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▼志体の特徴
 開拓者はほぼ全員が「志体」を保持しています。
 この志体を保持していないキャラクター(NPC)は以下の制限を受けています。
  • 一部のスキルを発動できません。
  • 気力を消費して各種効果を得ることができません。
  • アヤカシの特殊能力に対し、対抗判定で10ランクのマイナス修正を受けます。
  • 駆鎧(アーマー)を稼動させることができません。

▼リロードルール(矢弾の消費ルール)
 以下に弾丸のリロードに関する各個別ルールを記載します。

リロードタイプ  詳細な説明
補給について  弓、符、銃、その他投擲系などで消費される矢や弾丸、符などは、判定簡略化の為、「重量:0」と見做し、自分で消費するには充分な量を携行しており、特に理由が無い場合、戦闘中は弾切れを起こさないものとして扱います。
 これは自身で使用する分のみであり、他に人に譲渡して使用させたりお金に換えたりすることはできませんのでご了承ください。
 特に記載が無い場合、弓を引く(攻撃準備/リロード)には行動1を消費します。
即射  主に弓に設定されており、矢を引く(攻撃準備/リロード)のに行動力を消費しません。
リロード可  機械弓や投擲武器、短銃などは行動1を消費して再装填(リロード)が行えます。
 特に記載が無い場合、行動1を利用して装備枚数を回復させることができます。
低速リロード  再装填(リロード)に行動2を消費します。装填行動はターンを跨ぐことができます。
リロード不可  該当武器は、一定回数使用すると、戦闘が終了するまでリロードできません。
前装式リロード  前装式銃は弾丸の装填(リロード)に行動3を消費します。ターンを跨いでの装填行動が可能です。
 ただし、リロード中に敵からの攻撃で「軽傷」以上の判定を受ける度に行動1を余分に消費します。
砲術士特性  銃の専門家である砲術士たちは、その他のクラスよりも素早く装弾を完了させることができます。
 テキストに前装式リロードが設定されている銃を扱う場合、行動消費が1軽減(3→2)されます。
 これは長銃限定の効果であり、一般的な短銃類(リロード可:行動消費1)は対象となりません。


▼荷重と行動力
 装備力は、キャラクターが所持できるアイテムの重量です。
 アイテムの重量項目は実際の重さや取り回しの難しさなどを簡略化してあらわしています。
 キャラクターは装備力の範囲内で装備やアイテムを持ち歩くことができます。
 ただし、それらの総重量によっては行動力に制限を受けることがあります。

装備力10%未満 +1
10%〜79% +0
80%〜100% -1
100%以上 行動不可


▼気力の消費と効果
 志体は、重要な局面で並外れた集中力を発揮することで、普段よりも高い能力を発揮できます。
 気力は開拓者を含めた一部キャラクターのみが保持する能力であり、消費することで一時的に戦闘能力を向上させます。
 気力は10単位で消費し、消費した直後の1行動でのみ自身のステータスが上昇します。
 また、気力が0になったキャラクターはラウンド終了と同時に気絶し、一切の行動を取ることができなくなります。

消費気力  効果
10  攻撃、防御、命中、受防、回避、知覚、抵抗のいずれかを10上昇。
10  体力、器用、俊敏、直感、知力、精神、幸運のいずれかを20上昇。
10  状態異常判定で+-1Rの修正を加える。
10  ダイスロール時、予め出目に1点を加算(D+1)もしくは減算(D-1)する。
10  自身の負傷によるペナルティを無効化する。
10  回復ランクに+1Rの修正を加える。
20  ダイスロール後、出目に1点を加算(D+1)もしくは減算(D-1)する。


▼気温ルール
  開拓者も人間であり、気温が下がりすぎると様々なペナルティーを受けます。
  寒冷ペナルティーはレート表を利用する全ての判定(命中・回避・各種対抗判定全て)に影響があります。またあまりに寒冷になると生命値、練力値の減少も伴います。
  これらを総合して「寒冷ペナルティ」として扱います。

▼ペナルティ表
0℃  ペナルティはありません。
0℃ -20℃  −1ランク
-20℃  以後20℃下がるごとに−1ランク

●寒冷によるダメージ
 1時間につき、現在気温の1/2のダメージを、生命値・練力値に受けます。
 (例:気温-20℃の気候で1時間を過ごすと10のダメージ)

▼耐寒性能<
 「耐寒性能」が付与されているアイテムは、温度を数値分を上昇させるものとして扱います。
 例えば気温-20℃の際に「耐寒性能5℃」のアイテムを装備していると、気温は-15℃としてペナルティーやダメージを決定します。
 「耐寒性能」は重複しますので、先の例に「耐寒性能:10℃」の寝袋を加えると、気温は-5℃扱いとなります。

●服装による修正
 一般的な衣服もつけていない裸/下着姿の場合、気温による判定のペナルティ・ダメージが2倍となります。

▼陰陽師のガイドライン
 陰陽師の術は、天儀においても特異な存在です。
 空気中の瘴気を具現化するという、一見すると無から有を生み出す万能の存在とも思えますが、実際にできることはかなり限られています。
 ここでは、陰陽師の特性を活用する為に必要な設定について解説します。

▼陰陽術の制限
 「式」とは、陰陽師が空気中に存在する瘴気を再構成して具現化したものです。
 その形は陰陽師の意思しだいであるていど自由に構成することができますが、術に適した姿を取らせる必要があります。
 例えば、スキルにある陰陽術「斬撃符」はカマイタチに似た式を召喚して真空刃を放ちます。斬撃符を使用する際には、カマイタチに近い形の式を具現化させなければならないでしょう。
 その陰陽術(スキル)に適さない式を具現化させた場合、式は陰陽術としての効果を発揮できず、姿を現してすぐに消滅してしまいます。
 また、他人が構成した式の命令権を奪うことはできません。

▼式の特性
 限られた極一部の式を除き、式は言語能力や思考能力を持たず、陰陽術(スキル)効果の達成のみを目的として活動します。
 式は質量を持ちますが、基本的には空気のように軽く、一部を除きその重量で対象を押し潰すことはできません。
 式の寿命は効果時間内のみであり、一定時間を経過するか特定の命令を完了した時点で寿命を向かえ、その場で消滅します。
 式は瘴気によって構成された存在であり、こうした寿命には、式の暴走を防ぐ効果もありますが、技術的な問題もあります。半恒久的な寿命を持つ人妖などの式は、その形成において、生命活動に必要な瘴気を周囲から取り込む能力を式そのもののに付与させねばならない為、極めて高度な術を必要とするのです。

▼式の柔軟性
 式は陰陽師の望むまま、あらゆる形で召喚することができますが、基本となる陰陽術(スキル)の効果範囲を超えて行動したり効果を発揮したりすることはできません。
(コンシューマーゲームにおける召喚魔法をイメージしてください)
 ただし、一部の陰陽師が駆使できる上級陰陽術で使役できる思考能力を有する式については、制限時間内においてのみ独自の行動を取ることができます。また、人妖なども陰陽術によって生み出される存在ですが、これらを召喚、具現化できるのは極々限られた陰陽師のみです。
(PCの手で人妖を召喚することはできません)

▼陰陽武器(符)
 
 陰陽術に対応したアイテムは、以上のようなアイコンで表現されます。
 陰陽師は符に代表される陰陽武器を装備していることで、同じ陰陽術でもより強力な効果を発揮することができます。
 また、スキルの中には陰陽武器専用のスキルも奥存在します。
 中でも、符は、原則として弓にとっての矢と同じように自身が使用する分は充分に所持している扱いとなりますが、一定枚数を使用すると、リロードに行動力1を消費して手元に補充しなくてはなりません。

▼アヤカシと式
 一般民衆からはアヤカシと式は同じ存在であると看做されている節がありますが、瘴気から生ずる一点を除けば、基本的には別の存在であると言って良いでしょう。
 瘴気が集積されて生ずる「アヤカシ」は、陰陽師が操ることはできませんし、一定のアヤカシの特性を真似た式を構成することはできても、アヤカシそのものを直接的に使役することはまず無理です。
 アヤカシと対峙した時、陰陽師は自らが使役する式で戦わなければなりません。


▼砲術士のガイドライン
 砲術士はやや歴史の浅い新興クラスです。
 天儀には以前から銃を扱う氏族が存在していましたが、規模が小さく、あまり省みられてきませんでした。
 ところが、ジルベリアとの国交が開かれ、優れた銃が輸入され始めると状況は一変します。ジルベリアで発展した銃と天儀の宝珠技術を融合させた武器も登場するようになり、瞬く間に主要クラスのひとつへと成長したのです。
 銃は弓などと比べて高い破壊力を発揮し、重装備で固めた敵にも高いダメージを与えられます。
 しかし銃には、多くの運用上の特徴や制約が存在します。
 ここでは、そうした砲術士を活用する為に必要な設定について解説します。

▼銃の種類
  
 ルール上、銃は大別して二種類に別けられています。
 前者を「銃」、後者を「短銃」と呼び、スキル対応は別々に判断されます。
 銃は概ね長い銃身を備え、高い攻撃力を誇りますが、装填行動に多くの行動力を消費します。
(砲術士は他クラスよりも少ない行動消費で装填を完了させることができます)
 短銃は銃身が短く軽いので片手で扱えるものが殆どですが、射程や威力が心もとなく、弾薬の装填には両手を必要とします。
 ただし、行動判定上、短銃を装備していない側の手に何らかの武器を装備していても、リロードは問題なく行えるものとし、一般的には余分な行動力を消費しないものとして扱います。
 例えば、装備状況が「主兵装:短銃」「副兵装:剣」だった場合、剣を収納(行動力1使用)せずともそのままリロードが行えます。
 一方、明らかに片手が自由にならない状況(大怪我で片手が動かない、片手で木の枝にぶらさがっている等)の場合、弾丸は装填できません。

▼火気
 これまで、火薬というものは火気厳禁であり、取り扱いには細心の注意を払わなければなりませんでした。
 しかし、神楽の都に訪れていたジルベリアの技術者と天儀の呪術家の協力によって新たな火薬が開発されると、暴発の危険性は著しく軽減されました。
 この火薬は、その爆発に僅かながら練力を必要としている為、銃に込めるまでは暴発の危険性が殆ど無く、火炎魔法に対してあまりにも無力であった銃の実用性を著しく向上させたのです。
 現在、開拓者たちの扱う火薬は既にこれが主流となっています。
 携行している火薬は、炎系の魔法攻撃などをうけてもそう簡単に暴発しないことでしょう。

▼湿気
 銃の火薬を扱う上で、一番の敵は湿気です。
 湿気を吸い込んでしまった火薬は上手く燃焼せず、不発の原因となります。
 開拓者の多くは専用の火薬袋に入れる、早合に小分けにするなどして対策を講じているものと見なされますが完璧なものではなく、雨天時は、その激しさによっては火薬が湿気てしまい、発砲できなくなってしまうかもしれません。
 もちろん、水中に投ずるなど以ての外です。
 戦闘中、魔法、あるいは物理的手段によって水を浴びせられた場合、その水量の激しさに応じて対抗判定を行います。
 対抗判定は「難易度」対「射手の抵抗」で行い、判定結果に応じて攻撃不能期間が生じます。
 「難易度」は、水量の激しさに応じて0〜100の範囲で決定されます。

・判定結果
 軽失敗:1ターンの間、攻撃や装填を行うことができません。
 失敗 :3ターンの間、攻撃や装填を行うことができません。
 普通以上の場合、マイナス判定は発生しません。

▼隠密性
 銃は、その構造上、弓などに比べて隠密性に劣ります。
 発射によって火薬の爆発音と白煙が生ずる為で、発砲後も自身の居場所を秘匿するのは困難でしょう。ただちにその場を離脱するか、前衛による援護の存在が欠かせません。
 これらは火縄式、火打石式、着火宝珠式でも同様で、唯一宝珠式の場合のみ、爆音は変わりませんが白煙が立ち昇りません。

▼銃の発砲手順
 こちらには、火縄式/火打石式銃の発砲手順を記載します。
 流通する銃の殆どは前装式(先込め式)と言い、銃口から弾丸を装填します。
 まず、銃基部の撃鉄を起こし、撃鉄と接触する位置に備え付けられている火皿の火蓋を開きます。
 次に、ポーチやポケットから弾薬包を取り出して包みを開きます。
 開拓者の多くは迅速な弾丸の装填を可能とする為、特に理由が無い場合、弾薬包を最初から使用しているものとして見なされます。
 弾薬包には幾つかの種類がありますが、早合の場合、小さな筒状の入れ物に火薬と弾丸が入っており、紙合(ペーパーカートリッジ)の場合もほぼ同じですが、こちらは紙で包まれています。
 早合なら筒の蓋を外し、紙合なら包みの端を歯で噛み破って開きます。
 この火薬を少量火皿に入れて一旦火蓋を閉じたら、弾薬包を手にしたまま銃口を手元に手繰り寄せ、弾薬包に残った火薬と弾丸を銃口から一気に流し込んで槊杖(さくじょう)を挿入し、上から叩いて押し固めます。
 槊杖を外して銃を構え、火蓋を開いたら一通りの発射準備は完了。
 あとは敵に狙いを定めて引き金を引くだけです。
銃


▼魔槍砲ルール
 
 魔槍砲は槍と魔砲の一体化した遠近両用の武器です。
 銃とは本質的に違う部分があり、幾つかの特殊なルールが適用されます。

▼推奨クラス
 魔槍砲の使用は、砲術士と砂迅騎に向いています。
 それ以外のクラスで装備した場合、魔槍砲による砲撃を行うときに消費する練力が、1.5倍となります。
 また、魔槍砲で活性化するスキルは、主に砲術士・砂迅騎で修得することができます。

▼砲撃
 魔槍砲は、練力を消費することで離れた敵を攻撃できます。
 この砲撃は物理攻撃として扱われ、一回毎に一定の練力を消費しますが、装弾数以内であればリロードの必要がありません。
 消費練力は特に指定が無い場合は10として扱われます。

▼リロード
 魔槍砲のリロードに必要な時間は各種一般ルールに従います。
 詳細はリロードルールを確認してください。

▼接近戦
 魔槍砲の使用は、砲術士と砂迅騎に向いています。
 砲撃のみではなく、魔槍砲には槍としての機能も付与されています。
 槍として利用する場合、装弾数と練力を消費する必要はありませんが、最終ダメージが1/2として計算されます。
 射程は槍の長さに比例します。
 砲術士・砂迅騎のスキル以外で、魔槍砲に対応しているスキルのうち、槍・薙刀でも使用できるスキルは、魔槍砲の接近しての槍攻撃で使用でき、砲撃では使用できません。


▼特殊な武器
 武器の中には、他にも特殊なルールを持つ種類が存在します。
 戦場を一変させるほどの影響はありませんが、上手に利用することで戦闘を有利に運ぶことができるでしょう。

関連アイコン  詳細な説明
▼機械弓
 機械弓は、頑丈な基部に弓の発射機構を取り付けた武器です。
 従って、機械弓はその底部で標的を殴りつけて攻撃することができます。
 特殊なボーナスはありませんが、機械弓は攻撃+0、命中+0の打撃攻撃として扱うことができ、接近戦に関係するスキルの効果も得られます。
 ただし、このルールを使用して接近戦を行う場合、機械弓に対応したスキルを発動することはできません。
▼銃剣
 銃剣とは、長銃の先端に取り付ける小型の刃物です。
 基本的には長銃を扱う際の補助武器であり、長銃を装備している場合に限り、携帯品として所有している銃剣で敵を攻撃することができます。
 通常、携帯品にある武器で攻撃準備を整えるのには行動力1を消費しますが、長銃+銃剣の場合のみ、装備を持ち替える必要が無く、行動力を消費しません。
 攻撃判定には銃剣のステータスのみを使用します。
 この効果は長銃(銃武器)限定であり、短銃では適用されません。
 銃剣自体を単体の武器として扱うこともできますが、短銃の先端にとりつけることはできません。
▼爆連銃
 爆連銃は朱藩で 改良された、新型の装填機構を備えた銃です。
 爆連銃は複数の弾丸をあらかじめ装填しておくことができ、装填数までは、リロードの必要がありません。
 装填数の弾丸を撃ち終わった後、改めて最大数まで装填する場合は、各銃に指定された方式で、リロードを行う必要があります。リロードにより、装填数までの弾丸が装填されます。



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