2011年11月20日
2011全日本選手権レポート① 個人総合上位者記者会見
2011全日本選手権レポート① 個人総合上位者記者会見
今回の全日本選手権は、TBSさんがやけに熱心に取材してくれていました。なんでも18日の夕方のニュースには出たらしいですね。私は、そのころまだ会場で団体公式練習を見たりしていたので、まったくニュースは見れませんでしたが、男子のそれも個人がけっこう映ったらしく、ツイッターではちょっと話題になっていました。
そんな関係で、今回はTBSさんの仕切りによる記者会見が行われました。2日目の個人総合のあとと、今日、すべての競技が終わってからです。
昨日の個人総合後の記者会見は、男女とも上位3人だったので、男子からは北村将嗣(花園大学RG)、柴田翔平(青森大学)、福士祐介(青森大学)の3人だったのですが・・・この3人、なかなかいい味だしていました。
そのせいか、今日の競技終了後も、同じ3人が記者会見によばれていました。
このトリオの役回りは、
あがる→柴田
ぼける→北村
まじめ→福士
昨日の記者会見では、競技中は大胆な演技で会場を沸かせてくれた柴田くんは、まず第一声から声が裏返るほどの緊張っぷり。TBSの人から「柴田さんは、こういうのは苦手なんですか?」と聞かれて、「無理ですっ!」と必要以上に力強く答えていました。
さらに、常にひょうひょうとまじめな受け答えをしていた福士くんも、「北村くんに勝つためにはどうすればいいと思う?」という難問に対して、隣の北村くんの顔をじいっと見ながら、「勝てる方法があるなら教えてもらいたいです」と返していました。なかなか気のきいた答えなのですが、なにしろ福士くんですから、顔色ひとつ変えずに言うのでおもしろかったです。
福士くんが、「北村選手は、通し力が違うと思う。そのへんが自分とは違う」というと、隣の北村くんが、「違う違う」と首を横に振って、「みんな百点。新体操はみんな百点」と諭すという場面もありました。
そして、今日。 記者会見は2回目となりましたが、今度は、わりあいスムーズによく通るいい声で自己紹介をした柴田くん。すかさずインタビュアーから「今日はしゃべりがうまくなっていますが、練習しましたか?」と聞かれ、「はい。イメトレをしました。」と必要以上にはっきり答えていました。 さらに、福士くんには、「北村選手をさしおいて、スティックとクラブでは種目別優勝をしましたが、感想は?」という北村くんの隣では答えにくそうな質問がとびましたが、福士くんが答えようとすると、隣の北村くんが福士くんの顔をじぃ~~~~~と見ているので、福士くん、とても答えにくそうにしながらも、「スティックは(北村さんにミスが出たので)たなぼたみたいものでしたから。でも、クラブは自分の力を出し切れたと思う。」と、北村くんの熱視線に負けずに答えました。 北村くんは決して口数が多いわけではないのですが、そういうちょっとした視線や表情で場を和ませるのがとても上手でした。 今後の抱負について聞かれたときに、柴田くんが「自分は今年で現役は引退で、続けることは昨日までまったく考えていなかったんですが、今日のロープで負けたのがくやしかったので・・・もしかして、やれたらやろうかな・・・とはじめて思いました。」と答えたのですが、このときも、「ロープで」と言ったとたんに、北村くんが柴田くんの顔にじぃ~~~~っと熱視線攻撃。 ほんとに、北村くんはおもしろいです。 インタビューの答えは、とてもまともだし、感動できる話もするんですが、なにしろひょうきんなんですよね。 かちんこちんの青大2人の真ん中に「ほにゃっ」とした雰囲気の北村くんで、すごく楽しい記者会見でした。 さて、少しずつ、ジャパンのレポートはあげていく予定です。 気長にお待ちください~! 最後に団体3連覇の青森大学の記念撮影に紛れ込んで撮らせてもらった集合写真です。団体決勝でミスが出ながらの勝利だったので、あまり会心の笑顔というわけにはいかなかったようですが。 おめでとうございます!(横長すぎて1枚に入りませんでした。こんな写真ですみません)
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- 体操
- posted by rg-lovers
- 22:25
- 2011全日本選手権
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