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高浜原発 新基準での津波対策工事を公開
4月16日 19時25分

高浜原発 新基準での津波対策工事を公開
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関西電力は、福井県にある高浜原子力発電所の3号機と4号機について、新しい規制基準に基づいた津波対策工事が完了したとして、16日、報道陣に公開しました。
公開されたのは、先月完成した高浜原発の東側の海に面した取水路の防潮ゲートと、西側の海に面した放水口の防潮堤です。
このうち防潮ゲートは幅がおよそ44メートルあり、この地点で予想される最大の津波の高さ6メートル20センチよりも、2メートル30センチ高く設定されています。
関西電力によりますと、津波が予想される場合は中央制御室から遠隔操作でゲートを降ろし、海水の流入を防ぐということです。
また、防潮堤は全長およそ700メートルで、この地点で予想される最大の津波の高さ6メートル70センチよりも、1メートル30センチ高く設定されています。
関西電力は、防潮ゲートと防潮堤の完成で、高浜原発3号機と4号機の津波対策は完了したとしています。
しかし、高浜原発3号機と4号機は、14日、福井地方裁判所が再稼働を認めない仮処分の決定を出したことから、関西電力が目指す再稼働の時期の見通しは立っていません。

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