大阪市を廃止し五つの特別区を新設する「大阪都構想」について、神戸市の久元喜造市長は21日の記者会見で「二重行政を解消する有力な選択肢の一つ。市民自身が(住民投票で)自己決定をすることは大変意義深く、重大な関心を持って見守る」と話した。
住民投票は、27日に告示され、5月17日に投開票される。久元市長は「大阪の問題」との前提で、近隣市の市長で、総務省で長く地方自治に携わった立場から述べた。
会見では、大阪の二重行政について議論があり、弊害が広く認識されていたと指摘。東京都が、太平洋戦争中に中央集権的な発想で誕生したと引き合いに出し、「大阪市という日本を代表する都市の帰趨を住民が自ら決めるのは意義深い」とした。(小川 晶)