サワコの朝【佐藤健▽負けず嫌い俳優の信念】 2015.04.25


(阿川)おはようございます。
阿川佐和子です。
最近年を取ってくるとどのイケメン役者もみんなおんなじに見えてくるっていう年頃なんですけれども。
このイケメンは違うぞこのイケメンって私分かっております。
今日のゲスト俳優の佐藤健さんです。
おはようございます。
よろしくお願いします。
おはようございます。
今までのイメージはこういう感じでしたよね佐藤さんね。
そうですかね。
まあすっきりしちゃって。
すっきりしました。
今度のドラマの?そうです。
その役で切らせてもらいました。
連ドラですよね?
(佐藤)連ドラです。
明治…。
ええ〜っと明治・大正・昭和の3時代を生きた男の物語です。
ええ。
もうほんとに明治の若者みたいなことになっちゃって。
ほんとですか?ありがとうございます。
でも切ってもいいね。
ほんとですか?あははっ!
(ナレーション)今日のゲストは大河ドラマ「龍馬伝」など話題作に次々と出演する今注目の若手俳優です!龍馬はああいう男じゃったかのう。
19歳のときドラマ「ROOKIES」で注目を集め大ヒットとなった「とんび」では主人公の一人息子を好演。
そして主演を務めた映画「るろうに剣心」は激しいアクションが話題を呼び去年の実写映画最大のヒット作に。
さまざまな作品に挑み着実に役の幅を広げてきました。
大日本帝国一のコックになるんです!端正なルックスを武器に活躍する佐藤さんですが…。
やっぱり今日は26歳の若手俳優・佐藤健が胸に秘めた熱い思いをサワコに語ります。
ほんとに次々にいろんな役をやって毎回まったく違うこう色合いを出す。
(佐藤)はい。
で特に髪形がそれぞれ個性的ですけどもこれなんかこう自分で髪形についてはこだわりがおありになるんですって?
(佐藤)こだわりというかできるだけ一つの役ごとに見た目もどんどんどんどん印象を変えていきたいなとは思ったのであえて髪形は変えていくように心がけてました。
その「ROOKIES」をやる前に「仮面ライダー」を…。
「仮面ライダー」で最初デビューなさった?まあほぼデビューですね。
でそのイメージをとにかく変えたかったので。
払拭したい?そうですね。
それでドレッドにも挑戦させてもらってなんかひとつのイメージがつくのが嫌だったんですよね。
「佐藤健ってああいう人だよね」みたいな。
「ああいう感じの髪形でああいう服装をして」みたいなそういうふうに思われるのが嫌だったのでなんなら誰だか分からないぐらいに思ってもらいたいなと思って。
へえ〜。
「とんび」のときにはまたこれ誰だっけ?っていうぐらい。
(佐藤)「とんび」もひと世代昔の髪形を研究しました。
研究したんですか?はい。
昔の雑誌を…。
ファッション雑誌とか?編集部の方に借りてそれこそ吉田栄作さんヘアみたいな。
ああ〜なるほど。
当時はやってたらしくてそれをもう完全にまねしました結局。
センター分けで走ると揺れるみたいな。
サラサラ〜みたいな。
そうですそうです。
はあ〜。
この「るろうに剣心」のときもまあ原作は漫画だから。
(佐藤)そうですね。
「るろうに剣心」のときはおっしゃるとおりで難しかったんですけど漫画でこう2次元で絵でもう正解があるわけですよ。
漫画のとおりにしてもやっぱどうしても実写だと違和感が出てくるとこもあるのでそこは漫画っぽくもしたいけど実写だったらこうかなっていうバランスを見て何度も打ち合わせというか。
自分の意見も言って。
ああもう言いますね。
まあ毎回毎回いろんな色を出すという感じですけれどもええ〜2曲選んでいただいているまず1曲目をご紹介いただきたいんですが。
ええ〜っとですねMr.Childrenさんの「ニシエヒガシエ」っていう曲なんですけど。
もうミスチルが好きだったんですよ。
まあ今も好きなんですけど。
いつごろ?中学生ぐらいなのでそのミスチルを好きになるきっかけとなった曲ですねこれは。
うん。
それはどこで最初に出会ったか覚えてらっしゃいます?ドラマの主題歌で夕方再放送をテレビで見てたときに流れてきてなんだこの格好いい曲は!と思って。
ふふっ。
ふ〜ん。
あっでもこんなおもしろい歌で。
(佐藤)そうですね。
でその曲を聴くとどんな気持ちに…。
今ですか?当時ですか?そんときは。
当時はね…。
何をしてた?野球部でしたね。
野球部だった。
野球部で野球少年風なゲーマーでしたね。
あははっ!ゲーマーでしたか。
なんのゲームにはまってたんですか?まあテレビゲームだとほんともう…。
あらゆる?
(佐藤)あらゆるですね。
じゃあ野球部に所属して野球の練習をして帰って来ると黙々と…。
(佐藤)そうです。
まさにそんな生活でした。
そんな生活。
じゃあ家族と口を利くとかは…。
いやまあ人並みに口は利きますけど。
どの程度ですか?人並みって。
「ご飯よ健」。
「ああ」みたいな感じですね。
あははっ!全然仲悪いことはないんですよ。
仲悪くはないの?まあけどべたべたすぎないじゃないですかやっぱその年代の。
まあそりゃそうだろうけど。
「明日早いの?また練習?」。
「んん〜6時半」。
「一人で起きるの?」。
「まあちょっと起こしてもらえるとありがたい」。
あっそれぐらいの会話は…。
そんぐらいです。
結構これ近かったです今。
ほんと?お母さんな気持ち?私。
(佐藤)いやそういうことでもないんですけど。
まあお母さんより年取ってると思うけど。
いやそんなこともないです。
何を言ってんだかなほんとに。
おきれいです。
じゃあ…えっなんだって?うちの母よりおきれいです。
あっもう一度。
違うか。
うそうそ…。
当たり前のことをすみません。
(ナレーター)ぬくもり驚きを届けてきたパナソニックの光が今進化する。
LEDの光で情報をつなぐ新たな技術を開発。
光あるすべての場所であなたと街に新しい関係を。
(ナレーター)自分で歩きたい。
自分で食べたい。
年を重ねるとそれが当たり前ではなくなってしまう。
だから私たちはささえ続ける。
よりそうささえるパナソニック。
これからの介護。
これからの暮らし。
パナソニックのエイジフリー。
中学まではすごく優等生だったっていう噂を聞きましたが。
まあ負けず嫌いなのでテスト勉強とかはしてました。
あの人に負けたくないとかあいつに勝ちたいとかそういう気持ちで勉強してましたね。
子供の頃から負けず嫌いだったんですか?子供の頃からほんと負けず嫌いで小学校のときとか体育の時間にリレーとかでチームで戦うじゃないですか。
それに負けたら泣いてましたよく。
あははっ!それで中学終わったら…。
中学終わって高校生になるじゃないですか。
ガラっと変わるんですよ。
今までの中学生の友達はもうほぼいなくて。
だからもう高校に入った時点で「勉強はしない」って決めてたんですね。
えっちょっと何?
(佐藤)あははっ!最初から勉強で低いところにいたら悔しい思いをしなくていいじゃないですか。
疲れたのねじゃあ競争に。
もう疲れてたんです。
中3の…中3の時点で受験でもう使い果たしてしまって。
疲れてたんでもう「勉強はしない」って決めて。
それはお母様なんかご存じなんですか?言いましただから。
なんて?「もうしないって決めたんだ」って。
あははっ!そしたら?「ええ〜!」みたいな。
「ええ〜そうなの?」みたいな。
「そうなんだ」って言ったら「ああ〜」みたいな感じでしたけど。
理解があるというか。
だから今思うと理解ありますね。
ほんとに口うるさい親ではなかったです。
へえ〜。
でもやめたらやめたでいろいろなプレッシャーとか…。
いやでも勉強を捨ててそこからダンスを始めたんです本格的に。
はあ〜。
高校はあの…高校終わってダンスの練習をするんですよ。
それこそ駅の前とかで友達と練習して。
いますね〜。
はい。
ほんと夜までやるので疲れきって高校に行って高校の授業はほとんど寝てるみたいな生活でした。
学校では寝てる?そうですねまあでもしょうがないですね真実なので。
あははっ!寝てましたはい。
いかに体にストレスなく寝る体勢を整えるかっていうことしか考えてなかったです。
例えばどういうふうに…。
あの〜英語の辞書あるじゃないですか。
その辞書がまあいい高さなんですよ。
でその辞書にタオルを巻きつけるんですね。
はあ〜。
そこに置いてこう寝るっていう。
ええええ。
もう確信犯的な。
そうです。
まあ一応せめて勉強してるふうに見せたいので手はこうやって…。
あははっ!ペンを持ってやってるうちについ睡魔に襲われたっていう感じに。
タオル巻いてるくせに。
そうです。
でダンスはおもしろかったから別に日々に鬱屈してるわけじゃないのね?そうです。
そっちの方で大人になったらなんか職に就きたいとかいう夢はあったんですか?ええ〜っと僕のやってたブレークダンスっていうジャンルが本当に難しいんですよ。
それを職にして生きていくっていうことがすごく難しいっていうことは理解してたんですね。
だからそれとは別にいわゆる将来の夢みたいなのがあまりなかったんですね。
ずっとそれは悩んでて。
ないことに悩んで?ないことに。
ずっとなくて迷ってるときにたまたまスカウトしていただいて。
原宿でスカウトされたっていうのは…。
埼玉の田舎者なので原宿という所に行ったことがなかったんですよ。
あっそれまで?そうなんですよ。
だから人生初原宿だったんですよ。
人生初原宿でスカウトされちゃったんですか!そうなんですよ。
かっけぇ!格好いいか分かんないですけど。
それが今の事務所の人だったんですか?
(佐藤)そうです。
「アミューズの何々です」みたいな感じで。
それは知ってた?で僕アミューズっていう事務所だけは知ってたんですよたまたま。
なんで?深津絵里さんが好きだったんですよ。
ほう〜!それで深津さんの所属している事務所ってことでアミューズっていう会社はほんと唯一知ってたんですよ。
えっじゃあ深津絵里に会えるかもしれないとか。
会えるかもしれないっていうか…でも俳優っていう仕事に興味はあったんですよね。
その前から?はい薄々。
なんかドラマの現場の裏側を見るのが好きだったんですよ。
いつ見たんですか?テレビ番組でなんかNG集みたいなのをやるときってあるじゃないですか。
セリフをいつまでも言えなくて…っていって「はい撮り直し!テイク5」とか…。
(佐藤)そうです。
それって僕たちがふだん見てるドラマの裏側というか…。
メイキングみたいなね。
メイキングを見れるじゃないですか。
それを見るのが大好きで。
で要は…。
あの世界はなんだろうと。
そう。
ドラマとか映画とかってすごく物語に入り込んで見ちゃうんだけど裏側を見たときにすごい作り物なんだなって感じてこういうふうに作ってるんだって思ったときに感動して。
なんか俳優ってすごいなって思ってて。
ああ〜。

(でんきやさん)こんにちは〜。
《オーブンレンジってあっためるだけじゃもったいないんで》ご主人せっかくなんで。
《なので私は食材や調味料を持って行って一緒にお料理を作りながら使い方の説明をしてるんです》
(夫)2のほうね。
はいそうですね。
早いですね覚えるの。
(妻)あっジュージュー鳴ってる。
《電化製品買ってそれでなんか幸せな暮らしができればいいなって。
そういうお手伝いをしたいです》レンジが全部やってくれたんで簡単だったです。
簡単でした?あっよかった〜。
(妻)年を取ってからあなたはお魚を選ぶことが多くなったわね。
(ナレーター)そんなニッポンの暮らしに耳を傾けたら新しい家電が見えてきました。
野菜や魚を出し入れしやすい真ん中収納に。
しかも鮮度にこだわる冷蔵庫です。
(夫)うまいなぁ。
これからの日々にパナソニック「Jコンセプト」じゃあアミューズに入られてから「仮面ライダー」が決まったときはどんな気持ちだったんですか?
(佐藤)まずびっくりしました。
そこでこの仕事で生きていくっていうこともあるなってだんだん考えだしたんですね高校3年生のときに。
で高校3年生のときにまさに受験をいよいよどうするかっていう時期…。
本気で決めなきゃいけない。
はい。
で一応大学はいくつもりはあったんですよ。
ご自身が?自分もそうだし家族も。
大学にはいってほしいみたいだったんですよ親も最初は。
お父さんもお母さんも。
お父さんもお母さんも。
でも全然勉強してないじゃん。
(佐藤)でも…そうなんですよ。
全然勉強してないから…だから高3ぐらいからまた必死に勉強を始めて。
受験のために勉強を始めて。
やるときはやるのね。
いこうかな〜と思ったんですけど面倒くさいじゃないですか受験勉強も。
だから気持ち的には嫌だな〜だったんですよ。
そのときに母親が「別に大学にいかなくてもいいんじゃない?」って言ったんですよ。
それはどんなタイミング…。
センター試験の2週間前…ふふっ…3週間前ぐらいだったと思うんですけど。
どういう風の吹き回しでお母様はそういうふうに…。
たぶんその〜まあ本当にやりたいことがこの道っていうこととあとは「大学なんて別にいつでもいけるし今いかなくてもいいんじゃない?」って言ったのを覚えてますね。
その言葉がピッ!ってこう…。
ピッ!ってきて。
たぶんどこかで親のために大学いかなきゃいけないみたいな…たぶんどこかであって。
世間体とか。
世間体とか。
それで言ってくれたから「じゃあいかない」って言って。
もう即?そう。
えっお父さんは反対しなかったんですか?父親はちょっと残念そうでした。
強制的にそんなのは許さん!みたいなことは…。
なかったです。
理解のあるご両親なんですね。
ほんとそうですね。
でもう心はじゃあ固まったみたいな感じ?そうです。
それでもう「仮面ライダー」の撮影が始まったので。
撮影が始まるともうとにかく目の前にあることに精いっぱいやるか取り組むかっていうことだけだったので。
そうやって毎日が進んでいって気づいたら今…みたいな感じです。
でもいろんなドラマに出て…。
(佐藤)出させてもらい映画もやらせてもらい…。
「るろうに剣心」はあの存在感はなんですかね?
(佐藤)ふふっ。
VTRをご覧いただきましょう。
あっほんと…あるんですか。
ありがとうございます。
佐藤さんが主演した時代劇映画「るろうに剣心」。
勝機はある。
3作にわたるシリーズの興行収入は125億円を突破!去年実写映画で最大のヒット作になりました。
この作品の魅力は自ら演じた激しいアクションシーン。
(佐藤)ああ〜〜っ!そこに佐藤さんの決して妥協しない役者魂がありました。
(スタッフ)アクション!123!OKかと思いきや…。
(スタッフ)大丈夫?もう一回やりたいってもう一回やりたいって…。
自ら志願してもう1テイク。
(スタッフ)アクション!123!
(スタッフ)はいOK!こうして迫力あるシーンが生まれたのです。
もうほとんどトム・クルーズに見えてきますけど若い頃の。
そんな大したもんじゃないですけど。
あれはスタントマンなんかをつけないでやったんですか?基本的には自分でやらせてもらいましたけど。
なかにはブレークダンスが効果を奏しているところもありましたね。
(佐藤)そうですね。
ふふふっ。
本領発揮みたいな。
はい。
やっぱり自分でやったときに満足いかないっていうときも…。
ありますね。
だってみんなが「OK」って言ってくれてるんだったら。
でもやっぱその〜後悔したくないので。
やっぱり映画って一生残るものだと思うしそれこそ自分がいなくなってからも映画は残り続けるので。
今の撮影現場からしたら面倒くさいなっていう一瞬でも後悔したくないな…だったらもう一回お願いすることはありましたけど。
でも殺陣は…殺陣っていうの?これはやっぱり相当…。
練習しました。
やっぱり経験がなかったので。
クランクインの3か月前ぐらいから。
3か月前ぐらいから。
なかなか俳優の仕事ってそうやって時間を取ってくれることもあの〜少ないんですよ。
まあそのアクションチームたちがほんとに優秀で教えるのもうまかったし。
やっぱりそういう結構幸せな環境でやらせてもらってたっていうのはありますけど。
大失敗はしなかったんですか?まあケガはありましたけど。
ケガあったんですか。
よくありましたけど。
どれぐらいのケガだったんですか?
(佐藤)まあよくあります。
目に当たってしまって目が充血したりとかまあすり傷あざみたいなのは…。
捻挫とか?
(佐藤)それはしょっちゅうですね。
捻挫がしょっちゅう!まあ「るろうに剣心」だけじゃないけれどもやっぱりあれだけのハードな映画でしかも興行成績がすごくよかったっていうことは気持ちの中にどこら辺に位置してます?いや〜うれしいですよねやっぱ。
俳優にとって代表作といえるものがあるかないかが大きいんだよみたいなことを…。
誰に言われたの?偉い人に…ある偉い人に言われたことがあって。
僕の代表作といえるものになったかな〜と思うのでそれはすごくありがたいことだなと思ってます。
ふ〜ん…。
そしてまた今度は料理人。
そうです。
とりあえず髪を切るっていうのをやって。
そうですね。
あと大変なことはやっぱり料理作ることだって…。
料理作ることがまあいちばんですかね。
で今まで料理を一度もしたことないんですか?
(佐藤)したことないですね。
今一人暮らしをしてらっしゃるんでしょ?今一人暮らしです。
自分でなんか作ることは?なかったですね。
ない?インスタントラーメンとかも?それがギリです。
あははっ!この役が来たときにどう思いました?まあでも食事とかすごく好きなんですよ。
あっ食べるのが?食べるのが好きだしこの役が来たので巡り合わせだと思ってこの機会に料理をやろうと思いました。
まあ〜役を利用していろいろな技を磨く人なのね。
もう…はい。
今日なんか実演してくださるということですが。
ドラマ「天皇の料理番」で主役を務める佐藤さん。
大正天皇と昭和天皇に仕えた実在の人物を演じています。
佐藤さんはこの役のために撮影前から包丁さばきを猛特訓。
今日はその成果を見せてくれます。
今日は佐藤健さんに…何を見せていただけるんですか?劇中でまず最初にこうぶち当たる壁じゃないですけど訓練をするのがまずじゃがいもの「シャトー剥き」といわれる…。
シャトー剥き?
(佐藤)シャトーブリアンっていうお肉に付け合せでこうなんか長細い丸いじゃがいもが。
あれをこの包丁1本で作んなきゃいけない。
それがすごく難しくて。
うんうん。
僕自身もまずその練習を始めさせてもらったんです。
どれぐらいの期間やったんですか?もうずっとやってました。
12月にクランクインで8月ぐらいから何か月かは常に家にじゃがいもが箱であって。
箱で?そうです。
映画撮って地方行ってもそのホテルにじゃがいもがあって。
ええ〜!あっそう。
料理教室の卒業試験みたいなのがこのじゃがいものシャトー剥きだったりするぐらい…。
すごい難しいんですよ。
そんなに高度な…。
(佐藤)まずこう…。
ケガしないでね。
ほんとケガしないで。
あなただけの身の上じゃないから。
(佐藤)でもやっぱり指はよく切りますほんとに。
ほんと?はい。
こんぐらいですかね。
これをまあ丸くするんですけど…ちょっと緊張する。
こっからこういう感じっすね。
わあ〜。
回していくの?
(佐藤)そうです。
あっ上手。
ほんとだ。
面取り…なんだね。
あっきれいになってきました。
スマートになってきました。
(佐藤)こんな緊張するの初めてです。
そしてこう無音っていうのがまた…。
ここにセリフも入ったりするの?実際の撮影では。
(佐藤)やっぱこれってすっごい集中力がいる作業なのでやるときはあれですもう…ひたすら黙ってやります。
(スタッフ)あははっ!はあ〜。
ほっ。
あっ滑らかになりました!
(佐藤)若干なってるけど若干まだいびつですけど。
ちょっとあんま上手じゃないけど。
いや十分でございますよ。
いいかな?こんぐらいで。
こんなもんでいいですか?
(拍手)不満みたいよ自分は。
ちょっとあんま…。
ほんとにきれいよ。
(佐藤)全然全然あんま…。
へえ〜!こういうふうになるのに…。
(佐藤)ありがとうございます。
なるほどね〜。
ちょっと私も軽く。
あっはい。
ここの流れがだって一気にいかなきゃいけないんでしょ?
(佐藤)だからここをこうやるんじゃなくて…ここをこうやるんじゃなくてここをこのままでこう回すって感じです。
あっちょっと待って…。
こう…こうこう。
(佐藤)手首を回すって感じですね。
無理っす。
(佐藤)これ難しいです意外に。
難しいね。
ほんとだ。
なるほど。
はいありがとうございました。
いや〜一つずつ技術が増えていってで今はどうですか?役者になってみた…10年でしょ?まあ変わらないですよ。
基本的にはその目の前にあることに全力でぶつかっていくっていうことの繰り返しなので今はほんと「天皇の料理番」の役にどう向き合うかってことだけ考えてやってます。
役者向いてるなっていう気持ちはありますか?はい。
やっぱりやってて楽しいのでやってて楽しいってことは向いてるんだなって思います。
これからだっていろんな役が待ってると思うんで果敢に挑戦していただいて。
努力します。
ええ〜っともう一曲選んでいただいてると思いますが。
はい。
今佐藤さんを元気にしてくれる曲はなんですか?ええ〜っと米津玄師さんの「アイネクライネ」っていう曲があってですね。
お坊さんかなんか?
(佐藤)いや…。
普通の若者だと思うんですけど。
あっ若者なんですね。
どういうときに聴きますか?
(佐藤)ええ〜っとまさにモチベーション上げようっていうときとかそれこそじゃがいもの皮剥いて頑張んなきゃっていうときとかに。
あっそうか。
黙々とやってるときにね。
流してたりとかしてますね。
おお〜初めて聴きました。
ほんといい曲ですね。
うん。
でも詞もいいですよね。
はい。
なんか…。
でもまあ大学にいかないでもいいんじゃないっておっしゃったお母さんの言葉に救われて…。
(佐藤)そうですね今思うと。
今お母様は息子の活躍を見てなんかおっしゃってますか?基本的には喜んでくれてます。
なんか感想もメールくれたりしますね。
感想は?まあ2文ぐらいですけど「よかったよ」。
あははっ!「すごいねあんな豪華な人たちと一緒に仕事して」みたいな感じです。
周りが?はい。
ふふふっ!どっか撮影現場にお連れになったり。
それはないです。
さすがにそれは。
それは恥ずかしい?恥ずかしいしまあやったことないですね。
やったことない?2015/04/25(土) 07:30〜08:00
MBS毎日放送
サワコの朝[字]【佐藤健▽負けず嫌い俳優の信念】

ゲスト・佐藤健/俳優▽負けず嫌いで勉強熱心だった中学生から一転、高校で「もぅしないって決めたんだ」!? 阿川佐和子がゲストの意外な側面や表情を引き出します。

詳細情報
番組内容
ゲストは俳優の佐藤健さん。話題の作品に数々出演し、若手実力派俳優として活躍を続ける佐藤さんにデビューのきっかけやドラマ・映画の撮影にまつわるお話しを伺います。映画「るろうに剣心」でのこだわり抜いたアクションシーンでのエピソードや、主演する最新ドラマ・日曜劇場『天皇の料理番』での役柄に込めた熱い想い…。イケメンでクールな外見からはうかがい知れない、「俳優・佐藤健」に迫っていきます。お楽しみに!!
出演者
【司会】
阿川佐和子
【ゲスト】
佐藤健(俳優)
1989年3月21日、埼玉県生まれ。 
2007年、特撮ドラマ『仮面ライダー電王』で連続テレビドラマ初主演。2008年、ドラマ『ROOKIES』に出演。
2012年、映画「るろうに剣心」で主演。
2015年、4月26日(日)スタート・日曜劇場『天皇の料理番』(TBS)で主役を演じる。
お知らせ
佐藤健さん主演の
TBSテレビ60周年特別企画 日曜劇場「天皇の料理番」 
は、あす4/26(日)夜9時から初回2時間スペシャルでお送りします。
是非、ご覧下さい!
制作
【製作】MBS TBS
【制作協力】TBSビジョン

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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