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JAXA、国産ロケットのコスト半減 20年打ち上げ

2015/4/9 23:37
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、2020年の打ち上げを目指す新しい大型ロケット「H3(仮称)」の基本性能を明らかにした。全長約63メートル、衛星の搭載能力は6~7トンで、現在の主力ロケット「H2A」の1.3~1.5倍に高める。打ち上げ費用は50億円程度と半減し、衛星打ち上げビジネスで国際競争力をつける。

 JAXAは文部科学省の宇宙開発利用部会で、H3の設計概要を公表した。搭載する衛星の大きさに応じて、新型第1段エンジンを2基か3基に、1段ロケットの周囲に取り付ける固体ロケットブースターを0本、2本、4本と変える。商業衛星の主流は6.5トン程度になっており、世界の需要に応える。

 さらに、小型ロケット「イプシロン」の自動点検の考え方を取り入れ、100~150人は必要な要員を30人程度に絞り込むなどし、打ち上げ費用を引き下げる。

 JAXAと三菱重工業、IHIエアロスペースなどは今後、基本設計に入り、20年に試験機1号機を、21年に同2号機を打ち上げる計画だ。

 「H2A」の全長は53メートル。打ち上げ費用は100億円弱。世界平均は70億円程度とされ、価格競争力のあるロケットの開発が求められていた。

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