。
和田誠さん。
それからチャコちゃん。
白石冬美さん。
左側に矢崎さんが今いらっしゃるんですけど。
それで月に1回みんなで集まって現在もやっております。
下重さんとかみんな色んな人いるでしょ。
吉行和子さんがちょっと横向きに…。
V出してるのが千夏さんでしょあれ。
もしかして。
そうです千夏ちゃんですね。
ちょっと山から帰ってきたような顔して。
千夏ちゃんだ。
その上にいるのは渡辺さんって建築家…。
武信さん。
建築家だから大流っていうね。
そうそう大流。
雅号がね。
でもチャックさんが…楼蘭。
ローランサンが好きだから。
ローランサンが好きだったんで楼蘭っていうのにしたのね。
あなた衾去。
すごいよね衾去って。
しとねを去るって書くんでしょ?うんそう。
おしとね下がり。
もうそういうふうに決めたの?でもさ若い時でしょ?まだ。
そうなのよ。
だからあれは嘘でしょ。
嘘なの。
嘘ばっかり。
嘘ばっかり。
矢崎さんは今でも俳句をやってらしてこの間本をお出しになったんですよね矢崎さんね。
みんなの俳句が…色んな人が出てる。
渥美さんのから誰から全部出てますよ俳句。
帯はね眞奈美ちゃんが書いてくれたのね。
あっそうなんだ。
この帯がいいんだ。
あっそうなの?「四十五年間仲間なのだ」我らは。
我らは仲間。
どんな俳句がそこで出たかちょっと矢崎さんにまとめてきていただきましたんでちょっとお願いいたします。
僕もねもうね年寄りだからね間違うといけないんでね。
でもね衾去っていうね…。
眞奈美ちゃん。
眞奈美ちゃんこの人はね僕を狙い撃ちするんですよ俳句の会で。
僕はこの人のね句をねどうしてもね天に抜いちゃうの。
抜いちゃう。
それはね例えばね…。
「秋深し隣毛深き妾かな」なの。
これひどい句でしょ。
それからね…。
「夕立や娼婦のつくる塩ラーメン」っていうんですよ。
相当いいじゃない。
こんなものね選ばない普通は。
僕はねズキンときちゃうの。
パッて選ぶとね眞奈美ちゃんなの。
うん。
うれしいの。
だけど本当はねすごいうまいんですよ。
この人は『話の特集』の句会の中でもプロの中に入る人でしょ。
でもそれはチャックさんが駄目って言ってるわけじゃないですよ。
いいですよ。
私駄目なんだから…。
やっと五・七・五に入るようになったんだから。
でも黒柳徹子さんっていう人は変な人でいつも数えてるわけですよこうやってこうやって。
数えてるの?数えてるの。
それでねついこの間のね句会でもね…。
数えてた?数えて「桜餅皮も食べる」っていう…。
これ五・七なのよ。
それでねそれ出しちゃったわけ。
そしたらね途中でね気がついたの自分は足りないってね。
それでねこうやってね「ちょっと待って」とか言ってね書記の人にお願いしてね書き足したの。
そしたらねそのあとにね「桜餅皮も食べる“と新妻のまつげ”」って書き足したのよ。
今度は字余りになっちゃったわけ。
それでね「こんなの私の句じゃない」とかって言いながらねぐずぐずぐずぐず数えて…。
でもね小沢さんが亡くなる前にね…。
そうそう!最後の句会小沢さんの。
小沢さんの最後の句会で私を天に抜いてくださったんですよ。
それを僕はねメモしてきました。
お願いします。
いいじゃない。
そうそうそうそう。
もうね小沢さんがねこれ天に抜いてね。
それでねこの句会はね小沢さんはねどういうわけかビリだったのね。
その時ね。
でもあの人は宗匠と呼ばれてたの小沢さんはね私たちの中では。
チャックの句でいいのはね…。
「林間学校晝寝の耳に滝の音」僕ね滑舌が悪いからもう一回読むね。
「林間学校晝寝の耳に滝の音」これさ…。
いいでしょ。
林間学校も晝寝も滝も夏の季語なのよね。
全部入ってる。
フフフ…。
ところがねこれがねみんなが喜んで。
濃厚だわね。
3つ季重なりって珍しいでしょ。
珍しい。
これみんながねこれ選んでね優勝したの。
へえー。
1位になったの。
うれしかった。
14人もその時いたの。
よかったわね。
でね1位になってそしたら彼女はなんて叫んだかっていうと「44年間で初めて優勝した」って言ったの。
ハハッ!44年もさこれやってて。
大概いつも数えてたんだから。
才能がないの。
でもうれしいもんでしょ。
うれしかったうれしかった。
あなたのは?僕の句ねみんながね一番よく選んでくれた…。
うんいいわね。
なんか寂しいわ。
「春の夢」っていうのが寂しいのね。
これは死んだ人のことも入るからね。
でも2人が僕のことを天に抜いてくれた。
そう唯一。
2人が出席してて2人だけが…。
天に抜いた。
天に抜いた句が…。
教えて教えて。
「名人戦沈黙の棋士」…。
棋士ね将棋指し。
うーん。
効いてるじゃない。
これいい句だね。
ピシッとしてる。
この方のないの?んっ?この方の…。
この方の教えてよ。
どんなに上手かもっと教えて。
上手なのは句書いてこなかった。
書いてこなかった?なんだしょうがないじゃないの。
本を買っていただくと書いてある。
えっ?本を読んでいただくと…。
本をいただくと書いてある。
眞奈美さんはとてもお上手なんですよ。
天才だからねほとんど。
天才だから。
でもね渥美ちゃんっていうのはやっぱりよかったね。
渥美さんの句あります?あります。
いいね。
それから…。
こういうねなんか渥美ちゃんっていうのは変な感じだったけどとってもお上手でしたね。
うん。
あなたはよく小沢昭一さんと競馬やってたわね。
そう。
小沢さんと競馬と麻雀ではどのくらい…ね。
インチキ麻雀の天才なの。
あっそうなの?またまたそういう…。
どうしてこういう公の場で馬鹿なこと…。
それよりもごめんなさいね。
ちょっとあなた方ご存じないけどもね金原まさ子さんっていう方ご存じですか?あっ知ってます。
知ってるでしょ。
あの方すごいの。
こちらにいらした時がね百何歳かしら…。
こちらちょっと写真見て…。
当時102歳。
102歳でおいでくださったんですよ。
102歳で毎日ブログに俳句を載せていらっしゃるっていうことでゲストに来ていただいたんです。
そのね俳句がね本当に面白いの。
私大好きなのはねその時ね教えていただいたのはね…。
ハハハ…。
すごいでしょ。
「別々の夢見て貝柱と貝は」あれあの中に入ってるもののさ貝柱と貝が別々の夢を見てるかなんて…。
まあ夫婦もそうだっていうの。
同じベッドに寝てたって違うことを考えてるんですからっていうようなことを仰ってるんだけど。
その貝柱と貝がさあの中で別々の夢を見てるだなんてあまり思わないじゃない。
そういうのをね…。
すごく奥が深いですね。
面白いでしょ。
とてもそれで官能的なのよね。
「鶏頭たち」…お花の鶏頭ね。
っていうのがあるのよ。
ハハハ…。
今でも作ってらっしゃるって。
これ104歳お誕生日。
とっても奇麗な方でね。
ご主人がねお亡くなりになってからねお作りになるようになって。
それでね50年になるんですって俳句をお作りになって。
毎回ブログにね載せてらっしゃって今ちょうど104歳におなりになるのね。
そういう方いらっしゃるのよ俳句って。
心身自由じゃないと思い切って作れないものね。
直純さんとチャックさんが出てるとその句会はもうね作れないね。
作れないよ。
小沢昭一さんはいつもねトイレ行ってね…。
ここの話が盛り上がってるから「うるさい」って言ってトイレ行って作ってましたよね。
そう…。
でもそういうことがあって楽しい46年間。
だからこれからもお願いいたしますね。
楽しい…。
矢崎さんのところで…。
『話の特集』はね終わったけども「話の特集句会」は続いてるっていうのがすごいね。
そうですね。
でも斎藤晴彦さんがこの間亡くなったのはちょっとね。
小沢昭一さんもね。
亡くなったのは…。
突然だったんでね。
俳句で生きていこうとしてるの?生きていこうとはしてないけど…。
してない?でも作る。
相当作ってるわね。
ありがとうございました。
このあとも引き続き『ワイド!スクランブル』皆様どうぞご覧ください。
2015/04/24(金) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 冨士眞奈美&編集者矢崎泰久[解][字]
〜黒柳の句は字余り?句会仲間が爆笑放談〜冨士眞奈美さん&編集者・矢崎泰久さんが今日のゲストです。
詳細情報
◇ゲスト
女優の冨士眞奈美さんが、雑誌『話の特集』で名編集者ぶりを発揮した矢崎泰久さんと共に登場!
◇番組内容
1979年放送の『徹子の部屋』1000回記念日を飾ったのは、矢崎さんの親戚に当たる国文学者の物集高量(もずめたかかず)さんと久米宏さん。物集さんは当時100歳。今日はあまりにもユニークな“迷言”を連発し、久米さんを翻弄する当時の貴重映像を公開する。
46年前に発足した句会は、今も月に一度開かれているという。スタジオでは愉快な裏話も交えて、それぞれの俳句を発表!字足らず、字余り…黒柳さんの俳句は?
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
◇解説放送
小松靖(テレビ朝日アナウンサー)
ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
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