JAXA、2018年に月面着陸を目指す。月面基地の候補地(地下)も探索予定

2015.04.23 12:00
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も り あ が っ て ま い り ま し た !

月周回衛星かぐやによる月面観測から11年目となる2018年。ついにJAXAはUZUME計画というプロジェクトで、月面着陸にチャレンジするそうです。

新たに開発する小型月着陸実験機SLIMは、着陸地点の誤差を~100mにするという探査機。アポロやマーズ・パスファインダーの誤差が~1kmということを考えると、着陸誘導制御系、画像照合航法、障害物検知手法など、かなりの高精度な着陸技術が求められます。

着陸ポイントはかぐやが見つけた溶岩洞の入口と思われる縦穴、通称“マリウス丘の縦孔”近く。着陸後は積載したインフレータブルホイールの完全自律超小型ローバーで縦穴の調査を行います。

現在のところ縦穴の先には幅~100m、高さ~10mの地下空洞があると予想されており、それが本当ならば月面基地を作るのに最適な場所となるとか! MOONLIGHT MILEやプラネテスの世界がやってくるのかー。宇宙戦争は勘弁してほしいところですが、これは極限を目指す人間という種にとって大いなる1歩となりそうです。


source:JAXAPDF12

(武者良太)

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