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最終更新:2015年4月24日(金) 19時54分

「アップルウォッチ」発売、一番乗りの購入者に密着

 アメリカのアップル社が、腕時計型端末・アップルウォッチの販売を始めました。メールや通話のほか、運動量の計測することもできるというのですが、一番に購入した方に密着取材しました。

 「午前10時、アップルウォッチ販売開始です。これから購入手続きが始まります。うれしそうに中に入っていきますね」(記者)

 購入できた人たちは興奮気味です。

 「すごくうれしい」
 「ワクワクが止まらない」

 24日、発売日を迎えた「アップルウォッチ」。腕時計のように身につけることができる、いわゆるウェアラブル端末です。一番のりで手に入れたのは、会社員の増井雄一郎さん(39)。23日午後10時から並んだといいます。

 【自宅で使ってみることに・・・】

 大のアップルファンだという増井さんの自宅で、早速、アップルウォッチを使ってもらいました。^$:$O!"DLOC$G$9!#

 「もしもし」
 「もしもし久保田です。私の声が」
 「時計から聞こえますね」

 アップルウォッチで通話すると、電話の声は丸聞こえ。ゆっくり電話するには、スマホに切り替えて使ったほうが良さそうです。

 メールもちょっと見づらい様子。

 「(メールは)下に目がいっちゃうので、前が見えなくて怖い」

 それでも大満足な増井さん。最近、体重が気になるというので、健康管理機能を使ってみることに。

 「何か鳴りましたね。ゴール達成って出ましたね。ちゃんと歩きましたよというのが出ている」

 会社に向かった増井さん。

 「出た。すごーい」(女性)

 持っているだけで人気者になれるアップルウォッチ。ただ、常にアイフォーンと連動させないと使えないなど、不満も残ると言います。

 「楽しい遊びというか、おもちゃみたいな感じ」
 (Q.買って良かった?)
 「おもちゃとしては、すごく買って良かった」(アップルウォッチを購入 増井雄一郎さん)

 他のメーカーからも同様の商品が出ている中で、専門家は・・・

 「アップルがウェアラブル市場に本気で参入してきたことが大きい。アプリケーションがまだまだ不足している。アプリケーションが増えてくると、使う人も楽しいことも増えてくる」(ITジャーナリスト 石川温さん)

 話題性だけの商品なのか、私たちの生活を変える革命的な商品となるのか、今後の進化が待たれます。(24日17:42)

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