金曜ロードSHOW!「寄生獣 金曜ロードSHOW!特別版」テレビ初放送 2015.04.24


(サッシャ)
今夜は…
(朴)
映像化不可能とされた大人気コミックを『永遠の0』の山崎貴監督が映画化しました
突然…
…が現れます
乗っ取られた人間は他の人間を食べてしまう寄生生物に…
この物語は人間の顔が割れるという一部衝撃的な表現を含んでいます
ただ人間とは命とは何か?といった深いテーマをリアルに描いた作品ですのでご了承の上ご覧ください
ちょっと怖い気もするけれどドキドキしながら見てみるわ
『寄生獣完結編』劇場公開前日の今夜しか見られない特別版
『完結編』の映像も含まれています
(ミギー)
人間の数が半分になったら燃やされる森の数も半分で済むのだろうか
人間の数が100分の1になったら垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか
地球上の誰かがふと思った
みんなの命を守らなければ
(ミギー)後藤までの距離100。
(新一)どこにいるんだよ?50。
だ…だからどこなんだよ!?後藤までの距離ゼロ!うわ〜っ!わぁ〜!うわ〜〜っ!ハァハァハァ…。
やったか?いやまだだ。
頑丈なヤツだ。
ハァハァハァ…。
もうどうしようもないよ絶対無理だ。
銃も効かない相手にヤリかよ。
あっ!ああっ!シンイチ失敗だ!プランBに変更する!プランBって何だよ!?言った通りにするんだぞシンイチ!どうすればいい?逃げろ!2人とも死ぬことはない。
どちらかが助かれば合格点だ。
ふざけんなよ!何やってるこのマヌケ!行け!うっ!ミギー!早く行け!私はもう…。
ミギー…。
うわあっ!ミギー!!走れ!シンイチ…。
そうだ…。
私がいなければ君はもう見つかることもない。
いいぞシンイチ…。
出会った時君の脳を奪わないでよかった…。
いや正確には君の脳を奪うのに失敗したんだったな
思えばあの時失敗さえしなければ君と会うこともなかったんだな
♪〜うおっ!?うわっ!なっ…えっ…!あれ?イテっ!あっ!あっ!あっ!あ〜っ!えっ…あ〜っ!イテっ!
(うなり声)
(ドアが開く音)
(信子)新一…。
う〜っ!
(信子)何してるの?ヘ…ヘビが腕の中に!えっ?ヘビがこの中にいるんだよ!もう何やってんのよ…。
ほどいちゃダメだって!ほらもう…。
大丈夫?えっ?♪〜こういうの聞きながら寝るから変な夢見るんじゃないの?おやすみ。
(ドアが閉まる音)
(信子)おはよう。
おはよう。
あちゃ〜失敗失敗。
おかあさん先行くね。
朝ごはんちゃんと食べて行くのよお弁当忘れないでね。
もう!ちゃんとしてよ。
何かさぁ右手がしびれるんだよね。
(信子)コードで縛ったりするからでしょ。
ホントにもう壮絶に寝ぼけてたもんね。
いってきま〜す。
(ドアが閉まる音)何やってんですか。
子供達とっくに出掛けちゃいましたよ。
あ…。
(里美)わっ!ハハハ…何その驚き方。
何だよふざけんなよ心臓止まったらどうすんだよ。
大げさ。
何ちょっと涙目になってんじゃない?そんなわけねえだろ子供じゃあるまいし。
なってるって〜相変わらずヘタレだね!あ〜もうあっち行ってよ!え…?何?ちょっと何すんの!いや…あれ?信じらんない!1952年にECSCヨーロッパ石炭鉄鋼共同体が発足したのが始まりです。
これは1950年フランスの外相シューマンがフランスとドイツで戦争を繰り返さないように…。
・泉!・・取れる取れる取れる!・すげぇ!
(ホイッスル)アハハハ…。
泉すげぇナイスシュート!・ナイスシュート!もう1本行こうもう1本!・うわあ〜っ!イァ〜オァ〜オォ〜イ〜…。
シッパ…シッパ…。
シッパイ…シッパイ。
タベル…デキナイ…。
シッパイシッパイ。
何だお前…。
ナンダ…オマエ。
俺の右手…!オレノミギテ…タベタ。
た…食べた?コトバ…オシエロ…。
シンイチ。
あぁ!?起きたのに夢が覚めないんですけど…。
ねぇ頼むからさぁ普通の右手に戻ってくんない?今は無理だ情報の収集が優先される。
お前いつの間に言葉…。
日本語の習得など一日あれば十分だ。
(信子)・新一!新一起きた?・起きてるよ母さん大丈夫だから。
何が大丈夫なんだよ…。
母さん母親シンイチを出産し育成している生命体。
多くは父親とひと組だがこの家ではすでに死亡している。
お前病院って知ってるか?ケガや病気を治療する施設。
そこ行ってお前をぶった切ってもらうからな。
拒否する私はシンイチの血液から養分を摂取して生きている。
従って切断されると枯れて死んでしまう。
だから切ってもらうんだよ。
シンイチも右手を失うことになるお互いに損だ。
お前一体何なんだよ!根源的な質問だな。
どっから来たんだ?どこから来てどこへ行くのか自分とは何者か君は答えられるのか?あ〜もううるさい!私の最も古い記憶は君の脳を奪うことに失敗し残念という感情だ。
脳?俺の脳みそを奪うつもりなのか?右手に定着し成熟してしまった今ではもはや不可能だ。
絶望的な気持ちだ。
こっちのセリフだよ。
勝手に猛勉強すんな変な目で見られるぞ。
普段君が勉強していないという証左だな。
うるさい。
君達の社会をよく知るため情報収集する必要がある。
そのうち脳みそより右手のほうが賢いってことになりそうだ。
「そのうち」ではなく「すでに」の間違いではないのか?ムカつくわぁバケモノ。
その呼び方はさげすみの意味が込められているので拒否する。
じゃ何て呼べばいいんだよ?名前が必要ならミギーと呼べ。
ミギー?右手だからか。
正解だ。
意外と短絡的だなぁお前。
殺し合いから派生した競技か興味深い動きだ。
学校ではむやみにしゃべるなよ。
もっと知りたい案内しろ。
(部員達)よし!なるほど先ほどのが接近戦でこれは遠隔戦の訓練か。
だからしゃべるなって。
シンイチはどのような戦闘訓練をしているのだ?いや…俺はそっち系じゃないから…。
(裕子)遅刻だよ里美。
(里美)ごめん長引いた。
(裕子)もう…。
(里美)おっやっと来たか。
昨日みたいなことまたしたら殺すからね。
だって…。
何?すいません。
(里美)へぇ〜進んでんじゃん。
何逃げてんの?お前と違って才能ないんだからさほっといてよ。
え〜結構好きなんだけどな新一君の絵。
(裕子)ねぇねぇそのモデルってさもしかして里美?はぁ?架空の人物だって。
(里美)まぁ女の人ではあるよね。
ねぇ〜多感な時期ですもんね新一君。
何だよお前ら…あ〜!書き直し!
(里美)えっ?うわっ!
(裕子)えっ!すねちゃった。
面倒くさいコだね。
シンイチはあのメスと交尾したいんだな?はぁ?村野里美だ。
頭おかしいんじゃねえの?微妙な血流の変化で分かる。
その生殖器ちょっと勃起させてみてくれ。
ふざけんな!ふざけてはいない純粋な興味だ。
あっ!おいちょっと…やめろ!やめろ!やめろ!ちょっ…ちょっと…ちょっと…。
いらっしゃいませ〜。
268円が1点980円が1点。
合計1248円になりま〜す。
どちらまで?どちらまでですか?
(チャイム)何やってんだよ…。
降りるぞ。
ここか?そうだ。
相手までの距離5m。
バカ!
君は嫌がったが私はどうしても同種に会ってみたかったんだ
やめろって…!
それがまさかあんなことになるとは…
好奇心が強過ぎるのも考えものだな
ヒッ…!
(主人)仲間か。
シンイチ逃げろ殺意を感じる。
人間のままのお前を異常なほど警戒している。
シンイチ!うわ〜っ!待て!この人間を攻撃するならお前を殺す!あんたの言いたいことは分かる。
宿主が死んじまったら生きて行けないもんな。
だがなあんたはこっちに引っ越してくりゃいいんだよ。
引っ越す?移動するなど今さら不可能だ。
勉強不足だなぁ。
そりゃ単純な腕から複雑な頭への移動は無理だろう。
だが…腕から腕だったら簡単なはずだ。
うわ〜っ!ほら空けてやったこっちに来い。
おっおいミギー…。
お前あっちにつくつもりじゃないだろうな?悩まないでくれよ!あ〜もう…その人間の首をはねてしまえばいや応なしだ。
うわっ!死んだ?殺し合いの競技を学んだことが役立ったようだ。
ハァハァハァ…。
お前…仲間を殺しちゃったぞ。
やむを得なかった君が死ねば私も死んでしまう。
移動には確信が持てなかった。
助かったよ…。
君のためではない。
私は自分の命のみを大事に思っている。
それにもしかしたら移動してみるべきだったのかもしれない。
おい…。
・あれ?休みか?・
(信子)お酒は控えてくださいね。
おばあちゃんに来るように言って。
言っときます。
はいお大事に。
ありがとうございます。
もうすぐ上がるからちょっと待ってて。
悩みあんの?え?最近何かあったのかなぁって。
いや…もうすぐ3年生だろ。
人並みに進路のこととか不安になったりするだけだよ。
そっか。
神奈川県川崎市のコインパーキングに停車中の車内からサカガミコウヘイさん41歳の遺体が発見された事件で…。
やっぱり母さんには言えない…。
当然言うべきではない。
でもこのままじゃ犠牲者が増え続ける。
本当はお前達のことを世間に公表するべきなんだ。
なぜ?俺だけが今起きてることを知ってるんだよ。
黙ってるわけにはいかないだろ。
捕まって実験台にされるぞ。
仕方ないよ。
お前の仲間どもをどうにかしないと…。
シンイチの理屈が全く分からない。
私の仲間はただ食べているだけだ。
私はシンイチの血流から養分をもらっているからいいが仲間は自分で食料を捕食しなければならない。
何もよりによって人間を食わなくたってさぁ…。
シンイチは同種が食われるのがなぜそんなに嫌なんだ?はぁ?分かんねえの?人間の命は尊いんだよ。
尊いのは自分の命だ。
私にとって価値があるのは私の命だけだ。
お前はケダモノだからな。
君達は牛も豚も鳥も魚をも食べる。
ありとあらゆる種を食べている。
それに比べれば人間一種のみを食べる行為はつつましいではないか。
価値観違い過ぎなんですけど…。
とにかくシンイチ君が私に害を及ぼそうとするのなら私は全力でそれを阻止すると言ったはずだ。
君の生命だけは保持したまま口を利けなくすることぐらいたやすい。
視力や聴力を奪うこともな。
おや?すごい恐怖だな。
悪魔!悪魔?
(平間)どないした?
(辻)被害者の胃の中から人の指が出て来たそうです。
えっ!?ほな…人を食うとったいうことか?ええ。
はぁ〜…。
…でその人食いオヤジは首なし死体で発見されたと…。
平間さん何なんすかね。
世も末やな。
シンイチ悪魔というものをひと通り調べたが最もそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ。
(校長)それぞれゴールまでの距離は違いますけれども皆さんも電信柱なる小さな目標を達成し決して諦めることなく大きな目標に向かって頑張ってください。
では話は変わりますが皆さんに残念なお知らせが…。
シンイチ。
ん?脳波を感じる同種が近くにいる。
ウソだろ…。
あまり見るな。
向こうもこちらの脳波を感じて探しているはずだ。
まさかこの人数の中で戦いを仕掛けては来るまい。
(校長)新しい先生に来ていただきました。
では事故で入院された松山先生に代わって化学の授業を受け持っていただく新任の先生を紹介しましょうお願いします。
ヤツだ。
マジかよ…。
(田宮)皆さんはじめまして。
見るな見つかるぞ。
田宮良子です。
・すげぇいいじゃん・・めっちゃかわいくね?・・めっちゃきれい・・かわいくね?・よろしく。
君との暮らしに随分慣れた頃あいつがやって来たんだったな
田宮良子
私の知る限り最強の寄生生物だ
そんなに怖がらないで。
もっとそばに来なさい。
心臓の鼓動がここまで聞こえて来そう。
心配しないで。
この距離でやり合ったらお互いただじゃ済まないわ。
それに私に殺意がないことを右手さんはよく分かってるはずよ。
ミギーだ。
人間と体を共有してるなんて本当に不思議だわ。
好きでしているわけではない。
お前…何をたくらんで学校なんかに潜り込んでんだよ?たくらんで?私は穏便に生きて行きたいだけ。
いろいろ話したいけどここじゃ無理みたい。
あなたのガールフレンド?放課後ちょっと付き合いなさい。
じっくりお話ししましょう。
いいだろう。
勝手に答えるな。
お前らと話し合うことなんてない。
泉君先生には敬語を使いなさい。
じゃあね。
フ〜…。
ふざけやがって。
行くべきだ。
罠だったらどうすんだよ。
あんなヤツがいるとは驚きだ。
脳を奪いながらその人間固有の身分を引き継ぎ問題なく社会生活を営んでいる。
しかも教師として人間にものを教えている。
これは驚くべき才能だもっと知りたい。
こんなところに連れて来て何を話そうってんだよ。
あと2人来る距離10m。
2人!?おいどういうことだよ田宮。
相手までの距離1m。
見りゃ分かるよ。
紹介するわ。
島田秀雄さん。
(島田)やぁ。
君と同じ高校生だから話が合うんじゃないかと思って。
こちらは警察官の…。
俺の名前は教える必要はない。
ではAさんとしときましょう。
警官までいるとはね恐れ入ったよ。
彼が泉新一君。
そしてミギーよ。
ホントに腕だけ乗っ取ってる。
おもしれぇ。
見せ物ではない。
こんな出来損ないをネットワークに入れるつもりか?田宮良子。
貴重なデータだわ。
ネットワークとは何だ?だからお前はしゃべるなって…。
生き延びるためには仲間同士助け合う必要がある。
以前は毎日のように惨殺死体が見つかりミンチ殺人などと騒がれた。
でも最近はだいぶ減って来てると思わない?代わりに行方不明者の数は増えてるって噂だ。
それがどうした。
バレないように食ってるってことだろ?一応いなくなっても支障がない人間をチョイスしてるつもりなんだけど。
私達は互いに情報を持ち寄り学習している。
重要なのはネットワークよ。
まさかそのネットワークに入れってこと?俺をバケモノと一緒にしないでほしいんですけど。
私達はバケモノ?どう考えても。
1つ実験をしたわ。
私とこのAさんでセックスをしてみたの。
その結果私は今妊娠している。
さてここで問題。
今私の体内で育っているものは一体何でしょう?ボディーは人間同士なのだから胎児も人間だ。
そう何の変哲もない人間の赤ん坊。
だとすると私達は一体何?繁殖能力もなくてただ共食いみたいなことを繰り返す。
こんな生物ってある?私達は一体何のためにこの世界に生まれて来たのかしら。
知るかよ。
とにかく私達は自分の身を守りたい。
私達と連携することを考えておいて。
断るっつってんだろ…。
ミギーに言ってるの。
少なくとも私達の邪魔をしたり敵対するような行動は慎むべきね。
私はその気になればひとクラス3秒で皆殺しにできる。
全校生徒が人質と思いなさい。
あなたのガールフレンドもね。
じゃまたね。
シンイチAには気を付けろ。
私達に殺意を抱いていた。
やっぱり化粧の濃い女はまずいね薬品臭くて。
ちゃんと残飯を片付けたか?食堂はきれいに使え。
お前は食わないのか?私は実験中だ。
(島田)げっ!よくそんなもん食えるね体に悪いよ。
田宮良子本気であの出来損ないを仲間に入れるつもりか?私達が人間との共存を考えるならば泉新一とミギーは貴重な研究材料よ。
あなたはもっと表情を作る訓練に励むべきね。
特に笑顔を。
人間社会で円滑に生息するためのコツよ。
僕みたいにね。
国道のところに新しく出来たレストランすごくおいしいんだって。
今度2人で行かない?うん…。
恥ずかしがらないでいいじゃないたまには。
あまり出歩かないほうがいいよ。
えっ?変な事件とかもあるし。
最近あんたとゆっくり話せてないからさ。
俺のことは心配ないから職場の人とでも行ったら?待ちなさい新一。
何かあったんでしょ?かあさんに言ってよ。
何もねえって。
親をバカにしないの。
あんたに何かあったことぐらい分かるわよ。
いつまでも子供じゃないんだ変わるのは当たり前だろ。
かあさんさあんたの力になりたいのよ。
いくつだと思ってんのそういうの重いんだよ!俺のことはほっといてくれて大丈夫だから。
熱湯や油などが原因で生じる体表組織の局所的損傷通称やけど。
母親のそれを目にするたびに君の血流は乱れ血圧は上がる。
なぜそのような現象が起こるのか知りたい。
お前には関係ないだろ。
関係ある。
宿主の特性を正しく把握しなければならない。
天ぷら油の鍋だよ。
4歳の時ひっくり返して頭からかぶりそうになったのを母さんがキャッチしてくれて助かったんだ。
素手でね。
今でも雨の日なんかはうずくみたいだ。
わが身を犠牲にして他者を守る。
人間という生物の最も理解し難い特性だ。
君の描いているこの絵架空の人物ではなく君の母親だな?前方20mシンイチいるぞ。
昨日のAだ私達を待ち伏せしている。
すごい殺気だ。
あいつはやる気だ。
どうすればいい?私より戦闘能力が高いと思う以前のようには行くまい。
とっさに思いつくのはプランAとプランBだがどちらにする?じゃ…プランAで。
ではまずその魚市場に逃げ込め。
君はしゃべるな。
平和主義ではなかったのか?俺は田宮良子とは違う。
仲間同士殺し合いをする意味がどこにある?仲間?お前がか?なぜ放っておいてくれない?以前中華料理屋の主人が殺され死体が警察に渡った。
その時から俺達に対する捜査が一気に進展した。
あんな殺し方ができるのは同種だけだ。
お前は危険だ。
手はず通り頼んだぞ。
こちらに勝算があるとすれば君だシンイチ。
シンイチ!早く!シンイチ!うわぁ〜!何だこれは…。
血が止まらない。
君のボディーは間もなく大量出血で死亡する。
当然君も朽ち果てる。
人間部分が独自に攻撃して来ることを想定すらしていなかったのが君の敗因だ。
そんな…まさか…人間に…。
うっ…!
(嘔吐する音)なぜそんなにダメージを受けている?君の肉体は無傷だぞ。
あいつの体は人間だった。
俺は人間を刺し殺したんだ。
脳を乗っ取られた時点ですでに人間ではない。
そんなふうに割り切れっかよ。
人間の精神構造とはつくづく非合理的だ。
プランBって何だったんだよ?そんなものはない君を落ち着かせるための方便だ。
はぁ?
(A)・切断…分離…結合…・
(A)蘇生…。
(A)切断…分離…結合…。
(A)蘇生!シンイチ!大変だ!シンイチ!何だよ?150m…140m…。
近づいて来る。
またかよ。
次から次へと…。
30m。
20m。
通り過ぎろ通り過ぎろ通り過ぎろ通り過ぎろ…。
10m。
どうした?立ち止まった玄関前だ。
もう勘弁してくれよ…。
(ドアを開けようとする音)まさか…。
おい鍵開けたぞ…何で家の鍵持ってんだよ?この波長は…。
母さん…?あれ?シンイチ違う。
母さんだよね?こいつはAだ。
何言ってんだよAは死んだじゃんかよ。
母さんおかえり。
Aが復活したんだシンイチ!やめろミギー!警官の体を捨て母親の体を奪ったんだ!うるせぇよ!訳分かんねえこと言ってるとぶった切るぞ!包丁をどけろシンイチ!
(信子)哀れだな。
脳を奪えず人間の支配下にあるのは。
母さん俺が悪かったよ。
全部正直に話すから悪い冗談はもうやめてよ。
目を覚ませシンイチ!君の母親はもう人間では…。
黙れって言ってんだろ!バケモンはてめぇなんだよ!母さん…今朝のことはごめん。
あっこの手?打ち明けようと思ったんだけどちょっとしゃれにならないっていうか言えなくてさ。
母さんずっと1人で頑張ってっからさ。
弱虫で泣き虫でずっと母さんに心配ばっかかけてるしさ。
俺いつも感謝してんだよすげぇ感謝してんだよ。
ねぇだから…だから…。
ねぇウソだって言ってよ!!母さん…。
シンイチ!!シンイチ!シンイチ!心臓を破壊したその人間は即死だ。
お前も数分で死ぬ。
脳を奪えなかった者の寿命と思え。
(ドアが閉まる音)
この時はさすがの私も慌てた
Aに母親を奪われたことが君をあれほど動揺させるとは思いもしなかったのだ
家族というものをあの頃の私はまだよく分かっていなかったんだ

(ベル)起きたか?奇跡だな。
私自身が君の体内へ移動し傷口をふさぎ細分化した私の細胞を使って破壊された心臓の修復を試みた。
そして血管を伝って少しずつ右手に戻ったのだ。
イチかバチかの大冒険だったがうまく行ったようだ。
夢じゃ…なかった…。
母さん…。
う〜っ!忘れろAによって奪われた。
(吠えるようなうなり声)君の家の近くで警官の死体が見つかったってニュースでやってたわ。
君達の仕業?Aはどこだ?殺したんじゃないの?そのつもりだったがシンイチの母親の体を奪って生き延びた。
私とシンイチも殺されかけた。
それで丸2日無断欠席してたわけね。
Aはどこにいる?知らない。
ウソをつくなネットワークがあるんだろ。
知っていてもあなた達には教えない。
暴走した仲間をかばうのか?私達にも一人一人個性があるわ。
Aは好戦的で猜疑心が強い危険な性格。
そうと分かっていてなぜAに私達を会わせた?実験よただの実験。
ただの実験?そんなことのために母さんはな…!やる気?そっちがその気なら仕方ないわね。
少し…混じってるのか。
面白い。
本当にあなた達は面白いわ。
待て!とっくに下校時間は過ぎてるわよ泉君。
(辻の声)平間さん。
魚市場での警官殺しですが凶器の鉄パイプに残っていた指紋と中華料理店の裏口のドアに残っていた指紋の1つとが一致しました。
同一犯か。
上はひた隠しにしてますが例の店主の胃から出て来た人肉の話あれマジもんらしいんっすよ。
分からんか?今めし食ってんのやけどな。
いやいや…こんな写真見てんじゃないですか。
例の噂本当なんすかね?人間に寄生する生物がいるとかって…。
早捜査進めんと上からブレーキかかるかもしれんな。
ここは降りたことのない駅だどこへ行く?決めてない今日は適当にあちこち歩く。
Aに遭遇するかもしれないと思っているのか?お前のレーダーがある。
極めて非効率的な方法だ。
こんなやり方でAに出会う確率など…。
いるのか?前方約200m。
Aか?分からない。
だがシンイチ1人や2人ではないぞ。
(広川の演説)
(広川)理由は簡単です。
この人混みの中か?何人だ?はっきりとは言えないが複数の同種がいる。
マジかよ。
シンイチ…。
何だ?人混みの中ではない。
人混みより高いところにいる。
・期待してるよ・
(広川)議員定数削減ムダな人間が多過ぎる数を減らしましょう。
・そうだ減らせ!・
(広川)議員だけではありません。
あらゆる分野でのムダをなくす必要があります。
数を減らすんです!Aはいないようだだが…。
政治家になろうってのかよ。
(広川)あらゆる者達が共に生きて行ける社会を取り戻すんです!これは驚くべきことだ。
田宮良子の教師も驚いたがついに政治活動をする者まで現れた!人を食っても構いませんって条例でも作ろうってのか?街を支配し自分達の生息しやすい環境を整えようとしてることは間違いない!彼らはこの数か月の間にとてつもない知的進化と組織化を遂げている!興奮し過ぎでめちゃくちゃな形になってるぞ。
ハハハ…いずれ寄生生物が人類を支配する時代が本当に来るかもしれない。
うれしそうに言うなよ。
バケモンが当選してたまるかよ。
有権者をバカにすんなっての。
おはよう。
おはよう。
大変だったんだね。
早く見つかるといいねおかあさん。
ねぇごはんとかどうしてんの?別に。
何なら作りに行ってあげてもいいけど。
あいつだ!おはよう。
うちのクラスに転校して来た島田君。
島田秀雄ですよろしく。
あっ右手はマズいか。
何しに来たんだよ?何ごちゃごちゃ言ってんのはい仲良くね。
(里美)どうしたの?何?じゃあ。
何張り合ってんの?あいつには近寄るな。
え?
(裕子)おはよう!おはよう。
フフ…朝からケンカ?いやいや…違う違う…。
ねぇねぇさっきのが噂のイケメン転校生?君の監視役として呼んだのだろう。
同時に村野里美という君の弱みをも掌握したわけだな。
ふざけやがって…。
人間部分の能力が異常発達してるようね。
体の性能そのものが人間の平均値を大きく超えてる。
彼は肉体的にはむしろ脆弱だったはず。
やはり混じったのか。
本当に面白いねあいつ。
あんたが夢中なのも分かるよ。
共存の可能性において彼らは思ってる以上に重要なピースなのかもしれない。
言ってることがよく分かんないんだけど。
だから君の心臓が破壊された時私は私の細胞を使って修復した。
その細胞の一部がまだ回収しきれておらず君の体内を巡っているのだ。
じゃさっさと回収してくんね?血管を伝って君の全身に細かく散らばっている。
もはや全てを回収するのは不可能と思われる。
じゃ何俺の体はお前らに近づいちまったの?キモいよ。
ところでこれからどこへ行くのだ?今日は少し遠出してみようと思ってる。
また無計画なA捜しか。
君は肉体だけでなく精神面も変化したように思える。
もうやめてほしい。
そうはいかないよ。
あだ討ちという行為が理解できない。
死んだ者は帰らず自らを危険にさらすだけだ。
それに実は私の身に困ったことが起きているのだ。
困ったこと?あれ以来一日に4時間ほど完全に眠ってしまう。
俺は8時間寝るよ。
私のは睡眠というよりは機能停止だ。
あらゆる感覚が麻痺し死んだようになってしまう。
しかもそれがいつ訪れるか分からない。
じゃお前が寝てる時に敵と遭遇したら…。
独力で頑張ってもらうしかない。
はぁ?来た。
え?眠い。
おい!すまない眠る。
おい!待てよおい!おい!おい!チッ!
(平間)「寄生生物の見分け方」?
(辻)髪の毛を抜くとうねうね動くんですってネット上じゃかなり広まってます。
イテっ!うねうねせぇへんな。
あれは何だ?無計画な捕食は控えるように言ったはずだが。
(草野)例の髪の毛でバレたんで捕獲して来たようだ。
問題だな。
あなたが面白がっている変わり種のせいじゃないのか?とっとと始末したほうが…。
私と島田で監視している大して危険な存在ではない。
むしろ…貴重なサンプルよ。
実験好きも結構だが危ない綱渡りはほどほどにしてほしいね。
私は仲間全体の未来の可能性のために努力している。
(広川)いずれ私が当選すれば人間を安定供給するシステムを構築する。
草野心配するな。
田宮さん。
お腹の子は?時折うごめく。
体が重くなって来て不便だ。
おっ。
おう。
ねぇホントにさごはんとかどうしてんの?別に適当。
しょうがないなぁ何か作ってあげよう!行くよ!え?文句あんの?いや文句はないよ。
何か多い気がする。
(子犬の鳴き声)
(里美)何?何か聞こえた。
かわいそう…。
(里美)危ないって!
(クラクション)
(クラクション)死んだ。
死んでしまった。
何やってんの!ねぇ何してるか分かってる?あ…清掃の人が困るか。
そんなこと言ってんじゃないよ!かわいそうだよ!え…だって死んでんだよ。
死んだ犬は犬じゃない犬の形をした肉だ。
君…泉新一君だよね?どうしたんだよ?ごめんなさい…。
人違いだったみたい。
あの頃の君は人間よりもむしろ私達に近い生き物になっていたのかもしれない
あの…田宮先生。
はい何か?あの…それはあれですよね。
妊娠されてるんですよね?それが何か?まぁ大変おめでたいことではありますが…。
ちょっと校長室までいいですか?
(田宮の父)ああ帰ったか。
勝手に入ったぞ。
(田宮の母)おかえりなさい突然でびっくりしたでしょう。
本当だったのね。
学校から連絡があってね。
おとうさん。
ん?違う…良子じゃない…。
(田宮の母)良子じゃないわ!
(田宮の父)何言ってんだ。
おとうさんねぇ警察警察呼んでちょうだい。
(田宮の父)おい大丈夫か?
(田宮の母)おとうさん!
(田宮の母)あっ…。
(田宮の母)おとうさん…。
私だ。
2体食堂に運んでほしい。
学校辞めんだって?私もこんなことで辞めることになるとは予想外よ。
ついでに島田秀雄も連れて行けばよい。
君達を観察する役目があるわ。
それに彼は人間社会に十分適応している。
どうだか。
私も彼も人間と同じ食事での生活を試みてるの。
島田も?今のところ体調に問題はない。
私達が人間を食べなくても生息できることが判明すれば問題は解決でしょ?共存も可能だわ。
島田がねぇ…。
君達が人間社会に適応できるのならばもう何の問題もないな。
ちょっと待てよこいつらは人間の体を奪ってるんだぞ。
第一お前らの言ってることなんか信じられるか。
やぁ。
モデル頼んじゃった。
里美も描く?ううん大丈夫。
ねぇ新一君に気ぃ使ってる?はぁ?意味分かんないんですけど。
(裕子)じゃ次のポーズ行ってみよっか。
じゃあ…腰に手を当てて。
それでもうちょっとこっちこっち向いて。
うんバッチリフフフ…。
でもホント日本人離れしたスタイルだよね。
人間じゃなかったりして。
な〜んて。
イヤっ!何てことしてくれるんだよ。
ここまでうまくやって来たのに。
い〜ちに〜いさ〜んし〜いご〜ろ〜くし〜ち8人…。
ハァ…。
(裕子)イヤ!キャ〜!
(悲鳴)何か聞こえなかったか?島田秀雄が激しい殺意を発している。
学校の中だぞ…島田はどこにいる?わざわざ危険に身を投じる必要はない。
そうはいくかよ!
(島田)一瞬で済む。
動くと余計痛いからさお願いだからじっとしていて。

(里美)逃げるよ!早く!早く!裕子立って!キャ〜!!里美の声?確かに美術室のある3階のようだ。
そして島田の脳波は異常なほど乱れている。
近づくべきではない近づくべきではない!シンイチ!おい!うわぁ〜!!落ち着けシンイチ!君の心臓は壊れない!大丈夫なはずだ!大丈夫なはずだ。
(パトカーのサイレン)
(うめき声)
(うめき声)島田!!
(うめき声)完全にコントロールを失っている。
ヤツを倒すぞ。
分が悪い。
田宮。
島田秀雄。
ひどいありさまだな。
い…い…意識が…統一…できない…。
助けてくれ…。
騒ぎを起こす仲間は嫌いだ。
シンイチ逃げろ!飛ぶぞ!
(里美)キャ〜!
(爆発音)おい…おい!
(警官)君!おい!
(銃声)シンイチ驚くべき生命力だ。
まだ島田の反応がある屋上に向かっている。
やっぱり共存なんて無理なんだよ。
じゃあな島田。
(うめき声)シンイチいるぞ。
しばらく消える。
何人死んだと思ってる?13人ほどらしい。
もっと早く殺しておくべきだったんだ島田もお前も。
私を殺せばお腹の子も死ぬ。
人間の子を殺すのか?田宮良子。
本当に人間の子を産み育てる気なのか?これもまた実験だ。
もういいかげんにしろよ!泉新一。
母親とは不可解な存在だな。
母親になると理論を超越した特殊な能力を備えるものなのか?それを知りたい。
Aはここにいる。
いるか?ああ。
惑わされるな。
分かってる。
体は傷つけるな母さんの体だ。
首を切断するいいな?ミギー。
シンイチマズいことになった引き返そう。
はぁ?何言ってんだよ。
睡魔が来たんだ。
はぁ!?どうしようもなく眠い。
何で今なんだよ!私にはどうすることもできない引き返せ。
手遅れだよ!なら頑張ってくれ…。
ミギー!私にできることは…せめて…。
マジかよ!どうやって生き延びた?まぁいい。
人間の動きではない何が起きた?母さん今切り離してあげるからね。

(信子)やめて新一…どうしたの?かあさんよ。
母さん…。
ああ〜っ!!
(電車の走行音)やったようだな。
また母さんが…助けてくれた。
そうか。
でもミギーやっぱり俺心もお前達と同じになっちまったみたいだ。
母さんが奪われた時も…今も…出ないんだよ…涙。
(一同)万歳!万歳!万歳!
(拍手)
(女性)長いようで短い活動でしたけれども皆さんのおかげで市長に当選することができました。
本当にありがとうございます!本部に呼ばれるなんて何すかね?さぁな。
中隊長。
東福山署から参りました平間です。
同じく辻であります。
(山岸)情報提供にご協力願いたい。
ここにサインを。
守秘義務の誓約書です。
本案件は秘匿作戦として進行していますので。
あなたは?失礼特殊部隊を指揮しています山岸です。
特殊部隊…。
SATですか。
人間の数が半分になったら燃やされる森の数も半分で済むのだろうか。
人間の数が100分の1になったら垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか。
またそれですか。
なるに決まってますよ。
地球上の誰かがふと思った。
みんなの命を守らなければ。
そういうことだ。
なぁ後藤。
(後藤)ハエは教わりもしないのに飛び方を知っている。
クモは教わりもしないのに巣の張り方を知っている。
生物は皆命令に従っているだけなんだ。
命令?
(後藤)脳を奪った時私も命令を受けた。
どんな?「この種を食い殺せ」。
俺分かったよやるべきことが。
やるべきこと?どんなヤツだろうと関係ない。
寄生生物を見つけ出して一匹一匹殺して行く。
それが俺のやるべきことだ。
うわあっ!ミギー!!走れ!シンイチ…。
そうだ…。
私がいなければ君はもう見つかることもない。
いいぞシンイチ…。
出会った時君の脳を奪わないでよかった…。
う〜っ!
どこまでも走れ
君だけでも生き残ることができれば合格点だ
泉新一ミギー…。
お別れだ…。
市長がバケモノなんてシャレにもなんねえよ。
市役所は今や寄生生物の要塞と化しているはずだぞ。
寄生生物の死体が発見された場所の多くはやな泉新一の住んでるとこからそう遠ないんや。
うう〜っ!!
(倉森)うわ〜っ!!殺すならば完遂しろ!
(里美)見たことは全部忘れろ…。
忘れるのも大事なこと…。
忘れられるわけないじゃん!他の4人を完全に統率している圧倒的な1人だ…怖い。
(浦上)俺からしたらあんたらのほうがおかしいね自分と同じ生き物かそうじゃねえか区別がつかねえってんだから。
泣けないんだ俺…涙出ないんだよ。
私を信じろ。
バケモノの言うことなんて信じられねえよ。
人間の言うことは信じられるのか?本作戦は寄生生物殲滅第一の矢であると心得速やかに職務を全うされたい。
この子と一緒に2人だけで…生きてみたかった。
バケモンはあんただ!人間どもこそ地球をむしばむ寄生虫そのものではないか!よっぽど手ごわいじゃないか記者さん。

(後藤)この星の誰かがふと思ったのだみんなの命を守らねば。
誰かって…他の生き物達が?お前達だ。
何だって?
(サッシャ)
さぁ来週は『ALWAYS三丁目の夕日’64』をお送りします
2015/04/24(金) 21:00〜22:54
読売テレビ1
金曜ロードSHOW!「寄生獣 金曜ロードSHOW!特別版」テレビ初放送[字][デ]

日本映画史上類を見ないスリルと緊迫感!迫力のアクション!壮大な人間ドラマ…!あらゆる意味でとてつもない!金曜ロードSHOW!でしか見られない特別版テレビ初放送!

詳細情報
おしらせ
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番組内容
地球に高度な知能を持つ新種の寄生生物が現れた。その寄生生物は、人間の脳に寄生して肉体を乗っ取り、人間の文化や言語を学習。人として生活しながら人を捕食する恐ろしい生き物だった。平凡な高校生の新一(染谷将太)も寄生生物に襲われ、右手に寄生されてしまう。自らをミギー(阿部サダヲ)と名乗るその生物は、お互いが生きて行くために共同生活を提案するが…。
出演者
<泉新一>染谷将太
<田宮良子>深津絵里
<ミギー>阿部サダヲ
<村野里美>橋本愛
<島田秀雄>東出昌大
<草野>岩井秀人
<辻刑事>山中崇
<中華料理店の主人>オクイシュージ
<A>池内万作
<山岸>豊原功補
<広川剛志>北村一輝
<泉信子>余貴美子
<平間警部補>國村隼
<後藤>浅野忠信
監督・演出
【監督】
山崎貴(「永遠の0」「ALWAYS 三丁目の夕日」)

ジャンル :
映画 – 邦画
映画 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

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