アフィリエイトにおいて、どの広告が稼げるかどうかを選ぶ際、私個人が特に重要視しているのはEPCという数値です。
どんなに記事内容と親和性が高くて魅力的に見える広告でも、このEPCが低ければ私は全くといっていいほど掲載しません。理由は単純、EPCが低いと広告収入を稼げないからですね。
- EPCが高い:積極的に紹介する
- EPCが低い:まったく紹介しない(掲載すらしない)
EPCって何?
ここで、EPCって何?という方がほとんどだと思うので、簡単にEPCとは何かを紹介させてもらいますね。
EPCとはEarn Per Clickの略で、1クリックあたりにいくら稼げるか?という数値のこと。アドセンスでいうクリック単価と考えるとわかりやすいですね。EPCはそのアフィリエイト広告版…と思っていただければほぼ正解です。
EPCの計算方法を紹介:
難しい話は苦手…という方はこの段落を読み飛ばして頂いて構いませんが、EPCの計算方法は下記の通り。どちらも結果的に同じ数字になると思います。
- 月間の広告収益÷月間クリック数
- 広告単価÷承認率÷コンバージョン率
単価5000円の案件が4000件クリックされて40件の成果発生し、20件承認されて10万円の収入があった場合にはこんな感じです。
- 10万円÷4000クリック=EPCは25円
- 5000円÷承認率50%÷(40件÷4000クリック)=EPCは25円
このようにどっちの計算式を使っても、EPCが25円であることがわかります。
アドセンス同様にEPCが低いと稼げない:
アドセンス広告で収益を稼ぐ方同様に、アフィリエイト広告においてもこのEPCは重要で、前述のようにEPCが低い広告はいくら掲載しても全く利益になりません。例えばEPC5円の広告を100クリックしてもらっても500円の収入にしかなりませんが、EPC100円の広告は100クリックしてもらうと1万円の収入になります。
そのため、私はだいたいEPCにして70~80円を超える広告案件を中心に紹介しているというわけです。このくらいの数値があれば、アフィリエイト広告を掲載したほうがアドセンスよりも大きく稼ぐことが出来ます。
- (アドセンス)クリック単価50円で1000クリック=5万円の広告収入
- (アフィリエイト)EPC100円で1000クリック=10万円の広告収入
まぁ逆にいえば、EPCで30円にも満たないようなアフィリエイト広告を貼るくらいなら、アドセンスを貼っておいたほうが儲かる…ということも出来ます。アドセンスでも工夫すればクリック単価50円くらいまで持っていくのはそう、難しいことではないですからね。
アフィリエイトはクリック率も良い:
尚、アフィリエイト広告のクリック率って実は結構よくて、アドセンスだとPV数に対してせいぜい1%前後しかクリックしてもらうことが出来ないんですが、アフィリエイト広告の場合には高いとPV数に対して10~25%くらいクリックしてもらうことが出来ます。
そのため、単純にアドセンスのクリック単価とアフィリエイト広告のEPCが一緒だとしても、クリック率の高いアフィリエイト広告のほうが収益があがる場合も多いですね。仮にどちらも50円のEPCであれば、クリック率の差がそのまま収益の差になりますよ。
- 1万PVでEPC50円、クリック率1%=5000円の収益
- 1万PVでEPC50円、クリック率10%=5万円の収益
以上、アフィリエイトで稼ぐために重要なのは、アドセンス同様にEPCである…という話でした。アフィリエイト広告にまだ挑戦したことがないブロガーの方は、この機会に是非、口座開設からはじめてみてくださいね。
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