黒猫の雑談部屋

日々の雑多な思いをつづります。


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新入社員にオススメしたい最初の5年の過ごし方

まだ私も諸先輩に比べれば”ひよっこ”ですが、7年ほど社会人をやってきて、キャリアの積み方についてぜひ社会人になりたての皆さんにオススメしたいことがあります。

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1.将来もその仕事があるか考える

オックスフォード大学の研究によると、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いらしいです。

gendai.ismedia.jp

「今の仕事が楽しいから、好きだからいいんだ」という人もいるかもしれませんが、その好きな仕事が10年後になくなったらどうしますか?その時の備えだけはしておきましょう。

ちなみに先日書いたネイリストの仕事が10年以内になくなるよ~と言う話もこちらの研究を元に書いています。

kuro3115.hatenablog.com

2.自分の強みは何か考える

自分が他の人と比べて強みにしていることはなんなのかが最初の1-2年で分かってくると思います。その強みは「現時点の仕事における強み」なのでそのまま「将来的に使える強み」かどうかはわかりません。しかし、要素としては将来的にも残っていくはずの強みの1つだと思います。

ぜひ自分は何が強みなのか、何が他の人と比較して優れているのかを具体的に整理しておいたほうがよいでしょう。年に1回くらいはしてみるとよいです。

また、自分の強みを活かせる仕事・職場なのか?ということも併せて考えておきましょう。

せっかくの強みを全然発揮できない仕事であれば、それは楽しくないばかりでなく、将来的に自分の仕事がなくなっていく可能性が高まっていきますので。



3.5年目までに「別にこの会社じゃなくても生きていける」と思えるように

これは経験上ですが、会社に縛られているかどうかで仕事のパフォーマンスも大きく変わりますし、メンタル面でも全然違います。

別にこの会社でなくても・・・=「クビになっても最悪なんとかなる」と思えることで、

・大胆な発想・行動ができる
・言いたいことが言えるようになる
・他の人が言えないところまで言及できる
・差別化に繋がる

⇒仕事のパフォーマンスが上がる(もしくはそう評価されるようになる)

という風に繋がります。

就職活動でもよくありますが、内定を取っている学生の方が圧倒的に余裕をもって面接に臨めるため、さらに内定を得やすく、内定の集中が発生します。これと同じメカニズムです。(内定が出る学生はそもそも優秀、ということもありますが。)


また、人間関係で悩んだとき、たとえばどうしても相性が合わない上司に当たってしまった時に、異動をはじめとした対策が「気軽に」取れるようになります。もし会社に縛られている場合、クビになったらどうしよう・・・と自分の悩みをだれにも打ち明けることができず、どんどん悩みが大きくなっていきます。そんなスパイラルに嵌らないために、ぜひ自由なキャリアを手に入れましょう。

そのためにどうするか

3については、「じゃあ具体的にどうすりゃいーんだよ」というところですが、以下がおすすめです。

社内・社外の人とたくさん会い、どの程度の仕事の内容・クオリティなのか把握する
社内外の人が、どの程度の仕事っぷりなのかを把握し、「それくらいなら自分でもできる」と思えるかが大事です。もしその水準に達していない場合、今の仕事を必死に仕上げ、相対的に自分の方が優秀と思えるまで頑張りましょう。その時に、全ての面において優秀になろうとすると死んでしまうので、ある一定の領域や分野に限ってしまってもOKです。

転職する気がなくても転職活動をしてみる
他の会社で内定がでるということは、他の会社でも必要とされているということが確認できるため精神衛生上、非常によいです。恋愛で同じことをやるとかなり批判されますが、あなたのキャリアの健全性のためには必要なものと割り切るのも一つかと思います。




5年目までに以上のようなことを少しでも意識していただくと、自分の能力のなさを嘆いたり、会社に対する愚痴ばかりのアフター5を過ごすことはなくなると思います。

せっかくなら楽しくキャリアを積みたいですね。