間違っているかもしれないけれど…
正解も間違いも聞く人の観点でしかないのだから、言いたいことを言ったらいいのだと思う。その時のその感覚を言葉に表して見たら、私が見る世界も少し違って見えるかも知れない。
私ね、Rさんて人のことで頭がいっぱいなの。・゜・(ノД`)・゜・。話さないと寂しくて哀しくて狂ってしまうくらいその人に気持ちが溺れてしまっているの
誰かに依存してることを自分自身認めたくないし、そんな厄介な感情から自分を引き離したい。
私は私なのに、、、、
私はRさんがいないと心を奮い立たせることに物凄くエネルギーが必要で、Rさんに依存するうち、Rさんが憎らしくなったりした。…
だって、私をこんな状態にして、
彼女は何のダメージも支障もなく普通に生活出来ていると思うと今とても、悔しくて。…
遠くにいる人だから、
それになんの接点があったわけでもなくいきなり見ず知らずのRさんからめちゃくちゃ親しげに電話が来て、話し掛けられて………
最初は不気味で仕方なかった。
だけど一度、2ヶ月間くらいブチ切って再び返してないメッセージの返事を思い出し返事をしてから、話すようになった。
話していくうち、
Rさんの言葉の使い方や言葉を巧みに使い表現していくのを聴いているのがただただ愉しくて… 喋ること一つ一つに、Rさんの勘が宿っていて、適当に吐き出した言葉ではないことが明確に分かるくらい、話すRさんが私にとっては神々しかった。
もっと聴きたい。
もっと聴きたい。
もっと話したい。
もっと聴きたい。
と、それがいつの間にか私の欲求に変わり…
話せなくなると気が狂うほど苦しくなり気持ちが荒れて不安に襲われた。
Rさんと話さないと、だめだ。はやく話したい。はやく聴きたい。彼女の言葉はまるでドラッグのように私の精神と肉体を宥めた。
初めて会った時、
恵比寿の改札付近での待ち合わせ。
顔も知らない人と会う事の恐怖、イメージが出来ずあたふたして必死にスマホを弄り改札から離れて下を向いていたら話し掛けられた……………
Rさんだった…
イメージとは反していてやはりまた不気味という感覚に取り憑かれ、うまく、目も合わせられないし、話せなかった。毎日電話で話している人がこの人だったとしたら、とってもおかしなことだと思った。
なんで、出会ったのだろう。
摩訶不思議だ
出逢うべきではなかったと思った。
初めて会った時一番印象に残っていることは、Rさんの去り際。あの瞬間がとても苦しかった……………、あまりにも感情を消し去ったような別人格の人間のようだった、 この人は、一体誰なんだろう…。
その時の直感で
電話とは裏腹で
とても、
薄情な人だと思った。
ふつうの感情を兼ね備えた人間がこんな別れ方するだろうか、と思った。
そしてあまりにもショックで
気持ちの整理をするのに時間がかかり…
整理する間もなく
連絡が来た。
何もなかったかのように…。
そして、徐々に自分を無理矢理慣れさせ
会ったことは無かったことかのように会話に没頭して、私は欲求を満たした。
つづく…。