ニュース 2015.04.25


1時になりました、ニュースをお伝えします。
岸田外務大臣は来週、日本の外務大臣として初めてキューバを訪れることにしており、アメリカとの国交正常化が実現すれば、有望な投資先になるとして、キューバ側に、投資環境の整備などを働きかけることにしています。
岸田外務大臣は、あすから来月4日までの日程で、アメリカとキューバを訪れ、このうち日本の外務大臣として初めてとなるキューバ訪問では、ロドリゲス外相らと会談することにしています。
今回のキューバ訪問には、大手商社や自動車メーカーなど、10社余りの日本企業の関係者が同行し、キューバ政府の関係者との経済セミナーなどに出席することになっています。
キューバは、半世紀以上にわたるアメリカの経済制裁などで、経済の低迷が続いていますが、アメリカとの国交正常化が実現すれば、鉱物資源の開発やインフラ整備などの分野で、日本企業にとって有望な投資先になると期待されています。
岸田大臣は、キューバへの日本企業の進出を後押ししたいとしており、外相会談などでキューバ側に投資環境の整備などを働きかけることにしています。
公立学校に通っている外国籍の子どものうち、日本語で日常会話が十分できなかったり、授業が理解できなかったりする子どもは、全国でおよそ2万9000人と、これまでで最も多くなったことが、文部科学省の調査で分かりました。
文部科学省の去年5月時点の調査によりますと、全国の公立学校に通う外国籍の子ども7万3000人余りのうち、日本語で日常会話が十分できなかったり、授業を理解できなかったりする子どもは、2万9198人で、前回の調査より8%増え、これまでで最も多くなりました。
母国語別に見ますと、ポルトガル語の子どもが最も多く28.6%、次いで中国語が22%、フィリピノ語が17.6%などとなっています。
また、都道府県別では愛知県が最も多く6373人などとなっています。
しかし、日本語の指導が必要な子どもたちのうち、実際に指導を受けているのは、82.9%で、前回の調査に比べて3.7ポイント減っています。
文部科学省は、日本語の指導に当たる教員や、子どもたちの母国語を理解できる教員が少なく、体制整備が追いついていない。
研修や人材配置に必要な費用の補助など、支援を充実させていきたいと話しています。
激しい内戦が続くシリアの人道状況を巡って、国連の安全保障理事会で会合が開かれ、UNHCR・国連難民高等弁務官事務所の特使を務める、女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、国際社会は、シリア難民の窮状を知り、救済により力を尽くすべきだと訴えました。
国連の安保理で24日開かれた会合には、アンジェリーナ・ジョリーさんも参加し、国連が安保理各国の対立から、内戦の終結や市民の保護に有効な措置を打ち出せていない現状を、厳しく批判しました。
その上で、安保理のメンバーは、シリア難民のキャンプを訪れ、人々が置かれた窮状や、地域に与えている影響を知るべきだと述べ、安保理のメンバーに、現地を視察し、厳しい現状と向き合うべきだと訴えました。
国連は来月から、再びシリアの各勢力や関係国を招いて、和平調停に乗り出す方針ですが、現状が打開される見通しは立っていません。
2015/04/25(土) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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