韓国企業は成長性と収益性に関する指標で、最近2-3年に中国だけでなく日本にも抜かれ、韓中日で最も不振であることが韓国の全国経済人連合会(全経連)の分析で分かった。
日本企業は継続的な技術開発と革新努力に加え、最近の円安による価格競争力が回復し、売上高と収益性が改善した。中国企業は3カ国で成長性と収益性がいずれもトップだった。
全経連の分析によると、韓国企業の売上高の増減は2013年が2.6%減、昨年が1.4%増で、3カ国で最低だった。
日本企業の売上高の伸び率は13年が11.5%、昨年は4.7%で、中国企業は6-9%で韓国を圧倒した。
営業利益率を見ると、日本は13年が6.8%、昨年が7.2%だった。これに対し、韓国は13年が5.0%、昨年が4.8%にとどまった。中国企業は10%を超える利益率を確保した。
全経連のオム・チソン国際本部長は「中日の企業と比べ、韓国企業だけが苦戦している。韓中自由貿易協定(FTA)の年内国会批准と発効、東南アジア、中東、中南米での韓流拡大、海外の新市場開拓が求められる」と指摘した。