国連に「慰安婦追悼日」指定求める 国会決議案上程=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の国会外交統一委員会は22日、国連に対し、毎年8月14日を旧日本軍の慰安婦被害者を追悼する日に指定するよう求める決議案を上程した。
最大野党・新政治民主連合の沈載権(シム・ジェグォン)議員が発議した。8月14日は1991年、故金学順(キム・ハクスン)さんが初めて実名で慰安婦だったことを明らかにし、強制動員の実態などを証言した日だ。
決議案は韓国政府に対し、追悼日の指定に向けた外交努力とともに、歴史を歪曲(わいきょく)する動きが行われないよう、PR活動を展開するよう促している。
国連は2005年、ナチスによるユダヤ人大虐殺を忘れないよう、アウシュビッツ収容所が解放された1月27日を「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」に指定している。
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