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【プロ野球】

ヤクルト、きょうから竜と首位攻防 キーマンは山田

2015年4月21日 紙面から

首位攻防戦に向け平常心を強調したヤクルト・真中監督=神宮クラブハウスで

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 4連勝で単独首位キープと波に乗るヤクルト。21日から始まる中日との首位攻防戦で、真中満監督(44)は「先発陣が頑張っているので、先制点を取るのが大事。いい投手でも立ち上がりは不安定なところがあるので、そこをうまく崩せたら」と、先手必勝で首位固めをもくろむ。

 そのためのキーマンに挙げたのが、若きリードオフマン・山田哲人内野手(22)だ。「昨日はうまくはまった。後ろに状態のいい選手がいるので、山田が突破口をつくってくれれば」という。19日のDeNA戦(神宮)では、1番・山田が右前打で出るとすかさず盗塁。2番・田中浩の送りバントで1死三塁とし、3番・川端の中犠飛で生還と、打者3人で先制点をもぎ取った。

 山田自身も「僕が出て先制点が取れればチームに勢いが付くと思う。昨日みたいに初回から点を取りたい。今年は積極的に盗塁もしたいと思っているし、足を絡めて点に絡みたい」と、スタートダッシュを約束した。

 今季山田が1番に座ったのは9試合あり、第1打席で出塁した3度とも先制のホームを踏み、チームの勝利に結び付いている。3番で出た試合を含めても、初回出塁は8度あり、うち7試合でチームは勝利。打率リーグトップの川端、同3位雄平と、監督の言う「状態のいい選手」が中軸にいるからこそ、山田の出塁がカギを握る。 (竹村和佳子)

 

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