福島県のニュース
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県がモニタPで契約解除を通知
福島県が今月から運用を始めた放射線量を計測するモニタリングポストで実際よりも異常に高い数値が記録された問題で、機器の不具合が一向に改善されないとして、県は、22日付けで委託先の業者に対し、契約の解除を通知するとともに会見を開いて謝罪しました。
この問題は、県が、福島市内の業者に委託して今月、新たに設置した77台のモニタリングポストで異常に高い数値を示すなどの不具合が続き、県が業者に改善を指示していたものです。
しかし、20日の段階で不具合がある機器が33台と、一向に改善されないため県は22日業者に対し、契約の解除を通知しました。
県によりますと、新たな機器で計測を始める際、機器の健全性について調べた結果を、業者が県に提出する必要がありますが、提出しておらず、県の担当者も催促や確認を怠っていたということです。
記者会見した県の樵隆男危機管理部長は「モニタリングポストの不具合は直らず業者に契約の解除を通知した。県にも問題があり、申し訳ない」と謝罪しました。
県は業者に対し、問題のモニタリングポストを撤去するよう求めていくということです。
04月22日 20時27分