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最終更新:2015年4月23日(木) 14時3分

在韓米大使襲撃事件初公判、被告「殺害の意図はなかった」

 韓国駐在のリッパート・アメリカ大使を刃物で襲った金基宗(キム・キジョン)被告に対する初公判が開かれ、金被告側は、殺害の意思はなかったと起訴事実を否認しました。

 リッパート大使は先月5日、ソウル市内の講演会の会場で反米活動家の金基宗被告に顔などを刃物で切り付けられ、重傷を負いました。

 金被告は、殺人未遂など3つの罪で起訴されましたが、被告側は「衝動的に切りつけただけで殺害の意思はなかった」と起訴事実を否認しました。

 法廷で金被告は、「私のおかげで米韓合同軍事演習が1日中断されて多くの人がけがをせずにすんだ」などと持論を展開。裁判の直後に、傍聴席の支援者から「頑張れ」と声をかけられると、「はい、ありがとう」と答えて法廷を後にしました。(23日13:24)

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