力丸てつやの「あしじゃーの音」

昨日、一昨日と東京で会議に参加してきました。

白熱した討議の二日間でしたが、ひとつ気になることが・・・

前の席のお姉さん、ずっーと寝てました。

なんなんだ！

夜ふかしのし過ぎか・・・

何しに来てるんや？

会議は寝るためにあるんやないんやで。  

３月１５日に行われた第８回えんげきサロン。

初めての試みで落語ワークショップを開催。

タイトルも「力丸の楽しくて楽なラクゴかい？～やってみませんか」

少し緊張しましたが、楽しくやらせて頂きました。

落語の歴史や決め事などをお話したあと、座布団や見台の説明。

そして、参加者全員に座布団に座って小噺をやってもらいました。

みんな、なかなか面白い！

緊張して声が出なくなるかなと思いきや、結構、話上手。

それぞれの個性もあって、楽しい体験でした。

最後はわたくしめが「平林」を一席やらせて頂きました。

最初にしては上出来だったかな・・・

皆さん、おつかれさまでした。

私のワークショップのあとは映画のワークショップで楽しみました。  

本日は広島カスタネッツ公演「いこい」に多くの方にご来場頂きました。
ありがとうございました。

今回の作品『いこい』は私が幼い頃、おばあちゃんっ子だったことから、いつか、祖母安田よしゑを多くの人に知ってもらいたい気持ちから書き始めた作品です。奇しくも、戯曲リーディングに参加する作品が「喫茶店」というテーマだったこと。また、当初予定していた公演場所が、喫茶店ブラジルだったことから「いこい」という喫茶店がタイトルになりました。

広島カスタネッツ用に手を加えてますが、今日、この公演を開催して、なんだか祖母と久しぶりに再会出来たような気持ちでした。
祖母は震災前年の12月22日に、ひ孫のクリスマスプレゼントを買いに行かなと言い残し、静かに息を引き取りました。幸せそのものの笑顔で亡くなりました。

私とおばあちゃんとの思い出はいつも、お好み焼きに連れて行ってくれたことでした。そして、いつも喫茶店（「かどや」だったかな）でミーコーを美味しそうに飲んでたことです。おばあちゃんはいつも笑ってました。だから、私は怒った顔知りません。

長田商店街の天ぷら屋さんだった祖父と祖母（天ぷら屋の前は服屋でした）、いつも油まみれでした。そんなお店の壁の片隅に貼ってあった杉良太郎さんのサインと写真、ビニールで覆っていたが、ビニールも真茶色でした。「この人誰？」と聞くと「裏のお兄ちゃん」と祖母が言った。そう、商店街の裏にあった家が杉さんの生家で、親父さんには抱っこしてもらったこともある。杉さんは歌手をめざし、市川昭介さんのところに弟子入りし、後にデビューするが、出身地を東京と偽っていたようです。いずれ、売れてくるのですが、そのとき、生家は空家になっており、お父さんはどこかに引越ししたようでした。その後、出身地を神戸市長田区に訂正しています。私の印象は阪神大震災のとき、いち早く生活用品を神戸市に送ったことです。やはり、ふるさとを想う気持ち、大切だと・・・

今回の作品には祖父は出てきませんが、祖父は祖母の死後、もぬけの殻になり、天ぷら屋を閉めました。その約一か月後、天ぷらを揚げていた厨房で落ちて来た天井の下敷きになり、人生を終えました。
地震を知らずに死んだ祖母と怖い地震により死んだ祖父。なんとも皮肉なことになりました。

「いこい」で私が送りたかったメッセージは、人間はいつか死ぬ時が来ます。それぞれ個性があるように死ぬときもそれぞれ違ったシュチエーションだと思います。だから、その日に備え、悔いのない人生を送らないとと思うのです。

シゲ子がいつまでもマスターと一緒に「いこい」をやりたい気持ち、美香が選んだ自分の道、それを歩むための苦労、棟梁の子を想う気持ち、
そして、マスターもシゲ子と一緒に「いこい」を続けたい想い。
笑って大往生したよしゑがみんなを見守ってくれるでしょう。

カスタネッツの仲間のおかげで、これをお客様に伝えることができました。
青山さんの歌声とみんなで歌った「いのちの歌」がさらに拍車をかけた。

力丸のこれまでと一味違った作品でした。





  

いよいよ本日、広島カスタネッツが力丸作品『いこい』を公演します。




勿論、力丸も出演しますよ。

14時開演、ゆいぽーとにて。

皆さんのお越しをお待ちしております。  

久しぶりに事務所主催のライブに参加してきました。
大滝エージェンシーの漫才塾のライブにゲストで呼ばれました。

最近は漫才してないんで・・・
西山君に連絡してみると・・・
よしもとの路上ライブの時間とかぶってるってさ・・・

「ナイスちょっと」の相方、松本まどかは浜田（島根県）のほうへ
親父さんの芝居の観覧とかでNG・・・

しゃーない、落語させてもーらおっと。
では、その模様をご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=qfuHY4CJtvY

エンディングで笑いをとる原田おさむ兄さん。



  

２月２８日、美旗市民センター２Fホールで、ボーイスカウト名張第３団ボーイ隊の公演「忍者への道」が上演されました。

この作品の脚本＆演出を担当させていただきました。

１月１２日に練習を開始し、５回の練習を経て本番を迎えました。




当日は前座で私、力丸と爪田家らいむさんの二人が落語を披露しました。

50人を超すお客様でスカウトたちは大喜び。

カーテンコールでは全員に対し、隊長がお花をひとりひとりにプレゼント。




演劇の楽しさを教えることができました。  

「第３回力丸のラクゴかい？」は３月１日に開催され、無事終了しました。

な、なんと、今回も２公演。昼席と夜席。

昼席はお客様８人と、こじまりやりました。

夜席は満席、25席全部埋まりました。

ご来場いただきました皆さん、ありがとうございました。





今日のプログラムは
①鉄砲勇助（力丸）
②初天神（海美）
③トークタイム
④うなぎや（力丸）


海美ちゃんとの初トークも息ぴったしで盛り上がりました。



今回の「うなぎや」は熱が入りました。
地図を使う事前学習方式で始まり・・・



うなぎを掴むシーンでは足までつってしまった。



とても楽しい落語会でした。

次回は６月20日です。また、にのまえ亭で会いましょう！
  

３ヶ月ぶりのブログ更新です。

なぜ？って…

今日、嬉しい報告がありました。

職場の仲間、広島のTさんが結婚されたとのこと。

結婚おめでとうございます！

そのお二人は「あしじゃーの音」が更新されていないを話題にしているらしい。

そうなんです。見ている人は見てるんですね。

お二人のハッピーな船出に合わせ、ちょっと再開します。

お待たせしました、力丸は元気です。  

最近はフェイスブックに写真を載せ、コメントをするので、ブログをサボってました。

さて、いよいよ今年も残り４日。

2014年を振り返ってみましょう。

今年は岡山で初めて迎えたお正月。

１月はプチパインの小松原さんのススメで「狭い家の鴨と蛇」を観劇に行った。これが、今年の大きな縁となる。

３月に「おかやま演劇サロン」という演劇ワークショップに参加した。

そのワークショップで東京で同じ舞台に立ったことのある三村くんと再会する。

４月に葡萄亭わいんさん主催の「青木君応援プロジェクトわいん劇場」に参加する。

５月に田辺剛さんの戯曲講座に参加する。

その講座のメンバーで知り合った朝日山さんは昨年、劇王に参加したひとりでした。

また、講座の仲間には、１月に観た「狭い家の鴨と蛇」に出演していた方もいた。

５月は久しぶりに舞台に上がるチャンスが来た。

というのは広島時代にお世話になったヒューモホールが閉館を迎えるということだ。

その閉館に合わせ、数々のイベントが行われたが、「力丸の単独ライブ」の企画の話も来た！

初のライブ、初のプロデュースで「力丸の単独ライブWith広島カスタネッツ」を開催した。

  

いよいよです。

「第２回力丸のラクゴかい？」のお知らせです。

【日時】11月30日（日）　①11時開演、②14時開演
【場所】にのまえ亭
【木戸銭】500円
【ゲスト】葡萄亭わいん

プログラムです。
【午前の部】
①「動物園」森乃家熊三
②力丸のトークタイム
③「カラオケ病院」葡萄亭わいん
＜中入り＞
④「貧乏神」てつ家力丸
【午後の部】
①「平林」てつ家力丸
②「親の顔」葡萄亭わいん
③力丸のトークタイム
＜中入り＞
④お楽しみ？？？
  

わいん姉さん、善戦及ばず・・・




池田市はアゼリアホールで開催された第6回社会人落語日本一決定戦を観戦してきました。

全国からビデオ審査を通過した170名で競った予選を経て、この決勝大会に残ったファイナリスト10名。

我が落語仲間の「葡萄亭わいん」も堂々とその舞台に立っています。

輝いてます！

さて、私は審査員席の前に陣取り観戦。後ろに桂文枝師匠や桂きん枝師匠がいると思うと緊張する。

もっと、ビックリは真後ろは難波利三先生、35年ぶりにお会いしました。



難波先生は知る人ぞ知る直木賞作家。私の若い頃の師匠でありました。

きちんと挨拶したかったのですが・・・

話は大会に戻しましょう。

池田市長のユーモアのある挨拶で始まりました。




トップバッターは前回準優勝の「二松亭風林火山」さん。優勝候補の筆頭だ。

文枝師匠の寸評にもあったが、一番目ということもあり、創作落語で勝負したことがマイナスになった。

二番目は「関大亭豆蔵」さん、枝雀さんに似ている感じでした。三番目は「立花亭小道」さん、流暢な話しっぷりだった。

四番目は「天神亭おり鶴」さんは70歳の御婦人、五番目は「立の家猿之助」さんはオリジナル落語を披露。

六番目は「味付亭紺染」さん、味のある話し方、七番目は「浪漫亭来舞」さんの海老の話は笑えた。

八番目は「今野家世はね」さんは東北弁落語、九番目はお待ちかねのわいん姉さん。

これまで、何回も姉さんの「カラオケ病院」聴いているが、今日の出来は過去最高。

サゲ囃子が間違って入ったけど、これもご愛嬌。

良かった、サイコー！フォー！

ところが、十番目の「福福亭舞歌」さんはわいん姉さんを上回る器量よし。

動物園の噺を女性バージョンで見事にやってのけた。

私はこの時点で舞歌さんが優勝かなって思いましたが、審査の結果は・・・

優勝は猿之助さん。整骨院の先生だそうですが、上手さが光ってた。




準優勝が舞歌さん、三位は世はねさんだった。

でも、俺にはわいん姉さんが一番良かったように思えた。




私もこの舞台に立ってみたいなぁって思った瞬間でもあった。

  

久しぶりのアップです。

今日は私の尊敬する？葡萄亭わいん姉さんの応援のため、
大阪の池田市まで行ってきます！

その結果等は今晩のせますね。
では、行ってきます！

アゼリアホールの前はもうお祭りムードいっぱいです。




チキンラーメンを無料サービス



ここで～す。



  

おかげさまで第１回『力丸のラクゴかい』は無事終了しました。
28名のお客様をお迎えしました。満員御礼です。
入場できなかった方、ごめんなさい。

足元の悪い中、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。





岡山に来て８ヶ月、ようやく岡山の皆様に笑いを届けるイベントの開催が出来たこと、
厚く御礼申し上げます。

これも、会場を提供してくれた「にのまえ亭」の店主様、受付をしてくれた我が後輩、
そして、ゲスト出演してくれた岡大落研部のぽりす君。イベントの開催に向けて背中
を押してくれたプチパインのママや店のお客様、真金堂の社長、その他、ずっと
イベントを待ち望んでくれた職場の同僚たち、皆様のおかげです。





これからも、地元の皆様に愛されるイベントを行っていきたいと思いますので
何卒ご贔屓にお願いします。

今回は着物も新調。裾上げをプチパインのママが夜なべしてやってくれました。感謝！

今日は台風が近づいてきますが、『河川の氾濫、自然の災難』とならぬよう、
タコ焼きを５つ食べましょう。出来れば井戸で冷やした酒を飲んで想像力を高めましょう。





では、第２回での再会楽しみしております。
また、笑い声で満員にしたいと思います。


（続き）


ということで昨夜の落語会を振り返ってみた。

会場の準備は18時までには終了。会場が狭い分、設営は早い。

お囃子は音が小さかった。次回はスピーカーとかチェックしないと。

まず、一席目は「んまわし」

初めてやります。筆おろし、いやネタおろしです。

もともと「寄合酒」がやりたかったのですが、一発目の記念する一席なので、
お客様がわかりやすいものと考え、「田楽喰い」をチョイス。

田楽をタコヤキに替えてやってみる。その理由はタコ焼きのかぶりものを
かぶりたかっただけです（笑）

あとから、お客様からも、あのかぶりものは意味があったんかい？と・・・

まくらは自己紹介と金魚すくいと近所すくいのダジャレで。あれ？もうひとつ
ウケなかったかな。

でもこのあとの世間話からお客様の心をキャッチ、「んまわし」はなかなかの
手ごたえ。

そして、今回のゲストの噺家ぽりす（岡大落研部）クンにバトンタッチ。
「堀の内」という江戸落語。スタートはやや静かでしたが、どんどん笑いが増
えていってます。なかなかやるやん（笑）

終了後は二人のトークショー。まあ、ここは私の得意なところ、ぽりすクンの
人間性を引き出すトークを展開。お客様を笑いの渦に。

そして、ラストは私の「青菜」で。
いつのまにか、私の十八番になっているこの一席。
まくらでお客様を少しいじって、本編に。会場の空気は力丸のものに！

昨日まで何度も細かいとこをチェックしたかいがあった。
笑いのツボでは確実に笑い声が…
爆笑の中、最後のオチを・・『べんけ～い』

ああ、楽しかった。
ここでアンケートの結果を。22名の方に協力いただきました。

とてもよかった（11）、よかった（10）、どうでもよかった（1）

力丸面白い（2）、ぽりす面白い（3）、両方面白い（16）、無回答（1）

次回もやってほしい（22）

いやあ、次回も期待されてるな。ほとんどの方が満足してくれたみたいで。
よかった、よかった。
ん？ぽりすのほうが面白いとはどういうこっちゃ（笑）

ほかにも次のようなご意見をいただきました。
・木戸銭が安かった
・ショートコントをやってほしい
・「子ほめ」「らくだ」「池田の猪買い」「動物園」をやってほしい
・生で聞けるの最高
・力丸さん、かっこよかった
・場数を踏めばツヤがでる

今回のお客様は20代～60代まで幅広い年齢層の方が来て頂きました。
本当にありがとうございました。

しばらく休憩したら、次回に向けて考えたいと思います。
とりあえず、10月の団実、11月の劇王、多方面で頑張ります！



  

７月６日、「ナイスちょっと」のコンビでバトルZAライブに
挑戦してきました。

私は何度か出てますが、相方・まどかは初めてというこ
ともあり、かなり緊張して・・・

いや、けろっとしています。本番前も余裕かましてました。

そんな二人でしたが、なんと出番は二番目、会場の空気
も読めないまま、２分間の戦いが始まりました。

結構、何度も練習したネタだったので、自信はありました。
とにかく、２分を過ぎぬようにと・・・

これが悪い結果につながりました。スピード感ある掛け合
いが「ナイスちょっと」の持ち味ですが、時間を気にしすぎ
たあまり、急いだ漫才になり、早口で端折るというお客様
にはわかりにくい状況になってしまった。

突っ込みとして、コントロールできなかったことが、今回の
最大の失敗であった。

結果は43位。
目標の20位はほど遠い。完敗だった。





無念さは残ったが、いい目標ができた。もう一度、リベンジ
しよう。

でないと、このままでは「ナイスちょっと」は終われない。


  

アトリエ劇研の公演「舟歌は遠く離れて」を観てきた。





この作品は戯曲の師、田辺剛氏の作品である。

舞台は客船の中、窓のない船室とその下の部屋の遺体の部屋。

物語は船内にいる姉妹と兄妹、商売人そして船員が人間の裏と表を醸し出す。

そして、ひとりの遺体。物語が進んでいくと、遺体の数が増えていく。

３．１１の日に初演され、今また、韓国で修学旅行生を載せた船の転覆事故の
あったこの時期に再演。

何かを考えさせる芝居だった。


アフタートークで、作家、演出の思いが伝わった！



  

岡山にて落語ライブを行うことになりました。

期待と不安がいっぱいですが、とにかく楽しいライブにします。

岡山の皆さん、ぜひ、観に来て下さいね。





チラシの原稿もできました。  

またまた、やるそうです。
で、またまた、出演します。
なので、またまた、広島に行きます。

http://youtu.be/kSf4MyoK-Ig

～青木くん応援プロジェクト～
『第２回わいん劇場』
落語×漫才×漫談×三味線弾き唄い×大喜利
①平成26年8月17日(日)
②平成26年8月24日(日)
14時開演(13時30分開場)　～2時間くらい予定

会場　安佐南区民文化センター　大広間
広島市安佐南区中筋1-22-17　電話082-879-3060

入場料500円(当日700円)

■主催：あんたが大将映像部
■後援：公益財団法人広島市文化財団/社会人落語家友の会広島支部
■協賛：あんたが大将/JAY　Entertainment/虹色pictures

■チケット取り扱い
安佐南区民文化センター事務所で販売予定
(9-21時会館。ただし、平日月曜日休館)

※ご予約・お問い合わせ
090-8719-4147(杉田)
メールwainn@hi3.enjoy.ne.jp
①17日
～落語×漫才×三味線×ショートムービー×大喜利～
番組
落語/てつや力丸　5分
小噺/こばなし隊　10分
落語/葡萄亭わいん　20分
漫才/にゃるらとポテト　10分
落語/温々亭眞喜子　20分
三味線弾き唄い/智奴10分
　仲入り　10分
ショートムービー(青と黄色と、白の絵)/森生真弓監督作　あいさつ3分　映画15分
大喜利　司会力丸/　あや　青木　栗田　岡 雷太　青空家海美　(わいん)20分
123分

②24日
～落語×漫才×漫談×コント映像と演奏×小芝居×大喜利から～
番組
(小噺　こばなし隊)　　10分
落語　葡萄亭わいん　20分
漫談　てつや力丸　5分
漫才　にゃるらとポテト　青木くん　栗田 大雅(くりた ひろまさ)10分
漫才　ブーゲンビリア　森生兄弟　10分
落語　温々亭眞喜子　20分　
　仲入り　10分
音楽映像系　亀島さん　10分
漫才　あにーろーりー　あや　池田　10分
大喜利　司会力丸/　あや　示京子　青木　槇尾　森生　(森生)　20分
125分
  

６月１日、津あけぼの座で「わたしの焦げた眼球/遠視」を観た。

面白い話だった。

この脚本、田辺剛氏。そう、現在この方から戯曲を習っている。

演出も田辺氏、独特な演出だった。

なぜ、部屋があんなに散らかっているの？

水を入れるポリタンクが青色なのは何のこだわり？

風鈴とセミの声の効果音が耳に残る…

とある小さな地方都市で水不足のアパートでの一室での出来事。

７月は広島でも公演がありますので、お近くの方は是非ご覧下さい。

今日はその田辺氏に会うのです。  

18日の「力丸の単独ライブwith広島カスタネッツ」公演には、
もうひとつのドラマがありました。会場として使わせて頂いた
紙屋町ヒューモホール、今月末をもって閉館となる。音楽家
たちのコンサートホールとして親しまれた。楽器の音が素晴
らしく響き、観客を癒すことのできる魔法のホールなのです。

ちょうど１年半前、ヒューモの田中社長は楽器の音ではなく、
笑い声を響かせてほしいと力丸を選んだのだ。微力ながら、
トークライブの定期開催を続けたり、落語会をやったり…。
そして、絶対無理だろうと思っていた芝居もやったのだ。
そう、それが広島カスタネッツのデビューでもあった。
田中さんと私の合言葉は発表する場のない方にチャンスを、
そして、未来ある広島の若者を育成しようということだった。
ホールがあれば、走り続けることができる。でも、そんな思い
もいよいよできなくなる。田中さんと私の友情の証が「力丸の
単独ライブ」だった。

そんな中、このホールでもう一度芝居をしたいという広島カス
タネッツが参戦してくれた。みんながおのホールに愛着があ
るのだ。ヒューモホールよありがとう、そして、さようなら・・・

ライブのエンディング曲に選んだのはGoodGood-bye
さよならBaby　そろそろこれで終わりにします
さよならBaby　こんなにおそくまでありがとう
終わりはいつもさみしくて
悲しくひびくメロディー
別れのテープは　絡み付くだけの邪魔なもの
さよならBaby　ひとりぼっちは使い捨ての言葉
また会えるのはいつだろう
約束なんかしない
思い出したとき、思い出せれば、思い出す
（略）
さよならBaby　必ずこれで終わりにします。   

アートとファームの學校とやらの主催の「戯曲講座」に
参加した。

講師は田辺剛さん、演劇ユニット「下鴨車窓」の主宰で
劇作家としてはOMS戯曲賞も受賞されている方だ。

まだ、39才と若さみなぎる熱い指導をして下さった。
参加者も個性派揃いだ。若い女性から教師をリタイア
された大先輩まで。

終了後、飲み会も開催された。残念ながら、全員参加
とはいかなかったが、７名のこじまりとした飲み会で、
コミュニケーションもとれ、楽しい１日だった。