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安倍首相、ホロコースト博物館訪問へ=シリコンバレーも―26日に米へ出発[時事]

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 安倍晋三首相の米国訪問日程の詳細が24日、固まった。ワシントンで首相は、日米首脳会談や米議会演説に臨むほか、ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺の資料が展示されているホロコースト記念博物館を視察する。首相は1月の中東歴訪時もエルサレムのホロコースト記念館を訪ねており、人権を尊重する姿勢を示し、いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日本の姿勢に対する米国内の懸念を振り払いたい考えとみられる。

 首相は26日夕、昭恵夫人とともに政府専用機で羽田空港を出発。最初にボストンを訪れ、ケリー米国務長官の私邸での夕食会に出席する。27日には、2013年4月に起きたボストンマラソン爆破事件の現場で献花し、米国とともにテロとの戦いに全力を挙げる姿勢を強調する。

 その後、ワシントンに移り、28日にオバマ大統領と会談。29日に日本の首相で初めて米議会上下両院合同会議で演説する。

 30日に西海岸に移動し、サンフランシスコで、インターネット交流サイト(SNS)最大手のフェイスブック本社などシリコンバレーの企業を視察。カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究所に属する山中伸弥京都大学教授との懇談も予定している。カリフォルニア州知事とも会い、同州の高速鉄道計画に新幹線を売り込む見通しだ。 

[時事通信社]

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