ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはバレンツ海の抜き打ち演習へ参加した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年4月22日13時12分配信
【北方艦隊の対潜艦はバレンツ海でバレンツ海で爆撃を実施した】
モスクワ、4月22日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊対潜艦「セヴェロモルスク」、「ユンガ」、「ブレスト」は演習時にバレンツ海で魚雷発射と爆撃を実施した。
ロシア連邦国防省は発表した。

「仮想敵潜水艦の探知・追跡任務へ取り組む為、海軍航空隊の航空基地から対潜航空機Il-38が、更には北方艦隊コラ異種戦力小艦隊小型対潜艦ユンガ、ブレストが向かいました。
この活動へは、更に、前日夕方にバレンツ海へ入った北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクも加わりました」

声明では、こう述べられた。


[大型対潜艦セヴェロモルスク遠距離航海(2014年11月-]

大型対潜艦「セヴェロモルスク」を中核とする北方艦隊艦船支隊は2014年11月20日にセヴェロモルスクを出航し、12月5日に地中海へ入り、12月23日にはスエズ運河を通過して紅海へ入りました。

その後、オマーンサラーラ港へ寄港し、サラーラ港を出航後、日本海上自衛隊護衛艦「はるさめ」と会合しました。

「はるさめ」との会合を終えた後、アラビア海から紅海へ向かうパナマの貨物船を護衛し、紅海へ向かいました。

2015年1月27日未明にスエズ運河を通過して地中海へ入り、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日設立)へ参加しました。

その後も地中海に滞在していましたが、4月7日から10日まで地中海西端のスペイン領セウタへ寄港しました。

その後、ジブラルタル海峡を通過して北上し、ビスケー湾で戦闘訓練を行ない、4月14日に英仏海峡へ入りました。
[ロシア海軍の軍艦はビスケー湾で対空・対潜軍事訓練を実施した]
[ロシア海軍の軍艦はイギリス海峡で軍事訓練など行なっていない]

北海を抜け、4月17日にはノルウェー海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはノルウェー海へ入った]

「セヴェロモルスク」支隊の帰港予定は4月22日~24日でした。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは4月22-24日に帰港する]

しかし4月22日、北方艦隊司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は、バレンツ海へ侵入してきた敵潜水艦を撃退するという想定下の「抜き打ち演習」を命じました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年4月22日13時06分配信
【北方艦隊の戦闘準備状態の抜き打ち検査はバレンツ海で実施された】

この為、母港を目前にした「セヴェロモルスク」も、この演習へ参加させられることになりました。
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ロシア海軍太平洋艦隊の海軍歩兵は沿海地方で演習を実施した

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年4月22日10時58分配信
【約1000名の海軍歩兵は沿海地方で演習を実施した】
モスクワ、4月22日-ロシア通信社ノーボスチ

約1000名のロシア連邦太平洋艦隊海軍歩兵沿海地方で演習を実施し、襲撃機、艦、ヘリコプターが戦闘射撃に参加した。
水曜日、東方軍管区広報サービスは発表した。

「演習の最初のエピソードは、太平洋艦隊海洋航空隊の輸送機An-26による空挺部隊の降下でした。
この時、指定エリアへ迫撃砲で武装した約100名の"敵"が降下しました。
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その後、海岸線へ高速揚陸艇とヘリコプターMi-8により海軍歩兵工兵部隊の障害物除去グループが上陸しました。
同時に、襲撃機Su-25とヘリコプターK-52は敵を攻撃しました」

声明では、こう述べられた。

海洋揚陸部隊主力は、大型揚陸艦「ペレスウェート」で沿岸へ上陸した。
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2015年4月14日、太平洋艦隊広報部は、来週(つまり今週)に沿海地方海軍歩兵部隊空挺軍部隊が参加する演習を実施すると発表しました。
[沿海地方でロシア海軍歩兵部隊と空挺軍部隊の演習が実施される]

今回実施された演習が、先週の発表に該当するようです。

記事中では部隊名は明かされていませんが、演習に参加したのは、太平洋艦隊第155独立海軍歩兵旅団空挺軍第83親衛独立空挺強襲旅団です。

今回の演習では、第83親衛独立空挺強襲旅団は「敵役」を務めたようです。

降下してきた「敵の空挺部隊」を撃退するという想定だったのでしょう。

記事中に登場する「高速揚陸艇」は、おそらく昨年末に就役したプロジェクト21820揚陸艇「イワン・カルツォフ」でしょう。
[極東で建造されている新型揚陸艇イワン・カルツォフは2014年末までにロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは17歳になった

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年4月20日14時53分配信
【「ピョートル・ヴェリキー」はアンドレイ旗掲揚17周年を迎えた】

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は海軍旗掲揚17周年の記念日を迎えた。

巡洋艦において、記念すべき日に捧げるアンドレイ旗掲揚式典と集会が開催された。
巡洋艦の乗組員は、北方艦隊司令部、ムルマンスク州庁の代表、閉鎖管理領域セヴェロモルスク市の市役所の幹部に祝福されたと『B-ポート』は報じた。

北方艦隊司令官代理(人事担当)アナトーリー・ミナコフ少将は巡洋艦の乗組員を祝福し、強調した。
「艦の栄光ある航跡は北方艦隊旗艦の称号を誇らしげに支え、乗組員は世界の大洋の様々な海域において全ての与えられた任務へ立派に対処し、我が国の防衛の強化に大きく貢献し、奉仕活動の高い実績を見せました」

同艦の艦長ウラジスラフ・マラホフスキー1等海佐は指摘した。
「この17年間、巡洋艦の乗組員は遠距離航海任務を遂行し、ロシア連邦大統領指揮下の演習へ参加し、大西洋横断移動を行ない、世界の数多くの国々の港への業務寄港を行ない、インド洋において対海賊活動を成功させ、更には、高緯度の北極地方及び北氷洋に習熟しました」

式典においては、長きに渡る専門職務での模範的行動と祖国への無私の奉仕に関し、特に著しい働きを示した士官および准士官へ「軍事勤務のベテラン」勲章が授与された。
これらの「ピョートル・ヴェリキー」将兵は、ムルマンスク州知事の栄誉ある勲章「北極圏での献身的な勤務」が授与された。
幹部では無い乗員、80名以上の水兵と下士官には感謝の意を表して賞状が手渡された。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、世界最大の稼働状態に在る核動力装置を有する非航空打撃戦闘艦である。
敵の大規模な水上目標を攻撃し、戦闘艦連合部隊の対空・対潜防衛全般を保障する為に意図されている。
17年の就役期間の間に、艦は18万海里を航行した。

同艦の乗組員によって示された戦闘任務遂行における勇気と献身、高いプロ意識に対し、ロシア連邦大統領令により、巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」乗組員は、ナヒーモフ勲章を授与され、海軍の歴史上、この勲章を授与された初めての艦となった。


テレビ局『ズヴェズダー』動画ニュースより
2015年4月21日時36分配信
【重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は17周年を迎えた】


プロジェクト1144重原子力ロケット巡洋艦(キーロフ型)4番艦「ユーリー・アンドロポフ」は、レニングラードバルト工場で1986年4月に起工され、1989年4月に進水しました。

ソヴィエト連邦解体後の1992年5月27日、「ピョートル・ヴェリキー」と改名されました。

ロシア海軍へ引き渡されたのは、起工から約12年後の1998年3月であり、同年4月18日に就役、北方艦隊へ編入されました。
当初は太平洋艦隊へ配備される予定でしたが、この当時のロシア海軍には「ピョートル・ヴェリキー」を極東まで回航する財政的余裕が無い為、北方艦隊へ編入されました。
[キーロフ級4番艦ピョートル・ヴェリキー]
[就役前の原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1995~1997年)]
[原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」就役10周年]
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは15歳になった]

「ピョートル・ヴェリキー」を始めとするキーロフ型ステルス艦であり、装甲防御が施されています。
[ステルス軍艦・キーロフ級]
[装甲巡洋艦・キーロフ級]

就役直後は資金不足で外洋への航海を実施する事が出来ず、2004年3月下旬には、本艦を巡る「核爆発騒動」が起こりました。
[ピョートル・ヴェリキー「核爆発」騒動]

2004年10月、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」と共に北東大西洋へ進出しました。
[大西洋上のクズネツォフ・その2(機動部隊)]
[大西洋上のクズネツォフ・その3(機動部隊)]

2005年にも大西洋で行動しました。
[原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」その1]
[原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」その2]

「ピョートル・ヴェリキー」は、2008年9月から2009年3月までカリブ海、南アフリカ、インドへの長期遠距離航海を実施しました。
[ロシア艦隊の大西洋・カリブ海遠征]

この時、インド沿岸での演習を終えてアデン湾へ航行している途中の「ピョートル・ヴェリキー」は、2009年2月12日、ソコトラ島沖でソマリア海賊を発見、拘留しました。
[ロシア海軍原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、3隻の海賊船を拘留]

2010年3月30日、極東の戦略演習「ヴォストーク-2010」に参加する為に出航し、遥々極東の沿海地方までやって来ました。
帰港は同年9月12日でした。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
【セヴェロモルスクから沿海地方まで】2010年3月30日-5月20日
【沿海地方からセヴェロモルスクまで】2010年6月26日-9月12日

2012年5月初頭から6月下旬まで浮きドックへ入渠しました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキー、浮きドックから出渠(2012年6月23日)]

2012年9月には北極圏への遠距離航海を実施しました。
(2012年9月12日出港、9月28日帰港)
[ロシア北方艦隊北極圏演習(2012年9月)]

この時、北極圏弾道ミサイル迎撃訓練を実施しました。
[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはロシアの対弾道ミサイル防衛の一翼を担う]

2013年1月10日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンより「ナヒーモフ勲章」を授与されました。
[プーチン大統領は北方艦隊基地を訪問する]


2013年9月にも北極海への遠距離航海を行ないました。
(2013年9月3日出港、9月30日帰港)
[聖アンドレイの旗の下に]

2013年10月22日から2014年5月18日まで地中海への遠距離航海を行ない、この時にシリア化学兵器輸送船の護衛に参加しました。
[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-2014年5月)]

2014年12月にはグリーンラド沖へ進出しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはグリーンランド沖で潜水艦と「決闘」する為に出航した]

2015年の新年は母港セヴェロモルスクで迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは母基地で新年を迎える]

そして2015年4月、就役(海軍旗初掲揚)17周年を迎えました。

「ピョートル・ヴェリキー」は2010年代末に大規模な近代化改装が実施されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは近代化改装により新型ミサイル兵装を受け取る]

ロシア海軍黒海艦隊の警備艦ラードヌイはキプロスのリマソールへ寄港した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年4月21日8時23分配信
【警備艦「ラードヌイ」はリマソールへ入港した】

オレグ・クニャゼフ2等海佐が艦長を務める黒海艦隊の警備艦「ラードヌイ」は、食料の在庫を補充する為、キプロスのリマソール港へ入った。

2月6日から「ラードヌイ」地中海海軍作戦連合部隊の一員として戦闘勤務に就いている。
この間に乗組員は、ミサイルと砲発射を含む一連の戦闘訓練任務を遂行した。

黒海艦隊司令官代理ワレーリー・クリコフ中将は、同艦を訪れ、乗組員の練度を高く評価した。
黒海艦隊水上艦師団司令官代理セルゲイ・ラカウスカス1等海佐は、同艦の艦長オレグ・クニャゼフ2等海佐にとっては初めての地中海における自立航海指揮官としての戦闘勤務の計画行動を成功させた事を指摘した。

警備艦「ラードヌイ」地中海での戦闘当直の後には、ドミトリー・ドブルイニン2等海佐が艦長を務める警備艦「プイトリーヴイ」が続く。
彼等は、既に遠距離航海の準備を整えている。


黒海艦隊所属の警備艦「ラードヌイ」は、2015年2月初頭にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のクリヴァクI級フリゲート"ラードヌイ"は地中海へ向かった]

2月16日には北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」などと共に砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍3艦隊の軍艦は地中海東部で砲撃訓練を行なった]

その後も、現在まで地中海東部に展開していました。

そして4月21日、キプロスリマソール港へ寄港しました。
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2月末に締結されたロシア・キプロス軍事協力協定により、ロシア海軍艦船はキプロスリマソール港を自由に使えるようになっています。
[ロシアとキプロスは軍事協力協定を結んだ]


この他、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(北方艦隊)「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)が4月17日にボスポラス海峡を南下し、現在は地中海東部に居ます。

これ以前の3月28日には海洋曳船MB-31(黒海艦隊)ボスポラス海峡を南下しています。

従いまして、現在、地中海東部に居るロシア海軍艦船は、少なくとも警備艦「ラードヌイ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「アレクサンドル・シャバリン」、海洋曳船MB-31、工作船PM-138の5隻になります。

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは4月22-24日に帰港する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年4月21日9時31分配信
【「セヴェロモルスク」は4月22日~24日に戻ってくるだろう】

大型対潜艦「セヴェロモルスク」率いる北方艦隊艦・支援船支隊は、4月22日~24日にセヴェロモルスク市へ戻ってくるだろう。

ロシア連邦国防省が伝えたように、北方艦隊司令部及び将兵、軍事船員の家族と友人が参加する歓迎式は桟橋で開催される。
艦船支隊指揮官による北方艦隊司令官への報告後に予定されているミーティングでは、航海中の功績著しい軍人が表彰され、艦の乗員による行進式が開催される。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」は2014年11月19日に遠距離航海へ向かった。
艦は地中海、更にはアラビア海で勤務に就き、アデン湾では民間船舶航行の安全を保障した。
艦には航海中に中型海洋給油船「ドゥブナ」が同行していた。


[大型対潜艦セヴェロモルスク遠距離航海(2014年11月-]

大型対潜艦「セヴェロモルスク」を中核とする北方艦隊艦船支隊は2014年11月20日にセヴェロモルスクを出航し、12月5日に地中海へ入り、12月23日にはスエズ運河を通過して紅海へ入りました。

その後、オマーンサラーラ港へ寄港し、サラーラ港を出航後、日本海上自衛隊護衛艦「はるさめ」と会合しました。

「はるさめ」との会合を終えた後、アラビア海から紅海へ向かうパナマの貨物船を護衛し、紅海へ向かいました。

2015年1月27日未明にスエズ運河を通過して地中海へ入り、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日設立)へ参加しました。

その後も地中海に滞在していましたが、4月7日から10日まで地中海西端のスペイン領セウタへ寄港しました。

その後、ジブラルタル海峡を通過して北上し、ビスケー湾で戦闘訓練を行ない、4月14日に英仏海峡へ入りました。
[ロシア海軍の軍艦はビスケー湾で対空・対潜軍事訓練を実施した]
[ロシア海軍の軍艦はイギリス海峡で軍事訓練など行なっていない]

北海を抜け、4月17日にはノルウェー海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはノルウェー海へ入った]

「セヴェロモルスク」支隊の帰港予定は4月22日~24日との事です。