ゆうがたLIVE ワンダー【「鉄道は安全になったか?」JR脱線事故から10年】 2015.04.24


少し気をつけてほしいなと思います。
あすの気温を見ていただくと、きょうより少し低めなんですけれども、それでも最高気温は22〜3度、あすも初夏の様子というところが多くなりそうです。
いよいよ大型連休に入るという方、人によってはいるかもしれないですが、連休の前半は晴れのお天気の日が多くなりそうです。
気温が高めですから、暑さ対策もしっかりとしてください。
天気予報は以上です。
◆片平さん、ありがとうございました。
ここで新しいニュースが入ってきたようです。
村西さん、お願いします。
◆番組の冒頭でお伝えした大阪市西成区の火災が、放火によるものとわかりました。
警察は、現場近くでライターを所持していた男を現行犯逮捕しました。
◆きょう午後3時20分ごろ、大阪市西成区太子1丁目の3階建てのとみや旅館で、火事がありました。
この火事で60代の男性が軽いけがをしたほか、消防士3人がけがをしました。
警察は、現場の近くでライターを持っていた自称64歳の中尾攻容疑者を現住建造物等放火の疑いで現行犯逮捕しました。
中尾容疑者はその場で警察に対して、新聞紙を丸めて火をつけたと、容疑を認めたということです。
火はおよそ1時間後にほぼ消しとめられ、旅館の2階と3階部分、合わせておよそ80平方メートルが焼けました。
警察は、中尾容疑者から動機など詳しく事情を聞いています。
◆続いては、JR福知山線の脱線事故から明日で10年。
あの日を境に人生が一変してしまった方たちの思いと向き合い、本当の安全とは何かを考えます。
◆私たちもその列車に乗っていたかもしれません。
列車は人を運びます。
人には、それぞれの人生があります。
帰りを待つ家族や、友人がいます。
その列車で、取り返しのつかない事故が起きました。
あの日から10年がたとうとしています。
◆誰もが安全だと信じて、まさか事故が起きるとは想像もせずに、その列車に乗っておられたのだと思います。
初めにこちらをごらんください。
事故から18時間後に列車から運び出された18歳の少年がいました。
大学に入学したばかりだった山下亮輔さんです。
両足は壊死する寸前で、10カ月間の入院を余儀なくされました。
過酷なリハビリを乗り越えて、山下さんは、ある決意をします。
それは伝えていくこと。
当たり前の日々は、決して当たり前ではない。
山下さんは今、伊丹市の職員として働いています。
真っすぐに事故と向き合ってきた10年間でした。
◆僕自身、失ったものというのは、障害をおったという肉体的な部分だけで、それ以外に得たもののほうが圧倒的に多かったですし、一日一日をすごく大事に生活することが、生きることができていっているので、事故があった、経験したからこそ、自分がこの先、何をしたいのか、自分ができることは何なのかという、使命感とか、夢とか、目標とか、それぞれを自分自身持つことができたので。
◆山下さんのこの10年のことを思って今の言葉を聞くと、本当に頭が下がるような思いです。
JR福知山線の事故から明日で丸10年。
スタジオでは、公共交通の専門家で、10年間JR西日本を見続けてきた関西大学の安部誠治教授をお招きしています。
よろしくお願いします。
◆コメンテーターは、引き続き、犬山さん、藤井さんもよろしくお願いいたします。
◆よろしくお願いいたします。
◆あの事故では、乗客106人が犠牲となり、562人が重軽傷を負いました。
兵庫県尼崎市の現場には岡安キャスターが行っています。
岡安さん。
◆同志社前行き、このカーブを曲がり切れずに、あの後ろにあるマンションに突っ込んでいきました。
事故発生およそ2時間後にこの現場に到着して、事故の状況、そして救助活動の様子をお伝えしました。
まず、目に飛び込んできたのが、道路一面に敷かれたブルーシートです。
そのブルーシートの上で、多くの方が横たわって、病院に運ばれるのを待っていました。
そして、その後、マンションの裏手に回ったんですが、マンションの1階部分、駐車場になっているんですが、その駐車場で先頭車両が突っ込んでいました。
めちゃくちゃになっていました。
そして、そのすぐ横で、トリアージという救助活動の優先順位をつける作業が行われていました。
とにかく被害に遭われた方の数の多さに私は唖然としました。
初めのうちは、担架に乗せられて運ばれる方も、顔が見えて、まばたきをしていて、手足が動いていたんですけれども、そのうちに時間がたつにつれまして、全身を茶色い毛布で包まれて、恐らくは、残念ながらお亡くなりになったであろう方がふえていきました。
当初は何人乗っているわからない電車ですから、この担架が最後の一つであってほしいと願いながら中継をしたのを覚えています。
本当に多くの方が亡くなり、そして傷つきました。
そして、多くの方を亡くしたご家族の方もいらっしゃいます。
家族を亡くされた方々は一体どんな思いできょうまでを過ごしてきたのか、関西テレビが取材を続けてきた3人のご遺族の10年です。
◆上田弘志さんは、次男の昌毅さんを亡くしました。
志望の大学に入学したばかりでした。
◆息子のためにしてやれなかったこと。
生きていればできたこと。
果たせなかった約束をかなえようと生きた10年間でした。
◆安全な会社になったと思える日まで、JR西日本の電車には乗らないと決めています。
◆菅尾美鈴さんは、会社員だった長男の吉崇さんを亡くしました。
◆何の前ぶれもなく、突然奪われた命。
◆心を鎮めて。
安らかに眠ってと、祈りをこめて。
鶴を折りました。
◆1つずつ息子のために何かをすることで、受け入れようとしてきた10年間でした。
◆ついこの間のことのようでもないし、10年たってるという時間はなく、とにかくその事実しかない。
どうしようもないんだよね。
ふと思い出したりとかいうのはありますよ。
本当にこの事故がなかったんちゃうかと思うこともあるけど、けど、それというのは20年後でも変わらないなって思っている。
◆木下廣史さんは、大学生だった長男の和哉さんを亡くしました。
JR西日本と向き合い続けた10年間でした。
◆わからんって、ようそんな無責任なこと言うねえ!◆うちの子供とか犠牲になった人は、なぜ死んだかまだ分かってないねん。
そっちのほうが重要やろ。
◆息子も乗っていた福知山線の先頭車両。
きょうも安全は守られているのか。
ゆとりがないと指摘されていた駅の停車時間をはかり、1秒単位で記録し続けてきました。
JR西日本とともに再発防止策を考え、遺族として安全対策を提言しました。
◆木下さんたちの提言を受けて、JR西日本の安全を第三者がチェックする外部監査の導入が決まりました。
遺族だからこそできることがあると、木下さんは思っています。
◆残された家族の皆さん、それぞれ自分たちの思いをぐっと持ったまま、何かできることをという、この10年で動き出そうとしているのが犬山さん、いかがでしたか。
◆私も中学のころ、福知山線を使っていたんですね。
新三田から宝塚まで乗ってたんですけど、もしあのとき、その事故が起こっていたら、うちの母や父はどう思っただろうとか、もし私の大事な家族が巻き込まれてたと思ったら、ご遺族の方たち、こんな立派な活動をされている、そんなふうに私はできるだろうかって思いながら、でも本当にすごく悲しい中で、菅尾さんは運転手さんのことまで気を遣われたりとか、今後は本当にこんな私たちのような悲しい思いをする人がいなくなってほしいという思いで、すごく立派な活動をされてるなと思って、本当に頭が下がる気持ちでいっぱいです。
◆そこに至るまでには、本当にどん底のときがあって、きっと何もできないという時期も皆さんあって、そこからはい上がってというか、頑張ったというのもあると思うんですが、藤井さん、いかがですか。
◆ちょうどこの10年前、私も国土交通省ですとか、政府のほうで都市交通ですね、そういうもののお手伝いをずっと続けてた時期ですし、今でもそういった安全のところ、お手伝いしているところですけど、そういう立場で考えますと、先ほどご遺族の方の言葉で、事故があって、よくならなかったら全てうそになる。
この言葉を我々関係者は、特に忘れてはならないだろうなというふうに改めて感じました。
あのおっしゃった、うそというものにしては絶対にならないということを感じましたね。
◆安部先生は、ご遺族の方々とも、かかわってこられているんですよね。
◆ええ。
今VTRに登場した木下さんですとか上田さん、よく存じ上げています。
それからほかの遺族の方と事故原因の勉強会などもやっていますので、遺族の方、かなりの人を知っております。
◆遺族の方が声を上げて、JRが導入した外の外部の機関に監査をするという、ああいう動きも皆さんのほうから声が上がったということですか。
◆JR、事故から10年たって、随分変わったと思うんですよね。
JRに改革を促す契機になったのが、遺族の問題提起というか、それが大きかったと思ってまして、木下さんたちがやられた課題検討会というのを4年ほど前からされて、それが安全フォローアップ会議ということに変わって、遺族と加害企業が一緒のテーブルで事故の原因の究明をするということをされたんですね。
1年前にその成果がまとまって、その中で、現場の安全管理を第三者の機関に委ねるという提言をされて、それが1年がかりでJRが具体化して、先ほどありましたように、そういうものをやるということになったんですよね。
これは非常に画期的なことなんですね。
◆一般的に鉄道会社は閉鎖的であると言われていますけれども、そういう会社がこういうのを受け入れるということは、皆さんの力ですよね。
皆さんの思いが伝わったと。
◆なかなか加害企業、遺族の問題提起を受けるということをやらないので、もちろん日本で初めてのことなんですよね、鉄道業界で。
これは国も福知山線の事故の後、運輸安全マネジメントをやったんですけど、これを保管して、現場段階の安全管理を検査して評価をするといったことですから、非常にこれは安全性を向上させる上で、意味のある取り組みというか、そういう出来事だろうというふうに思います。
◆そういう取り組みをしているのを受けて、関西テレビでは、事故から10年になるのを前に、ご遺族にアンケート調査をお願いいたしました。
その報告を村西さんからお願いします。
◆アンケートには24人のご遺族が回答をくださいました。
本当にありがとうございました。
JRは、安全最優先の企業になったかという質問に対して、思うと答えた方は4人だけでした。
9人が思わない。
9人がわからない。
安全になったという実感を持てないという方が多いことがわかりました。
中にはこれらのどの選択肢にも丸をつけずに、そう思いたいと書いた方もいらっしゃいました。
いただいたコメントもご紹介します。
奥様を亡くされた65歳の男性です。
この男性は5年前から、JR西日本の新入社員に事故で経験したことを語ってこられました。
コメントでは、風化を防ぐために、遺族としての使命感から続けていますとおっしゃっています。
◆先ほどのVTRで活動されてた方もそうですけれども、やっぱり風化を防ぐために、悲しみを乗り越えて、遺族の方がこれだけ10年間頑張っているということはわかりますよね。
じゃあ、この10年間という間に、じゃあ、JR西日本はどのような働きをした、どのように変わっていこうとしているのかという、その10年を見詰めたいと思います。
◆きょうは明日で発生から10年を迎えるJR福知山線の脱線事故についてお伝えしています。
再び、事故現場にいる岡安キャスターと中継をつなぎます。
岡安さん、お願いします。
◆現場ではきょうも、多くの命を乗せた列車がここを通過していきます。
このカーブの制限速度というのは、制限時速60キロなんですが、あくまで見た感じですけれども、もっともっとゆっくりと通過しているようにも見えます。
ただ事故当日、あの列車はこのカーブを時速116キロで進入していきました。
一体なぜあの事故は起きてしまったんでしょうか。
事故当日の運転士の行動からJR西日本が当時抱えていた課題を見詰めます。
そして、この10年でどう変わったのかを検証します。
◆23歳の運転士は、朝からミスを繰り返していた。
折り返しの宝塚駅で車掌が声をかけても、言葉を発することはなかったという。
午前9時4分。
同志社前行きの快速列車が15秒遅れで宝塚駅を出発した。
私鉄との競争に打ち勝つため、速さを求めたゆとりのないダイヤ。
運転士の実に9割が余裕がないと感じていたという。
列車はその後、伊丹駅でおよそ72メートルのオーバーラン。
おくれが1分20秒に拡大した。
運転手が車内電話を使って車掌に話しかける。
ミスをすれば、厳しい日勤教育を受けなければならない。
列車は制限速度を上回る時速124キロに達していた。
運転士は言いわけを考えていたのだろうか。
そして午前9時18分、列車は時速116キロの猛スピードでカーブに進入した。
スピードオーバーを防ぐ安全装置は設置されていなかった。
◆黙とうを行います。
現場を向いてください。
黙とう。
◆黙とう。
◆JR西日本の職場では、毎朝、犠牲者への黙とうがささげられ、事故後に定められた安全憲章が読み上げられています。
10年がたち、JR西日本は変わったのか。
真鍋精志社長に聞きました。
◆10年たっていろいろ見えてくるものというのはあったと思うんですが、どの部分が一番大きな問題だった事故を引き起こしたと思われますか。
◆人はミスをする、その前提に立てば、対策を打つことができます。
◆2010年に福知山線に導入された運転士支援システム。
GPS機能を使ってスピードオーバーを防ぐとともに、列車が何両編成なのかを運転士に再確認させて勘違いをなくすことができるため、オーバーランの防止にも効果があります。
事故の翌年に設立されたJR西日本の安全研究所では、人が犯してしまうミス、ヒューマンエラーを科学的に分析してきました。
◆速度計を見る割合が非常に大きくてですね…。
◆安全研究所は、運転士35人分のデータを集めました。
従来の車両では、速度計はほかのメーターと同じ大きさでしたが、新たに開発された車両では、速度計を1回り大きくして、明確に区別しています。
◆変わったのは設備だけではありません。
取材をしている中で、こんな場面に遭遇しました。
事故現場付近で快速列車が緊急停止。
近くの踏み切り内に人が立ち入ったことが原因でした。
JR西日本の列車がとまり、おくれが生じるケースは、事故後、明らかにふえています。
◆日本の鉄道史に刻まれた大事故でした。
関西テレビが全国の鉄道事業者にアンケートを行ったところ、全体の9割近くが、福知山線の事故が安全対策に影響を与えたと回答。
ヒューマンエラーへの対応や、ダイヤの見直しなど、事故を他山の石として取り組もうとしています。
しかし、それでも事故はなくなりません。
JR東日本で今月、線路脇の支柱が倒壊。
列車と衝突していれば、大事故になっていたおそれもあります。
担当者は、倒壊する2日前に支柱が傾いているのを確認していました。
JR西日本でも…。
今年2月、山陽線の踏切内で立ち往生していたトラックに、列車が衝突し、乗客30人が重軽傷を負いました。
◆事故の際には、踏切内の障害物を検知して、こちらの発光装置が光っていました。
にもかかわらず、事故を防ぐことはできませんでした。
◆発光装置は作動しましたが、運転士が気づくのがおくれたため、非常ブレーキをかけても間に合いませんでした。
◆今なお苦しみ、悲しみを背負っていらっしゃるご遺族のかたに、あるいは被害者の皆さんに、これでJR西日本は、終わりじゃないけれども、安全になりましたと胸を張って報告できる日というのは、そう遠くはないというふうにお考えでしょうか。
◆JR西日本は、今年、566人の新人が入社します。
入社します。
新人研修の一環として事故現場を訪れています。
◆JR西日本は、事故を起こした会社です。
その自覚こそが安全の原点になります。
◆JR西日本、およそ3万人の社員のうち、事故の後に入社した人というのがおよそ1万人。
ですから、3分の1なんですね。
そういった方々に、あるいはこれからJR西日本に入社する人に、この場所であんな悲惨な事故があったんだ、もう二度と起こしてはいけないという意識を引き継いでいくことが義務になっていると思うんですね。
一方で、藤本さん、私たち利用者の意識というのも必要になってくるのかなと感じるんです。
というのは、もちろんJR西日本に対して厳しい目を向けることもそうですけれども、じゃあ、少し危険がありました、電車をとめます。
そのときに安全のためだからといってその電車がとまって、ダイヤがおくれることを許せるのかどうか。
このあたりの安全の意識というのもあわせて持っていかないと、全体的に変わっていかないんだろうなというのも同時に感じるんですよね。
◆どちらか一方が必死になっても、乗るほうも、乗る電車のほうも、両方が安全に対する意識を上げることは、とても貴重なことだと思います。
◆私はそれを取材していてJRだけが変わってもしょうがないのかなとは感じる部分であるんですけれどもね。
◆ありがとうございます。
VTRをごらんになって、そしてキャスターの話を聞いて、いかがですか。
◆1つひっかかったのが、ほかの鉄道会社よりも、おくれることが多いっておっしゃってたんですけど、逆にほかの鉄道会社はそこまで徹底してないんだということで、少し不安を覚えてしまったのと、あともう一つ気になったのが、今年でしたか、トラックが踏切に立ち往生した事故なんですけど、ちょっと一般人の感覚としては、発光装置を、運転手さんの目視で、それでやらなきゃいけないというのがびっくりして、押したら何か列車に自動に伝わるようにとか、なってないんだと、すごくちょっと怖いなと思いましたね。
◆そのあたりはいかがですか。
◆なってるところと、なってないところがあるんですよね。
だから、全ての踏切がそうなってないということなんですよ。
◆今って、それはふやされるということはあるんですか。
◆それはやってると思います。
福知山線のような列車が脱線する事故というのは数が少なくて、今多いなのは、踏切事故と、ホームからの転落などの人身傷害事故ですから、それはそれなりに対策はとられています。
◆よくはなってきていると。
◆そうですね。
◆犬山さんが最初におっしゃった、ほかの鉄道会社に比べてという意味では、いかがですか。
◆事故を起こして、真摯に向き合う中で、列車をとめるとか、安全に運行していこうという意識は強いですから、それはJRのほかの会社と比べると確かにああいう形で安全側で働いているというのはあると思います。
◆私たちからしたら、全ての鉄道会社が安全におくれてもいいから、安全を最優先してほしいなと思っちゃいますね。
◆そうなんですけど、なかなか現実は、受けとめ方がそれぞれの会社によって違うんですよね。
◆ダイヤの組み方とか、路線の長さによって違うこともあると思いますね。
藤井さん、いかがですか。
◆この問題、本当に運転士の問題とか、それから機材の問題とか、JR西日本の会社の体質の問題とか、あるいはその背後にある仕組みの問題とか、いろんな問題、それぞれにそれぞれの原因があって、それらが複合的に重なって起こったものであって、そういう視点からさまざまに考えていかないといけないと思うんですけど、1つ絶対に忘れてはならない、もう一つの側面というのがあって、これは例えば遺族の方がこういうことをおっしゃってるのをいつも思い出すんですけど、多分こういうことをおっしゃっている遺族の方がいらっしゃる。
いつも我々は何かに焦らされている感覚があると、この現代というのは。
時代のニーズ、多分効率化を目指したとか、市場原理主義であったりとか、時代のそういう要請と人のできることとのバランスが取れていない限り、何を変えても意味がないんじゃないか、そんなことを発言されている遺族の方がおられて、恐らく時代の空気の中で、安全はちょっと忘れても、効率化をしたり、あるいは市場の競争の中で勝っていくことが大事だという風潮がある限り、大きな背後の問題というのは残り続けるんじゃないか、そんなことを多分、遺族の方はお感じになっていらっしゃったのかなと思いますね。
◆JRの過密ダイヤというのは、私たちが求めたから、きっとそうなっていったというところでしょうね。
私、高校生から今までずっと通勤通学でずっとJR西日本を使っているユーザーなんですけど、昔って、よくおくれたときに、運転士さんや、車掌さんが乗客に怒られていたんですよ。
問い詰めるシーンというのが駅のホームでよく見たんですよ。
でも、それは事故後、減ったなと思います。
そういう光景は見なくなったな、乗客もおくれることはしょうがないんだなという気持ちにはなってきたんじゃないかなというふうには感じるんですけどね。
◆安部先生は、10年間JR西日本を見てこられて、率直に変わったなとお思いですか。
◆この事故は、精神的なプレッシャーを受けた運転士が、それによってブレーキの操作がおくれて起こったエラーなんです。
つまりヒューマンエラーなんですけどね、当時のヒューマンエラーへの見方がかなりJR西日本、問題でね、これはかなり変わってきたと思います。
◆その当時のほうのヒューマンエラー、乗務員がミスをしたらということなんですね。
◆当時は、とにかく乗務員がミスをしたら、全て処分の対象になってたんですよね。
このことを見直そうということになりまして、ちょっとめくっていただけますか。
◆現在の考えは、こう変わりました。
◆現在はここにありますように、全て処分するのではなくて、安全報告という形で、これでミスしても報告させて、いろんな改善をしていこうということになったんですね。
これは改善なんですが、まだまだ実は問題があって、まだまだレベルの違う事故とか輸送障害はまだ処分をするんですよね。
今後の課題は、そこのところまで踏み込んでやるかどうかが大きな課題で、今JR西日本は検討を始めたところです。
◆この安全報告という部類に入るものは、オーバーラン、とまるときに何メートルか先にとまってしまうということで、遅延というのは、よく私たちが見る何分おくれ。
そのようなミスは、今は処分しないと。
この2つ、速度超過や脱線、めったにないと思いますが、脱線や踏切事故など大きな事故は、今のところは対象であるということですね。
もちろん故意というのは、問題外の問題ですけれども。
ということなんですね。
◆これが今、検討を始めているのが、ちょっとめくっていただけますか。
◆さらにJR西日本は、こんなことを検討しています。
◆これ、ミスのやつはヒューマンエラーは処分しないということで検討を始めているということで、これは先ほど出てきました安全フォローアップ会議において遺族がそういう問題提起をされたんですね。
◆遺族の方から出たと。
◆それを受けとめてということなので、ここまで行くと、福知山線の事故の教訓を本当に生かすというところまで行くんだろうというふうに思います。
◆ということは、ミスをした人が悪いんじゃないという考えが社の中に浸透するように。
◆そうですね。
もっと言えば、10年前にこういうことでヒューマンエラーを捉えておれば、ああいう事故は起こらなかった可能性があるんですよね。
精神的なプッシャーを受けませんから、結局、ブレーキの操作がおくれるという事もなかったと思うんですよね。
◆あの事故は、先ほどVTRの再現にもありましたけれども、やはり運転士の方は追い詰められていた。
また怒られるんじゃないか、処分の対象になるんじゃないかということに心がとらわれてしまったことが一つの原因であると。
◆そうですね。
◆その部分を解消できるということになりますね。
◆機材の点で申し上げると、自動停止装置があのとき最新のものさえ導入されていれば、起こる可能性というのは、非常に下がってたんじゃないかということも、当然報告…。
◆その後、国土交通省のほうでそれを義務づけるということで、省令がかわりまして、今全国でそれが取りつけられました。
◆この後も安部先生にお話を伺いたいと思います。
◆この時間は、明日でJR福知山線の事故で丸10年となるのを前に、安部先生と一緒に安全について考えてきました。
先生いかがでしょうか。
◆鉄道って、1日に6000万人の人が使うんですよね。
だから、絶対に安全になっていかないといけないと思います。
また、福知山線の事故って40年ぶりに100人以上の被害が出た事20分たらずで解体されました。
≫時刻は5時54分になりました。
18歳の少女が行方不明になって5日。
事件が大きく動きました。
捜索の現場で少女とみられる遺体を発見。
更に、主犯格とみられる20代の男が逮捕されています。
中継で最新情報です。
大野さん、お願いします。
≫警察は少年らが遺体を埋めたと供述した現場を掘り起こし女性の遺体を見つけました。
まず上半身を確認しましたが衣服を身に着けていて、特徴から行方不明の少女とみられ警察は身元の確認を急いでいます。
行方不明になっているのは船橋市に住む野口愛永さんで19日夜千葉市内でレンタカーの車に乗った男らに声をかけられたあと連れ去られ行方がわからなくなっています。
警察は、野口さんを車で連れ去った監禁の疑いで少年や少女成人の男の3人を逮捕していましたが少年らの野口さんを埋めたとの供述に基づき千葉県芝山町を捜索し女性とみられる遺体を発見しました。
遺体は、衣服を身に着けていて特徴から野口さんの可能性が高いということです。
また、主犯格とみられる20代の男が今日、警察に出頭し野口さんを監禁した疑いで逮捕されました。
野口さんは、友人と金の貸し借りをめぐる金銭トラブルに巻き込まれていたとみられていて警察は遺体の身元の確認を急ぐとともに監禁や行方不明となった経緯を調べを進める方針です。
≫ありがとうございました。
大野記者でした。
少年らの供述に基づいた捜索で現場から少女とみられる遺体が見つかっています。
次です。
美しい地中海を挟んで、過酷な現実が人々を苦しめています。
≫こちら、ベッドに横たわる1歳の女の子、ディナちゃん。
顔はやけどで皮がむけてしまっています。
ディナちゃんはリビアから密航船でヨーロッパを目指している途中船が転覆しイタリア・シチリア島の病院に収容されました。
観光客にも人気のシチリアに限らず、今多くの難民たちが密航船でヨーロッパに押し寄せていることから国境を越えた本格的な対策作りが急がれています。
≫青い海と港の風景が美しい地中海に浮かぶイタリアのシチリア島。
取材班はこの島で大勢の北アフリカ諸国から来た難民たちに会いました。
≫地中海を渡ってやってきた若者たち。
しかし、それはとても危険で命がけの行為なのです。
≫小さなゴムボートから引き上げられる人たち。
その数、およそ220人。
これは、22日にリビア沖の地中海でイタリア沿岸警備隊により密航目的の人々が救助された様子です。
密航船が転覆する事故も後を絶ちません。
19日には転覆事故で850人以上が死亡したと報道されています。
記者が取材に訪れたこの日も密航目的とみられる船に乗ったおよそ450人が続々と施設などに収容されていました。
≫後ろに見えていますのがアウグスタの港です。
軍艦の手前、白い大きなテントに救助されたおよそ450人のうち150人が収容され、現在、健康状態などのチェックを受けています。
≫国際移住機関は今年に入り地中海で死亡した密航者が1727人に達したと発表。
これは、去年の同じ時期の30倍以上だといいます。
≫移民や難民が増加する背景にはアラブの春以降北アフリカ諸国や中東諸国が抱える政情不安があります。
過激派組織イスラム国の勢力拡大もその理由の1つ。
危険な地域からヨーロッパに暮らすことを求め地理的に近いイタリアなどへ逃れてくるのです。
≫密航を希望する人の国籍はアフリカから中東までさまざまですが、その多くはリビアからやってくるといいます。
なぜリビアに集まるのでしょうか。
≫密航のハブと化したリビアではブローカーも増加し密航ビジネスが暗躍しています。
≫密航の希望者はリビアで働きながら密航の費用を捻出し渡航する日を待つといいます。
私たちはリビアの隣国エジプトで同じように密航を斡旋しているブローカーに接触することができました。
≫転覆事故が相次いでいるにもかかわらず小さな釣り船で出航するつもりだといいます。
≫地中海での密航船による事故が増加する中EU・ヨーロッパ連合は23日緊急の首脳会議を開き地中海での国境管理を救助活動の予算を増やすことを決め密航者の船を事前に破壊するように取り組むことなどで合意しました。
命がけで海を渡る密航者。
政情不安が続く中歯止めをかけることはできるのでしょうか。
≫改めて、地中海周辺の地図です。
もうこの辺りの国々から多くの密航者がここ、リビアを経てイタリアを目指します。
リビアは、密航のハブともいわれているということですが中野さん、非常に厳しい状態で地中海を渡ってくるようです。
≫リビアはイタリアが宗主国だったという理解ですがリビアだけじゃなくアルジェリアやチュニジアから難民がすごく大量に入り込んでいて、なかなか経済格差の問題もありますし本当はもとの国を豊かにするというのが一番の解決策なんですがなかなか、そうもいっていられないのが≫こちら、今日発売されたファン待望のウェアラブル端末「AppleWatch」です。
18金を用いた最も高いモデルは235万円という最先端モデルなんですけれども一方で今も愛用者が多い折りたたみ型のいわゆるガラケーといよいよお別れしなければならない日が近づいているようです。
≫腕から聞こえる相手の声に思わずテンションが上がる男性2人組。
アップル社初の腕時計型端末「AppleWatch」が今日、発売されました。
価格が一番安いもので4万円台。
18金を使った最上級モデルはおよそ235万円。
≫「AppleWatch」はiPhoneと連動させることで通話やメールが可能となり心拍数や運動量などの変化を記録し管理することができます。
≫電話の域をはるかに超え利用幅が広がるスマートフォン。
一方、私たちになじみの深いあの携帯が絶滅の危機に瀕していました。
≫中高年を中心にいまだ根強い人気を誇る折りたたみ式などの従来型携帯です。
テレビを見ることができるワンセグや着メロなど日本独自の進化を遂げた日本製の携帯。
ほかの島との接触がなく生物が独自に進化したガラパゴス諸島になぞられガラケーとも呼ばれました。
≫バータイプから折りたたみ式が主流となりガラケーは1人1台電話を持つ時代を作り国内メーカーの携帯電話の出荷台数は1990年代から右肩上がりで増加。
一時は5000万台を超えるほどに。
しかし…。
2008年、iPhoneが発売されて以降出荷台数は激減。
そしてここにきてかつて出荷台数のシェア1位を誇っていたNECをはじめ国内の一部の大手メーカーがガラケーの生産を終了する方向であることがわかりました。
≫スマートフォンが普及する中国内向けの開発を優先したため世界標準とはなれずアップルなど世界から後れを取ってしまった国内メーカー。
ガラケーが絶滅危惧種となりつつある中国内の一部のメーカーでは新たなガラパゴス商品が生まれていました。
シャープは、今後は新世代のものに全部変えていくとして従来の折りたたみ式のガラケーの形のままスマートフォンに近い機能を使うことができるいわゆるガラホを販売。
富士通は、客のニーズもあるので通信事業者と相談しながら対応できるように準備していくとしています。
≫日本独自の進化を遂げたゆえにガラパゴスといわれるガラケーですけども江上さんは今なお使っていらっしゃる。
≫そうですよ。
今日この新聞記事を見て家では、かなり女房ともショックを受けましたよ。
僕、メーカーアホやと思いますね。
だって日本は年寄りの人が増えていくわけでしょ。
愛用者いっぱいいるわけでしょう。
そんな、海外にどんどん売らなくても少し高めの製品だって販売すればいいじゃないですか。
ちゃんと作って。
訴えたい、僕は。
≫というガラケーラバーなわけなんですがただ、やはりスマホも作らなければいけないということで中野さん、消えゆく方向があるようです、今。
≫90年代に初めて登場してきたと思うんですけど30年もたないかというのはかなり感慨深く思いますね。
≫江上さん怒りのコメントでしたけどもうちょっとうまくこのガラケーの強い時期に世界に持っていけていれば≫そのほか今日知っておきたいニュースをまとめてお伝えします。
道路の中央に横たわる大型バイク。
すぐそばには萩原流行さんとみられる毛布をかけられ横たわる人の姿があります。
これは事故直後の様子を捉えた車載カメラの映像です。
萩原さんはおととい杉並区高円寺南の青梅街道を大型バイクで走っていた際なんらかの原因で転倒した後護送車と接触しその後、後ろの車にひかれ死亡しました。
警視庁は、周辺の防犯カメラに事故の状況が映っていないか探すなど事故の原因を慎重に調べています。
≫放置されていた盗難車を警察官が調べていたところ男2人が話しかけてきます。
次の瞬間、車の陰から出てきた白い服の男が運転席に乗り込みそのまま逃走してしまいました。
これは、昨日、愛知県一宮市で盗難車が警察官の目の前で盗まれる一部始終を撮影した防犯カメラをFNNが入手したものです。
パトカーは盗難車と向かい合うように止まっていてUターンして追跡するも盗難車は走り去ったあとでした。
警察は話しかけてきた2人から事情を聞くとともに白い服の男の行方を追っています。
≫東京・練馬区のスーパーのトイレで火葬された人の骨とみられるものが見つかりました。
昨日午後0時40分ごろ練馬区東大泉のスーパーでトイレの中に骨のようなものが見えると店員から110番通報がありました。
現場は屋外にある男子トイレで便器の中から火葬された人間の骨のようなものが見つかりました。
このスーパーのトイレは
6時15分になりました。
関西テレビのスタジオから、ゆうがたライブワンダー6時台をお送りします。
きょうのコメンテーターは引き続き、京都大学大学院教授の藤井聡さん、エッセイストの犬山紙子さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、6時台もまずは、あすで10年を迎えるJR福知山線脱線事故について、お伝えします。
事故があった現場には、当時から取材している岡安キャスターがいます。
岡安さん。
こちらは、日も落ちて、だいぶ辺りが暗くなってきました。
あの日も、大体この時間あたりから、あのマンションの現場に、大型のライト、投光機が運び込まれて、夜を徹しての救助活動が行われました。
時間がたつに連れて、助け出される人の中にも、傷が重い人が多くなっていったんですね。
いざ助け出されても、そのあと、重い後遺症と闘う人が多くなっていました。
重傷を負いながら一命を取り留めた女性がいます。
10年間、痛みと闘いながら歩んできた女性の姿から、今、本当に必要な支援は何かを考えます。
玉置富美子さんは、毎年4月25日に、事故現場を訪れています。
列車が衝突した壁まで行くことができたのは、去年が初めてでした。
なんか怖くって、痛みが出てくるし、感じるし、ただ今回、犠牲のもとに自分が今、生きてるんだなって、やっぱりそれを感じたかった。
玉置さんが乗っていた3両目の先頭部分は、事故の衝撃で大破しました。
投げ出された玉置さんの顔は、骨が見えるほど、裂けていました。
病院に運ばれるまでの間、持っていたかばんをみずから顔に押し当て、切れた動脈から噴き出す血を止めようとしました。
左足にも肉がえぐれる傷が。
大量の出血で、心臓が一時止まったといいます。
病院で一命を取り留めたあとに待っていたのは、痛みとの闘いでした。
神経が切れた顔の右側は、まばたきを十分にすることが今もできません。
日常的なリハビリに加え、手術を毎年繰り返さないといけません。
痛み続ける左足は、大きく前に出すことができません。
足をかばいながら生活を続けると、腰などにも痛みが出てきます。
このまま体力があったら、それこそ病院通いもできるけど、体力がなくなってきたら、行けないじゃないですか。
そのときは、今度はどうなるんだろうとかね、もうそういう思いとかはいっぱいあります。
耐えることが日常となる中、玉置さんは一つの決断をします。
神経っていうのはね、ちゃんとした再生さえ得られれば、あなたの髪が伸びるように、爪が伸びるように、再生をすると思います。
ただね、申し訳ないですけども、今の現状がやっぱり10年と。
10年というのがやっぱり長いんですね。
玉置さんが受けるのは、正常に機能していない神経を再生させる手術です。
執刀する稲田有史院長は、後遺症の痛みを取り除くのは不可能といわれた、数多くの人たちを治してきました。
非常に重傷な事故で、命が助かったからよかったじゃないかという扱いしか受けてこなかったわけですね。
本当の意味でのリサビリティーっていいますけど、不都合が放置されたような状態で、そういうものがやっぱりずっと皆さん、抱え込んだままずっとそのまま積み上がってきているのが現状なんです。
一生治らない、車いす生活になると、これまで言われてきました。
手術はおよそ2時間半。
傷口からは、事故現場の鉄粉が出てきました。
どうですか?大丈夫ですか?
大丈夫です。
前、びりびりしてはったあの痛みはありませんね?
はい。
分かりますか?こそばがってはるでしょ。
これ、大成功です。
ここに来るまで、10年近くかかりました。
本当にもっと早くに分かってたらね、もっとこんなに苦しまなかったのにと思いますけどね。
自分で探し続け、ようやく実現した手術でした。
その際、被害者の窓口となっているJR西日本に頼ることはできませんでした。
1年半ぐらいでしたかね。
そのときの担当者に言われたのが、今の行ってる近藤病院と、つるんで長引かせているっていうふうに言われたときのショックさっていうのはね。
唯一の窓口であるJR西日本の担当者のことばが、被害者をさらに傷つける二次被害。
関西テレビは、遺族に対し、JR西日本の被害者への対応についてアンケートを行いました。
回答を寄せた24人のうち半数が、一貫して被害者に寄り添ってくれた。
満足というか、感謝すらしているなど、担当者の対応について評価しました。
その一方。
おわびの会で幹部が居眠りしていたことについて、会社側に注意すると、そんな文句ばかり言っていると、死んだ子どもが浮かばれないと、被害者対応の幹部に言われた。
担当者の対応に傷ついたことなどを理由に、9人が満足していないと回答。
企業とは別の窓口を求める声も寄せられました。
ケアについて、事あるごとにJRにお願いしなければならないのが、苦痛でした。
加害者がするものでない、第三者機関がするべき。
また、JR西日本の社員として、被害者への対応を経験した2人が、関西テレビの取材に対し、内情を明かしました。
加害者であることを忘れているかのような口ぶりで、補償について話をする担当者もいて、違和感を覚えます。
また、社内ではご被害者への対応を積極的にしようとするのを妨げる空気を感じます。
ご被害者の面会に行こうとすると、上司に、この前も行ったのに、また行くのか?と言われたと聞きます。
被害者への対応をする中で、体調を崩し、死亡した社員までいると明かし、第三者のサポートがあれば、被害者のストレスも軽減され、担当者側も死亡するケースが避けられたのではないかと語りました。
被害者と加害者が共に求める第三者のサポート。
国はその必要性を認め、飛行機や鉄道など、公共交通事故の被害者のための支援室を、3年前に設置しました。
被害者は、どんなに苦しくても、事故後、再び自分の足で歩きださなければなりません。
それまでの苦しみの時間を少しでも短くしていくための支援をお願いしたいのです。
被害者の対応に当たる職員に語りかける美谷島邦子さんは、支援室を作ったメンバーの一人です。
乗客・乗員520人が死亡した、日航ジャンボ機の墜落事故。
次男の健君は、1人であの飛行機に乗り、命を失いました。
プールで25メートル泳ぐことができたご褒美の、初めての一人旅でした。
被害者支援ということばすらなかった時代。
企業との対立を深め、孤立していく被害者を目の当たりにし、第三者のサポートが必要だと感じてきました。
被害者、加害者っていうだけじゃなくて、国というところからいろいろな選択肢をやっぱりアレンジしてもらえるっていうことが必要だろうな。
選択肢が多ければ多いほど、そこから選ぶ、苦しみが少しでも、選ぶことでね、苦しみが減っていくじゃないですか。
同じ苦しみを繰り返さないために。
美谷島さんたちが作った支援室は、2つの大きな役割を担っています。
大事故が起きると、全国に配置された支援員が現場に行き、加害企業とは別に、情報の窓口となります。
また必要に応じて、被害者と加害企業の間に入り、調整役となるのです。
複雑な心情におられる方の立場をわきまえつつ、そのような心情であるので、こういう対応が必要ではないでしょうかという伝えていく、そういう役割。
さらに支援室は2年前から、公共交通の事業者に対し、あらかじめ支援計画を作り、公表するよう求めています。
対象となるのは、1万1000社以上。
このうちすでに策定し、公表しているのは、大手を中心とした僅か53社です。
そういう計画を作ることは、私は会社への信頼になると思ってるんです。
そういうふうに常日頃から訓練をしたり、計画をしたり、被害者の視点に立ってね、ものを考える。
今後、もっともっと広げてほしいなと思ってますけど。
手術を終えた玉置さんは、毎日8000歩以上歩くトレーニングを続けています。
これまで、外出することはできるだけ避けてきました。
だって10年間歩けなかったんだから、その分取り返さないとと思って。
だから、これで遠くまで自信持って歩けるなっていうのはあるんやけどね。
かつてはできていた歩き方を、もう一度、体に思い出させる日々が続きます。
歩けるでしょ、なんにもなしで。
すごい、すごい、玉置さん、わー。
玉置さんは入院したあと初めて、外泊して出かけました。
向かった先は、同じ事故を生き抜いた人たちと、家族が集まるシンポジウムです。
玉置さんには多くの人に伝えたいことがありました。
なぜ私が生き残ったんだろう、何かしなければいけないことがあるんじゃないか、それを問い続けてきた10年間です。
ちょっと壇上を歩いていたら、分かるかと思うんですけれども、つえなしで歩けます。
1万歩歩けます。
ですから、けがをされた方、これでだめだと諦めないでください。
あの日、命を、そして体の自由を奪われると、誰も思っていませんでした。
今なお続く被害者の苦しみ、そして事故の教訓をもとに作られた被害者支援制度についてご覧いただきました。
せっかく生き残っても、その生き残ったあとの苦しみというのがあるんですよね。
時間がたって増す痛みというのがあるんですよね。
VTRでご覧いただいた玉置さん。
足は、幸いだいぶ手術でよくなったということなんですが、顔の痛みというのはまだまだ残っているそうなんです。
そして玉置さん以外にも、例えばPTSDで、事故のあとに電車はもちろんなんですが、飛行機にも、あるいはバスにも乗れない、そういう心の苦しみを背負っている人も大勢いらっしゃいます。
けがをされた方の体の痛み、あるいは心の痛み、そして残されたご遺族の心の苦しみ、これを少しでも和らげて、これからの人生をちょっとでも前を向いて、希望を持って歩いていける、そんなサポート、周りのサポートというのが改めて必要だ、そう感じた、この10年の節目でもあります。
ということなんですが、ご覧になっていかがでしたか?
本当に、なんか10年間、諦め続けずにしかも自力で、その手術の情報を得たというところに、自分で探さないとその情報が来ないんだということに、少しちょっと驚きがあったんですけれども、本当、でもおっしゃってたとおり、諦めないで、これからどんどんなんかよくなっていく方向に進めばいいなと思いました。
最初のころに、1年半のときに、病院とつるんでいるんじゃないのって言われたことばで、気持ちを閉ざしてしまったということが、新しい病院に出会うことを遅れさせたのかもしれないと思うと、この第三者の機関といいますか、支援、被害者を支援してくれるところというのが、ちょっと遅かったんじゃないかなという気がしますよね。
ようやく国のほうでも、そういう対策室を作って、対応を始めたということですが、先ほどもありましたですけども、53社ですか、対応、それを計画を立てているのが。
やはりまだ日本全体としては、そういう方向に動いてはいるけれども、プロフェッショナル側のほうの意識も非常に低い。
しかもわれわれ一般、われわれといいますか、その一般の国民の世論の中でも、その重要性というのがほとんど議論されてない。
この問題は、本当にちゃんと考えなあかんのに、たぶんこういう大変な問題って世の中にたくさんあるのに、なんかついついそういうことを全部忘れて、日常の生活をしてしまってるわれわれというのは、本当にこういうのを一つ一つ見ながら、反省していかないといけないですよね。
不思議ですよね。
もう日航のときだって、そのときだって、被害者を支援しようっていう声は上がったのにもかかわらず、今までできなかったということが。
だから本当、こういう議論をないがしろにするような議論って世の中、いっぱいありますけど、なんか一つの話題が出てきて、それみんなでわーっと寄ってしまって、全部忘れてしまう。
そうじゃなくて、話題になってなくても粛々と考えないといけないことがあるっていう、そういう冷静な大人な対応っていうのが必要じゃないかなと思いますね。
そうですね。
体、心、そして悲しみは、10年だからって、終わるものじゃないし、薄れるものじゃないし、これからもずっと続いていくものだから、きっとたくさんの方が犠牲になったことが、これからの安全を作ることで、皆さんが生きた証しになるんじゃないかなって。
命をないがしろにするなんて、ありえないですよ。
そうですよね。
そんな気がいたします。
脱線事故からあすで10年。
失われた命をむだにしないように、同じ苦しみが繰り返されないように、私たちはこれからもあの事故の教訓を伝え続けていこうと思います。
きょうはJR福知山線脱線事故について、お伝えしました。
ここで、関西のニュースをまとめてお伝えします。
東洋ゴム工業がデータを改ざんし、国の基準に満たない免震ゴムを製造・販売していた問題で、外部調査チームの調査により、問題がおととし夏ごろに発覚していた疑いがありながら、出荷を続けていたことが分かりました。
東洋ゴムはデータの改ざんによって、これまでに145の建物で、国の基準に満たない免震ゴムを使っていました。
これを受けて、東洋ゴムは弁護士に調査を依頼していて、外部調査チームは、今回の問題が、おととしの夏ごろに社内で発覚していた疑いがあるという報告書をまとめました。
東洋ゴムはこれまで問題を認識したのは去年2月としていて、調査結果と矛盾することが分かりました。
しかも、問題を把握してから1年半もの間、出荷を続けていたということです。
疑いが出てから1年半もずっとまだ出荷をし続けてしまったということについてはどういうふうに受け止めていますか?
免震ゴムというのは、非常に難しいというか、技術的に水準が高くて、資料もデータも膨大にあります。
その解析に時間がかかったのは事実でございます。
ですから、確かに客観的に言えば、1年半というのは長いなと思えるのは確かでございますが、当社としてもそれなりに鋭意努力はしてきたという側面はありますので、この点については、ご理解いただきたいと思っております。
さらに去年夏には、社長も出席する社内会議で、このような発言が出ていました。
東日本大震災を経験しても、具体的な問題は生じていない。
担当者が不正を行った背景については。
直属の上司の監督が適正でなかったことや、製造部から納期に間に合わせることについてのプレッシャーを受けたこと等を指摘しています。
外部調査チームは、来月中に最終報告書をまとめる方針で、東洋ゴムは今後も調査に協力するとしています。
次に、大阪市西成区で4人がけがをした火事で、警察は、現場近くでライターを所持していた男を、放火の疑いで現行犯逮捕しました。
きょう午後3時20分ごろ、大阪市西成区たいし1丁目のとみや旅館で火事がありました。
現場は住宅の密集した細い路地の奥です。
ご覧のように、広い通りからホースを何本も伸ばして、消火活動に当たっています。
この火事で60代の男性と消防士3人がけがをし、両隣の建物と合わせておよそ260平方メートルが焼けました。
なんかジャージ着てる人がね、なんかおって、その人がお巡りさん連れてって。
警察は現場の近くで、ライターを持っていた自称64歳の中尾攻容疑者を、現住建造物等放火の疑いで、現行犯逮捕しました。
中尾容疑者は新聞紙を丸めて火をつけたと容疑を認めています。
もう一つ放火のニュースが入っています。
東大阪市できのう朝、みずからが住む寮に火をつけようとした疑いで、建設作業員の53歳の男が逮捕されました。
この男は、周辺で相次ぐ不審火についても、関与を認めています。
現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、建設作業員、小野上宗男容疑者です。
小野上容疑者はきのう早朝、東大阪市横小路町の寮で、木製の靴箱に火をつけ、建物を燃やそうとした疑いが持たれていて、同僚との人間関係がうまくいかず、ストレスがたまっていたと、容疑を認めています。
周辺では先月23日以降、住宅が全焼するなど、ほかに7件の不審火が相次いでいて、小野上容疑者はこの辺の事件は、私がやったと、関与を認めています。
次です。
兵庫県西宮市の川で、80代の女性と見られるばらばらの遺体が見つかった事件で、警察は女性と同居する70代の男の事情聴取を続けています。
事情聴取を受けているのは、西宮市に住む70代の男です。
男の自宅近くの川や河口付近では、先月から今月にかけて、女性の両腕や足の付け根などが見つかり、警察が死体遺棄事件として捜査していました。
その後、遺体は男と同居する80代の女性のものと判明し、警察は男が事件に関わっていると見ています。
奥様が体が病弱な部分があったのを、日常ずっと助けていらっしゃいました。
介護なさってたときはね、死にたいとかね、殺してほしいとかね、なんやねんって言ってね。
奥様がそうおっしゃると?
そうそうそう。
だからそれを乗り越えたなと思ったんですね、その、お会いして。
警察は容疑が固まりしだい、男を逮捕する方針です。
さて、バーベキューで出る大量のごみの処分費用に充てるため、大阪の淀川河川公園で、バーベキューの有料化が試験的に始まりました。
大阪市の淀川河川公園西中島地区は、駅から近いことなどから、バーベキューの利用者に人気のスポットです。
しかし、利用者の急増に伴って問題となったのが、周辺の市街地などに放置される大量のごみ。
この対策として、公園側は、すべてのごみを公園内で回収し、利用客からお金を集めて、処分費用に充てることにしました。
料金は1人500円で、希望者にはごみ袋が無料で配られます。
ごみがその辺に放置されているとか、いろいろ見てますので、それはもう、いまどきそれはまあ、ありじゃないかなと、私は賛成しておりますね。
500円とかにすると、やっぱり来る人数も減ると思うんですよ。
ちゃんと守っている人にとっては、ちょっと理不尽だなと思いますね。
有料化は11月3日まで続けられます。
このあとはワンスポ!です。
ワンスポ!は中島めぐみアナウンサーです。
こんばんは。
ワンスポ!です。
メジャーリーグ・ヤンキースの田中将大投手が、寒さの中で熱いピッチングです。
そのほかの試合と合わせてお伝えします。
気温0.5度という厳しい寒さのデトロイトで、今シーズン4度目のマウンドに上がった田中将大。
相手は、強力打線を誇るタイガースです。
1回に先制を許したものの、その後は寒さを吹き飛ばす圧巻の投球を見せます。
スライダーで2者連続三振を奪うと、さらにこの球。
そして三冠王にMVP2回と、メジャー屈指の強打者、カブレラも、2打数ノーヒットに抑えます。
田中は、7回途中までを3安打1失点6つの三振を奪いました。
勝ち負けはつきませんでしたが、地元メディアは、センセーショナルなピッチングとたたえています。
大胆にストライク取りにいこうかなっていう感じで投げていけたので、まあそれがなんとかこう、ずるずるいかずに済んだところかなと思います。
試合を崩さずに、作れたということはよかったと思います。
一方、こちらは強風吹き荒れるフィラデルフィア。
イチローは3試合連続のスタメン出場です。
7回の第4打席。
レフトへ見事な流し打ち。
これで3試合連続安打とします。
しかし、9回の守備では。
吹き荒れる強風に、ボールが押し戻され、イチローの前にぽとり。
名手も自然の力には勝てず、イチローは場外ホームランかと思った。
なかなかないでしょ、最終地点が手前になるなんて。
あれが捕れるのは、よほど下手なやつだと苦笑いです。
そしてシカゴでは、熱い戦いです。
去年、青木選手が所属したロイヤルズとホワイトソックスの試合で、ピッチャーを強襲した打球から大乱闘となりました。
打球を受けたピッチャーが、バッターに何かを言ったことがきっかけと見られ、この乱闘に関わった5人の選手は、退場処分となりました。
いかがでしたか?乱闘。
すごかったですけど、あんだけばーって行っても、退場したの5人だったんですね。
すごいですね。
50人ぐらいいっぺんに来ましたけどね、ぱっと見がね。
なかなか見れない光景ですね。
何を言ったんだろう?
気になりますね。
すごい騒ぎでした。
さて、田中投手なんですけれども、中4日での登板となりましたが、去年痛めた右ひじの影響を感じさせない投球を見せてくれました。
以上、ワンスポ!でした。
続いては片平さんのお天気です。
あすのポイントは、ワン太君。
お出かけ日和続くよ。
この週末、よく晴れそう。
行楽日和になりそうです。
天気予報の時間です。
片平さん、お願いします。
お願いします。
さあ、きょうご覧いただいている映像は、徳島県なか町から珍しい木をご紹介します。
こちらの木は、白いハンカチを、今、ご覧いただきましたけれども、枝につるしたように見えることから、そのままの名前なんですが、ハンカチの木と呼ばれているんですね。
メルヘンですね。
ひらひらしてますよね。
でも実は、この花のように見える白い部分が葉っぱで、花を保護する役目、これが。
花ですね。
こっちが花なんですね、中がね。
花を保護するというわけですよね。
こんなふうに新緑の緑と、白い葉っぱ、これ葉っぱですからね。
白いハンカチのような葉っぱ、これが風に揺れる姿は、今月いっぱい楽しむことができるということです。
世の中にはいろんな木がありますよね。
またこの時間にもいろいろお伝えしていければと思います。
きょうもこの新緑の緑と、そしてハンカチの木の白い葉っぱと、そして強い日ざし、これがね、またきらきら輝いてると思います。
この日ざしに後押しされて、気温も上がって、きょうの最高気温、日本海側の舞鶴では、6月中旬並み、25.9度ということで、夏日だったんですね。
ですから、きょうも、ここ2、3日そうなんですが、外にお出かけするときに半袖でちょうどいいと思った人が多いかと思います。
ただ半そでは紫外線でね、焼けてしまうような時期になっていますので、お出かけの際には、この週末も気をつけてください。
雲の様子を今見ていただくと、日本付近、雲の通り道になっているように見えるんですが、この辺の雲というのは、空高い所の薄い雲が中心なんですね。
ですから日ざしを遮るようなものではない薄っぺらい雲がかかっているんです。
西のほうを見ていただくと、この雲がだんだん南のほうに離れていっている様子が。
この辺の雲が?
分かりますよね。
ですから、あしたはこの辺の晴れの区域が近畿地方にやって来るということで、土日とも薄雲もなくて晴れのお天気。
ですから、すべて薄雲で日ざしが多少弱まっていたものが、薄雲がなくなると、一層日ざしが強いですから、なおさら紫外線対策をしてほしいんです。
そしてもう一つ、気をつけてほしいのは、実は朝鮮半島のほうから、うっすらとなんですが、黄砂が今、飛んできてる途中なんですね。
濃いものではないんですけれども、近畿地方にも飛んでくる見通しなので、外にお出かけの際には、黄砂にも気をつけてほしいなと思います。
それでは詳しくお願いします。
これから大型連休に早速入るという方もいるかもしれませんので、10日間の予報をご覧いただこうと思うんですが、見ていただくと分かるように、連休の前半ぐらいにかけては、晴れの日が多くなってくる見通しなんですね。
気温も最高気温、大阪で25度以上の日も続くということで、初夏を先取りした陽気がしばらく増えてくる見通しです。
ただ、連休の後半、5月3日の憲法記念日あたりからは、曇りや雨の日が多くなって、少しぐずついてくるような見通しになっています。
外での予定は、連休の早いタイミングで予定しておいたほうがよさそうです。
では全国のあすのお天気です。
あすは沖縄は雲が広がりやすいでしょう。
沖縄も梅雨入りが結構近づいてきていますからね、曇りのお天気になります。
そのほかの各地は晴れのお天気の所が多そうです。
近畿地方もご覧のように、北から南までよく晴れそうです。
同じ晴れでもきょうと違うのは、薄雲も出ないというところなんですね。
日ざしの降り注ぐ所が多いと思います。
あす朝の気温はけさより若干低めで10度前後の所が多いでしょう。
昼間の気温もきょうより少し低めなんですが、それでも22、3度ということで、日ざしが暑いと思う人もいるかなと思います。
最後に週間予報です。
この先、週明け火曜日ぐらいまでは晴れのお天気が続く見通しです。
来週の半ばぐらいに、少し雲が出る可能性があるんですが、そのへんのお話は、週明け月曜日の天気予報で詳しくお伝えしていきます。
2015/04/24(金) 17:00〜19:00
関西テレビ1
ゆうがたLIVE ワンダー[字]【「鉄道は安全になったか?」JR脱線事故から10年】

JR脱線事故から明日で10年…▽何が変わった?JR西の安全への取り組み▽被害者支援のはずが今も苦しめる「二次被害」JR支援が重荷に

詳細情報
番組内容
月曜から金曜まで毎日ゆうがた、その日のニュースや情報を素早くお届けするLIVEな3時間生情報ワイド!司会は「よ〜いドン!」で長年おなじみだった藤本景子アナ。藤本アナが視聴者と同じ視点で「なんで?」と思ったことを記者、コメンテーター、解説デスクらが分かりやすくお伝えします。お天気は“誰よりも気象が好きな男”片平敦が詳しく解説いたします。
 午後5時と午後5時54分〜はフジテレビから
番組内容2
世界・全国のニュースを放送。
 5時台の「ワンダー」では、いま話題の注目ニュースを深く掘り下げて徹底解説するほか、旬な話題の特集をお届けします。
 6時台ワンダーでは曜日ごとにテーマを設け、視聴者のギモンや世の中の出来事をツイキュウいたします!
月曜)「気になるわ〜ド」・・・藤本景子や記者らが気になっているワードを徹底取材!
火曜)「織田信成のすべらないスポーツ」・・・未来のオリンピック候補選手らを
番組内容3
取材!
水曜)「みんなのギモン」・・・堀田アナが素朴なギモンなどを体を張って調査・取材!
木曜)「ツイキュウ」・・・いろんな問題や話題を記者が徹底追及・追求・追究します!
金曜)「うぃーくワンダー」・・・岡安キャスターが一週間のニュースを“総まくり”!
 もちろん、番組中に入ってきた事件や事故、ニュースはすぐにお届けいたします!もっと「ワンダー」フルな世の中に…見てピ!!
出演者
【司会】
藤本景子(関西テレビアナウンサー)
【ニュースキャスター】
岡安譲(関西テレビアナウンサー) 
村西利恵(関西テレビアナウンサー)
【フィールドキャスター】
坂元龍斗(関西テレビアナウンサー) 
新実彰平(関西テレビアナウンサー)
【お天気】
片平敦
【スポーツ】
石田一洋(関西テレビアナウンサー) 
吉原功兼(関西テレビアナウンサー) 
中島めぐみ(関西テレビアナウンサー)
出演者2
【コメンテーター】
(月)木暮太一、宋美玄、しりあがり寿 
(火)織田信成ほか 
(水)萱野稔人、ブルボンヌ 
(木)谷口真由美、カンニング竹山 
(金)犬山紙子ほか 
【解説デスク】
(月火)橋本崇 
(水木)江口茂 
(金)神崎博 
*コメンテーター・解説デスクは毎週、隔週、不定期な出演となる可能性があります。
スタッフ
【チーフプロデューサー】
澤田芳博
【プロデューサー】
川元敦雄
ご案内
【番組テーマ曲】
槇原敬之さんの「超えろ。」

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