高野人母美が６・１０東洋王座挑戦

　モデルボクサーで東洋太平洋女子スーパーバンタム級１位の高野人母美（２７）＝協栄＝が６月１０日、東京・後楽園ホールで同級２位カーリンス・リバス（２６）＝フィリピン＝との同級王座決定戦に出場することが２０日、決まった。

　９頭身の日本人離れしたプロポーションで話題が先行してきた高野が、初タイトル挑戦だ。２０１３年４月にＫＯデビュー。昨年６月には当時の東洋１位からダウンを奪うもガス欠で５回ＴＫＯ負け。しかし、１０月と大みそかに連勝で復活。８戦７勝５ＫＯ１敗とキャリアも積み上げてきた。

　芸能人としても売れっ子だけに、負ければすっぱりと電撃引退の可能性もあるが、逆に王座奪取となれば年末の世界挑戦プランも浮上してくる。　（竹下陽二）