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15年ぶり終値2万円回復も…市場で囁かれる「5月暴落」リスク

 株式市場が久しぶりに盛り上がっている。日経平均株価が22日、終値で2万円台を回復した。10日の取引中に突破したものの、終値で2万円台は15年ぶり。兜町は安堵と期待にあふれているが、一方で、ここから先の相場は危ういという見方も台頭している。

「5月は危険に満ちています。米投資ファンドの決算(6月)を控え、利益確定の大量売りが起こりそうなのです。実際、13年5月23日には1143円も暴落した。相場格言『セル・イン・メイ(5月に売れ)』をナメてかかると痛い目に遭いかねません」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 この年は5月から6月にかけての1カ月弱で、日経平均は3100円以上(約20%)も下落した。今年はバブル色の強い官製相場だけに、13年より警戒が必要だろう。

■GW明けに1万6000円台の可能性も
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