【ソウル聯合ニュース】韓国保健福祉部は20日、1~3月期のたばこの流通量が5億1900万箱と前年同期比44.2%減少したと発表した。今年1月からたばこの価格を1箱当たり2000ウォン(約220円)値上げした効果があらわれたと評価している。
保健所で実施する禁煙クリニックへの登録者数は前年同期の2.7倍となる28万316人に達した。新たに始まった医療機関での禁煙治療も、スタートから約1カ月で4万8910人が利用するなど、禁煙プログラムに参加する人が大幅に増えている。
保健福祉部は、健康被害を訴える写真をたばこのパッケージに掲載することを義務付けるほか、屋内禁煙区域の拡大などの政策を早期に実施する一方、禁煙サービスをさらに充実させる方針だ。