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エネルギーミックス 原子力発電など巡り議論4月22日 20時45分
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将来の電力需要を補うため、異なる電源をどのように組み合わせて将来の電力需要を賄うかを定めるエネルギーミックスの策定に関する経済産業省の有識者会合で、取りまとめに向けた議論が行われ、焦点となっている原子力発電などの扱いを巡り意見が交わされました。
経済産業省はエネルギーミックスの策定にあたって、ことし1月からエネルギーの専門家や中小企業の経営者らによる有識者会合を開いていて、22日は取りまとめに向けた議論が行われました。
このなかで、焦点となっている原子力発電の扱いを巡り、消費者団体の委員が「故障や災害で止まったときの影響が大きい」と反対の意見を述べたのに対して、原子力の専門家の委員が「安全を強化すれば、発電コストの安い、重要な電源だ」と反論しました。
また、再生可能エネルギーについては発電のコストが高いとして慎重な意見が出る一方、温室効果ガスを排出しないことから導入を進めるべきだという主張も出されていました。
経済産業省はこれまでの議論を踏まえ、来週にもエネルギーミックスについて政府の素案を示す方針で与党との調整を進め、温暖化対策が話し合われる6月のG7=先進7か国の首脳会議までに策定したい考えです。
このなかで、焦点となっている原子力発電の扱いを巡り、消費者団体の委員が「故障や災害で止まったときの影響が大きい」と反対の意見を述べたのに対して、原子力の専門家の委員が「安全を強化すれば、発電コストの安い、重要な電源だ」と反論しました。
また、再生可能エネルギーについては発電のコストが高いとして慎重な意見が出る一方、温室効果ガスを排出しないことから導入を進めるべきだという主張も出されていました。
経済産業省はこれまでの議論を踏まえ、来週にもエネルギーミックスについて政府の素案を示す方針で与党との調整を進め、温暖化対策が話し合われる6月のG7=先進7か国の首脳会議までに策定したい考えです。