ニュース詳細
全国学力テスト 大阪の中学校で出題範囲が未履修4月22日 20時26分
全国学力テストが21日行われましたが、大阪・堺市など大阪府内の中学校7校で、理科の授業が計画どおり進んでいなかったために、出題された問題の中に学習していない内容があったことが分かりました。大阪府教育委員会は、学力テストの学校別の平均正答率を、中学3年生の内申点の評価に活用することを決めていて「生徒の不利益にならないように対応する」としています。
文部科学省が、すべての小学6年生と中学3年生を対象に実施している全国学力テストは21日国語と算数・数学、理科の3教科で行われ、中学3年生のテストは、2年生までの学習内容を基に出題されました。
このテストについて大阪・堺市の教育委員会は、22日市内の5つの中学校で、理科の授業が計画どおり進んでいなかったために、出題された問題の中に学習していない内容があったと発表しました。
理科の問題は全部で25問あり、5つの学校では、それぞれ1問から3問が学習していない内容だったということです。
堺市教育委員会は「あってはならないことで、保護者と生徒の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ない」としています。
また、大阪府や大阪市の教育委員会によりますと、大阪市内などにある中学校2校でも授業が遅れていたために、理科の問題のなかに学習していない内容があったということです。
全国学力テストを巡って、大阪府教育委員会は、学校ごとの平均正答率を公立高校の入試で合否の判断基準になる中学3年生の内申点の評価に活用することを決めています。
テストの出題範囲を学んでいない学校があったことについて、大阪府教育委員会は「生徒の不利益にならないように対応する」としています。
このテストについて大阪・堺市の教育委員会は、22日市内の5つの中学校で、理科の授業が計画どおり進んでいなかったために、出題された問題の中に学習していない内容があったと発表しました。
理科の問題は全部で25問あり、5つの学校では、それぞれ1問から3問が学習していない内容だったということです。
堺市教育委員会は「あってはならないことで、保護者と生徒の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ない」としています。
また、大阪府や大阪市の教育委員会によりますと、大阪市内などにある中学校2校でも授業が遅れていたために、理科の問題のなかに学習していない内容があったということです。
全国学力テストを巡って、大阪府教育委員会は、学校ごとの平均正答率を公立高校の入試で合否の判断基準になる中学3年生の内申点の評価に活用することを決めています。
テストの出題範囲を学んでいない学校があったことについて、大阪府教育委員会は「生徒の不利益にならないように対応する」としています。