川内原発をドローンで撮影しネットで公開 [04/24 19:00]

東京の市民グループの代表の男性が去年、小型無人機「ドローン」で九州電力・川内原子力発電所を近くから撮影し動画をネット上で公開していたことが分かりました。ドローンで川内原発を撮影したのは東京の市民グループの代表で映像作家の横川圭希さんです。横川さんによりますと去年7月、川内原発近くの敷地外から最大150メートルほどの高度で原子炉建屋などを撮影したということです。映像は動画投稿サイトで公開し横川さんは「再稼働を議論するきっかけになればと思った」と話しています。撮影の際、特に支障はなく、横川さんは佐賀県の玄海原発もドローンで撮影したということです。今回の撮影について九州電力は「敷地外のため撮影を止めることはできない」としています。一方、県警警備課では、「今回は敷地外の撮影であり、法に触れないため、コメントできない。今後は九州電力と連携を密にしながら、警備強化を含めて対処したい」としています。また、24日は反原発を訴える市民団体が22日鹿児島地裁が川内原発の再稼働差し止めを求めた仮処分の申し立てを却下したことについて、抗議声明を発表しましたが、会見では、ドローンによる原発テロを懸念する声が上がりました。

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