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 テレビ東京の高橋雄一社長は23日の定例会見で、自民党が17日にテレビ朝日とNHKの幹部から番組内容に関して事情聴取した問題について、「政権政党の力を持っている方が、番組内容に関してテレビ局の人間に話をさせ、圧力があるとかないとか臆測を呼ぶこと自体、決して好ましいことではない。そういう状況はできるだけ避けていただきたい」と話した。

 高橋社長は「個別の問題についてのコメントは控えたい」としたうえで、「取材の自由や言論にかかわるものについて、そうした(聴取の)場を設定されると、呼ぶ側の真意にかかわらず臆測を呼ぶ」と述べた。