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【スポーツ異聞】英紙が問う、Jリーグ「韓国選手」の“顔踏み行為”

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【スポーツ異聞】
英紙が問う、Jリーグ「韓国選手」の“顔踏み行為”

鹿島MF金崎の顔付近を左足で踏みつけたとされる鳥栖DFキム・ミンヒョク。その行為が極めて悪質と判断され、4試合の出場停止処分科された(YouTubeから)

 今回の問題は欧米でも高い関心が持たれ、ネットには「自ら出場停止を申し出るべきだ」などとスポーツマンシップを問う意見が寄せられていた。

 さらに、デーリー・ミラーは「相手選手の顔を踏みつけたように見えるJリーグの気分の悪くなるビデオを見る」と題し、今回の問題を報道。アップされたユーチューブには「このファウルがイエローカードだった」と揶揄した文言が記されている。

 そして、日本のファンからは韓国選手に対しJリーグでプレーすることを完全に禁止すべきとの声が出ていることなどを紹介。そのうえで「意図的な行為」だったかを「YES」か「NO」の二者択一で読者に問うている。

 日本のメディアには、顔を意図的に踏みつけて4試合の欠場で済むなら、選手の暴挙に歯止めは掛からないと警鐘を鳴らす報道もみられた。「ボクシングはなぜ合法化されたのか」(松井良明著、平凡社)には「近代の競技スポーツは厳しい勝負の世界にある。だが、そこには厳格なルールがあり、フェアプレーの精神もある。スポーツはいわば純粋な文化のひとつであり、『犯罪』とはむしろ対極にある」と記す。今回の行為は倫理的な視点で大きな波紋を広げた。デーリー・ミラーのような問題提起は一つの見識かもしれない。

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