ミライ登場の28時間前、大野くんと黒絵
ミライの誕生日が過ぎれば、
黒絵がこの部屋で「完全室内生活」を送り出して
丸1年という事になります。
長かった。
決して「あっという間だった」とは言えないですね。
2年半、24時間いつでも自由に外と屋内を行き来していた。
その自由が昨年、唐突に遮断されてしまったのだから
(黒絵の警戒心を考慮すると、
段階的な「室内飼い移行」は困難だと判断しました)、
そりゃあ嘆くよ。若さも元気も十分備えた、現役だもん。
黒絵ちゃん、カッカしないで。血圧測ろうか?
黒絵の戸惑いと、「外へ出たい」欲求は、
鳴き声となって深夜の闇に響いていました。
嘆きの声、唸り声。
すまないなぁ…でも、少し眠らせてくれないか。
「動物は話せば解ってくれるものよ。
身勝手な人間(ある特定の人々を指している)より、
よ~っぽど心が通じるんだから。
信じて、踏ん張ってみて」
―― このブログのねこ友さんや、
大野くん探しを通じて知り合った「猫の達人」さん方に
励まされながら、睡眠不足の初夏と梅雨を、
どうにかしのいでゆきました。
恐れていたのは、黒絵のストレスが暴力となって、
ミライに向けられる事でしたが、
その点は大丈夫でした。
“杞憂”だったとまでは言えません。
黒絵は我慢してくれたのだと思います。
この部屋の寝床と餌場は、喪いたくない。
彼なりに、考えて、衝動や欲求と闘った結果、
「しぶしぶ家猫になる」事に落ち着いたのでしょう。
“お猫好し”の大野くんでも、お気に入りの場所は譲らない…
黒絵の完全室内飼いが成功したのは、
それまで2年半の「半分家猫、半分野良」生活が、
下地として在った事が大きいでしょう。
そして、人間と暮らす事も悪くはないと、
大野くんを通して黒絵が感じていたのではないでしょうか。
いつだって、なんだって、つくづく大野くんに感謝!
黒絵は、確実に憶えている。大野くんのことを。
大野くんの還りを待つ気持ちは、私と一緒です。