最終ラウンド、17番でバーディーパットを外した石川遼(共同)
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◇RBCヘリテージ<最終日>
▽19日、米サウスカロライナ州ヒルトンヘッド、ハーバータウン・リンクス(7101ヤード、パー71)▽曇り、気温23度、弱風▽賞金590万ドル、優勝106万2000ドル▽76選手
【ヒルトンヘッド(米サウスカロライナ州)レイ・デイビス】74位から出た石川遼(23)=カシオ=は5バーディー、3ボギー、3ダブルボギーの75で通算7オーバー、75位に終わった。63をマークしたジム・フューリク(米国)が通算18アンダーで並んだケビン・キズナー(米国)をプレーオフの2ホール目で下し、今季ツアー初勝利を挙げた。通算17勝目。前週のマスターズ覇者ジョーダン・スピース(米国)は11位だった。
石川は大荒れで、予選通過者中最下位タイ。池に入れてのダブルボギーが3度あり、「これっていうスイングができていない。積み重ねが足りないだけ」と、自分に怒りを表した。スタートの10番から第1打を池に入れ、その後は一進一退だったが、後半の4番と8番でも池に捕まった。2014〜15年シーズンも後半戦。現在のポイントランキングは140位。8月下旬段階で125位以内でないとシードを維持できない。「ここから再スタートを切って頑張ろうと思う」と努めて前を向いた。次週も出場する。
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