2013年09月30日

国体団体競技③

国体団体競技③

最終グループ最初の演技は神奈川。
ビヨンセの曲を使ったおしゃれな演技をノリよく、同調性も高く踊りきり、12.816。

山口も、同調性の高い気持ちのいい演技だったが落下もあり10.400。
埼玉は、ジャネット・ジャクソンの「リズムネイション」で、東京にも負けないダンサブルな演技を見せ、11.683。
続く愛媛は、明るく弾むような曲そのままのハツラツとした演技で、ミスらしいミスもなく、締まった演技で12.733。
秋田の演技は曲と振りがよく合っていて、気持ちがいいが、落下場外もあり、点が伸びず10.050。

そして、最終グループの中では個人でもっとも上位につけている長野がラス前で登場。
オペラ「トスカ」という高校生には難しい選曲だが、インターハイ、クラブ団体と名作の片鱗は見せてきた作品だ。ただし、今までの試合ではミスが出ていた。ノーミスで通したときのこの作品のもつ力を、また評価を見てみたい!  そんな期待をもって見ていたが、いきなり交換で落下。
その後、持ち直して、曲によく合ったまさに歌い上げるような動きで、空気を変えてみせ、パブリックビューイング会場でも、「ほうー」と感嘆のため息が聞こえたが、中盤以降、落下、場外が続き、落胆のため息に変わった。よい実施がでれば、間違いなく高い評価のつく作品であり、その力をもった選手達だと思うが、何かが狂えばこんなこともある。長野、まさかの10.816。

最後の演技者となった長崎も、前半はキビキビとしたよい動きで、凝った連係なども決まっていたが、途中からリズムが狂ってしまったのか、ミスが続き10.716。長野、長崎の負の連鎖が大会の終焉となった。

結果、東京が初日の個人での貯金を生かしたかっこうで地元優勝を飾ったが、個人5位から2位にあがった大阪、個人16位から6位というごぼう抜きを見せた兵庫と、近畿勢の団体の強さが目立った。

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2013年09月30日

国体団体競技②※写真追加

国体団体競技② ※写真追加

休憩明けは、大分、福岡と落下などのミスがあり、11点台。
3番目に登場した優勝候補のひとつである千葉も交換での移動、終盤での落下など、万全とは言えない演技だったが、能力の高さ、美しさで14・250をキープ。

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鳥取は、いかにも鳥取らしい、一体感と同時性のある演技だったが、交換での移動もあり11・316。福島、徳島は落下や場外などに泣き、点数が伸びず。 そして、東京の登場となった。 正直言って、かなり苦しい演技だった。大きなミスこそなかったが、あちこちでポロリポロリとミスが目についた。それでも、試合経験を積めないまま本番に挑んだ選手達は、あきらめず食らいつく根性は見せてくれた。結果、14・550。なんとか合格点の得点を得ることはできた。
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岐阜も、多少あたふたしたところはあったが、運動神経と根性でカバーするいい演技を見せたが、12・950。 その次に登場した兵庫が、この中盤10チームの中ではもっとも力を出し切った演技をしたように見えた。インターハイでも入賞し、力はあるチームだが、この国体での演技はインターハイよりももっと吹っ切れた良さがあった。とにかく、このチームの同時性はすばらしく、ややミスの 多い展開となっていた試合に、爽快感を与えてくれた。得点も13.700!
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最後に登場した群馬は、迫力のある演技だったが、序盤での落下、難度の崩れなどが惜しかった。12・866で、残るは7チームとなった。                                        <撮影:清水綾子>


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2013年09月30日

国体団体競技①※写真追加

国体団体競技① ※写真追加

山形、佐賀、三重、北海道までの4チームに、ミスが出てや低調なスタートとなったが、5番の熊本が素晴らしいノーミス、同時性にも長けた演技を見せ、一気にピリッとした空気を作った。

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熊本の得点は、13・316。落下があり、交換か連係がひとつ抜けた佐賀の13・033を上回った。 新潟もタンゴをうまく表現した美しい演技だったが、落下場外があり、点を伸ばせず。続く岡山は、このところ、インターハイ、クラブ団体とよい実施を見せており、着実に力をつけているチーム。今回も 少々の狂いはしっかりカバーする粘りと勢いのある演技でノーミス!12・050。 そして、このあとの愛知もインターハイ2位の雪辱を果たさんという気迫に満ちたパーフェクトな演技で14・216!
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この得点はそうそう抜かれないかと、思ったが、直後の大阪が、先日のクラブ団体選手権チャンピオンの貫禄を見せ、凄みすら感じさせるノーミス返しで15・083をたたき出す! 初めて見たときから、すごく面白く魅力的な作品だが、高校生が表現するにはやや難しいのでは? と思っていた個性的な曲を、見事に演じ切った。
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前半最後の演技となった奈良も、ノーミスでよく動き、踊り感もあるよい演技で12・716。前半戦は、熊本、愛知、大阪の素晴らしい演技に度肝を抜かれる展開だった。 パブリックビューイング会場でも、演技後には拍手が起きているが、これらのチームに対しての拍手はひときわ大きかった。                                        <撮影:清水綾子>


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2013年09月30日

東京国体団体〜パブリックビューイング会場より

東京国体団体〜パブリックビューイング会場より

本日の団体競技は、パブリックビューイング会場で見てみることにした。
取材で入ったものの、撮影エリアは確保していただいているが
見るだけの記者席まではないので。(とても狭い会場ですから)

そして、パブリックビューイングというものにも関心があったので、
この機会に体験してみようと。

競技開始まで15分となり、スクリーンには会場からの映像が流れ始めた。
ここにいても、気分が高揚してくる!!!

いわゆる視聴覚室のような場所を使っているのでテーブルもあるし、なんと
コンセントも!!!
中継には最適な環境だ。

今回はライブストーミングなどもあり、リアルタイムに様子を知る方法は
いろいろあるが、せっかくなのでなるべく速報してみようかと思う。

競技開始は12時。
1番は山形県で、以下、佐賀、三重、北海道、熊本、新潟、岡山、愛知、大阪、奈良と
続く。インターハイ上位の佐賀、愛知、大阪がいきなり登場となり、
最初からボルテージがあがりそうだ。

※国体1日目の結果と写真を、ジムラブにアップしました。
http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/09/29/20131/

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2013年09月26日

2013全日本ジュニア直前企画① 恵庭RGクラブ <上>

2013全日本ジュニア直前企画① 恵庭RGクラブ <上>

10月18~20日の3日間にわたって行われる全日本ジュニアだが、今年の男子はかなりハイレベルな戦いになりそうだ。

なにしろ、昨年の上位選手の中から抜けた選手が少ない(昨年の10位以内で中3だったのは、2位・栗山巧、4位・加藤大地のみ)ため、昨年上位を争ったメンバーはそっくりそのまま残り、さらに下からも有望選手が上がってくるのだから、混戦必至なのだ。

団体にも同じことが言える。主力メンバーが昨年のまま残っているチームが多い。
中でも、ディフェンディングチャンピオンである恵庭RGクラブは、昨年のメンバーから誰も抜けていない。
昨年も、ジュニアながら圧倒的な実施の確かさで優勝をもぎとったあのチームが、さらに1年分成長してくるのだ。
強くないわけがない。

ぜひ見てみたい! と、じつは9月に北海道まで行く準備をしていた。またしても、各駅停車乗り継ぎという苛酷な旅だが、そうまでしても今の恵庭は見る価値があるだろう、と思っていたのだ。

ところが!
私の日頃の行いがよいのだろうか。
9月14~16日、恵庭RGクラブが国士舘大学で合宿をするという情報が飛び込んできた。なんてありがたい!
おかげで私は、JRでの長い長い旅をせずとも、全日本ジュニア前に恵庭RGクラブを見ることができたのだ。

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国士舘での練習は、恵庭の選手たちにとっては緊張の連続だったと思う。基本的には、場所を借りて、いつもとおりの自分達の練習をしているのだが、周囲を見回せば、あこがれの大学生選手はいるし、国士舘ジュニアの選手たちもいる。もちろん、国士舘大学の山田監督もいる。 いつもの練習場所とは、何もかもが違う。 しかし、そんな中でも、私が見に行ったのは、15日、16日だったので、徐々に慣れてきていたのか、彼らは、いい意味でマイペースに練習に取り組んでいた。
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その練習ぶりを見ていて、まず感じたのは、明るさだった。 練習はまじめにやっているし、先生の話を聞くときはびしっとしている。 はきはきと「はいっ!」と返事をし、話もしっかりと聞いている。 だが、ちょっとした合間の時間には、とても無邪気なのだ。 だから、彼らはまぎれもなく「現ジュニアチャンピオン」であり、連覇の可能性も限りなく高いチームには違いないのだが、「連覇がかかったチーム」という空気があまりないのだ。 いや、もちろん、連覇したいという気持ちはあるはずだし、それに向けて一生懸命練習はしている。 だが、「勝たねばならぬ」という緊迫感はない。 彼らはおそらくチャンピオンになる前と同じように、仲間と新体操をやっていることが楽しくて、それでここまで続けてきたんだろう。 一緒に頑張ることが楽しい! その先に、昨年の優勝があり、連覇もあるのだ。 rg-lovers-433318.jpg


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昨年の恵庭RGクラブの強さは、「引きどころのない実施」だったと言われている。
構成のおもしろさや難度の高さ、または、動きの美しさなど、部分的に見れば恵庭を上回るチームもいた。
しかし、本番でミスが出たり、揃えきれなかったり、それぞれに少しずつ崩れてしまったのに比べて、恵庭RGの演技にはそういったほころびがなかった。

その「確実性」は、あの本番の演技でのみ発揮されたものではないということを、今回の合宿での練習を見て、私は思い知らされた。

2日間通して、私は彼らの「鹿倒立」を何十回も見たが、わかるほどにずれたり、誰かがつぶれるといったミスは、ほんとに数えるほどしかなかった。とにかく、しっかり止まるし、倒立の形になるタイミングもおそろしく揃っているのだ。

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これを見ていた国士舘大学の選手たちまでもが、「すごいな」と漏らすほど、恵庭RGの鹿倒立には揺るぎがなかった。 それもそのはず。 練習を見ていると、やっている回数が半端ないのだ。 できてないからやり直し、ではなく、できていても、できていても。 「完璧」なものが10回は決まるまでやるのだと言う。 弱いチームならばわかる。 しかし、今やチャンピオンチームなのだ。 それがここまで「倒立」にこだわる必要があるのだろうか。 そう思ってしまうほどに、彼らの倒立練習は続いた。 rg-lovers-433325.jpg


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「ビリからスタートしたチームなので」
と森多監督は言う。

森多が恵庭RGの指導に携わり始めた初年度である2007年の全日本ジュニアで恵庭RGクラブは、18チーム中18位になっている。得点は、13.650。構成は8点台で他のチームと大差ないが、実施では参加チーム中唯一の5点台。それが、「恵庭RGクラブ」のスタートだった。

このときのメンバーには、現在は青森大学の石橋壮幸、青森山田高校の植野洵、今年のインターハイでは団体3位になった恵庭南高校の村上裕亮、山本海智、高橋祐大らがいた。
それでも最下位になってしまうほど、当時の恵庭は実施が弱かった。だから、とにかくそこは重点的に強化してきたのだという。
「普段の練習では倒立歩行もかなりやります。倒立で長い時間歩けるようになれば、少々バランスを崩してももちこたえる力がつくので。」

十分強くなった今でも、その徹底した倒立練習を見ると、このチームが「初心」を忘れていないということがわかる。もちろん、選手は入れ替わっているのだが、おそらく指導者が忘れていない。

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その謙虚さが、昨年の優勝につながったのだろう。 そして、今年も。 なにしろ激戦必至なだけに、楽に連覇できるとは言い難い。 恵庭RGも成長しているが、他のチームだって成長していないわけはないのだから。 それでも、連覇ができるかどうかはさておき。 彼らはきっと今年も「恵庭らしい」演技を見せてくれるに違いない。                                          <つづく> ※ジムラブに「東京国体直前! 東京選抜チームレポート②」をアップしました。ぜひご覧ください。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/09/28/2013-95/


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2013年09月25日

東海ジュニア結果

東海ジュニア結果

情報が遅いですが、東海ジュニアの結果です。
個人は、以下の6名が全日本ジュニアに出場です。

【個人競技】

1位:安藤梨友(NPOぎふ新体操クラブ)
2位:堀孝輔(Leo RG)
3位:安藤未藍(NPOぎふ新体操クラブ)
4位:岩田楓(NPOぎふ新体操クラブ)
5位:大野哲平(Leo RG)
6位:満仲進哉(Leo RG)


【団体競技】

1位:NPOぎふ新体操クラブ
2位:半田中学校
3位:半田スポーツクラブ
4位:Leo RG

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2013年09月24日

かささぎ杯結果

かささぎ杯結果

この週末に、佐賀県で行われたかささぎ杯の結果が入手できた。
九州ブロックにとっては(中国、四国も?)、全日本ジュニア予選も兼ねたこの大会、今年も熱戦が繰り広げられている。

【団体】

1位:神埼ジュニア新体操クラブ
2位:えびの市立上江中学校
3位:井原ジュニア新体操クラブ
4位:清風中学校
5位:小林市立小林中学校
6位:JKAジュニア新体操クラブA
7位:JKAジュニア新体操クラブB

九州からは上位2チームが全日本ジュニアに進出するため、神埼ジュニアと上江中学校が出場する。
昨年は、小学生中心のチームだった神埼ジュニアだが、今年はほとんどが中学生となり、嬉しいかささぎ杯初優勝!
インターハイでの神埼清明高校に続いて、ジュニアでも神埼旋風を巻き起こせるか?
注目すべきは、6位、7位に入った「JKAジュニア新体操クラブ」。
これは、熊本県芦北のクラブチームで、先日の九州小学生大会では優勝しているチームだ。中学生も入ってくるかささぎ杯ではさすがに優勝というわけにはいかなかったが、小学生チームでのこの成績は立派。数年後がじつに楽しみなチームだ。


【個人】

1位:遠藤大勢(井原ジュニア新体操クラブ)
2位:森園颯大(鹿実RG)
3位:小川恭平(井原ジュニア新体操クラブ)
4位:森本将太(井原ジュニア新体操クラブ)
5位:浅尾素成(井原ジュニア新体操クラブ)
6位:赤星光希(水俣市立水俣第一中学校)
7位:伊地知璃久(えびの市立飯野中学校)
8位:吉村光正(小林市立小林中学校)
9位:石牟檀華月(タートルスポーツクラブ)
10位:岡園皇輝(えびの市立飯野中学校)

上位は、井原ジュニアに占められた感はあるが、九州勢の中の上位5名が全日本ジュニアに出場できる。
2位の森園颯大は、なんとまだ小学生だが、小学生大会でも優勝し、九州ではすっかり有名選手だ。小学生ながら、非常に評価の高い選手で、今後全国区での注目株になっていきそうだ。
赤星光希は、水俣一中唯一の新体操部員だが、昨年、一千会団体で社会人大会に出場を果たした杉迫一樹の指導を受け、めきめき力をつけてきている。
伊地知璃久は、日高祐樹(小林秀峰⇒青森大学卒業)が指導する飯野中学校からの出場。吉村光正は、小林秀峰高校のお膝元・小林中学、石牟檀華月は、鹿児島実業がよく練習に訪れるタートルスポーツクラブの所属だ。
全日本ジュニアに個人で出場する5人全員の所属がバラバラというのは、各地に強いチームがある九州ならではのようにも思う。

団体の神埼ジュニア、上江中学と合わせれば、計7つのチームが団体、個人なんらかの形で「全日本ジュニア」を経験することになり、今後の九州の男子新体操にますます勢いがつきそうだ。

さて。
10月19、20日に行われる全日本ジュニアまで、すでに1か月をきった。
明日あたりから、「全日本ジュニア直前企画」をスタートしようと思う。
そのトップに登場するのは・・・

今年は、団体のディフェンディングチャンピオンとなる恵庭RG だ!
こうご期待!

※この週末に横浜文化体育館で行われた「国際ジュニア体操競技選手権大会」のレポートがジムラブにアップされています。ギャラリーにも写真、続々追加しています。ぜひご覧ください。

http://gymlove.net/gl/topics/report/2013/09/23/2013-29/

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2013年09月21日

成長期~男子キッズ・ジュニア選手たち

成長期~男子キッズ・ジュニア選手たち

今日、うれしいニュースが飛び込んできた。
男子の北信越ジュニアで、高橋快くん(STELLA)が、1~6年の種目別徒手で2位になったそうだ。

高橋快くんといえば、今年の長野カップで男子キッズ選手権に出場。男子新体操をやる環境のない新潟県で、女子のクラブに籍を置いて練習していた男の子だ。
その後、縁あって、国士舘大学出身の川幡健一さんの指導を受けられることになり、頑張っていると聞いてはいたが、「北信越2位」とは!
種目別徒手とはいえ、すごい!

今年1月の時点での高橋くんは、こんな感じだった。

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本番着が体操服というのも初々しい。 次に、彼の演技が見られるのは、来年の長野カップだろうか。 今から楽しみでたまらない。 しかし、こうして考えてみると、長野カップでの「男子キッズ選手権」の効果は徐々に、じわじわと広がってきていると実感できる。 競技人口の少なさがウィークポイントだった男子新体操にとっては、やはり入口を広げ、また、その入口近辺にいる子ども達に続けていくきっかけを与えることが大切なのだ。 そうでなければ、せっかく男子新体操を始めた子も、高学年や中学生になるころには、別のスポーツに移行してしまう。 それが、小学生のうちに、ある程度、試合を経験し、自らの成長を確認する場があることで、「次へ」のモチベーションが高まり続いていくし、成長もできる。今、男子のキッズ、ジュニアはそういう状態にあると思う。そのずっと先に、シルク・ドゥ・ソレイユやエンターテイメントの世界があるかもしれないが、キッズやジュニアにとっては、まず、男子新体操は「スポーツ」であってほしいし、試合に出ること、「男子新体操がうまくなること」が、目標であってほしいと、私は思う。 先日の関東ジュニアにも、キッズ選手権1回目に出場していた選手達がたくさん出場していた。ほんの1年半前から、驚くほど成長した彼らの姿の頼もしいこと! 左上が第1回キッズ選手権での写真、下の関東ジュニアの写真とぜひ比べて見てほしい。 ●吉永伊吹(埼玉栄RG) rg-lovers-431870.jpg


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●吉永瑞生(埼玉栄RG) rg-lovers-431873.jpg


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●櫛田功武(Tiara Boy's) rg-lovers-431876.jpg


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●佐久間柾紀(相模原ひかり体操教室) rg-lovers-431879.jpg


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●助川蒼太朗(国士舘ジュニア) rg-lovers-431881.jpg


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●森谷祐夢(国士舘ジュニア) rg-lovers-431883.jpg


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●岩崎光(埼玉栄RG) rg-lovers-431885.jpg


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●貝瀬匠(相模原ひかり体操教室) rg-lovers-431887.jpg


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●澤内秀虎(Tiara Boy's) rg-lovers-431889.jpg


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●向山蒼斗(国士舘ジュニア) rg-lovers-431893.jpg


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どんどん成長する男子ジュニア選手たち! 男子新体操の未来を、彼らがきっと明るいものにしてくれるだろう。                           <撮影:岩崎広←関東ジュニア/清水綾子←キッズ選手権>  ※重要!!!※ 9月22日、23日に横浜文化体育館(JR関内駅徒歩2分)で行われる「国際ジュニア体操競技選手権大会」において、花園大学男子新体操部が団体、個人の演技をエキシビションで披露します。体操競技も国内外の有望ジュニア選手達が多数出場! この連休は、横浜にぜひ足をお運びください! ※ジムラブに横田泉さんが、「新体操フェスタ in たきざわ2013」をアップしています。出演チームなどの詳しい紹介は、こちらをご覧ください。 http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/09/21/in2013/ ※ジムラブの体操競技ギャラリーに、世界選手権代表選手、続々登場! http://gymlove.net/gl/topics/gallery/ ※ジムラブの新体操ギャラリーにも、インカレの写真追加しています。 http://gymlove.net/rgl/topics/gallery/


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2013年09月20日

9月の演技会・発表会

9月の演技会・発表会

新体操のハイシーズンといえば夏!
が、しかし、昨今は秋から冬にかけてもなかなか充実した新体操ライフが待っている。

もちろん、10月には全日本ジュニア、そして、イオンカップ、さらに社会人大会が控えている。
11月はもちろん、全日本選手権!

が、そのほかにも、さまざまな発表会、演技会も目白押しなのが、秋~冬なのだ。

なんと言っても、直近なのが、東京女子体育大学の演技発表会。
先週入った情報では、席によってはまだ多少の空きがあるとのこと。
毎年毎年、代々木第2を満席にし、すばらしい演技の数々で、観客を熱狂させてきたスペシャルイベントを、どうぞお見逃しなく!!

東京女子体育大学 演技発表会 テーマ 「飛躍」
9月26日(木)国立代々木第二体育館
開場16:30、開演17:30
チケットの入手方法など詳しくは、以下をご覧ください。

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/twcpergs/article/97


さらに、その3日後には、岩手県で「新体操フェスタ in たきざわ2013」が行われる。こちらは、男子新体操がメインの演技会だが、今年も地元岩手県の盛岡市立高校(インターハイ4位)、滝沢南中学校(東北ジュニア優勝)をはじめ、遠く九州からも豪華なゲストチームが登場する。


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♪福岡大学(インカレ団体3位) ♪神埼清明高校(インターハイ優勝)                            これは、かなり楽しみだ! 岩手といえば、東北だけに、青森山田高校や青森大学など、「青森の新体操」が王道という感覚がありそうだが、この「新体操フェスタ in たきざわ」では、昨年は国士舘大学を招き、今年は、福岡大学、神埼清明高校と、東北にこだわらず、さまざまな「男子新体操」を知る機会を作っている。 新体操のうえでの広い視野をもつという意味でも、新体操における交友関係を広げる意味でも、とてもいい試みだと思う。 今回も盛大に、そして温かい会になるに違いない。 お近くの方はもちろん、少々、無理をしてでも行く価値ありの演技会だ。(ちなみに私は、昨年は夜行バスで往復、現地0泊の弾丸ツアーで行った) 9月は、あと、九州でかささぎ杯(21~22日)、国体(29~30日)と試合も残っている。ちなみに私は、明日から2日間は、「国際ジュニア」という体操競技の試合の取材だが、なんと、そこにはエキシビションで花園大学男子新体操部が出演するらしい!!! すでに残り少ないが、楽しみいろいろ、の9月である。 ※ジムラブに横田泉さんが、「2013全日本インカレ男子個人優勝 佐能諒一(国士舘大学)」をアップしています。 http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/09/20/post-52/ ※ジムラブに横田泉さんが、「新体操フェスタ in たきざわ2013」をアップしています。出演チームなどの詳しい紹介は、こちらをご覧ください。 http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/09/21/in2013/ ※ジムラブの体操競技ギャラリーに、世界選手権代表選手、続々登場! http://gymlove.net/gl/topics/gallery/ ※ジムラブの新体操ギャラリーにも、インカレの写真追加しています。 http://gymlove.net/rgl/topics/gallery/


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2013年09月18日

東北ジュニア大会結果

東北ジュニア大会(全日本ジュニア予選)結果

9月14、15日に行われた「東北ジュニア」の結果は以下のとおり。
この結果、個人上位6名、団体上位3チームが、10月17~18日に行われる全日本ジュニアに出場することが決まった。

●団体競技

1位:滝沢南中学校 18.150
2位:キューブ新体操 17.600
3位:華舞翔新体操倶楽部 17.300

4位:滝沢南RG 15.900
5位:ホーク 14.500
6位:BLUE TOKYO Kid's 13.250
7位:酒田市立鳥海八幡中学校 12.300

●個人競技(4種目合計点)

1位:吉田和真(華舞翔新体操倶楽部)37.050
2位:佐藤綾人(キューブ新体操)37.000
3位:佐藤颯人(キューブ新体操)36.900
4位:佐藤嘉人(キューブ新体操)36.425
5位:田中啓介(華舞翔新体操倶楽部)35.450
6位:斎藤凌(ゆざジュニア新体操クラブ)33.950

7位:山内颯太朗(華舞翔新体操倶楽部)
8位:高橋雄人(滝沢南中学校)
9位:清水琢巳(華舞翔新体操倶楽部)
10位:吉田祥真(華舞翔新体操倶楽部)

なんと言っても、個人のレベルの高さには驚くしかない!
上位4人までが、合計得点36点超え。つまり平均して9点以上を出す力をもっているということだ。
ジュニアにとっては、9点の壁はなかなか高いものだが、東北では、その壁をやすやすと越えるジュニアが4人もいるとは!!

ちなみに、優勝した吉田和真の得点内訳は、スティック9.400、リング9.325、ロープ9.000、クラブ9.300となっている。2位の佐藤綾人は、スティック9.250、リング9.250、ロープ9.200、クラブ9.300というからおそれいる。

また、団体でも優勝した滝沢南中が、18点超え!

来る全日本ジュニアでは、この東北勢がおおいに存在感を示すことになるだろう。

※ジムラブ、新体操ギャラリーに写真追加しました。
http://gymlove.net/rgl/topics/gallery/

※ジムラブ、体操ギャラリーに写真追加しました。
http://gymlove.net/gl/topics/gallery/

※ジムラブに「イエローページ(新体操クラブ:九州)」をアップしました。連絡先、活動内容など詳しい情報をご存じの方は、ぜひご連絡ください。また、新たに掲載したいクラブなどございましたら、ぜひ情報をお寄せください。
http://gymlove.net/rgl/topics/club/2013/09/19/post-53/

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