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免許更新講習の時間 不適切に短縮 埼玉
4月21日 21時42分

埼玉県鴻巣市にある県警の運転免許センターが、ことし1月に行った免許更新の講習について、会場が確保できなかったため時間を不適切に短縮していたことが分かりました。
埼玉県警察本部によりますと、時間が不適切に短縮されていたのは運転免許センターで、ことし1月6日に行われた、初めて免許を更新する人などを対象にした1回の講習です。法律で定められた2時間を20分間短縮し、1時間40分しか行わなかったということです。
年末年始の連休のあとで、ふだんよりも受講者が多く会場が確保できなくなったため、業務委託されている埼玉県指定自動車教習所協会が、途中で短縮を決めていました。外部からの指摘で問題が明らかになり、協会に対して警察が注意しました。
受講した60人のうち補習を受けたのは1人だけで、県警察本部は残りの59人についても補習の実施を検討しています。埼玉県指定自動車教習所協会の角屋良夫常務理事は「県警側と協議し、会場を確保すべきだった。今後は適正な業務に努めてまいりたい」とコメントしています。

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