2013年10月20日

全日本ジュニア団体結果

◉女子
優勝:すみれRG

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NPOぎふ新体操クラブ、インタークオレス、ソレイユ、サンシャインRG、飛行船新体操クラブ&R.G.C.富士スターリス、町田RG、安達新体操クラブ&ヴェニエラRG ※すみれRGは、全中(金蘭会中学)、全日本クラブ団体選手権に続いての優勝で3冠達成! ◉男子 優勝:恵庭RGクラブ
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滝沢南中学校、NPOぎふ新体操クラブ、井原ジュニア新体操クラブ、宮城キューブ新体操、華舞翔新体操倶楽部、半田市立半田中学校、神埼ジュニア新体操クラブ、えびの市立上江中学校、国士舘ジュニアRG ※恵庭RGクラブは、昨年に続いての優勝。連覇を達成した!                                   <撮影:榊原嘉徳←すみれRG/清水綾子←恵庭RGクラブ> ※ジムラブに「全日本ジュニア男子上位者コメント」がアップされています。 http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/10/20/2013-102/ ※ジムラブに「全日本ジュニア女子上位者」をアップしました。選手コメントもあります。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/10/21/2013-103/


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2013年10月20日

2013全日本ジュニアレポート① 堀 孝輔(Leo RG)

2013全日本ジュニアレポート① 堀 孝輔(Leo RG)

「一期一会」

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長く新体操を観てきていると、時折、「これは、今このときにしか見られない演技だった」と感じる演技に出会うことがある。 最近では、今年のインターハイでの五十川航汰(済美高校)の演技がそうだった。 ブロンズコレクターの彼が、おそらく初めて強く「勝ちたい」という意思を露わにして、演じたあの日の演技には、点数や順位でははかれないものがあった。 今回の全日本ジュニアで、「それ」を見せてくれたのは、堀孝輔だった。 1日目1種目目リングでも、精力的にリングを回し続けるテクニカルな素晴らしい演技を見せた堀だが、 多少、危ない箇所もなくはなかった。それが響いたのか、8・750という印象よりはかなり低めの点数になってしまう。リングでは3番目という試技順の早さもやや不運だったように思う。 続くスティックは、堀の十八番とも言える「アランフェス協奏曲」。情感のある美しい演技で、そのうえ、彼の演技は手具の存在感が大きい。巧みに操作するだけでなく、ただスティックを持っているだけでもそこに意味が感じられる、そんな演技なのだ。しかし、最大の見せ場である3回前転キャッチで落下してしまい、8・650。1日目の暫定順位11位は、彼が思い描いていたものとは大きな隔たりがあったのではないかと思う。 しかも。 今大会では、Leo RGの躍進がめざましかった。昨年まではともすれば「堀だけが抜けている」ように見えていたのが、1日目を終えて、大野哲平が13位、満仲進哉も16位という健闘を見せた。これはチームとしては喜ばしいことに違いないが、今まで常に周囲を引っ張る立場にいた堀には、今まで経験したことのない状況ではなかったか。 そして、その影響があったのかどうか。 それは、想像するしかないが、結果的に彼は、1日目に味わったであろうマイナスの感情をすべて、後半種目に向かうパッションに変換することができたのだ。 このままでは入賞もできない! そんな位置で迎えた2日目最初の種目クラブでの堀孝輔は、今まで何回も観てきた難しい手具操作も涼しい顔でやってのけるクールガイとはまったく違っていた。やもすれば、無機質にも見えてた彼の個性を鮮やかに塗り替える優しくて美しい叙情的な演技。曲調も今までになくスローで、上挙ひとつをこれでもか!とじっくり見せる。そして、その上挙ですべての観客は視線がひきつけられ、息をのんだ。 ジュニアでは常に上位にはランクされるうまい選手ではあった。 その堀が、最後の全日本ジュニアで、軽やかに階段を駆け上り、新しい扉を開く瞬間を私達は観ている。そう確信させる演技だった。 得点9・100は、後半種目でのミスに泣く上位選手達を追い上げ、抜き去るのに十分な得点だった。 続くロープは、堀の持ち味であるスピード感と巧みな手具操作が十分に生かされた作品「リバーダンス」で、勢いにものって、9・150。終わってみれば総合順位も4位まであがっていた。 1日目のブレーキがなければ、台乗りの可能性も十分あっただけに悔しさは残る大会だったかもしれない。しかし、なによりもこの土壇場での窮地を自力で切り拓き、選手としての新たな境地も見せ、評価も得られたことが大きい。来年から高校生になるが、どんな選手に化けていくのだろう。 数年後に彼がもっともっと選手として成長しても、私はきっとこの日観たクラブのことを忘れないだろう。こういう瞬間に立ち合えることがあるから、観戦は止められないのだ。                                              <撮影:清水綾子> ※ジムラブに、「全日本ジュニア個人総合優勝者」の記事をアップしました。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/10/20/2013-101/ ※ジムラブに、「2013東京国体体操 少年女子決勝」もアップされています。女子ゆかの写真がとてもステキですので、ぜひこちらもチェックしてください。 http://gymlove.net/gl/topics/report/2013/10/20/2013-38/


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2013年10月19日

全日本ジュニア個人総合結果

◉男子個人総合

安藤梨友、佐藤綾人、森多悠愛、堀孝輔、佐藤嘉人、中村大雅、田中啓介、安藤未藍、吉田和真、佐藤颯人、向山蒼斗、大野哲平、岩田楓、満仲進哉、清水琢也

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               ※最終種目ロープの演技終了後、応援に応える安藤梨友。 ◉女子個人総合 喜田純鈴、横山あかね、柴山瑠莉子、鈴木歩佳、植松桃加、立澤孝菜、五十嵐遥菜、亀井理恵子、横山美希、小林秀圭、栗林楓、佐藤京香、福田希美、清沢毬乃&田口美加
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        ※足投げのミスはあったが、最終種目のリボンでも圧倒的な力を見せつけた喜田純鈴。 個人総合の結果、男子では、「安藤梨友、佐藤綾人、森多悠愛」、女子は、「喜田純鈴、横山あかね、柴山瑠莉子、鈴木歩佳、植松桃加、立澤孝菜、五十嵐遥菜、亀井理恵子」が11月に行われる全日本選手権への出場を決めた。                                       <撮影:清水綾子> ※ジムラブに、「全日本ジュニア個人総合優勝者」の記事をアップしました。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/10/20/2013-101/ ※ジムラブに、「2013東京国体体操 少年女子決勝」もアップされています。女子ゆかの写真がとてもステキですので、ぜひこちらもチェックしてください。 http://gymlove.net/gl/topics/report/2013/10/20/2013-38/


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2013年10月18日

2013全日本ジュニア1日目

2013全日本ジュニア1日目

◉男子スティック+リング暫定順位(15位まで)

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           暫定首位:安藤梨友(NPOぎふ新体操クラブ)S9.225+Ri9.200=18.425 2位以下:森多悠愛&佐藤綾人、中村大雅、安藤未藍、吉田和真、佐藤嘉人、田中啓介、佐藤颯人&向山蒼斗、堀孝輔&岩田楓、井門輝&大野哲平、清水琢巳 ◉女子フープ+ボール暫定順位(15位まで)
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           暫定首位:喜田純鈴(エンジェルRG・カガワ日中)H14.600+B14.300=28.900 2位以下:柴山瑠莉子、横山あかね、鈴木歩佳、植松桃加、亀井理恵子、横山美希、五十嵐遥菜、立澤孝菜&小林秀圭、栗林楓、佐藤京香、藤井雅、清沢毬乃、福田希美 ※ジムラブに「全日本ジュニア1日目レポート」をアップしました。 ●女子 http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/10/19/2013-99/ ●男子 http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/10/19/2013-100/                                             <撮影:清水綾子>


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2013年10月17日

2013全日本ジュニア直前企画⑤ ブルーミングRG

2013全日本ジュニア直前企画⑤ ブルーミングRG

全日本ジュニアを目前に控えた10月6日から4日間、私は長野の新体操クラブをいくつか訪ねさせてもらった。

そのしょっぱなで伺ったのが、ブルーミングRGだった。
そして、そこには、全日本ジュニアに個人で出場する児玉悠がいた。

全日本ジュニア直前でさぞかし追い込んだ練習をしているのだろう、と思ったが、いい意味でそれはそうでもなかった。もちろん、4種目しっかり確認しながら練習していたし、不安の残る技は何回もやり直して精度をあげようとしていた。大きな試合を控えた選手として、やるべきことはきちんとやっていた、と思う。

が、私が居合わせた3時間ばかりの練習時間中、他の選手が使っていた手具が天井にひっかかってしまったことが2回あった。どこの体育館でもよく見る光景だろうが、この緊急事態で彼女はじつに頼りにされていた。

何人かの選手が天井の手具めがけてフープを投げ上げるが当たらない。
当たらないどころか届きもしない子もいる。
そして、次第に、児玉悠に「お願い!」「任せた!」という空気ができあがってくる。

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そして、彼女はそんな周りの期待に応え、2回ともしっかり手具を取り戻すことに成功した。 彼女の投げたフープが手具に命中し、ふわっと落ちてくると、みんながワアッと沸き、称える拍手がおきた。クラブから唯一人、全日本ジュニアに出場する。つまり、実力も抜けた選手なのだろう。 おそらく、後輩達にとってはもっとも身近にいる「あこがれの選手」。 そんな児玉は、仲間の手具を取り戻すために、どこにどうフープを当てればうまく落とせるか、を工夫しながら何回も何回も、汗をかきながらフープを投げ上げる、そんな選手だった。 rg-lovers-437664.jpg


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個人の演技を見せてもらうと、キレのいい動きの中に、かなり挑戦的な手具操作も盛り込んだ意欲的な作品で、なかなか面白かった。長野カップなどで小さいころから見る機会の多かった選手で、しかそりジャンプなどで見せる身体能力の高さが印象に残っている選手だった。しかし、中3になった今、こんなに手具操作にも長けた選手に成長していたとは。。。

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代表の山浦先生も、児玉のことを「けっこう器用なんです。それに、いろんな技を自分で考えてくるんですよ。」と言う。 なるほど。 難しい操作でも、自分で思いついたり、やりたいと思ったものに自ら挑戦しているんだ! そういう自発的な取り組みをしているから、身についたものも多いんだろう。 そう感じた。 rg-lovers-437667.jpg


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そして、それは児玉に限ったことではなかった。 山浦先生に言わせると、「手が足りてないから」という反省の弁になってしまうのだが、たしかにこのクラブは子どもの数に対する指導者の数は多いとは言えない。 つきっきりで、手取り足取り教え込むのがいき届いた指導というのならば、おそらくこれでは足りてないかもしれない。 だが、それでも決してここの子ども達は下手ではない。 むしろ、かなりうまい。いい演技をする。 つまり、それはつきっきりの指導の賜物ではない演技だということだ。 いつもいつも先生に見てもらえるのではなく、また、演技だって自分で考えることも多いという。 それでも、この子達の心の中には、ちゃんと「ステキな新体操」がどんなものかインプットされていて、自らそこに近づこうとする意思を持っている。 だから。 ちゃんと成長していくのだ。 児玉悠もまた、そういう成長をしてきた選手なのだと思う。 rg-lovers-437670.jpg


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体育館の半分を育成の小学生達が使っていた。
バーレッスンをひとしきりやったあと、アップをしていたが、
そのジャンプを見て驚いた。

以前から私が「ブルーミングのしかそり」と思っている、まさにその形で小学生達も跳ぶのだ。
今の育成の子達は、育成に上げるのも遅くて、なかなか手をかけてあげられなかった、と山浦先生は言うが、だからこそ、こんなにも意思をもって、やる気に満ちた子どもに育っている。

子どもってきっとそんなものだ。

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この日、育成の子ども達が見せてくれた「上手になりたい気持ち」「私を見て! という気持ち」に溢れる演技は、どこまでもチャーミングでキラキラ輝いていた。 中3にもなれば、小学生のころと同じわけにはいかないだろうが、 できることなら児玉にも、全日本ジュニアという舞台でこの子達のように輝いてほしいと思う。 なぜなら、彼女は「ここ」で育ってきたのだから。


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2013年10月16日

2013全日本ジュニア直前企画④ 国士舘ジュニアRG

2013全日本ジュニア直前企画④ 国士舘ジュニアRG

今回の全日本ジュニアの男子団体は、かなり面白い試合になりそうな予感がしている。

連覇に挑む王者・恵庭RGクラブ。
対抗の本命は、昨年はミスに泣いた井原ジュニア新体操クラブ。
さらには、5月の団体選手権でジュニア・シニア混合チームで優勝に迫る演技を見せたNPOぎふ新体操クラブも、ほぼ団体選手権ままの作品をオールジュニアでやってくる。これも侮れない。

そして、東北からの3チーム。
佐藤3兄弟を擁する宮城キューブ新体操、技術と表現力に長けた選手を多く抱える華舞翔新体操倶楽部、一体感のあるチーム力に加え、今年は実施力が高いともっぱらの評判の滝沢南中学校。
この3チームは、どこも上位に食い込んできそうな力をもっている。

また、昨年までは小学生達のチームだったのが、今年はほぼ中学生になった神埼ジュニア新体操クラブも、今年1月の長野カップで見せた演技から察するに、かなり力をつけているはずだ。

そんな強豪ひしめく中で、彼らの見せてくれる演技におおいに期待しているという意味で、私が注目しているのが国士舘ジュニアRGだ。

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国士舘がジュニアを立ち上げたのは、2010年のことだ。
つまり、まだ3年しかたっていない。
意外にも歴史の浅いクラブなのだ。もちろん、それ以上のキャリアをもった選手もいない。

しかし。
やはり「名門校・伝統校」である国士舘大学のお膝元だからだろうか、彼らの演技には、クラシカルなよさがある、と私は思っている。

とくに今年の作品は、初めて見たときから、「なんて古くさいんだろう!」といい意味で思った。
じつは私も見ていなかったころの、男子新体操が、「体操以外の何モノでもなかったころの男子新体操」! そんな趣きがある。

そう。
古くさいというのは、決してネガティブな意味ではないのだ。
正統派、と言い換えてもいい。

「これが、体操なんだ」「これが男子新体操の原点なんだ」と。

彼らの演技からは、そんな主張が感じられる。

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それはおそらく、今年から大舌俊平が、このチームの監督を務めていることと無縁ではない。全日本選手権において、現時点で最後に青森大学団体に土がついたのは2008年。あのとき、青森大学に勝った国士舘団体のリーダーだったのが、当時4年生だった大舌だ。
2008年の国士舘団体も、じつに基本に忠実な体操と、突き詰めた同調性で青森大学を凌いだ。それは、大舌の信念の勝利だったとも言える。

井原の男子新体操の創生期からのメンバーで、美しい体操を身上とする井原の中でも、「体操の鬼」と呼ばれていた彼の思いが、あのときの国士舘団体同様、今年の国士舘ジュニアの団体作品にも、こもっている。

男子新体操には、さまざまな表現があり、多彩な個性がある。
それが魅力ではあるが、やはり男子新体操の真髄は「体操」なのだ、と。
だからこそ、ジュニアにはそこを大事にしてほしい。
そんな大舌の思いが、この「古くさい」作品から、あふれて見える。

もちろん、それは国士舘大学の監督である山田小太郎の思いとも重なっているに違いない。

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今大会での国士舘ジュニアは、おそらく、一番強いチームでも、一番うまいチームでもない。 だが、「もっとも体操の基本を大事にしているチーム」とは言えるかもしれない、と思っている。 まだ、小学生もいる。 小柄な中学生もいる。 体格差もあるでこぼこチームだ。 それでも、「大きく、深く、美しい体操」を体現しようとする、彼らの演技には、不思議なほどの一体感がある。そして、見ているものに、なつかしさを呼びおこし、ひたむきさを伝える力をもっている。 1年前に、初めて全日本ジュニアへの出場を決めたとき、山田小太郎氏は、こう言った。 「うちのジュニア達には、ずっと後になって、“あのとき彼らが出てきてくれたことが、男子新体操にとってよかった”と言われる存在になってほしい。」 その遠大な夢の実現に向かって、着々と進んでいる国士舘ジュニアの演技に、ぜひ注目してほしい。 ※ジムラブに、「全日本ジュニア試技順 男子団体」をアップしました。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/10/17/2013-97/ ※ジムラブに、「全日本ジュニア試技順 男女個人」A~D班すべてアップしました。試合開始前にぜひチェックを!http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/10/16/2013d-3/ ※ジムラブに、「2013東京国体 体操競技大会成年男女決勝」の記事もアップされています。こちらもどうぞご覧ください。 http://gymlove.net/gl/topics/report/2013/10/16/post-10/ ※ジムラブに「2013東京国体 体操競技大会少年男子決勝」の記事もアップされました。http://gymlove.net/gl/topics/report/2013/10/17/2013-37/


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2013年10月15日

イオンカップ情報

イオンカップ情報

本日、イオンカップの開催記者会見があった。
私は行っていないが、すでにニュースになっている。

http://www.daily.co.jp/newsflash/general/2013/10/15/0006421749.shtml

ああ、そうなんだ。
イオンからは、早川さん、皆川さんが出るんだ。
たしかに、ロシアに行ってからの演技を生で見る機会がないし、そりゃあ、この機会に見られるのは嬉しい、ありがたい。

ただ、クラブ選手権で、イオンカップ出場権を獲得した選手たちのことが気になる。
全日本選手権に向けて、気持ちを切り替えて(いや、もともとわかっていたことなのかもしれないが)、頑張ってほしい。

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2013年10月14日

2013全日本ジュニア直前企画③ NPOぎふ新体操クラブ/井原ジュニア新体操クラブ

2013全日本ジュニア直前企画③ NPOぎふ新体操クラブ/井原ジュニア新体操クラブ

いよいよ今週末は、全日本ジュニア!
個人も激戦が予想されるが、男子の団体はまたいちだんと熱い戦いになりそうだ。

その中でも、前述の恵庭RGクラブの連覇を阻む可能性がもっとも高そうなのが、この2チームではないかと思う。

●NPOぎふ新体操クラブ


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●井原ジュニア新体操クラブ
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この写真は、7月にインターハイ前の取材で岐阜と井原を訪れたときのものだが、このころからどちらのジュニア団体もかなり高い完成度を見せていた。 どちらのチームもまわりに最高のお手本となるすばらしい先輩達がいるという「目から学べる環境」にいる。 ジュニアとしては、十二分にうまいことは間違いないが、それでも「自分達はまだまだ未熟」と思える環境にいることが、彼らの向上を支えているように思う。 7月に彼らを見てからもう3か月が過ぎている。 全日本ジュニアでは、おそらくあのころよりもいくまわりも成長した演技を見せてくれるに違いない。 ※ジムラブに、「全日本ジュニア試技順」をアップしています。男子A~D班、女子A~C班がアップ済。 http://gymlove.net/rgl/topics/report/


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2013年10月10日

旅の終わり

旅の終わり

秋の長野・新体操探訪の旅。
最後に訪れたのは、諏訪地区で活動している「レインボーRG」。
こちらでは、一般クラス(低学年)、一般クラス(高学年)、選手と3つのクラスを見ることができた。
なんと言っても驚きは、その人数の多さ!

10年以上、ほとんど生徒数に増減なし。それも宣伝らしい宣伝はしていない、というからさらに驚き!
つくづく新体操が根付いている土地柄なんだなあ、と感心するばかりだった。

とても楽しそうな練習ぶりだったことは、後日レポートするが、まずは予告編として写真をすこし!

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これは、一般クラスの高学年のレッスンのひとこま。 この写真からこのクラブの賑やかさが少しでも伝わるだろうか。
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こちらは、低学年。のりのりでダンスレッスン中!  ほんとに楽しそうで、見ていて幸せな気持ちになるレッスン風景だった。 ※ジムラブで「2013全日本ジュニア試技順」をアップし始めました。まずは男子A、B班から。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/10/11/2013ab/


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2013年10月09日

秋の長野・新体操探訪<予告編>

秋の長野・新体操探訪<予告編>

更新が滞っていて、申し訳ない。
じつは、この3日間、長野を旅していた。

「ああ、長野に行くにはいい季節だね」
と言われそうだが、紅葉を見に行ったわけでも、りんごを食べに行ったわけでもない。(まだ早いが)

新体操を見に行ってきた。
それも試合ではなく、練習。

どこまで好きなんだ、自分?

という突っ込みはさておき。
なぜ長野まで新体操の練習を見に行ったかというと、
近年は、ジュニア、シニアとも長野出身の選手たちの活躍がめざましいので、いったい長野の何が、彼女たちを強くしてきたのだろう? という興味があったから。

それも、1つだ。

だが、じつのところ、それ以上に関心があったのは、毎年毎年、長野カップで見せつけられる、長野県の新体操のもつあの一体感、連帯感! そのルーツがどこにあるのか、ということだった。

そんなわけで、長野県新体操関係者のみなさまの絶大なるご協力もいただき、実現した今回の「秋の長野・新体操探訪の旅」! 詳しいレポートは、今後順次掲載していく予定だが、予告編をば。

今回、お邪魔したクラブ、学校は、全部で6つ。

●ブルーミングRG

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2週間後に迫った全日本ジュニアに出場する選手もかかえているブルーミングRG。とても、自立した練習ぶりに感動! そして、バーや基本練習に取り組む小学生たちの真剣な表情に涙が出そうだった。 ●長野清泉女学院中学・高等学校
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ほとんどが新体操初心者という中学生、高校生の部活動。それでも、一生懸命、練習している姿はすがすがしく、彼女たちなりの進歩をしっかり見つけては、ほめる、古澤先生の明るくも熱い指導ぶりに、心洗われる。 ●長野東高校
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正直、決して強くはない。それなのに、長野東高校では、もう50年以上も男子新体操部が存続し続けている。その魅力がなんとなくわかる気がする練習ぶりだった。あくまでも自分たち次第の自由度の高い練習は、「強くしてもらえる環境」ではないかもしれないが、「新体操を好きになれる環境」なのだな、と。ここで育った新体操おたくたちのポテンシャルははかりしれないぞ、と感じさせられた。 ●杏樹RG
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決して長くはない練習時間の中で、バーや基本トレーニングにしっかり時間をかけて、ていねいに体つくりを行っていることに感心。その成果なのか、発表会作品のバレエがとても美しかった。子どもの体の健全な成長が大切にされていることが感じとれる練習だった。 ●ポミエ新体操クラブ
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指導の先生いわく「山の猿みたい」な元気いっぱいの子ども達が、意欲満々に楽しく新体操をやっていて、見ていて嬉しくなった。印象的だったのは、保護者の協力体制の厚さと、小学生から高校生までの一体感。ひとつの巨大ファミリーのようなクラブだった。 今日は最後に、レインボーRGにお邪魔して、今回の旅を終えることになる。しかし、長野は広く、またクラブ数も多い。 できることなら、今回が第1回ということで、また次に機会を見つけて第2回も実現したいな、と思う。 ※ジムラブのギャラリーにも、長野で撮った写真を少しアップしました。撮影技術は未熟ですが、被写体がかわいすぎるので、なかなかいい写真だと思います。 http://gymlove.net/rgl/topics/gallery/2013/10/09/post-54/


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