2012年06月05日

2012 西日本インカレレポート(個人)

2012 西日本インカレレポート(個人)

●東海特派員・のほこさんの 西日本インカレレポート!①

5月24日、西日本学生選手権大会に行ってきました。 
今年は、23日が仕事でどうしても行けなかったので、 
個人2日目(ロープ、クラブ)と団体演技を見てきました。 

もしかしたら西インカレには、 
一日も行けないかもしれない状態だったので、 
4月30日に花園大学で行われた関西学生選手権も観戦しましたので、 
多少、織り交ぜつつレポートします。 

西インカレで一番印象に残ったのは 


優勝した廣庭捷平選手。(福岡大学4年生) 

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クラブは、まるでブロードウエイのステージを見ているような おしゃれな演技でした。 普通の電気の照明しかない、体育館のフロアマットが そこだけ、色とりどりのスポットライトがついてるかと 錯覚するような、エンターティナー感満載の演技でした。 独創的な動きと、セクシーさ?に引き込まれました。 そして、ロープは こんなにも自由に動くんだ〜〜 ロープにも表情があるんだ〜 って、思える多彩な操作 廣庭選手が操ってるというよりは、 ロープにも、命があって、心があって、意思を持って動いてるような ロープが廣庭選手と一体になった見事な演技でした。 廣庭選手からは、今年に懸ける意気込みを感じつつ、 上手に力が抜けて、かえって体がシャープにのびやかに動いている ように感じました。 2位は、昨年インカレ覇者の菅正樹選手(花園大学3年生)
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実は、昨年、インカレで優勝した時にサインをお願いしたことがあるのですが、 「えっ、ちょっと、、、また次に」という感じで、、 優勝して嬉しいというよりは、優勝したことに戸惑ってる雰囲気でした。 大学3年生になった今年。 エースとして、よりストイックに体もかなりしぼった感じで 動きのメリハリや緩急のつけかた 一段と磨くがかかった演技でした。 関西選手権では、4種目ともノーミスの完璧演技 西インカレでは、リングのポロリがあったようですが、 2日目は、ノーミスの演技。 精神的にも非常に落ち着いていて たくましさというか、エースとして迷いのない覚悟を感じる演技でした。 全然失敗する気がしない安定感抜群の中にも 気迫のこもった、思い切りの良さが印象的でした。 3位は竹内佑真選手(花園大学3年生)
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すらりとした体型を生かした美しい演技が 印象に残る選手 リングでの後ろ手でキャッチなど手具操作の巧みさや タンブリングでの両足着地など見せ場をしっかり持っています。 ロープはスピード感と迫力があって とてもよかったです。 4位 小椋恭平選手(同志社大学4年生)
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速いスピードの曲が動きにぴったりマッチ。 クラブでの高いタンブが印象に残ってます。 ロープのフィニッシュが個人的には大好きです。 昨年、一昨年とジャパン進出を逃しているので、 今年は4年生ですし、インカレでは魅力全開で がんばってほしいです。 5位 前田優樹選手(花園大学1年生)
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青森山田高校出身で団体のイメージが強かった選手。 個人競技については、いろんな大会で拝見していましたが、 こんなに素敵だったのねっていうのが、 関西、西インカレを通じての素直な感想です。 これからも楽しみです。 6位 石井龍平選手(花園大学3年生)
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紫のレオタードがとっても私好みでしたが、 新しいレオタードも、はっと目を引く鮮やかさ。 体の柔らかさを生かした演技。 壮大な曲に合わせたクラブでの 切り返しての前後開脚での着地が印象的。 7位 久納直也選手(花園大学4年生)
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背中、胸の柔軟性が素晴らしい。 クラブでの後ろ手キャッチはお見事。 しっとりとした曲にのって情感たっぷりな演技。 8位 木村威一郎選手(花園大学2年生)
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個人的には、去年から一番成長したなぁって感じました。 緑のレオタードがすご〜く記憶に残る選手 手具操作での荒っぽさがありましたが、 タンブリングが安定し、 体の動きが曲とあっていて、時々はっとする動きもあり、 今後楽しみな選手です。 9位 細羽勇貴選手(花園大学1年生)
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岡山井原高校出身。 昨年度インターハイで団体優勝したときのキャプテンです。 花園大学入学後は、個人選手としてがんばっています。 井原らしいとてもきれいな体の線が出せる選手で、 身長も高いので フロアの上でもとても映える選手です。 大きな体を生かしたスケールのおおきな演技を披露。 クラブでは、タンブリングの最中も手具をまわしたり、 手具が良く動いてるなあって思いました。 10位 服部 心 選手(花園大学1年生)
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前田選手と同じ青森山田高校団体で活躍。 関西では、けがのためコールに応えるだけの演技でしたが、 西インカレでは元気な姿を見せてくれました。 花園大学で8位内にはいり、見事インカレ出場です。 11位 本田 拓 選手(中京大学1年生)
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埼玉栄高校から中京大学に入学。 大きな体と高校時代に鍛えたタンブリング力で 見ごたえのある演技でした。 クラブの演技。 曲とよくあって、体の伸びや表現がとても素敵でした。 12位 島 太一 選手(花園大学2年生)
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残念ながら、花園大学で8位以内に入れなかったので、 インカレ進出は逃しましたが、 チャレンジャーなところが、個人的には、敢闘賞をあげたい選手です。 リスキーな技に、これでもか、これでもかと果敢に挑戦。 ミスで点数は伸びませんでしたが、 最後まであきらめず、やれることは全部力を出し切る、 このチャレンジ精神は素晴らしい。 ぜひ、この悔しい経験を今後に生かしてほしいです。 13位 山田 大作選手(福岡大学1年生)
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西インカレに行ってよかったなぁって思った理由の一つが この選手を見れたこと。 技術やパワー的にはまだまだこれからと思いますが、 見ていて、とにかく一生懸命で楽しそうなのが魅力的 小柄で華奢な身体が、フロアを跳ねまわり、きびきびとした動きが小気味良い。 14位 中矢 敬太 選手(福岡大学2年生)
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クラブは新曲で、新しいレオタードがとっても素敵 長身で身体の伸びがとてもきれい。 ふわっとした大きなジャンプが印象的 クラブでの最後のポロリが惜しかったけど 心に染み入るような優しい空間を作り上げてくれました。 花園大学を中心とする西インカレは、 まさしく百花繚乱。 さまざまな個性と多彩な技が咲き乱れる大会でした。                                                  <写真提供:藤田義則>


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