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 インターネットの動画投稿サイト「FC2」でわいせつ行為を実況中継したとして、京都府警は23日、関連会社「ホームページシステム」(大阪市北区)社長の足立真容疑者(39)=同市天王寺区=と、相談役で元社長の高橋人文(ともん)容疑者(38)=同市福島区=を公然わいせつ容疑で逮捕した。ともに「間違いです」と否認しているという。府警は今後、高橋容疑者の兄にあたるFC2創業者の関与も慎重に調べる方針。

 サイバー犯罪対策課の発表によると、足立容疑者らは不特定多数がわいせつな動画を投稿、閲覧できる場を提供。昨年6月3日、大阪市の自称ネット配信業の男=同罪などで有罪確定=が投稿した性行為の様子を不特定多数が閲覧できる状態にした疑いがある。

 FC2は米国に法人の拠点があるとされる。しかし府警は昨年9月、ホームページシステム社がFC2の実質的な運営会社とみて、同社や関係者宅を公然わいせつ幇助(ほうじょ)などの容疑で家宅捜索。押収資料などを分析した結果、サーバーは米国にあるが、同社が日本国内向けの動画配信をめぐって収益を得ていた実態をつかんだ。利用者の登録料や視聴料がFC2に入り、同社はFC2から広告収入などを得ていたという。

 府警などによると、FC2は1999年設立で会員は2千万人以上。これまでも、わいせつ動画や著作権侵害にあたる恐れのある動画の配信が問題視されていた。ホームページシステム社は02年設立。14年9月期の売り上げは11億円にのぼるという。