
【今日の画像】A級戦犯でCIAスパイだった祖父岸信介の夢【自衛隊海外派兵】を憲法無視で果たした男!
いつもお世話様です。
【杉並からの情報発信です】【YYNewsLive】【市民ネットメデイアグループ】【草の根勉強会】【山崎塾】主宰の山崎康彦です。
本日金曜日(7月04日)午後4時から放送しました【YYNewsLive】の放送台本です!
1)No1 83分34秒 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/77118514
☆(1)今日のメインテーマ:安倍晋三ファシスト&サイコパス(人格破壊者)首相とその一味打倒の戦いは、戦後日本の支配権力層による【国民支配と搾取の構造】の根源である【でっちあげ天皇制=田布施(たぶせ)システム】を根底から解体する戦いでもあるのだ!
戦後日本の支配権力層による【国民支配と搾取の構造】の根源は、明治維新時1967年の孝明天皇天皇暗殺→睦人親王(明治天皇)暗殺→山口県熊毛郡田布施町出身大室寅之助による明治天皇すり替え→首謀者伊藤博文による大日本帝国憲法制定で【天皇神格化】【天皇万世一系】【天皇統帥権不可侵】→【でっちあげ天皇制=田布施(たぶせ)システムの完成】である!
★【でっちあげ天皇制=田布施(たぶせ)システム】について
▼鬼塚英明氏DVD『鬼塚英昭が発見した日本の秘密』書き起こし
http://www.youtube.com/watch?v=igJ12gwRtvQ
・『熊毛』というのは、山が曲りくねるとか湾曲しているとか、そういう状態を
日本人は昔から『熊毛』と言ったらしいんです。それで『熊毛』という 町が日
本にも沢山ありますが、大体そういう所を『熊毛』といっているみたいです。極
端にいうと人が住むのにあまり適さないような所なんです。で、 そこに田布施
町というのがあります。海辺の、海に近い所なんですが、熊毛郡田布施町という
のは、田畑もあまりなく、ほとんど雑草が生い繁るような 所です。今でもコン
ビにがある程度ですね。商業地帯はほとんどない寂しい部落なんです。光市と柳
井市にはさまれた寂しい市にですね、日本史の歴史 の秘密が隠されています。
田布施町と柳井の間に田布施川という川が流れています。その川の両岸から、大
正から昭和それから戦争の前後にかけて凄い 人材が出てきます。
・なぜでしょうか。でね、そこの原因をたどる時に、どうしても一人の男にたど
りつきます。私が田布施に行きまして、松重楊江という人に会って秘密 を聞き
ました。松重楊江は私にこう言いました。「ここのそばに田布施川という小さな
川がある。そこの田布施川-そのひとは柳井に住んでいます-を 渡って、あの
山の向こうの方から老人がいつも野菜を売りに来ていた。」その時に私が色々雑
談をしている時に奥さんも傍にいまして、奥さんもそう言 いました。「そうい
つも野菜を売りにきていた」と。ところが時々変なことを言う。何を言ってんだ
といったら、『うちの爺ちゃんは明治天皇や』と言 うてるんですよ。で、松重
楊江も笑っていたそうです。でも彼は宮本賢治の家のそばで宮本賢治の一族です
から、東京で共産党の幹部まで行き、宮本賢 治の秘書になるような男です。故
郷に帰ってきてダンボール工場をやったところが成功して、いっぱしの工場の経
営者となり、息子に後を譲ってまし た。優秀な男なんです。で、どういうこと
かというと『うちのお爺ちゃんが大室寅之佑(おおむろとらのすけ)といって明
治天皇になったんだ』という わけです。
・戸籍が見たことがないから現実とは違うんじゃないか、という話には納得しま
せん。明治天皇になった大室寅之佑を京都の御所に訪ねて、イギリスの 外交官
たちが謁見します。その時にイギリスの外交官の一人が日記に書いています。
『御簾(みす)の中に大男がいた。顔色は真っ黒だった。唇に赤い 紅を差して
いた。とても異様であった』。これは本当に異様な話なんです。
孝明天皇というのは肖像画も残っていますが、細面の男です。そして睦仁 (むつひと)というのがその子どもですけど、中山慶子(よしこ)と孝明天皇の間に生まれたのが明
治天皇になる睦仁です。明治天皇になった大室寅之 佑は中山慶子に一回も面接
していません。僕はずいぶん調べました。一回も面接しない親子というのがある
でしょうか?ドナルド・キーンというのが明治天皇について書いてます。彼は
一回だけ面接したというのを創生し親子の情を書いていますが、それとて一回だ
けしか面接をしたことがない。親子で ありながらしかも一回も会ったことが無
いというのは、これはもう正常ではありません。
それで中山忠能(ただやす)は公卿なんですけど日記をつけて いて、『睦仁というのは非常に身体が弱くて細くていつも泣いていた』と。そしてまたある日記に突然彼は『奇兵隊天皇が生まれた』と書いてます。奇 兵隊というのは高杉晋作が創り、大室寅之佑もそれに参加しました。特に身体が大きかったから、『力士隊』というのがありましたが
その一員です。そ の『力士隊』の一員である大室寅之佑は、伊藤博文が大事に
育てました。伊藤博文の家は大室寅之佑の家から歩いても、昔の人だったら30
分ぐらいで 行くんじゃないでしょうか、近いところに住んでいます。彼は伊藤
博文に大事に育てられて、明治天皇に仕立てられたと私は思うんです。それは
『奇兵隊天皇』という言葉を、中山慶子のお父さんがはっきり書いています。
▼山口県熊毛郡田布施町周辺から排出した人材
大室寅之助 (明治天皇にすり替え)
伊藤博文
山縣有朋
岸信介
佐藤栄作
難波作之助 難波大助という皇太子を銃でうとうとした男のお父さん、
国光五郎 代議士
鮎川義介(ぎすけ) 日産コンチェルンの総帥
久原房之助(くはらふさのすけ)日立グループの総帥
松岡洋右 戦前の外務大臣
宮本賢治、
河上肇 マルクス主義を世に広めた京大教授、
岩田宙造 法律界の大御所といわれた、
安部源基 戦後最後の内務相の憲兵を組織して『日本のいちばん長い日』を演出
した内務相トップ
■鬼塚英明氏のDVD『鬼塚英昭が発見した日本の秘密』(成甲書房\4800)は必見だ!
【内容】
【Part1 近代日本、その秘密に迫る!】
・幕末日本の秘密
・明治天皇の秘密
・日露戦争・第一次世界大戦の秘密
・昭和天応(裕仁)の秘密
【Part2 昭和の秘密に迫る!】
・二・二六事件の真相
・昭和天皇はしっていた!
・終戦工作と白洲次郎
・マルフク金貨の秘密
・戦争はすべて八百長である
・「四方の海~」の秘密
・白洲次郎の秘密
・吉田茂の秘密
【Part3 福島原発事故を招いた日本の秘密!】
・原子爆弾誕生の秘密
・戦後冷戦、核開発競争のウソ
・日本の原発政策の秘密
・この日本に解決策はあるんのか・・
★戦後日本の支配権力層による【国民支配と搾取の構造】
①【でっちあげ天皇制=田布施(たぶせ)システム】による近・現代日本の政治・官僚支配 →天皇制支配
・超ド級戦犯・昭和天皇の戦争責任免責と戦後の【平和天皇】【象徴天皇】による天皇制 の延命・復活
・A級戦争犯罪人の免責と復活
・特高警察の免責と復活
・内務官僚の免責と復活
・特高司法の免責と復活
②【日米安保条約】【日米地位協定】による米国支配
③銀行、財務省、日銀【信用創造特権】による金融支配
④【創価学会】【統一教会】などによるカルト宗教支配
⑤【大本営発表】【情報遮断】【情報操作】の大手マスコミによる情報支配
⑥【育鵬社教科書】【教科書検定】【教育委員会支配】【国旗・国歌強制】【歴史修正】による教育支配
⑦【法人税減税】【円安誘導】【輸出還付金】【労働者派遣法改悪】による大企業支配
⑧民意を反映しない小選挙区比例代表制と不正選挙による少数独裁政権
⑨世界最高額の議員報酬と議員特権授与による議員買収と議員翼賛化
⑩スポーツ、セックス、TV・映画、ギャンブルによる国民総無知化
⑪政治家と官僚の犯罪免責と一般大衆の微罪厳罰化と死刑執行による恐怖政治
⑫【上からのファシズム】に呼応した【下からのファシズム】による極右排外主義運動の 意図的な高揚
☆(2)今日のサブテーマ:ファシスト&サイコパス(人格破壊者)の最大の特徴はすぐに嘘とばれる嘘を平気で繰り返し平然としていることだが、公明党=創価学会の指導部もまたファシスト&サイコパス(人格破壊者)の集まりだろう!
安倍晋三ファシスト&サイコパス(人格破壊者)首相と連立を組む公明党=創価学会は、【集団的自衛権行使】容認を閣議決定したこに関して、反対する地方議員や支持者向けに「憲法の基本的論理の維持」と「立憲主義に反しない」と全くの大うそをついて自己正当化している!
【関連記事】
▼集団的自衛権「憲法の基本維持」 閣議決定で公明見解
2014年7月3日 共同通信
集団的自衛権行使を容認する閣議決定をめぐり、公明党執行部がまとめた見解が3日、 判明した。憲法解釈変更に不満や懸念が根強い地方議員や支持者に向け「憲法の基本的 論理の維持」や「立憲主義に反しない」との立場を訴えた。地方組織代表を集めた5日 の党会合でも説明に活用する方針だが、理解を得られるかは見通せない。
見解は、今回の閣議決定について「解釈改憲でない」と強調。憲法9条の下で許容され る自衛の措置についての考え方を再整理したものと位置付けた。同時に「政府の憲法解 釈の基本的論理を維持した。重大な事態が発生した場合に取り得る自衛の措置を認めた 」と説明した。
公明党はカルト教団創価学会池田大作会長(当時)が【国立戒壇】と【総体革命】をめざして1964年に【平和の党】【福祉の党】【大衆の党】の美名で厚化粧して日本の乗っ取りを図る目的で1964年に設立した偽装宗教政党である!
創価学会は、安倍晋三と同じファシスト&サイコパス(人格破壊者)である独裁者池田大作名誉会長の絶対支配のもと、池田大作首相就任の妄想の元、創価学会による【国立戒壇】と【総体革命】をめざし、信者を洗脳し、信者の全人格を支配し、信者の全財産を収奪し、信者を使って投票用紙のねつ造と期日前投票箱のすりかえを繰り返す、犯罪者集団であり宗教法人資格を即刻はく奪しなければならないのだ!
公明党は創価学会に100%支配・管理されている宗教の衣をかぶった【ファシスト政党】であり安倍晋三ファシスト&サイコパス(人格破壊者)首相とその一味と共に一日も早く打倒して解散に追い込む必要があるのだ!
▼【ファシスト】の特徴
・国家の価値や政治・経済体制を個の視点ではなく全体主義の視点から組織する。
・一党独裁国家の創設を主張し議会制民主主義を認めない。
・文化は国家によって創造され個人に与えるもと考え個人主義を否定する
・国家に同化しない異なった文化や民族の自治を認めず敵視する。
・暴力と戦争を国家の再生や精神や活力の創造行動とみなし国家の強さを保 つためには暴力や戦争をいとわない。
・ファシストは政府やファシスト運動への反対を禁止し抑圧する。
・ファシストは自己の目的を絶対とするため手段は選ばない。
☆(3)今日のトッピックス
①慰安婦:「日本の良心」WAMが新宿で特別展
2014.07.04 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
強制動員の証拠・記録など多数展示
「河野談話の検証で歴史が損なわれた」
「最近の安倍首相の行動はとても恥ずかしい」
11月末まで開催
3日午後、東京・新宿の早稲田大学近くにある「女たちの戦争と平和資料館(WAM)」。6階建てビルの2階、広さ115平方メートルほどのオフィスの一角で、小さな展示会が始まった。緊急特別展「アンコール企画! 中学生のための『慰安婦』展」だ。戦争中、旧日本軍が韓国・北朝鮮・台湾・フィリピンなどアジアの各地で慰安婦に対して行った「性犯罪」に関する各種の文書や写真、被害者の証言を集めた。「アンコール」と題しているのは、第1次安倍内閣時代の2007年にも一度、同じ名前の展示会が開かれたからだ。
池田恵理子館長(63)は「日本国民として、(慰安婦の強制動員を認めて謝罪した)河野談話を『検証』という名目で損なった安倍政権には恥ずかしさを感じる。今回の展示の目的は、慰安婦問題を日本の中学生も理解できるように、できるだけ簡単に説明すること」と語った。日本政府に対抗し、慰安婦強制動員の残虐性を広く伝えるため用意された特別展というだけあって、見学者の制限はない。
しかしこの日、閉館時刻の午後6時までに展示場を訪れた見学者は、わずか6人だった。ある50代の見学者は、従軍慰安婦に関する写真や公文書を集めたコーナーで、何度も長いため息をついた。この人物は「こんな明白な証拠があるのに、日本政府は慰安婦の強制動員の証拠はないと言っている。そんな政府の下で、知識人や市民団体のメンバーを除き、多くの日本人がこの問題を全く知らずにいる」と語った。11月末まで今回の展示会を続けるというWAM事務局は、週末にもう少し多くの人が訪れることを期待している。
WAMは、07年以降蓄積された従軍慰安婦関連の資料を準備するなど、今回の特別展にかなり力を入れた。展示会場では、慰安婦の強制動員の真相を示す旧日本軍や慰安婦被害者の証言、軍事裁判の記録、旧日本軍の資料など約2500ページ分の記録を閲覧できる。入り口側には、安倍首相、橋下徹・大阪市長、籾井勝人・NHK会長などのいわゆる「慰安婦妄言」に対し、史料を基に一つ一つ批判する「NHK、安倍首相と慰安婦問題」というコーナーがある。また、最近日本の中学校用教科書から軒並み姿を消した慰安婦の記述に関する「教科書攻撃」コーナーも設けられた。
池田館長は「慰安婦問題について語るよう誰かに言われたら『今回の特別展を一度見てみなさい』と言う。それが、わたしにできる最高の答え。安倍首相にも、展示室をぜひ一度訪れてほしい」と語った。
WAMは先月29日までおよそ1年間にわたり、台湾の慰安婦の証言に関する展示会を開いていた。展示会を先月訪れたある大学生は、芳名録にこのような一文を書き残した。「(従軍慰安婦動員の)強制性を示す決定的な証拠が過去の文書に残っています。(中略)被害者の方々のことを真っ先に考えて、その方々を保護することが重要だと思います」
WAMの入り口には、韓国で慰安婦問題を最初に証言した故キム・ハクスンさんをはじめ、慰安婦として強制動員されたアジア各国の女性155人の写真が展示されている。
東京= 安俊勇(アン・ジュンヨン)特派員
②慰安婦:中国政府、女性誘拐した日本人戦犯の供述公開
2014.07.03 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
中国政府は3日、日本が朝鮮と中国の女性を誘拐し、軍の慰安婦にしたとする内容の日本人戦犯による供述書の公開を開始した。習近平国家主席の韓国公式訪問に合わせ、記録を公開したのは、日本帝国主義による侵略犯罪を際立たせ、日本の右傾化に対する韓中の共同歩調の必要性を強調する狙いがあるとみられる。
中国中央档案館(公文書館)が公開した供述書によると、戦犯の鈴木啓久陸軍中将は「1934年6月から45年7月までに5470人の中国人を殺害し、1万8229戸の住宅を破壊した」と述べたとされる。鈴木中将はまた、「41年に安徽省巣県に慰安所を設置し、20人の中国人・朝鮮人女性を、42年には60人の女性を誘い出し、慰安婦にした」との供述を残したという。
中央档案館の李明華副館長は「日本の戦犯の中国侵略罪状供述書を今後45日間、1日に1人のペースでウェブサイトに公開する」と説明した。
北京=アン・ヨンヒョン特派員
③北朝鮮が拉致調査委設置 政府、制裁を一部解除
2014年7月4日 共同通信
政府は4日午前、北朝鮮に対する独自の経済制裁を一部解除した。閣議で正式決定した。北朝鮮の朝鮮中央通信は、拉致被害者の再調査などに関する特別調査委員会が発足したと報じた。日本政府による制裁解除は人的往来の規制や北朝鮮に対する送金報告義務など3分野。解除により、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)幹部の行き来をはじめ、滞っていた日朝の往来が部分的に再開する。調査委はただちに調査に着手する。
解除が決まった制裁は、ほかに人道目的の北朝鮮籍船舶の日本入港禁止措置で「ヒト・モノ・カネ」の3分野にわたる。
④「逮捕されても異常に人気」 美濃加茂市長に支援の署名
連勝一郎
2014年7月4日 朝日新聞
事前収賄容疑などで逮捕され、無実を訴えている岐阜県美濃加茂市長の藤井浩人容疑者(29)を支援する輪が広 がっている。弁護団らがインターネット上で署名を集めたところ3千人以上が賛同。3日に勾留の取り消しを申し立てた際にはこの署名が添付され た。
弁護士と市長の後援会幹部らが「藤井浩人を救う会」を結成。逮捕から5日経った6月 29日には、「美濃加茂・藤井市長の早期釈放を求める声を裁判所に届けます」と題するホームページを公開した。署名できる仕組みになってお り、賛同者は4日午前10時現在で3471人に上った。
署名を集めるホームページや藤井市長のフェイスブックには、「市長の潔白 を信じています」「市長を応援します」「早期釈放されて真実が明らかになることを望みます」「負けるな。頑張れ」「信じて待っている」など、 市長を擁護したり励ましたりする言葉が寄せられている。
藤井市長と贈賄容疑で逮捕された業者の共通の知人で、4回にわたり3人で会食したことのある政策コンサルタントの男性も署名。「俺が白だ と言うんだから白だ!」とコメントしている。
後援会幹部は「こんなに市長を信じる人が多くいてありがたい。支える勇気をもらった」と話す。
羽島市の大学生の女性(20)は4月に岐阜市で開かれた講演会で藤井市長と知り合 い、6月23日の市議会も傍聴した。「美濃加茂のために働く藤井市長の誠実な人柄に共感、尊敬した。たとえ有罪になったとしても、美濃加茂市にとって必要な人であること に変わりはない。ずっと支援していく」と意気込む。
この女性は、逮捕翌日に「藤井浩人市長を支える会」を立ち上げ、7 月2日にはJR美濃太田駅前で「早期釈放を求める」として街頭署名をした。「私も藤井さんの無実を信じています」という市民らが次々と署名し た。
隣接する可児市の山根一男市議らは4日夜、美濃加茂市生涯学習センターで「藤井浩人市長の潔白を信じ支える集い」を 開く予定。山根市議は藤井市長と一緒に貸し切りバスで東日本大震災の被災地に入り、ボランティア活動をした間柄だ。
山根市議は「熱心で誠実な人柄を知っている。確たる証拠もなく、逃げも隠れもする恐れのない市長を逮捕勾留することが許されるのか。逮捕 勾留の問題点や今後の取り組みを話し合いたい」と話す。
一方、美濃加茂市議会では共産党が調査委員会の発足を求めたが、今の ところ議会としての動きはない。保守系市議は「逮捕されても市長の人気が異 常に高く驚いている。9月下旬の市議選を控え、下手に市長を批判すると自分の選挙に影響しかねない。当面は捜査を見守るしかない」と苦慮して いる。(連勝一郎)
⑤「早く結婚して産まないと駄目」 女性蔑視、国会でも 4月衆院委やじ
2014年7月4日 朝日新聞
四月の衆院総務委員会で、総務相らに質問していた日本維新の会の上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=に「早く結婚して子どもを産 まないと駄目だぞ」と男性議員がやじを飛ばしていたことが三日、上西議員らへの取材で分かった。
国内外の批判を浴びた東京都議会の女性蔑視やじが国会でも発覚した。上西氏側は発言者として自民議員の名を挙げたが、この議員は共同 通信の取材に「記憶にない」と否定した。
上西氏や議事録によると、四月十七日に衆院の分館で開かれた総務委員会で人口減少への対策などを質問中だった。上西氏が立った発言席 に対面する自民党会派の席周辺からやじが飛び、周囲から笑い声や拍手が起こったという。
上西氏は、やじに対しとっさに「頑張ります」と応じ、高木陽介委員長(公明)が不規則発言を控えるようやじを制止した。高木委員長は 取材に「記憶がなく、特定は難しい」と話した。
上西氏は「拍手喝采する議員の多さにがくぜんとした」と述べ、「議論するのが仕事と自任しているので、軽くいなして先に進むしかな かった」と当時 を振り返った。さらに「やじを飛ばす議員や一緒に笑う議員に少子高齢化対策などの議論ができるのだろうか」と憤る。「名乗り出たり、謝罪 したりする必要は ないが、容認した周囲を含めて考えを改めてほしい」と訴えた。
東京都議会では、みんなの党会派の塩村文夏都議に自民党会派に所属していた鈴木章浩都議=会派離脱=が「早く結婚した方がいい」とや じを飛ばし、その後、謝罪。塩村都議によると、ほかにも「産めないのか」などの暴言もあった。
上西氏は美容関係会社などに勤務した後、二〇一二年の衆院選に大阪7区から初出馬し次点、比例近畿ブロックで復活当選した。
☆(4)今日の重要情報
①福島住民、環境省訪れ 「石原金目大臣は辞任を」
2014年7月3日 田中龍作ジャーナル
福島住民との話し合いの中で「福島に住んでもいい」と軽々に答えた官僚がいたため騒然となった。=3日、環境省前 写真:筆者=
中間貯蔵施設の建設をめぐり「最後は金目でしょ」と思わず本音を漏らし、世論のバッシングを浴びた石原伸晃環境相。
福島県知事や一部の市町村長への謝罪で幕引きを図ったつもりだったが、そうは問屋が卸さなかった。
「原発いらない福島の女たち」がきょう、環境省を訪れ、石原環境相の辞任を要請した。「金目発言」だけではない。でたらめな被災者支援政策の改善も要請した。
「子ども被災者支援法」が有名無実であるうえに、政府は被災者を帰還させようとしている。
さらには除染の目標値を下げようというのだから、呆れるばかりだ。福島の人々の怒りは察して余りある。
午後1時30分ごろ、約50人が環境省に貸切りバスで乗り付けた。約10人はタイベック姿だ。白装束が大事な故郷を奪われたことへの恨みを物語っていた。
20数人が環境省の入る政府庁舎の門をくぐったが、通されたのは1階の面会室だ。入館ゲートの手前にあり正式な面会記録には残らない。客人として認めたくないのだろうか。
環境省は総合環境政策局・放射線健康管理担当参事官室の鈴木研一参事官補佐ら4人が対応した。
福島市の佐々木慶子さんが口火を切った。「環境省の皆さんが血の通った人間かどうか、きょうは確かめに来た。福島をばかにするなという思いだ」。
鈴木参事官補佐は「貴重なご意見をうかがいます」と答えるに留まった。これがきょうの環境省のスタンスだった。浅はかな大臣の問題発言をいちいち官僚が対応するわけにはいかない、ということか。
「私たちにとって大事なことが密室で決まっている」。女性は行政への不信を露わにした。=写真:筆者=
原発から1・2キロの地区に住んでいた双葉町の女性は「石原大臣に言って下さい。お金は1円も要りませんから、きれいな福島を返して下さい」と迫った。
「石原大臣が被害者に会えない理由はあるんですか?」(福島市の女性)。
「石原大臣は子供と奥さんと一緒に福島に住めますか?」(郡山市の女性)。参加者からは石原環境相への不信感が噴出した。
「原発いらない福島の女たち」は期限を区切って回答を求めたが、環境省側は「約束はできませんが、持ち帰ります」とかわした。
タイベック姿で環境省に乗り込んだ女性(田村市)の言葉が本質を突いていた。「除染してカネを儲け、今度は焼却して儲け、ということですか?」
彼女は環境省の建物を退出すると「政府は(我々の)命のことなど何も考えていないということが分かった」と話した。
馬鹿な大臣がいて、天下りしか考えていない官僚がいて、復興ビジネスに狂奔するゼネコンがいる。被災者は置き去りにされたままだ。
☆(5)今日の注目情報
①消費増税3カ月…覆面調査で見えた「便乗値上げ」商品リスト
2014年7月4日 日刊ゲンダイ
消費増税から丸3カ月。「8%」「税抜き」表示も見慣れてきた頃だが、実は、値上げの本番はこれからだ。
今月1日、日本ハムと伊藤ハムは一部商品を10%値上げし、雪印メグミルクもバターの小売希望価格を2%以上値上げした。明治は8日から「ミルクチョコレート」など10品目、森永製菓も14日から「チョコボール」などの内容量を減らし、実質値上げに踏み切る。食料品に限らず、地震保険料や銭湯の入浴料まで引き上げられた。
ニュースを見ても実感は湧かないが、価格表を比較すれば一目瞭然。日刊ゲンダイは、増税前の2月27日~3月1日と、増税後の6月30日~今月2日に都内スーパーを調査し、別表にまとめた。
対象は16品目、表は税込み表示だ。特価などで値下げした商品も見られるが、数円単位の“便乗値上げ”が疑われるケースも出ている。明治・おいしい牛乳は、イオン東雲店やイトーヨーカドー木場店、赤札堂深川店は、増税3%分が加算されただけだったが、南町田東急ストアは増税後に257円と他店より2円高い。
ほかにも、増税の3%分を超える1円以上の値上げがあったのは全体の44%。うち約4割が10円以上引き上げている。赤札堂深川店の日本ハム・シャウエッセンは、増税分プラス176円。南町田東急ストアの薩摩酒造・白波は69円、京王ストア府中店の日清サラダ油は65円も高くなっている。
家計はジワジワとダメージを受けている。はたして安倍首相が、その痛みを感じることはあるのだろうか。
☆(6)今日の正論
①集団的自衛権解釈改憲で際立つ御用三紙の堕落
2014年7月2日 植草一秀 の『知られざる真実』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-ee42.html
文字通 りの「暴挙」である。
安倍晋三政権が憲法を「なしくずし改定」して、集団的自衛権行使を容認する閣議決定を行った。
権力の 暴走を防ぐために存在する憲法を、権力が破壊するときに、主権者にはどのような手段が残されているのか。
主権者 の「力」によって、この政権=政治権力を取り除くしかない。
問われ るのは、主権者の「力」である。
メディアの反応は二つに割れた。
最後の 良心を残して、安倍政権の暴挙を糾弾するメディアが多数存在する一方で、こうした暴挙にさえ賛意を示す、堕落メディア、腐敗メディア、御 用メディアが存在する。
16社 体制のなかで、辛うじてメディアの良心を失わずにいるのが、
中日、 北海道、西日本の地方ブロック3紙である。
安倍政権の暴挙を明確に批判した。
中 日:9条破棄に等しい暴挙 集団的自衛権容認
北海 道:集団的自衛権の行使容認 日本を誤った方向に導く
西日 本:安倍政治を問う 試される民主主義の底力
西日本 のタイトルは安倍政権糾弾とは読み取れないが、本文では、安倍政権の対応を厳しく批判した。
地方紙 のなかには、政治権力に対する批判精神を失っていない社がいくつか存在する。
その代 表が琉球新報、沖縄タイムズの沖縄2紙である。
琉球新 報:解釈改憲閣議決定 日本が「悪魔の島」に
国民を危険にさらす暴挙
沖縄タ イムズ:[集団的自衛権容認]思 慮欠いた政権の暴走
ほかに も、河北新報(宮城)、信濃毎日新聞(長野)、京都新聞、徳島新聞、愛媛新聞などが、安倍政権の暴走を厳しく批判した。
河北新報:集団的自衛権/重い選択、あまりに軽く
信濃毎日:安保をただす 閣議決定へ 独断に異議申し立てを
京都: 自衛権閣議決定 9条空洞化の責任は重大だ
徳島: 自衛権閣議決定(上) 将来に禍根を残す暴挙だ
愛媛: 集団的自衛権閣議決定 平和国家を危うくする暴挙
誰もが、常識の判断で、安倍政権の対応が言語道断の暴走であることが分かるから、さすがに、平時は御用報道を展開するメディアの多くが、今回 の安倍政権対応を「暴挙」だとして批判している。
ところ が、こうしたなかにあっても、安倍政権を絶賛してやまない報道機関が存在する。
読売: 集団的自衛権 抑止力向上へ意義深い「容認」
産経: 集団的自衛権容認 「助け合えぬ国」に決別を
日本経 済:助け合いで安全保障を固める道へ
と、こ の3紙が安倍政権迎合の姿勢を隠さない。
5つあ る全国紙のうちこれ以外の2紙は、
朝日: 集団的自衛権の容認―この暴挙を超えて
毎日: 歯止めは国民がかける
全国紙では、朝日だけが安倍政権批判で、読売、産経、日経の3紙は安倍政権礼賛。毎日は腰の引けたタイトルを提示し、安倍政権批判でない。
毎日は 経営危機に直面した際、創価学会の機関紙である聖教新聞の印刷を委託されて窮地をしのいだと言われる経緯があり、公明党の方針に反する記事を書くことができないのだろうと思われる。
16社 体制の悪徳の中心に位置するNHKは、7月2日午前零時からの「時論公論」で、偏向解説者の島田敏男氏が、
「憲法 解釈変更 その先は?」
と題し て偏向解説を示した。政府の決定に対する批判的分析を提示せず、政府決定を紹介。論評ではなく、基本的に単なる政府広報である。
「あべさまのNHK」の傾向が一段と色濃くなっている。
国民の 過半数が反対している「なしくずし憲法改定」は憲法破壊行為である。
この憲 法破壊行為を、読売、産経、日経の御用三紙と系列テレビキー局が絶賛するから、日本の言論空間では、主権者の声がかき消される。
安倍政 権が閣議決定についての記者会見を行ったときに、首相官邸前では1万人以上の市民が集結して怒号をあげた。
しかし、日本のマスメディア情報空間を御用勢力=権力迎合勢力=堕落勢力が占有しているため、主権者の声がかき消されているのだ。
日本の 民主主義の危機、日本の危機である。
この危 機を打開するには、安倍政権を打倒して、安倍政権を退場させるしかない。
そのため の、主権者による運動を拡大、拡散していかなければならない。
☆New!(7)今日の【おかしな報道】
①集団的自衛権 教科書8社が記述の訂正検討
2014年7月3日 5時15分 NHKニュース
憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が行われたことを受けて、中学校と高 校の教科書で集団的自衛権について記述している11の出版社のうち8社が記述を見直す必要があるとして、文部科学省への訂正申請を検討し ていることが分かりました。
文部科学省によりますと、現在使われている教科書のうち中学校の「公民」で3社、高校は「現代 社会」や「政治・経済」を発行している8社すべてが集団的自衛権について記述しています。
憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を受けて、NHKがこれら11社に対応を取材したところ、8社が来年度使われる 教科書の記述を見直す必要があるとして文部科学省への訂正申請を検討していることが分かりました。
訂正申請は誤植や客観的な事実の変化があった場合、4年に一度行われる教科書検定を待たずに記述の修正を申し出ることができる制度です。
このうち、帝国書院は高校の「現代社会」の教科書で「日本政府の憲法解釈では集団的自衛権の行使は9条の趣旨に反するとしている」と記述 していますが、著者と相談して訂正申請を検討するということです。
また清水書院は高校の「政治・経済」で「政府自身、従来から集団的自衛権の行使は違憲であるとの原則を示している」と書くなど4点で記述 していますが、今後の国会での議論も見ながら記述を見直す必要があるとしています。
一方、他の3社は「著者や文部科学省と相談して見直しが必要か考える」としています。
各社によりますと、来年春の教科書の配付に間に合わせるには年内に訂正が認められることが必要だということで、戦後日本の安全保障政策が 大きな転換点を迎えるなか、教育現場も対応を迫られようとしています。
☆(8)今日の【大手マスコミが報道しない真実】
① 国民負担15兆円 集団的自衛権行使で防衛費が増大する
2014年7月4日 日刊ゲンダイ
姑息な解釈改憲で集団的自衛権の行使容認に踏み切った安倍首相。共同通信の最新世論調査では54%が行使容認に反対した。それでも安倍首相はお構いなしだ。政府は2日、自衛隊法や武力攻撃事態法など、海外での武力行使を可能にする関連法の改正に取りかかった。
まるで、すべてにおいて軍事を優先する北朝鮮の「先軍政治」のよう。庶民が抱える生活への不安はほったらかしで、戦争に向けて突っ走る。これによって予想されるのが、防衛費の膨張だ。実際、「次のステップは防衛費の増大だ」という外務省幹部の匿名コメントを紹介したメディアもあった。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏は、こう指摘する。
「海外での活動が加われば、自衛隊の仕事は格段に増えます。もっぱら自国の領土、領海を守ってきたが、今後は海外任務もこなさなければならないのです。閣議決定した武力行使の新3要件は表現があいまいで、どこまでやるかは、ときの政権次第。そのため今は大ざっぱな推定しかできませんが、仕事量はザッと3~5倍ぐらいになるのではないか。当然、危険な任務に見合った次元の違う装備も必要になる。例えば、国内での活動を前提にした自衛隊の装甲車両は、道路に置いて敵の車両を破壊する路肩爆弾に耐えられない。高速での移動が可能な兵員装甲車もありません。米軍のように陸海空ともフルラインアップの装備を揃えることになるでしょう。人員も足りなくなるし、手当も増やさなければならなくなる。防衛費も3~5倍に増えて不思議ではありません」
■消費税にして5%分
今年度の防衛予算は4兆8848億円。3倍なら15兆円、5倍なら25兆円規模に膨れあがる。安倍首相が目の敵にする中国の国防費は、4年連続で2ケタ増だ。それでも金額は、14年度予算で約13兆円。実際に使われている国防費は公表されている金額よりも多いとされる。ただ、安倍首相が、とめどない軍拡が周辺国との緊張を招いている国と同じぐらいの金額を軍事に投じようとしているのは間違いない。
その原資は、もちろん我々の血税だ。仮に3倍の15兆円とすれば、上乗せされる10兆円ものカネをどうやって工面するのか。消費税にして5%分である。医療や社会保障のカネを削る一方で、戦争のために増税するとなれば、国民生活はメチャクチャだ。それでも安倍流の先軍政治を貫くつもりだろうか。
平和国家の看板にドロを塗り、国民に財政面の負担を強いる安倍政権は、やはり狂っている。
② 「侵略否定」で公安出動騒ぎ アルプス電気会長“舌禍”の波紋
2014年7月4日 日刊ゲンダイ
大手電子部品メーカー「アルプス電気」の片岡政隆会長(68)が中国で騒動を起こした。取引先で「日本は中国を侵略したのでなく、中国が植民地支配から抜け出すのを助けようとした」などと一席ぶち、公安が介入する騒ぎを招いたのだ。今月7日は日中戦争の発端となった盧溝橋事件から77年の節目。メモリアルデーを前に反日感情がますます高まりかねない。
コトが起きたのは、1日午前。アルプスの子会社が業務委託する広東省東莞にある工場でのことだ。視察に訪れた片岡会長は、同社の中堅幹部らと会議中だったという。
「どうやら<日本の戦後の復興は頑張りがあったからこそなので、みなさんも頑張ってほしい>といった話の流れで、誤解を招く発言が出たようです。取引先は弊社が中国展開を本格化させた93年以来の付き合いで、片岡は年に1回のペースで視察しています」(同社の経営企画室広報IRグループ)
片岡会長に反発した中国人スタッフが撤回と謝罪を求め、伝え聞いた従業員1000人が会議室周辺に押し寄せたという。
「公安関係者が間に入り、片岡が謝罪したので特別な被害はなく、沈静化しました」(経営企画室)
片岡会長の持論は「社長の一番の仕事は社員をひとかたまりにすること」だったというから、なんとも皮肉な話だ。
「片岡会長は<電子部品業界のドン>と呼ばれた事実上の創業者、片岡勝太郎前会長の長男です。早大理工学部卒業後、シャープに1年ほど勤め、家業のアルプス電気に入社。勝太郎氏のもとで帝王学を学び、88年に社長の座を譲り受けた。12年に生え抜きの栗山年弘社長にバトンタッチするまで、片岡家は2代50年にわたって取り仕切ってきました。取引先に対しても〈おらが会社〉という意識で余計なひと言が出てしまったのかもしれません」(大手証券関係者)
中国は労組が強く、産業ごとに結束している。片岡会長への怒りは、ヨソの会社に波及しかねないという。岡山商科大教授の長田貴仁氏(経営学)はこう指摘した。
「中国の人件費は過去5年で2倍に膨らみ、向こう5年でさらに2倍に増えるとみられています。片岡会長の不用意発言を材料に待遇改善の声を強くし、それが他社に広がる懸念は否めません」
飛んで火に入る夏の虫、だ。
☆(9)今日の【安倍自公ファシスト政権の暴走】
①自衛隊、軍事パレードに参加へ 仏革命記念日で
2014年7月3日 共同通信
日本政府は、14日にフランス政府がパリで開催する革命記念日の軍事パレードに、陸上自衛隊中央即応集団の隊員4人を派遣することを決めた。海外の軍事パレードに自衛隊単独で参加するのは初めてで、日本の国旗を掲げて行進する。防衛省が明らかにした。
中央即応集団は、アフリカ・南スーダンの国連平和維持活動(PKO)や、フィリピンの台風被害で国際緊急援助隊として派遣された主力部隊。安倍晋三首相が掲げる「積極的平和主義」の象徴として、国際貢献をアピールする狙いがある。
パレードにはロシアやウクライナなど欧州を中心に三十数カ国が参加する見通し。
②集団的自衛権 閣議決定の日 自衛隊から手紙 高3驚く
2014年7月4日 東京新聞
集団的自衛権の行使容認が閣議決定された一日以降、自衛隊の採用説明会の案内が全国の高校三年生の自宅に届き始めている。毎年行っている採用活動の一つだが、インターネット上では「自衛隊になれと。嫌です」「タイムリーすぎ」など高校生のつぶやきが相次ぎ、話題となっている。大半が冗談交じりとはいえ、憲法解釈の変更で、戦争が非現実なものではなくなったという意識の変化もあるようだ。
「なんでこんなんが来たんやろう」。大阪府高石市の高校三年生の男子(17)は、自分あての封書を親から渡され、首をひねった。差出人は地元の自衛隊。中には採用案内のパンフレットが入っていた。
卒業後は進学が希望。封書を見た時、「集団的自衛権とかよく分からんけど、憲法が変わったら自衛隊に入らないかんのかと不安に思った」と話した。
東京都三鷹市の男子(18)は「集団的自衛権が可決されて、自衛隊で人が減るから手紙が来たんだ」と動揺した。自宅に送られてくるのも気味悪かった。「戦争を狙うビジョンがあるような気がして、今の政権のうちは怖い」と話す。
金沢市の男子(17)は母親に「タイミング的に怖くてワロた(笑った)」と冗談で話した。ただ「応募する人が少ないということは前々から言われているので、自衛隊としては普通の活動なのでは」と冷静に受け止めている。
封書は各地で届き、ネットへの投稿も相次いだ。「戦争いかないかんなら自衛隊なりたくない」「徴兵制かと思った」などの声もある。
防衛省の広報担当者によると採用案内の文書は毎年、全国の高校三年生らに送付しているという。「一日に始めたのは、文部科学省と厚生労働省連名の就職の文書案内についての通知に従った。集団的自衛権の問題とは関係ありません」と話している。 (加藤裕治、安藤恭子)
☆(10)【海外情報】
①中韓、北の核反対で一致 慰安婦問題で共同研究 首脳会談
2014年7月4日 東京新聞
【ソウル=島崎諭生】中国の習近平国家主席は三日、国賓として韓国を就任後初めて訪問し、朴槿恵(パククネ)大統領とソウルの大統領府で会談した。両首脳は会談後、「朝鮮半島での核兵器開発に対して、断固として反対する立場を再確認した」との共同声明を発表。両首脳の過去の会談の声明文にはなかった「断固とした」との文言を盛り込み、北朝鮮への圧力を強めた。一方、中韓はこれまで、抗日の歴史を残す取り組みなどで連携してきたが、共同声明と記者会見の両氏の発言には、日本に対する言及はなかった。
両氏の正式な首脳会談は四回目。中国の最高指導者が、友好国の北朝鮮より先に韓国を訪問したのは初めてで、北朝鮮よりも韓国との関係強化を進める姿勢を、より鮮明にした。
共同会見で習主席は、朴大統領が三月にドイツ・ドレスデンで発表した「南北統一への構想」を間接的に支持。北朝鮮の核開発問題について、対話と交渉を通じた解決が必要とし、「六カ国協議を再開するため、条件を整えねばならない」と話した。朴大統領は「北朝鮮の非核化を必ず実現し、核実験に決然と反対するという意思を同じくした」と述べた。
両氏は会見では日本について批判しなかったが、共同声明の付属文書では、旧日本軍の従軍慰安婦問題について記述。「慰安婦問題に関連した共同研究などで協力していく」とした。
経済分野では韓中自由貿易協定(FTA)の年内妥結へ努力することで一致。両国を「戦略的協力パートナーシップ関係」と位置付け、人民元とウォンの直接取引市場を開設することを盛り込むなど、両国間の経済関係を深める意向を示した。
②「共著者名声で掲載決定」 STAP論文 ネイチャー誌が分析
2014年7月4日 共同通信
英科学誌ネイチャーは四日、撤回に至ったSTAP細胞論文の問題は、過去の論文不正問題の教訓が生かされず、理化学研究所の笹井芳樹副センター長ら共著者の名声だけで掲載を決めてしまったために起きたとする分析記事を掲載した。
今回の問題は、二〇〇五年に発覚した韓国ソウル大の黄禹錫(ファンウソク)教授による人クローン胚性幹細胞(ES細胞)の捏造(ねつぞう)問題に続く苦い教訓になったとしている。執筆した記者は、論文掲載を決めた編集部とは独立して、STAP論文問題を取材した。
記事によると、編集部は、過去の論文から表現の盗用がないかを調べるコンピューターソフトを使って調べたが、STAP論文が他の論文から出典を明示せずに引用した部分は発見できなかった。その論文が当時、ソフトに組み込まれていなかったためだ。
また、編集部は投稿された論文から無作為に選んで画像を調べているが、STAP細胞論文は対象となっていなかった。
ソウル大の捏造問題をきっかけに、ネイチャー誌は「インパクトの大きい研究成果ほど、厳しくチェックする」との編集方針を掲げた。これに基づき過去には論文掲載前に時間をかけて遺伝子を調べるケースもあったが、STAP細胞論文では厳しい精査はしていなかったという。
③サルコジ氏、疑惑を否定 仏テレビ出演
2014年7月3日 東京新聞
【パリ=野村悦芳】フランスのサルコジ前大統領は二日、フランスの民放テレビに出演し、不正に自身の捜査情報を入手したとされる疑惑について、全面的に否定した。司法当局による身柄拘束が解かれて以来初めてメディアで発言したサルコジ氏は「私は法治国家の信条に反するいかなる行為も行っていない」などと主張した。さらに「司法が政治の道具として使われている」と司法当局を批判し、対決姿勢を示した。
二〇一七年の大統領選出馬が取り沙汰される中、所属する最大野党、国民運動連合の党首選に立候補するか近く判断すると説明するなど、政界復帰への意欲も見せた。
司法当局は二日、サルコジ氏の身柄拘束を解き、正式な捜査開始を決めた。
☆(11)【国内情報】
①福島の母親 子の健康案じて 米監督が記録映画
2014年7月4日 東京新聞
東京電力福島第一原発の事故から一年半後の福島を記録した映画「A2-B-C」が五日、東京都台東区谷中で上映される。今も子どもたちの健康に不安を抱え、ことさらに「安全」を強調する国や行政に憤る親たちの生の声を撮り続けた。イアン・トーマス・アッシュ監督(38)は「現状を告発した勇気あるお母さんたちから、大事な思いを託された」と話す。(原尚子)
タイトルのA2は甲状腺検査で二十ミリ以下ののう胞(腫瘍の一種)または五ミリ以下のしこり、Bはそれ以上の大きさ、Cはすぐに二次検査が必要な状態を示す。
米国人のアッシュさんは日本在住十三年。震災翌月の二〇一一年四月から現地を取材し、原発の警戒区域(当時)周辺の二十~三十キロ圏で暮らす人々を記録した映画「グレーゾーンの中」で、米国ロードアイランド国際映画祭の新人監督賞と観客賞を受けた。
一年半後の一二年九月、再び福島入りして状況の変化に気づく。放射能に目をつぶる人と、不安を抱き続ける人。地域、家族間でも考えに違いが生まれ、子どもたちの甲状腺にはのう胞が見つかり始めていた。「新たな映画にするべきだ」。一三年一月まで毎月一週間ずつ、南相馬市や伊達市で取材した。
カメラは除染後の校庭を駆け回る子らを追う。母親が学校の敷地の外で線量を測ると、映像に映った数値は毎時三五マイクロシーベルト。一般の被ばく許容限度とされる毎時〇・二三マイクロシーベルトの百五十倍だ。それでも安全と主張する教諭たちに、母親は不信を感じながらも「自分が間違いなのか」と惑う。
突然大量の鼻血を出して倒れる子ども、胎児への影響を恐れて中絶する女性-。国や行政から出てくる情報が次第に減る中、出演した母親たちは周囲からの非難をも顧みず、福島の「今」を訴える。
アッシュさんもまた、声を上げる人が減ったことに危機感を覚える。「健康被害が表に出なくても、子どもたちの一生は変わってしまった。仕事としてではなく、ライフワークとして撮り続ける」
上映は午後四時から、谷中三の一七の一一の「谷中の家」で。千円。要予約。申し込みは、主催の地元住民グループ「ひがし広場」ホームページ(HP)か、メンバーの植松さん=電090(1265)0097=へ。
関東各地でも上映を予定している。詳細はHP(映画のタイトル「A2-B-C」で検索)で。
★(12)昨日の情報発信結果
①ネットTV放送前日総視聴者数:1,098
②ネットTV放送前日のコメント数:63
③ネットTV放送TV総視聴者数:234,371
④ネットTV放送総コメント数: 26,184
⑤ネット放送サポーター数:664
⑥ネット放送ライブ回数:1,650
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