いつも戻る場所がある。
ご先祖様が眠るお墓。
ここに還ってきたところで
なにかお願いするわけでなく
問いかけるわけでもない。
ただ手を合わせる。
存在なくとも
それだけの影響力があることを
私の内側は知ってる。
ご先祖様を通して
自分が今ここにいることを
感じれるだけで
過去も未来もなく、
今を歩み出せる。
そしてなにかある度に
ここに戻ってくると
どんな始まりも結末も
理屈なく受け入れられる。
ご先祖様はいつも私の中にいる。
大切な人にお逢いできたお陰で
お墓に戻ることができ、体感できた。
ご先祖様を通して手を合わせながら
私はワタシに向き合いにきてるってこと。
今の私をご報告しながら
私は私を信じてるか確認してる。
今起きてる事実と
ココロが感じる真実に
向き合う覚悟をするのに
私はここを選んでる。
手を合わせる前に落ちてきてた
木の実の掃除。
ここに住んでた頃は毎週日曜日に
掃除してたことを思い出したよ。
イヤイヤしてた時期もあったけど
やり続けなさいと言った父に
今は、感謝できる。
キレイになったお墓をみて
私の僅かな雑念もスッキリ。
帰り際、どこからかやってきたカエル。
聴こえたよ。
私の強さは自分を信じて
今まで生きてきてること。
それを継続させてくれる後押しに
ココロにはご先祖様、
現世には両親、家族、友がいる。
まわりを見渡してみると
私は強くあれるはずだ、
優しくあれるはずだと確信したよ。
私は他の誰でもなく、
私と向き合うことをしてきたから
今があるんだね。
逢いたいと思った人に
逢いに来て良かった。
私のココロはとっても清々しい。
ダイスキな家族に囲まれてる姿を見れて
ダイスキな家族とそばにいることを
選択した親友に出逢えて
私は嬉しかったよ。
尊い時間を過ごさせてくれて
ありがとう